吉川英治のレビュー一覧

  • 宮本武蔵(8)

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    何回読んでも、武蔵と伊織の再会の場面、武蔵とお通の別れの場面では、必ず涙が流れる。
    極上の物語を生んでくれた吉川英治には、本当に感謝したい。
    昭和、平成と時代を超え、次の時代にも、永遠に語り継がれる大名作。

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    2019年02月03日
  • 宮本武蔵(7)

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    元が新聞小説であるので、飽きさせない工夫により、マンネリにならない。
    これは、簡単にできることではない。
    そして、何回読んでも新鮮である。
    ここまで、飽きがこない物語を作れる吉川英治は、天才だ。
    さすが、国民的作家と呼ばれるだけある。

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    2019年01月26日
  • 宮本武蔵(6)

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    たとえ、罵られ、馬鹿にされて笑われようと、自分の信じた道をただ、ひたすらに突き進む武蔵。
    どこにいても、何をしていても剣の修行になる。
    自然という師、伊織という新たな弟子を持って、武蔵が生き生きしているように感じる。
    吉川英治の描きたかった武蔵ではないだろうか、という気がしてくる。

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    2019年01月19日
  • 宮本武蔵(5)

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    [再読]
    人は、出会いと別れを繰り返し成長してゆく。
    いい出会い、悪い出会い、偶然的な出会い、必然的な出会い。
    それらを全て含めて、己の人生ということなのだ。
    その出会いが自らの師になっていく。
    師を求めなくても、我々の師は、すぐ隣にいるのだ。

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    2019年01月14日
  • 宮本武蔵(4)

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    ストイックなだけでは、駄目であると学んだ武蔵。
    張り詰めているだけでは、ピンと張った糸は必ずいつかは、切れてしまう。
    そうならない為にも、どこかで弛ませないとならない。
    飴と鞭は、使いようである。

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    2019年01月08日
  • 宮本武蔵(3)

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    脇役に光が当てられている三巻。
    武蔵とすれ違い、人生を翻弄されている、お通、朱美、お杉婆の三人。
    武蔵は、ひたすらに剣の道を究めんとする。
    そのストイックな姿勢が万人の支持を得ているのではないだろうか。
    中弛みなんか無い。
    ひたすら全力で吉川英治の筆が冴え渡る。

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    2019年01月04日
  • 宮本武蔵(2)

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    [再読]
    武蔵、又八、お通、佐々木小次郎、それぞれの人生が動き出す。
    それぞれが、自分の目標を持ち、それに向かって駆け出す。
    出会いと別れを繰り返し、武蔵も成長してゆく。
    何事も近道は無い。
    遠回りでも、それが自分にとって成長してゆく大切なのプロセスなのだと思える。
    何事も経験だ。

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    2018年12月24日
  • 上杉謙信

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    上杉謙信というタイトルだが、上杉・武田両方の視点で川中島の戦いを描く。
    互いが互いの腹を読みあい、裏をかこうとする。
    吉川英治のごつごつした文章が、なぜかつるつると気持ちよく入ってくる。

    歴史の結果は知っているけれども、謙信の視点に立てば捨て身の戦法が功を奏するのではないかと、信玄の立場になれば地の利と数で大勝するのではないかと、わくわくしながら読み進める。

    そしてタイトルの上杉謙信。
    戦国武将でありながら、あまりにもストイックで、理想主義。そして無私の人。
    これがフィクションの創造物ならできすぎだ!と言うところだけど、古文書にも記されている事実なのよねえ。

    同じ時代に同じ器量の武

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    2018年12月18日
  • 三国志(四)

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    曹操がいよいよ勢力を強めて、戦う度に覇者に近づいて行く。
    劉備は曹操の勢いに抗えるわけもなく、踏みにじられてしまうが、豪傑の忠臣関羽が曹操に一時降伏するところが最大の見所かな。
    よく関羽の条件を曹操が飲んだものだ。恐るべし関羽。

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    2018年04月08日
  • 三国志(七)

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    関羽が討たれ、張飛も没す。
    曹操も死、世代交代が進む。
    劉備が倒れ、孔明に引き継がれ、主役はその孔明に移る。
    そして、南蛮遠征へ。

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    2018年01月13日
  • 三国志(六)

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    魏の曹操、赤壁の痛手より西涼州の馬騰をもって蜀にあたろうとするも、途中馬騰は曹操に首を切られる。
    孔明の活躍で蜀が盛り返し、魏・呉・蜀、ますます三国の力強大となる。

