東海林さだおのレビュー一覧

  • 丸かじりシリーズ(38) メンチカツの丸かじり

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    世間はラーメンのスープを一滴残さず飲んでしまった人をどう見るか。もったいない精神の立派な紳士とは決して人は見てくれない。ひもじい人。さもしい人。卑しい人。はしたない人。そういう見方をする。危ない人という見方さえされる。カウンターに並ぶと隣の人の食べっぷりがよく見える。「隣の奴、スープを全部飲んじまいやがった」と思われる。思われるのは嫌だし悔しい。スープは丼の底から2~3センチ残すのが無難。
    ラーメンは徹頭徹尾全て食べきるを実践してきた自分。人間の尊厳に抵触する汚辱を味わわされた。
    このほか、メンチカツの序列、バターとパンの掟、ヨーグルトの正義など、どれもこれも目から鱗。これまでの人生を深く問い直させられた。

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    2018年09月15日
  • タコの丸かじり

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    丸かじりシリーズの1作目!
    初出が1987年ということは…30年前!?そんな昔から続いているシリーズなのですね。でも東海林さんの文章のノリや面白さは今と全く変わっていなくって、本当にすごいなと思いました。
    コンビニをコンストと略したり、今では当然な鮭マヨネーズのおにぎりにお父さんたちが抵抗を示していたり、時代を感じるのも面白い。

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    2017年04月26日
  • 丸かじりシリーズ(39) シウマイの丸かじり

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    ネタバレ

    丸かじりシリーズ39~シウマイは崎陽軒のシウマイ弁当だ。京王百貨店のご当地弁当フェアに行って、いつでも売っている弁当を買ってきてしまったという話。後、覚えているのは棒状の餅。ブロッコリの天ぷらは結構旨い。西洋料理にも中華料理にも蓋はない。吉野家が居酒屋を始めた。おにぎらず。永谷園はコンビニのおにぎりを茶漬けにするアイデアを断行~よくもまあ目新しい食い物を捜してくるよなぁ

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    2017年01月15日
  • キャベツの丸かじり

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    親の本棚にあったので。
    ハヤシライス、タンメン、キャベツ、釜飯など、そういえば身近だけど最近食べてないものを、このエッセイでまじまじと表現されてしまって食べたくなった。イラストに描かれるおじさまおばさまが絶妙。

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    2017年01月09日
  • さらば東京タワー

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    丸かじりシリーズと異なり、食べ物以外の話題も取り上げられていて読んでいて楽しかった。もちろん食べ物の話題も面白い。

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    2016年07月03日
  • 丸かじりシリーズ(38) メンチカツの丸かじり

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    丸かじりシリーズその38。
    「出し汁カフェ」が気になった。だしって飲むものなのか?いや、飲むものには違いないけど、お吸い物の「吸う」って感覚に近いような。何も入ってないだしだけを飲むカフェとは…色んなお店があるもんだ。

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    2016年05月11日
  • 丸かじりシリーズ(37) 目玉焼きの丸かじり

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    名は体を表す。いい例が腹野黒造。これはもう、誰が見たってはっきりしている。いい人だと思う人はいない。ここから先、僕はとても変なことを思いついて悩んでいる。一応書いてみるが「何だこりゃ」とページを閉じられるかもしれない。閉じるなら閉じろ・・・・。おかしすぎる。とても80近い爺様の書いた代物とは思えない。弾けすぎている。どのエッセイもタイトルに偽りなしのおかしろさ。「きゅうりは誠実か」「アボカドの身持ち」「しょース」「パセリ、その境遇」「おにぎりは左手で」「駅弁総選挙」「弁当の跡地」「アンコかわいや」「酢蛸の律儀」・・・・・。どこにでもある素材を見事に味付けしている。こんなありふれたモチーフで、どうして、こんなにおもしろいのか。思わず切歯扼腕、地団駄踏んでしまった。

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    2015年10月12日
  • 丸かじりシリーズ(36) サンマの丸かじり

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    丸かじりシリーズその36。
    パイナップルラーメンっておいしいのかな…。気になって調べてみたら限定でマママママンゴーラーメンというのもあるらしい。一体どんな味なんだ…。

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    2015年08月11日
  • タコの丸かじり

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    食に関するエッセイや読み物が好きな人にオススメ。
    今までこのジャンルでは女性作家ものしか手をつけていなかったけど、これを読んでみて良かったと思います。
    笑えるシーンもてんこ盛り!

