カツセマサヒコのレビュー一覧

  • わたしたちは、海

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    どのお話にも海が出てくる短編集。どの話も面白くて1日で読み終わった。「海の街の十二歳」女子のタイムカプセルをこっそり開けて中身を見てしまった小学生の男子の話。見てはいけないものを見てしまった時の3人の反応が優しくて温かくて1番好きだった。カツセマサヒコさんの本はこれで3作目。好きだなぁ。

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    2025年04月08日
  • 傷と雨傘

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    2025/03/20
    疲れてる心に響く言葉が散りばめられてた。
    「とりあえず生きましょう」が特に好き。

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    2025年03月20日
  • わたしたちは、海

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    やっぱり海っていいな
    本作にはたくさんの海が出てくる。
    包み込んでくれるような優しい顔をしたり、
    冷たい顔をしたり…
    それでも人間は海が好きだと思う。
    それは海が…

    「この星自体が流した涙が、流れ着いて集まった場所なのかもしれない。」

    から。この帯の言葉に誘われて思わず購入した海のお話は、人間味溢れ、さらに私の心に波音を響かせるような迫ってくる1冊だった。

    ★引っ越した海の街でたまたま再会した元カノに戸惑う主人公を描いた「徒波」。
    ★クラスメイトのタイムカプセルを掘り起こした男子たちが思わず知ってしまった手紙の事実とは…「海の街の十二歳」。
    ★岬と珊瑚は旅行帰り、迷子を助けることに…「岬と珊瑚」。
    ★久々に再会した父親には、自分の子どもと同い年の子どもがいた…「氷塊、溶けて流れる」。
    ★雫がずっと働いていた八百屋さんが閉店する。しかし雫にそのことは伝えられておらず、さらに店主大きな秘密も抱えているようで…「オーシャンズ」
    ★夫の関係が破綻し、若い男を買い愛情の矛先を向ける妻を描く、「渦」。
    ★海に打ち上げられた鯨骨を一緒に見た高校の同級生が、久々に再会すると余命が幾ばくもなくなっていた…「鯨骨」。

    特に印象的なのは「オーシャンズ」と「鯨骨」。
    救済話は「海の街の十二歳」と「岬と珊瑚」。
    本作は読む人によって、みえてくる海の風景が変わってくると思うし、感じ方も様々だと思う!
    ぜひ多くの人に読んでほしい作品だ。

    p.260 海(鯨骨)
    「海も涙も、しょっぱいじゃん。だからさ、実は海は、たくさんの生き物や、人間や、もしかするとこの星自体が流した涙が、流れ着いて集まった場所なのかもしれない。この星は涙でできていて、海は乾くことはない。だからみんな、海に泣きに行くのかもしれないな。」

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    2025年03月20日
  • 夜行秘密

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    カツセマサヒコさん著「夜行秘密」
    タイトルに惹かれ購読してみることに。
    自分にとって初読みの作家さん。読む前に調べてみたらバンド「ゲスの極み乙女」の音楽アルバムを小説化した作品との事。
    企画としてなのか?なんか壮大なのか斬新なのかちょっと理解できなかったがこういう音楽と小説の融合的な類いの小説は30年以上前に尾崎豊さん本人がやっていたなと思い出す。尾崎豊作品を改めてまた読んでみたいと思った。

    物語は音楽の方を聞いていないため面白さが半減しているのかもしれないがそれでも面白かった。ジャンルとしてはラブストーリーに分類されるのかもしれないが自分には少し文学的な感覚も残った。
    愛する人の「死」が各所各所でポイントになっており物語が構成されている。登場人物達のその「死」の噛み砕き方が絶妙。
    ターニングポイントとして何人かの「死」を絡ませてその後の未来を描くその描き方が面白かった。結末もやはり「死」によってもたらされ、「愛」に対して「死」を対にするような作風で終始描かれておりかなり文学的なニュアンスを強く感じた。

    この小説のおおもとの「ゲスの極み乙女」の楽曲を聞いた事のある方はどういう読後感があるのだろうか?
    とても興味深いのでこの後調べてみたい。

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    2025年02月27日
  • 夜行秘密

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    人物の視点が頻繁に変わるので、だんだんと人物たちのつながりや関係性が見えてきて面白かった。
    最後のたたみかけた展開がとても良かった。『夜行秘密』というアルバムとリンクしているらしく、その楽曲も含めてまた読み返したい。

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    2025年01月11日
  • 夜行秘密

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    ヒリヒリと痛さを感じた。
    誰が幸せなのだろうか…と考えてしまうほど、誰も幸せではない気がした。

    脚本家を夢見て劇団に所属しながらバイトする岩崎凛とバンド・ブルーガールの音色がつきあいだしてから始まり、ライトな恋愛かと思っていたら…。

    映像作家の宮部あきらと彼のファンの富永早苗の恋愛感情のない関係が…。

    宮部あきらのマネージャーだったナツメと彼女と付き合うメイの関係。

    凛が、音色に振られ、宮部あきらが何もかもを失い寄り添うのは凛。

    やがて凛と居場所を失う高校生の松田英治の出会い。

    全く接点のなかった者たちが、出会ったとき…
    まるでこうなることを誰が予測してただろうか。
    人は、こんなにも呆気なく死んでしまうのか…
    こんなにも傷つけあって何が残ったのか…
    思いが重いになる。







