【感想・ネタバレ】サラリーマン専科(1)見栄もほどほどの巻のレビュー

あらすじ

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可愛いOLに迫られ歴ナシ、社長をめざす野心もナシ、せめてなりたや係長……。いじましくもせつない、仕事に打ちこむサラリーマン生活の喜怒哀楽を痛烈かつ絶妙のユーモアで温かく描いて爆笑を誘う。週刊現代で最長連載、全国サラリーマンの圧倒的支持を誇る東海林さだおの大傑作、待望の文庫化第1弾。

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Posted by ブクログ

「サラリーマン専科1」3

著者 東海林さだお
出版 講談社文庫

p15より引用
“そういう方のためにこういうコーナーを新設しました”

漫画家でありエッセイストである著者による、
フツーのサラリーマンの日々を描いた一冊。
朝ごはんの様子から住んでいる場所に関してまで、
皮肉のきいたネタが満載です

上記の引用は、
お中元に関するネタの中の一文。
お中元の少ない人向けの、
家族に見栄を張る為のコーナーの紹介。
見栄を張るのも大変だなぁと思うと同時に、
中元の少なさを嘆く家族なんて要らないなぁとも思いました。
著者はサラリーマン経験は無いそうですが、
いかにもありそうなエピソードが書かれているところに、
著者の想像力の強さを感じます。
p26の新人獲得に関するネタに、
当時の景気の良さが表れているのではないでしょうか。

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2012年07月12日

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