    シリーズ物のなで少しずつ読み進めていこうと思います。

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    2015年05月03日
  • 丸かじりシリーズ(37) 目玉焼きの丸かじり

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    えーっと,シリーズ37です~20分歩いてスーパー銭湯でサウナに入って生ビールをジョッキで飲む。瓶ビールにマーボー豆腐は合わず,白飯とザーサイを貰って夕飯になってしまったり、餡子について考えたり、牛丼に鰻、胡瓜について考えたり、マンションに廊下で目玉焼きを焼く匂いを嗅いだり、アボカドについて考察したり,無花果の食い難さを再確認したり,駅弁と行楽弁当の違いについて考え,おにぎりのおかかの不当な扱いに怒り,弁当の梅干し跡に思いを馳せる~本当に食い物のネタって尽きないんだなぁ。和食が世界遺産に認定されたのがトピックスでした。次は,おにぎらずが出てくるね,きっと

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    2015年03月27日
  • ショージ君のぐうたら旅行

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    漫画家というよりも、エッセイストとして有名なショージ先生の初期のエッセイ。御存知の通り、食べ物関係が多い(それも駅そばや近所の定食屋)東海林さだお氏なので、食べ物がメインでない、さらには遠くに行こうとするエッセイは、若干切れが悪い。でもまあ、食べ物のエッセイでも食べ物に関してあーだこーだ味を説明するでなく、こだわりの部分が面白いのであるが、初見の土地については、あまりこだわりは感じられないのが残念。
    まあ、ダラダラーっと読むには、非常にいい本であるのは間違いないです。

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    2014年09月30日
  • 平成サラリーマン専科 ニョーボもマキコも丸かじり

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    読書録「平成サラリーマン専科ニョーボもマキコも丸かじり」3

    著者 東海林さだお
    出版 講談社

    p147より引用
    “つまり魚も人間も
    大多数は出世しないってことなんだよナ”

     漫画家でエッセイストである著者による、
    平凡なサラリーマンの様子を描いた一冊。
     リストラについてから年末の福引について
    まで、ユーモアと皮肉と哀愁ただようネタで
    描かれています。

     上記の引用は、飲み屋で出世魚について話
    している場面での、店主の一言。
    皆が皆出世してしまったら、誰も現場にいな
    くなってしまうでしょうから、出世というの
    は常に誰かを押さえつけてするものでしょう。
    本当に出世したかったら、自分で会社を立ち
    上げるのが一番の方法かもしれませんね。
    最初から社長です。
    大学を卒業するだけの実力があるのなら、こ
    の方法が有効なのではないかと思います。
     デジカメの画素数の話題で、200万画素と
    か言われていたり、パソコンが苦手な年配の
    話で出てくるモニターがブラウン管だったり
    と、時代を感じさせます。

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    2014年09月14日
  • レバ刺しの丸かじり

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    内容紹介
    「丸かじりシリーズ」第35弾。秀逸な観察眼が今回も冴えわたる!
    ――とナルト、ナルトは/シラスおろしの法則/おかめうどんのカマボコ/蕎麦のズルズル/納豆ジャニーズ論/刺し身を味噌で/鮟鱇を尊敬す/ニュースタイルお節/今、牛乳スタンドは/塩鮭をほぐして売ってもいいのかッ/お吸い物の地位は?/塩むすび復活す/妻という字にゃ勝てやせぬ/君よ知るや春雨の素性/雪見酒の法則/干しぶどうの堂々/カマスの立場/焙じ茶をめぐる冒険/「12球団弁当」の問題点/フライフルコースを望む/恋しきレバ刺し様/お~いラー油/餃子の七不思議/行ってきましたスカイツリー/柿の種誕生物語/レバ刺しはこのまま消えてもいいのかッ……。

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    2013年12月19日
  • 丸かじりシリーズ(36) サンマの丸かじり

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    丸かじりシリーズ36~サンマを焼くコツは水分を逃さないことで,フライパンでも可能。しかし,フライパンの方が小さくて,泣く泣く尾頭を落とす。冷蔵庫が小さくて,20年前の梅干しが桐箱のまま,鎮座している。ある店の月見うどん(広辞苑に蕎麦はあって,うどんはない)の卵は,海苔の上に乗っている。缶詰・ゴボウ・小倉トースト・鱈子で作るカラスミ~味噌煮込みうどんを作って,卵を落とした。最後に残った卵を御飯の上に載せ,味噌の汁を加減して掛けて食べたぞ。1937年生まれで,来年喜寿? 旭日小綬章を2011年に受けている