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    2018年01月05日
  • 三国志(五)

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    ここでの主役は孔明に移り、孫権が、かの赤壁の戦いで曹操を破る。その後、劉備は劉備で、荊州を治める。
    相手の裏の裏をかく謀。孔明と周瑜を中心に、この中盤を彩っていく。

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    2018年01月03日
  • 三国志(四)

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    2018年初の本は、吉川英治三国志(四)
    曹操に捕らわれていた関羽が劉備の存命を察知し当初の約束通り遠く劉備の元に戻る件より、劉備がかの有名な三顧の礼を以て諸葛孔明を登用し、少数の兵力ながら策を巡らせ曹操と対峙しているあたりまで。

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    2018年01月02日
  • 三国志(三)

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    玉璽を手元から離さない袁術の件から始まり、曹操・呂布・劉備間の謀。そして、曹操の陣営に匿われた関羽と、劉備との再会への道筋まで。

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    2017年12月31日
  • 三国志(二)

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    董卓が謀られ、死し、孫堅が討たれる。
    曹操、孫策、劉備が力をつけるなか、玉璽が袁紹の手に渡る。いよいよ三国時代手前の様相を呈してくる二巻目。

    ただ、このペースだと全8巻は、年末年始に読み終えられない…。

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    2017年12月31日
  • 三国志(一)

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    今更ながら、ようやく手に取る機会を得る。
    言わずと知れた、かの吉川英治さんの三国志の(一)。年末年始の休みを使って一気に読み終える心意気であります。
    出だし、黄巾賊の来襲から、劉備青年が、張飛、関羽を出会い、董卓の長安遷都あたりまで。

    吉川英治さんの文体は常に男心擽り、無意識に先へ先へと読み先を誘う。先を読むのが楽しみであり、(二)へ続く。

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    2017年12月30日
  • 三国志(八)

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    8巻と分量は多いが、非常に読みやすく、あっという間に読み終えることが出来た。

    以下、この本から示唆を受けたことを列記。

    ・信賞必罰は組織を強くするために必要。
    ・何か事を起こす時は、十分な下調べをして、必勝の態勢で臨むことが大切。
    ・敵を欺くのであれば、味方すら欺くことも大切(要は、大事は慎重に進める必要あり)。
    ・苦手なことは手を付けてはいけない。(劉備玄徳の最後は・・・)

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    2017年08月01日
  • 宮本武蔵(1)

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    子難しくなくて解りやすいので、どんどん読めます。
    獣のような武蔵(たけぞう)から、三年後には宮本武蔵に改め、知性や礼儀を身につけた武蔵は結構色っぽくも映ります。
    現実には無い表現もすこーしあって、それが比喩であれど「燃える」武蔵を表現するにはぴったりだったりもします。
    とある漫画で宮本武蔵が気になったので、オトナ買いしましたが、手に取って良かったです。

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    2017年05月14日
  • 新・平家物語(一)

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    いまさらながらの平家物語。そして、いまさらながらの吉川英司。

    文庫16冊という、この大作に手をつけるかどうか、迷うばかりであったが、いまこれに取りかかることに決めた。

    悩むことはなかった。数ページを読んで、たちまちこの作品と出会ったことに感謝の気持ち。この読み手を一瞬に惹きつける力こそが吉川英司の凄みであるといえよう。

    たんなる歴史小説なのではない。そこに書かれているのは、想い・苦しみ・悩み・愛憎・妬み・裏切り・確執などから逃れられない、生身の人間の姿。ひとりひとりの生きざまが歴史というものをつくりあげていく。

    【このひと言】
    〇愛情はすべてを越えた愛情であるときに、ほんとの美しさを持

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    2017年05月07日
  • 三国志(八)

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    初めてこの作品を読んだのは、某無双ゲーム(灰色っぽいパッケージで、弩兵が最強なあれ)の影響で三国志に興味を持ったのがきっかけで、中学生の頃だった。
    その後しばらく三国志からは離れていたのだけれど、つい最近、手持ちの本を整理していたら、半ば黄ばんだこの文庫本が出てきた。
    懐かしいなぁ〜という思いから、第一巻の冒頭を眺め始めたが最後、半月くらいで全部読んでしまった。

    三国志を初めて通しで味わった時の印象は、中盤までが劇的で面白いということだった。
    貧しい劉備が決意とともに立って、呂布や董卓が討たれ、袁紹を平らげて着実に力をつけていった曹操が、孔明の登場によって赤壁で苦渋を舐め、孔明の意図通りに、

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    2017年03月19日