吉川英治のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
お通・城太郎の旅路
朱美の受難
小次郎の登場と又八との出会い
清十郎と武蔵の立ち合い、そして伝七郎の登場
が描かれています。
武蔵の剣も精神も更なる研鑽を見せています。
光悦との出会いにより、今後どうなっていくのか楽しみです。
武蔵を追うお通と朱美の運命が悲惨すぎます・・・。
朱美は清十郎に犯され、後に小次郎の狂った愛を受けることになるし(ここでは小次郎はかなりの危険人物として描かれています)、お通はお杉婆に苦しめられることになります。
彼女らの旅もどうなっていくのでしょう。
この巻では人間模様が多分に描かれていると感じました。武蔵を中心に動いていく奇妙な人間の縁、どうなっていくのか楽しみです。 -
Posted by ブクログ
一巻~八巻全部の感想
コミック「バガボンド」を二十巻ぐらい読んでから、この本を手にとりました。コミックで、ある程度人物をイメージできてたので、長いなが~い長編でしたがサクサク読めました。
武蔵、お通、又八、城太郎、吉岡、お杉婆、朱美、佐々木小次郎もろもろ、それぞれの視点からのストーリーも描かれおりよかったですね。
お通の武蔵を想う恋、武蔵に異常な執念を燃やすお杉婆、武蔵と親友であった又八の裏切り、嫉妬・・・
コミックと違い(原作だからそれはそうか(笑))、佐々木小次郎は高慢で憎らしいキャラクターでいかにも悪者という感じでした。さすが、最後のラストボス(笑)武蔵と最後の闘いは、あっさりでしたが、あっぱれな敵でしたね。
「小次郎、負けたりっ」の言葉は有名!読めば凄さがわかります!! -
Posted by ブクログ
曹操も悪人ってわけじゃないんだなぁ。
前もそう思っていたけれど、今回も思った。
あれだけ優秀な武将を集めて離さずに上手に用いるのはすごい。
さすがに、三国時代を勝ち抜くだけあるんだなぁ。
呉は孫策が死んで、孫権に代わった。
孫権って曹操や劉備より20歳近く年下なのか。若!
劉備は負けまくってボロボロになっていた。
関羽の話す泥魚の話がいい感じだった。
泥魚っていう魚は川が干上がると体を泥にくるんでじっと横たわる。鳥に食われることもない。でも、水が戻ってくると、泥をはいで、自由に動き回る。「――人間も幾たびか泥魚の隠忍にならうべき時期があると思うのでございまする」
劉備はこの巻の後半で孔明を得て、これから盛り返す感じ。
孔明の前に徐庶っていう軍師を仲間にしていたというのを初めて知った。
次の巻で赤壁の戦いかな?
楽しみ。