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    2024年12月12日
  • わたしたちは、海

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    義従兄弟に薦められて読んだ。
    各話の扉に小さく英語タイトルが入っており、日本語を直訳したものでないのが面白かった。
    登場人物が少しずつリンクしており、読み進めるうちにある小さな海辺の街の人々の暮らしが立体的に感じられた。

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    2024年11月29日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    実在するお店がでてくるショートストーリー集。
    東京に住んでいたら、同じルートでデートしてみるのも楽しそう。
    大阪編も作ってほしいくらい。サクサク読めるし おもしろかった。

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    2024年11月11日
  • 夜行秘密

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    いくつもの後悔を抱えたまま、それでも前へ進んでいくしかない·····まさにその通りだと思った。あの時こうしていれば、人はそれぞれ色んな想いを抱え生きている·····苦しいなかにも小さな幸せが見い出せればいいけれど、誰もが、何とかもがきながら生きているんだなと。

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    2024年10月09日
  • 猫はわかっている

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    読み終わり。まさかのホラー要素が出てきたのは少しびっくりしたけれどとても良かった、特に最後の話が好き。

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    2024年02月13日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    出てきたお店に行ってみたくなった!
    気軽に読めて、暇で、ちょっと気分転換したいって時にちょうどいい本かも

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    2022年06月17日
  • 猫はわかっている

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    猫に深く関わっている物語もあれば、ほんの一部分にかませて描かれているものもありますが、どれも面白かった。

    「世界を取り戻す」
    最近猫を亡くした身としては、共感できる部分が多々ありました。日常生活の中で描かれる猫と登場人物の絡みが泣ける。。第1弾もあるのかな?ぜひ読んでみたい

    「50万の猫と7センチ」
    作者の実家でかっているリアル猫のお話。家族として迎え入れるまでの経緯やとある事件にハラハラドキドキしつつ、最後はハッピーエンドというオチがお気に入り。

    「双胎の爪」
    猫からこんな風に話が転がるものなんだな、と驚きました。悲しい話の中で追い打ちをかけるストーリーが逸脱。

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    2022年03月08日
  • 猫はわかっている

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    猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い!
    ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。
    描かれた猫の魅力に一番のめりこんでしまったのは阿部智里「50万の猫と7センチ」。はらはらどきどき、笑いあり涙ありの一作。だけどそのようにさまざまな感情に振り回される人間たちをよそ目に、猫ときたらもう……! このオチには脱力せざるを得ませんでした。だけど猫ってこういうものだよね。猫の魅力ってこういうところなんだよね……と猫好きの人間が諦めてしまうことを、猫はわかっているに違いありません(笑)。

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    2022年02月28日
  • 明け方の若者たち

    購入済み

    リアル

    入社して新人の自分には共感できる所がたくさんあったり、コロナ禍では出来ない同僚と仕事の愚痴を言う為に居酒屋行くの憧れました。
    また沼のように誰かを愛してみたい!!

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    2022年01月25日
  • 猫はわかっている

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    世界を取り戻す 村山由佳/女か猫か 有栖川有栖/
    50万の猫と7センチ 阿部智里/双胎の爪 長岡弘樹/
    名前がありすぎる カツセマサヒコ/
    猫とビデオテープ 嶋津輝/幸せなシモベ 望月麻衣

    ねこ ネコ 猫 猫だらけ キャーー!
    みんな可愛い奴らですハイ

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    2021年12月20日
  • 終電間際オンライン 小説集

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    春茶が好きで購入。
    結構有名な作家さん達の短編小説集。
    いぬじゅんのやつ悲しかったなぁ。笑
    あー、わかる。って共感できるような私たちの年代の共感ゾーンが多かった気がする。
    一緒に歌を聞いてなごむ。

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    2021年02月14日
  • 憂鬱な恋の忘れ方

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    SNSに出てきて気になって読み始めたら、SNSで書かれていた通りしんどいのに一気読みでした。
    恋をチョコに例えているところが印象に残っていて甘さや苦さをよりリアルに感じられる表現でした。
    伊咲の、話し方や彼を理解し言葉にできるところ、気さくな振舞い、その後の行動力が素敵だった。
    飯塚さんのような優しい人は、痛みを知ってるから強く、優しいんだなぁ

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    2026年10月25日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    ネタバレ

    猫のアンソロジーでこの方を知りました。冒頭のマカロンもそうなのですが、他人にどう思われるだろうかを期待して行動して後悔しているような話が書かれていた。他人軸で生きているような感じで疲れないだろうかと思った。

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    2026年10月07日
  • ブルーマリッジ

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    面白くて一気読みしてしまいました。結婚も離婚もどちらも幸せになるための選択肢。自分も知らずに加害者になってる場合があるんだなって思うし昔受けた言葉や行動で被害者でもある。傷つけられた方はずっと覚えてるし自分も何気ない一言で相手を傷つけないようにしないとな…と思いました。

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    2026年10月07日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    いくつかお気に入りの作品と出会えた。
    気になる作家さんの本を今度読んでみようと思ってメモも取れたので、次の読書にもつながって幸せ。
    短編だから、ちょこちょこ読めて移動中に読むのに丁度よかったな。

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    2026年10月06日