カツセマサヒコのレビュー一覧
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あまりにも切なく、共感だらけの恋物語だった…
恋って本当に苦くて、キラキラしていなくて…リアルな世界観と言葉たちが胸にズキズキ刺さった。
『感情旅行』 一穂ミチ
ご近所さんで、早逝した蒔生。彼と結婚する可能性のあった主人公の華は、訳あって彼の息子千歳から旅行をお願いされ同行することに… 華の心の葛藤と、千歳の秘められた想いを、出雲の穏やかな大地が彩っているような作品だった。ラストシーンは一穂さんっぽい甘酸っぱく爽やかな感じで好きだな
『独身の女王』 麻布競馬場
ミドサー独身の私は「独身のカリスマ」を「教祖様」とあがめていたが、そのカリスマが結婚した。そんなカリスマや友人の影響を受け、私 -
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ネタバレ町田文学館で借りた本。
かつて町田に住んでいた、という話がありおお、と思う。
エッセイは読みながら、過去の自分の小さな思い出と急にリンクすることがあるから面白い。
シングルライダーズ・ハイ
・相手と自分の温度感の差。一緒にディズニーに行って、別々に乗るという選択肢もあるのか
*絶対的な笑顔、というものがこの世にはある。
肉食獣のアパレル店員
*ユニクロ感謝祭に全身ユニクロで入店した。
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*もしかしたら私たちは、ハンバーグでなく時間を食べているのかもしれない。
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*雨や雪のせいにして「会いたい」と言ったことがあった。
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Posted by ブクログ
うまくいかない恋 アンソロジーなので
どの短編も単純なハッピーエンドではない。
けれど8人の作家さん其々に、30代ならではの主人公たちの個性的な恋模様が描かれていて面白かった。
収録作は以下の8作品
「感情旅行」・一穂ミチ
「独身の女王」・麻布競馬場
「オレンジシャドウの憂齢」・砂村かいり
「さみしがりやの恐竜たち」・こざわたまこ
「不機嫌依存症」・田中兆子
「出会い」・朝比奈あすか
「振りかぶって、さよなら」・千加野あい
「となりの独り」・カツセマサヒコ
私は「出会い」と「となりの独り」が好みだった。
「出会い」は一歩踏み出せない片想いのお話。
スタートすらしなかった恋もまた、生活に彩 -
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カツセマサヒコさんの本は感情のまま言葉にしてることが多く、印象に残る本というイメージがある。
今私が「結婚」についてよく考えているから、この物語の結婚観について気になり読み始めた。
会社のパワハラ、離婚、結婚前の関係。
私が未だ経験した事ない人の感情を感じることができた。
無自覚の加害。無自覚の傷。
人の言葉や行動ひとつで人は簡単に壊れてしまうし、関係も崩れてしまう。自覚して言葉を、行動を常に選択しなければいけないなと思った。
結婚の前は絶対に不安がまとわりついて、離婚の前は感謝が絶えない。
大きなロマンと義務を背負わせすぎたのものがこの国の結婚観だ。という言葉に本当にそうだと思った。
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Posted by ブクログ
相手の真意を理解する。
相手との性格の違いや、人生観の違いを許容する。
そこにリスペクト出来ないのであれば、好きだのなんだのは、ただの戯言だと思う。
相手の身勝手を頭ごなしに否定するのではなく、その前段階にどんなロジックがあるのか探し出すもの。
無数の恋愛模様がある中で、相手を否定して自分を正当化する事がどれだけ無意味な事か。
少なからずある失敗を元に、それでもまた誰かを好きになるという事が美しいと思える小説。
「恋は中央線」という言葉があった。
中央線は、阪急京都線のように河原町を出て梅田に到着する、ゴールのある線。
でも僕は、環状線みたいなものだと思う。
同じ駅に何回着いたとしても新鮮を -
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仕事だけでも大変なのに、当たり前のように家事・育児との両立が求められる令和のパパ。大変でないはずがない。
女性活躍の必要性が叫ばれるようになり、日本型雇用慣行のもとで、女性が育児と両立しながら働き続けることの難しさは、広く認識されるようになってきた。だからこそ、女性が働き続けるためには男性の育児参画が不可欠だという流れは、ある意味で自然なものだと思う。
一方で、男性にとっては前例のない大きな負荷が課されているにもかかわらず、それが「当然のこと」として求められている側面もある。(かくいう私自身も、夫にそれを求めている一人だ。)
こうした本を通じて、「パパも大変なんだ」「それでも頑張っているん -
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ほぼどんな人にも悩みや苦しみがあるし、
ほぼどんな人も一度は地獄を見たことがある。
当たり前のことなんだけど忘れがちで、私ばっかり苦しいと思いがち。
この本では、何かしらの繋がりがある34人の苦しみを少し軽くしてくれるような言葉が章ごとに出てくる、34篇の短編集。
私の心の中のいくつかある重石に直接当てはまるお話はなかったけど、それでも読み終わりは、雨の中で確かに私に差し出してもらった雨傘のようなものを感じました。
天気を晴れにすることは人にはできないけど、傘を差し出すことと、傘を受け取ることはできる。びしょ濡れにはならずに歩けるだけで、人は救われるよなぁ、と思いました。
そうやって改 -
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