【感想・ネタバレ】ショージ君のぐうたら旅行のレビュー

あらすじ

いつのまにか旅から哀愁とロマンが失われ、ただ騒々しい団体さんの移動となり下ってしまった。これではあんまり旅が可哀そうだ。このような世の風潮を嘆きつつ、ショージ君がホンバモノの旅を求めて、日本最北端の地で涙と鼻水をたらし、信濃路でタヌキ汁を賞味し、はるばる小笠原で昼寝をし、下町でバアチャンと芝居を見てまいりました。ついでに川上宗薫センセイに“モテ方”をたずね、五木寛之センパイに金沢を案内してもらうショージ君の抱腹絶倒の旅。

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Posted by ブクログ

漫画家というよりも、エッセイストとして有名なショージ先生の初期のエッセイ。御存知の通り、食べ物関係が多い(それも駅そばや近所の定食屋)東海林さだお氏なので、食べ物がメインでない、さらには遠くに行こうとするエッセイは、若干切れが悪い。でもまあ、食べ物のエッセイでも食べ物に関してあーだこーだ味を説明するでなく、こだわりの部分が面白いのであるが、初見の土地については、あまりこだわりは感じられないのが残念。
まあ、ダラダラーっと読むには、非常にいい本であるのは間違いないです。

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2014年09月30日

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