東海林さだおのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
週刊朝日で三十年以上もの長きにわたって連載したシリーズ
雑誌の性質上、マジメな読者から
お叱りのクレームを受けることもあったらしい
大の男が食べ物ごときにゴチャゴチャ言ってんじゃないっ
みたいなの
それでまあ大の男が
食べ物ごときを反骨精神混じりにゴチャゴチャ論じてきたわけだが
2020年、コロナ禍を迎えてついに
3回連続で食べ物の話は抑制されることとなった
呑み屋で罹患した志村けんが倒れ
外食を楽しむどころではなくなって
このシリーズも自粛ムードに飲み込まれる格好となり
それで何の話かといえばマスクの話
お口を覆い隠す時代に食べ物の話が憚られるのは自然だ
反骨の通用しない現実がそこにあった
単に老いて丸くなったせいかもしれんけど… -
Posted by ブクログ
ネタバレ食べ物について自分では到底考えつかないような観点から分析した結果をまとめていた興味深い一冊でした。
特にヌーハラ(ヌードルハラスメントの略)という言葉を本書で初めて知り
意味としては日本人特有のラーメン、そばを食べる際の麺を啜る音が周りの人に不快感を与えることだそうです。
日本人に生まれ過ごしてきてる以上今更ヌーハラに対し文句を言う人はいないと思いますが本書にもかかれていたとおり外国人にとっては不快に思う人は多く今後外国人の観光需要が回復してくるとふらっと蕎麦屋に寄った外国人が麺を一心不乱にすする日本人をみて「マナー違反」「食べ方が汚い」など思われる日がきてしまうのではないかと思うと食文化を外国の方にも理解してもらうまたは自分達が外国の食文化を理解することは時には難しいこともあると感じました。 -
購入済み
女性にオススメ
初めてこういった分野に足を
踏み入れてみました。
内容は総じてソフトな印象で
幸いでしたね。ノーマルな志
向の?女性向けの一冊だと思
います。 -
Posted by ブクログ
読書録「焼き鳥の丸かじり」3
著者 東海林さだお
出版 文藝春秋
p106より引用
“ 肝臓がんといえばがん界では横綱級の大
物。
でも、それほど大した横綱ではなかったら
しく、アヤシイ部分を切り取って一か月ちょっ
とで無事退院。”
目次より抜粋引用
“焼きそばにちょい足し
マッシュルームはかわゆい
数の子について考える
甘いもん
豆大福の豆物語”
漫画家でエッセイストである著者による、
食べ物に関する雑誌連載エッセイをまとめた
一冊。他社刊行作文庫版。
昼食後のエレベーターでの人間模様から料
理の発する音についてまで、比較的身近な食
べ物について自作の漫画と共に面白おかしく
綴られています。
上記の引用は、著者のガン入院に関しての
一節。
病気にはかからないのが一番ですが、ご無事
で何よりです。患った部位がもし胃であった
なら、この丸かじりシリーズも終了していた
のかもしれないと思うと、ファンにとっては
不幸中の幸いだったのではないでしょうか。
どうかお体を大事にしていただいて、これ
からも美味しく食べて面白く書き続けていた
だきたいと思います。
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Posted by ブクログ
読書録「ガン入院オロオロ日記」3
著者 東海林さだお
出版 文藝春秋
p12より引用
“ ぼくは毎年一回人間ドックにかかってい
て、その前年まで特にひっかかるところがな
かったのに、昨年(2015年)の秋、突然、肝
臓のがんマーカーが大きくはね上がった。”
目次より抜粋引用
“初体験入院日記
大冒険 水陸両用バス
〆切5分前
初詣はおねだりである
分類学入門”
漫画家でエッセイストである著者による、
身近な出来事を描いた雑誌連載エッセイをま
とめた一冊。同社刊行作文庫版。
著者本人のガン闘病記からオリンピックに
対する対談まで、自作の漫画と共に面白おか
しく綴られています。
上記の引用は、著者が入院することになっ
た経緯について書かれた項での一文。
毎年検査していても、手術をせざるを得ない
事態になるようです。私の知人も、毎年検査
していましたが、ガンが見つかって3年程で亡