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    2013年12月15日
  • レバ刺しの丸かじり

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    もう何年続いているのだろう、このシリーズは。
    東海林さだお氏の食い物エッセイシリーズ。
    相変わらず、目の付け所が面白い。
    今回は、特にもう二度と食べられなくなってしまったレバ刺しについてのエッセイが三本も収録されている。
    氏もよほど残念だったのであろう。
    あの独特の食感と味わいを持ったレバ刺しは、日本では2012年6月30日を持って消滅してしまった。
    なんとも無念である。
    どこぞの焼き肉店がつまらないミスでの死亡事件さえ起こさなければ、まだまだ永遠に続いていたであろう、比類なき魅力を持った食べ物、レバ刺し。
    この本で東海林氏が提案しているように、ふぐと同じように免許制にして復活させてほしいものである。
    ああ、懐かしきレバ刺しよ。何とかもう一度出会えないものだろうか。

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    2013年03月28日
  • レバ刺しの丸かじり

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    丸かじりシリーズ35で1200円~読み終えて印象深いのは,やっぱりレバ刺し,そしてレバ刺しのまがい物。後は,プロ野球弁当1500円の広島・もみじ饅頭,スカイツリーのしイカ,蜜柑,鰺フライ,カマス,焼き解し鮭缶,ぶどうパン,ベーコン,伸び~る食い物,雪見酒・・・くらいかな~食い物のエッセイって永久不滅だなぁ

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    2013年03月05日
  • 東京ブチブチ日記

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    ショージさんと読む三行広告がオモシロかったです。一人では読み取れなかったです。○に略語の意味があるとははじめて知りました。

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    2013年02月11日
  • レバ刺しの丸かじり

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    まだまだ休暇気分が抜けず固い内容の本は体が受け付けない様子なので、通勤時に楽に読めるという定番・東海林さだおの「丸かじり」シリーズ最新刊だ。

    このシリーズに関しては国民的エッセイ、エッセイ界の寅さんとも称される(って、今私がここで思いついたのだが)もので、その出来や内容については何も言うべきことがないのが当然である。

    が、しかぁしである。本作においてはとっておきのお宝情報が含まれているのである。それはあの「元祖浪花屋・柿の種」の誕生秘話に激しく迫るのだ。

    時は大正末期、米所、越後は長岡出身で煎餅屋を営む今井與三郎とその妻さきの物語。おっちょこちょいなのか、慌てものなのか、それともがさつなのかは判らないが妻さきのちょっとした行いが柿の種を生んだというのだ。

    だがこれ以上、秘密をここで明かすわけには行かない。詳しい経緯は本書を読んでのお楽しみだ。

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    2013年01月07日
  • キャベツの丸かじり

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    他に何冊か読んだ「丸かじり」シリーズに比べると、今ひとつ盛り上がれなかったが、うどんの打ち方の回は本当に参考になった。
    自分でうどんを打った時に抱えていた悩みをスッキリ解決してくれた。
    また、うどんを打ってみようと思えた一冊。

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    2012年11月13日
  • 東京ブチブチ日記

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    「東京ブチブチ日記」3

    著者 東海林さだお
    出版 文藝春秋

    p81より引用
    “どうも料理番組は、見ていて身もだえすることが多いようだ。
    このたぐいの女は、
    何を食べても「おいしい」としかいわない。”

     漫画家でありエッセイストである著者による、
    日々の生活や旅での出来事をつづったエッセイ集。
    定食屋評論からひねくれたスポーツの見方まで、
    いつもながらの楽しい言葉で書かれています。

     上記の引用は、
    料理番組に対する著者の意見。
    最近は大げさに身振りを入れて、
    大声で美味しいうまいと言うことで、
    美味しさを表現しようとしているところをよく見ますが、
    あまりやられすぎると美味しそうに思うよりも先に、
    うるさくて嫌になることがあります。
     私が言うのも何ですけれども、
    引用の美味しいとしか言わないレポーターの方については、
    味を表現する事で仕事をするのならば、
    美味しいの一言以外に何か言って欲しいとは思います。
    けれどテレビの放映時間の枠との兼ね合いもあるのだろうなと、
    そう思うと食べ物の感想を簡単に言うには、
    美味しいの一言にならざるを得ないのかも知れません。

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    2012年06月10日