吉川英治のレビュー一覧

  • 三国志(六)

    Posted by ブクログ

    劉備率いる蜀の陣容は、関羽、張飛、趙雲に加え馬超、魏延、黄忠、馬良など、いよいよ役者揃いの模様。
    こうした武将たちが魏、呉を相手に立ち向かうシーンは読んでてわくわくした。そしてこの役者たちを最大に活かすのが、軍師諸葛孔明。最高の作戦は勝利に欠かせない。相手の戦力分析もまことに鋭く、的を射ている。
    この時が最も蜀に勢いがあって、非常に面白い。
    孔明に並ぶ参謀である龐統が若くして死んでしまうのは誠に悲しいが、これも過去世の宿業所以なのか。因果の法理の厳しさを痛感。

    曹操、劉備も歳を重ね、考え方も固まり、保守的になりなんとなく老いてきているのが伺える。この2人がそれぞれ一国を築けたのも、周りの人物

    0
    2020年05月16日
  • 私本太平記(八)

    Posted by ブクログ

     7巻まではものすごく面白いのですが、8巻から急に駆け足になります。というか、作者の体調の問題でやむを得ないのでしょうが、義貞なんかいつのまに舞台を去ったの、というあっけなさ。
     湊川後もとても面白い(混沌とした)展開があるのでそれを最後まで読みたかった気がします。
     それでもとても楽しい作品でした。

    0
    2020年02月01日
  • 私本太平記(六)

    Posted by ブクログ

     後醍醐天皇の元、集った将帥がついに袂を分かちます。
     それにしてもこの時代の物事の進みの早さは凄いですね。

    0
    2020年02月01日
  • 私本太平記(四)

    Posted by ブクログ

     前半の大クライマックス。
     徐々に盛り上がっていく様が。
     音に聞こえた千早城の戦いが描かれます。

    0
    2020年02月01日
  • 私本太平記(二)

    Posted by ブクログ

     登場人物が本当に魅力的。
     本巻より楠木正成が登場。
     後醍醐天皇、新田義貞、佐々木道誉、護良親王、足利直義、高師直、赤橋守時・・・挙げていくときりがないですね。

    0
    2020年02月01日
  • 三国志(一)

    Posted by ブクログ

    吉川氏の三国志、実は学生の頃一度読みかけて挫折している。しかし30歳を越えて落ち着いた心で読み進めると面白くてたまらなかった。(歳は関係ないか!)少しでも三国志をかじっていれば、劉備、関羽、張飛らの名前が出てきただけで心踊らぬ訳はないです。解り易い勧善懲悪だけに、感情移入がしやすい。登場人物もみな魅力的で、三国志入門の良書だと思う。

    0
    2019年10月18日
  • 三国志(二)

    Posted by ブクログ

    私にしては、とてもハイペースで読み終えた。呂布による董卓の殺害後、曹操、孫策の台頭、そして時折登場する劉備たち。絶妙なバランスでストーリーは進行していく。一番感動したのは、悪来典韋を想う曹操の気持ちだった。

    0
    2019年10月18日
  • 三国志(三)

    Posted by ブクログ

    呂布の人間くさいところが好きだったのに、あっけない最後だった。それにしてもこの巻は、関羽の玄徳に対する義の篤さ、張飛の意外な才略等が垣間見え、三兄弟の絆の強さが深く感じられた。私にも弟が二人いるが、劉備たちを範としたいものだ。

    0
    2019年10月18日
  • 三国志(四)

    Posted by ブクログ

    ついに諸葛亮孔明登場!名前は知っていたが、劉備の軍師だったのね(今知った)話は加速度的に面白くなっていく。それにしても劉備が女々し過ぎてイラっとくる。

    0
    2019年10月18日
  • 三国志(五)

    Posted by ブクログ

    ついに赤壁の戦いへ突入。レッドクリフ観ていないので観たくなった。それにしても曹操って死地に陥る事が多くないかな。まぁ負ける時は負ける、その潔さが彼の魅力かもしれないけど。あと、孫権の妹が愛らしい。