くなってしまいました。人の生き死には、い
つどうなるかなんて、本当は誰にも分からな
い気がします。
闘病記がこうして出版されて、その後の連
載も続けられておられるようで、ファンとし
ては胸を撫で下ろす気持ちです。これからも
少しでも元気であられるように祈っています。
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Posted by ブクログ
読書録「メンチカツの丸かじり」3
著者 東海林さだお
出版 文藝春秋
p55より引用
“ できたらこの話、断りたいな。
誘ってくれたのは飲み仲間のM氏で、以前か
ら豆腐好きだとは聞いていたが、一食全部豆
腐というのはちょっとなあ、と心が塞ぐ。”
目次より抜粋引用
“すき焼き、廃墟となる
お餅は踊る
ヨーグルトの正義
稲荷ずしに異変
食べる前に見よ”
漫画家でエッセイストである著者による、
食べ物に関する雑誌連載エッセイをまとめた
一冊。他社刊行作文庫版。
すき焼き鍋の食後の様子から食べ物の容姿
についてまで、比較的身近な食べ物について
自作の漫画と共に面白おかしく綴られていま
す。
上記の引用は、豆腐専門の名店に誘われた
著者の心情。
美味しいものはとことん美味しいらしい豆腐
ですが、余程好きでないと著者のような気持
になるのかもしれません。実際に食べに行け
ば、きっと多くの工夫があって飽きることな
く食べられるのでしょうけど。
安定の面白さ。今日食べるものに迷ってい
る時や、食欲不振な時などに、ぱらぱらとペー
ジをめくると何か食べたくなる一冊ではない
でしょうか。
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Posted by ブクログ
読書録「目玉焼きの丸かじり」3
著者 東海林さだお
出版 文藝春秋
p202より引用
“ さっき「違いはほとんどわからない」と
書いたが、実際は「まったくわからない」。
店の人が、
「焼き加減いかがいたしましょう」
と三人の客に訊き、三人が、
「ミディアム」「レア」「ウェルダン」と答
え、訊いたほうは厨房の人に、「ステーキ」
とだけ告げるという外国漫画があった。
(どう焼いたって、客はわかりゃしないんだ
よ)
というオチである。
自信を持ってください。
どうやら世界中の人がよくわからないらし
いのだ。”
目次より抜粋引用
“きゅうりは誠実か
クサヤ好きの立場
トンカツ威風堂々
駅弁総選挙
ホカホカ大好き”
漫画家でエッセイストである著者による、
食べ物に関する雑誌連載エッセイをまとめた
一冊。他社刊行作文庫版。
野菜の名前と実情についてから酢蛸の食感
の問題についてまで、比較的身近な食べ物に
ついて自作の漫画と共に面白おかしく綴られ
ています。
上記の引用は、ステーキの焼き加減につい
て書かれた項での一節。
食べ物についてよくわかっている風な人が多
いようですが、本当はこんなものなのかもし
れません。日頃から常に肉を焼いているよう
な人たち位しか、焼き加減による美味しさの
違いは判らなさそうです。
読んでその日の献立を決められるくらいに、
身近な食べ物についての話が多いので、食欲
を誘うのにも夕食の参考にもいいシリーズで
す。
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Posted by ブクログ
はじめての「丸かじり」シリーズ。現在、私が住んでいるシンガポールはコロナウィルス対策のためのロックダウン中。レストランはデリバリー・持ち帰りのみが認められていて、Stay at Homeが求められている中、ランチのデリバリーが毎日の楽しみ。「丸かじり」に出てくる料理、食材の数々。。。普通の食材で普通の日本食を食べる喜び。日本人の食文化・食生活の普段気付かない「当たり前」を愉快に切り取っているこのエッセイは、とにかく空腹にさせてくれる。カタログギフトでどれを注文するか迷うのは、平和な日本の一場面じゃん。今は自粛自粛だけど、早く安全でフツーの生活に戻りたい。
★3つなのは、以前米原万里の書評で「抱腹絶倒」と評されていたけど、腹を抱えて笑うというほどではないかな、という感想だから。
つぎは何の丸かじりにトライするか思案中。