東海林さだおのレビュー一覧
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丸かじりシリーズ38~すきやき(廃墟か?)・魚板とは(蒲鉾)・森下「みの家」で(さくら)・トンカツ(几帳面に食べる)・餅(ガスコンロで焼く)・湯豆腐と(昆布)・2014年の雪で(転ぶ)・笹乃雪(豆腐料理)・まいう~(石ちゃんの)・カタイ(ビーフジャーキー)・クッキー(缶入りの)・昆布茶(飲み物か?)・最近見ない(角砂糖)・カフェ?(出し汁の!)・丼物の別居(わかれ)・食べ物か飲み物か(ヨーグルト)・調味料ラウンドテーブル(って云う?)・ポショ(ポン酢醤油を詰めて云うと)・わさび・稲荷寿司(スティックになってお洒落だが、ずぼらさがよかったと気付く)・三種入り(うどん・そば・ラーメン)・カップ焼きそばUFOを食べて(W杯へ)・トースターから出した焼きたてのパンに冷蔵庫から出したてのバターを塗る(無理だね)・W杯記念の食い物(コンビニで)・焦げ目が旨い(特に餃子)・らっきょう・ケーキ(中でもチーズケーキ)・裏側(焼き魚の)・多様化(そーめんつゆ)・ビール飲み放題バイキング(中野サンプラザで¥5000)・闌(生ビールのジョッキの把手は)・メンチカツ(ハムカツより下の扱い)・煮干し・量り売りのハンバーグ店(注文が難しすぎる)・食べる前に見る…例えば(高橋由一の塩鮭)~出し汁1杯¥100…安いか高いか妥当か。らっきょうが好きなのは隠すべき事か。外食の一番人気メニューはハンバーグらしいから,他との違いを演出する店も出てくる訳ね。好きだなぁ…東海林先輩の食い物エッセイ!感覚が年寄り染みていなくて若い!
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正月のモチ、タンメン、フタ etcをここまで語れる人は、東海林さだおを置いて他には居ないだろう。
東海林氏の偏執的執着な目が、上から見たり、下から見たり、右斜め上から見たり…、時には解体して、湧き上がる興味の限りを尽くして見ているからであろう。
阿川佐和子氏の解説にもその一端が書かれている。
東海林氏の飽くなき探求が読者を飽きさせず、永く「あれも食いたい、これも食いたい」(週刊朝日)シリーズを続けさせているのである。
凄いの一言だ。
阿川氏が解説を書いている週の週刊朝日の同シリーズに369回と書かれていたらしいが、それから10年近く経過した現在も続いているのだから、正に脅威だ。
そして、それが編纂された丸かじりシリーズを全巻買い続け、何度も何度も読み繰り返す自分も脅威だと思う。(笑)
最近、ピチャピチャ男を普通に見るようになり、それが異常な存在ではなくなった。
「暮れに打つウドン」を読み、自分でもウドンを打ってみたいと思う。
このシリーズは、料理本として読むことも出来る。
男めしに目覚めた最近、それに気づいた。 -
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なつかしのイモのツルを食べてみる、ビアホールにおける“枝豆まじりの人は大したことない”の法則の発見、あこがれの「粋に蕎麦屋で一杯」に挑戦…。何気ない日常にここまでの考察をする筆者に乾杯。
「丸かじり」シリーズの第3弾です。芋のツルに始まってビアホールの枝豆。スキヤキにおける最初の肉の「役割」。身近な食材を材料に、よくここまで豊穣なエッセイがかけるもんだなと思いながら読んでいました。このエッセイは内容も面白く、一冊一冊の分量が薄いので、筆者のイラストもあいまってマンガ感覚で読める手軽さがありがたいです。
個人的に面白かった回はビン詰めの対する愛着を語る回。これは面白かったです。日ごろ、酒のつまみにもご飯のおかずにもなってしまう酒盗などの瓶詰めをあれだけ愛情を持って語られてしまうと、
「よし。俺も今晩は海苔の佃煮でご飯を一杯」
なんていう気にさせられてしまうのですから本当に不思議なものでございます。
次に人間ドックがあがったときに食べるトンカツの回ではトンカツ屋のお上は血色がよくなくてはならぬという、という個人的極まりない「偏見」から始まり、『昼飯はソーメン』という人と『昼はステーキ』という人の歩き方の早さがおのずと違う、ということがイラスト入りで解説されているくだりを読んだときには思わず噴出してしまいました。
最後に夏のスタミナメニューとしてどじょうを食べる回は『丸』といって骨も内臓もとられていないどじょうがなべで煮られていって、それをそのまま食べるという話には、かねてからどじょうを(初めてではないが)食べてみたい自分にとって、強烈な欲求を喚起させる筆致でありました。この本は現在絶版だそうで、一刻も早い復刻を切望いたします。 -
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現在深刻な問題となっているNEETの先駆け的自伝小説。とは言っても『ひきこもり』がテーマというわけではない。青春時代誰もがやってしまうであろう馬鹿な行動、歪んだ妄想、その他もろもろ、ほろりとしてしjまうような場面もしばしば。
この本は、筆者が漫画家としてデビューするまでの人生を綴った作品である。
少年時代に漫画を書くのが好きだったこと。
この本を読んで、誰もが『アハハ、コイツ馬鹿だなぁ』と思うだろう。どこか抜けていて、でも憎めない行動。漫画を出版社に持ち込んで、さも当然のようにそれが大ヒットすると信じ切っている。こんな無謀で間の抜けたショージくん。
だがこれはだれしももっている恥ずかしい体験ではないだろうか。
人間はいつも特別になりたいと考えている。程度の差はあれ、初めてやったスポーツで才能が認められたらどうしようとか、心の底では思っている。だけど理想は遠くて、現実は近くて。
部屋で日がな鼻毛を抜いたり映画を見に行ったり、ショージ君はそんな日々を過している。
だがある日、親友の福地泡介の家の牛乳受けをみて、そんな無駄で怠惰な日々からの脱出を決意する。『次の日から猛然と漫画を書き始めた』というほど人生は簡単ではなかったが、それでも人生は動き始めた。いや、彼が動かしたのだ。
初めて漫画が雑誌に載った時、掲載率がどんどん高くなっていった時、彼は少しずつ大人になっていくのだ。だれがなんと言おうとあの日、ショージくんは輝いていたのだ。
若さ、それは万人が持っていた日々、そして誰しもが無駄に過した日々。
人生の大抵は、そういうものでしかないのかもしれない。だがそれを帰るのはほんの少し、ほんの少しの努力でいいのだ。
若者必携の書。
特に中高生に読んでもらいたい作品である
テーマ
・『若さ』
・『僕はモテナイのだ』
・『早稲田大学に入ってからの怠惰な日々』
・『福地の家には牛乳が置いてあった』