    0
    2019年10月18日
  • 三国志(六)

    Posted by ブクログ

    ようやく劉備が蜀を治め、一国の王となる。馬超もついに帷幕に入り、重厚な陣容となってきた。黄忠と厳顔のお年寄りコンビの活躍は一読の価値あり。龐統の死は残念。

    0
    2019年10月18日
  • 三国志(七)

    Posted by ブクログ

    桃園の義も今は昔。関羽、張飛、劉備、また曹操も。およそ主要な人物は没してしまって一抹の寂しさを憶える。孔明の南蛮遠征も何故か虚しく感じる。この寂寥感も三国志の味わいのひとつなのだろうか。

    0
    2019年10月18日
  • 三国志(八)

    Posted by ブクログ

    およそ三ヶ月かけて読破。孔明の無念さだけが残る、あまりにも寂しい結末。関羽・張飛・趙雲らの様な良将すでに亡く、自らの命を削って劉備の遺詔を守ろうとした姿に心打たれる。孔明がもう十年存命であったら、中国の歴史は変わっていたかもしれない。何にせよ「どこに救いを求めて良いのか」そんな気持ちが漂う読後感だった。

    0
    2019年10月18日
  • 三国志(一)

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読み返してみた。
    人物の名前や地名など、すぐ混乱してしまうので、一覧表があると便利かも…。
    文章にキレがあって読みやすい。

    0
    2019年06月23日
  • 新書太閤記(七)

    Posted by ブクログ

    本能寺の変により、織田信長が明智光秀に討たれる。
    これにより、日本が大混乱に陥る。
    誰が天下を取るか。
    光秀、家康、秀吉。
    それぞれが、それぞれの思惑により、勇躍する。
    いよいよ、秀吉の天下取りの物語が動き出した。

    0
    2019年05月19日
  • 新書太閤記(二)

    Posted by ブクログ

    何事も前向きに捉え、道を切り開いていく藤吉郎。
    全ては、己の考えが正しい。
    だが、それが読んでいて不快ではない。
    己の信念を貫いているからだろう。
    藤吉郎の他、織田信長、今川義元、松平元康、犬千代など、色濃いキャラクターが思う存分、暴れ回った第二巻。

    0
    2019年02月15日
  • 宮本武蔵(8)

    Posted by ブクログ

    何回読んでも、武蔵と伊織の再会の場面、武蔵とお通の別れの場面では、必ず涙が流れる。
    極上の物語を生んでくれた吉川英治には、本当に感謝したい。
    昭和、平成と時代を超え、次の時代にも、永遠に語り継がれる大名作。

    0
    2019年02月03日
  • 宮本武蔵(7)

    Posted by ブクログ

    元が新聞小説であるので、飽きさせない工夫により、マンネリにならない。
    これは、簡単にできることではない。
    そして、何回読んでも新鮮である。
    ここまで、飽きがこない物語を作れる吉川英治は、天才だ。
    さすが、国民的作家と呼ばれるだけある。

    0
    2019年01月26日
  • 宮本武蔵(6)

    Posted by ブクログ

    たとえ、罵られ、馬鹿にされて笑われようと、自分の信じた道をただ、ひたすらに突き進む武蔵。
    どこにいても、何をしていても剣の修行になる。
    自然という師、伊織という新たな弟子を持って、武蔵が生き生きしているように感じる。
    吉川英治の描きたかった武蔵ではないだろうか、という気がしてくる。

    0
    2019年01月19日
  • 宮本武蔵(5)

    Posted by ブクログ

    [再読]
    人は、出会いと別れを繰り返し成長してゆく。
    いい出会い、悪い出会い、偶然的な出会い、必然的な出会い。
    それらを全て含めて、己の人生ということなのだ。
    その出会いが自らの師になっていく。
    師を求めなくても、我々の師は、すぐ隣にいるのだ。

    0
    2019年01月14日