吉川英治のレビュー一覧
-
購入済み
仏教について興味はあったが、誰がいつどの宗派を開いたのか、どうも覚えられなかった。
高校時代に暗記したはずだがすっかり忘れている。
しかし、小説として読んでみるとたとえフィクションであれ、開祖と言われる人のイメージが生き生きと浮かび上がってくる。
どのような時代にどうしてこのような教えが生まれたのか、すんなりと頭に入ってくる。
今さらながらこうやって小説を読んで、その時代の空気感なりをイメージしながら日本史を勉強したらもっと面白くなってたかもと思う。