カツセマサヒコのレビュー一覧

  • あのときマカロンさえ買わなければ

    Posted by ブクログ

    懐かしい気持ちになったり、くだらないなあとくすっと笑えるエッセイだった。

    #19 記憶の中の公園
    #26 元恋人からSNSブロックされ選手権
    が好きだった。

    0
    2026年08月21日
  • 明け方の若者たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あのころはたしかに「こうなりたい」「このままでいいのかな」「私ってなんだろう」って悩んではお酒飲んでまあきっと大丈夫だよー!と紛らわせていた、あのころも一生懸命に生きていたんだよね、って後ろを振り返るのも悪くないんだよ、と肯定してもらった話でした。

    どん底に落ちきって終わっちゃうんじゃないかって心配になる主人公がゆっくりと上空飛行へ飛び出して最後は朗らかな光に向かって進み出している様子が良かった。

    落ちきったときの描写は繊細にリアルで、ほんとに壊れてしまうんじゃないかと苦しい表現だったけど、辛い記憶と幸せだった記憶は過ごすと薄れていくにつれて心もちょっとずる凪になるのが現実的だった。

    0
    2026年08月17日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

    Posted by ブクログ

    そのときのシチュエーションと感情に入り込める言葉を書く方だ。愉快な話ぶりが楽しい。

    #8憂鬱と造花の、(おそらく)総務部の仕事で「部署ごとにチラシをまとめればいいのだけれど、それができない。各部署の人数を数えるだけなのに、本当にその数で合ってるのか不安に思ってしまい途方に暮れてしまう。チラシを数えて、束ねていく段階でも、過不足を心配してなかなか前に進まない」、完全に同じ状況の経験を思い出し、心がヒュっとなった。

    0
    2026年08月15日
  • 明け方の若者たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    多分、この本を読んだタイミングがドンピシャだった。そんな事あんまりない。
    自分は他の人とは違う、特別だと言う感覚だけがずっとあって(それは皆んな持ってて)、大学をそれなりに意識高く過ごし、なのに会社選びでは結局箱に入り、その箱を飛び出して自分の好きなことをやってるものだけが声高にSNSに投稿するもんだから、比べて自分は何をやってるんだろう、「こんなはずじゃなかったのに」と友人や恋人と遅くまで語る。渦中にいる時、それは悶々とした苦しい時間だったかもしれない。
    でも後から家族なんかを持ったりして、もっと忙しくていっぱいいっぱいになったとき、振り返って、あれはあれで人生のとても楽しい青く自由な時間だ

    0
    2026年08月15日
  • ブルーマリッジ

    Posted by ブクログ

    ヒリヒリしながら読んだ。加害に怒りを覚えながら読んでいたのに、急に、自分の加害性や傷つけたこと傷ついたこと、そういうものを見つめざる得なくなる。
    誰しも、どんな関係性にも加害性はあるのだろうし、気づいていない怖さもある。人に対して慎重であること、自分の価値観や発信が他者に及ぼす影響を考えること、気づいたら忘れないこと。

    0
    2026年08月13日
  • 傷と雨傘

    Posted by ブクログ

    短編集ですが各話繋がりがあって読みやすかったです。あなただけの傷や痛み寂しさよ、誰かをまもる雨傘になれ。この帯につられましたが、その通りでした。小さな幸せを見落とさないでいたいと思います

    0
    2026年07月30日
  • ブルーマリッジ

    Posted by ブクログ

    めっちゃ良かった。一晩で一気読みした。

    恋が終わったら、愛で。そこがあるから人は結婚するんだと改めて思えた。過去に何かあってもそれを反省して、何気ない日常を大切にできる人と共にいたいという気持ちはとても理解できた。

    0
    2026年07月04日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

    Posted by ブクログ

    ちょうど彼氏にフラれたところで、タイトルが自分のことのように感じて読み始めた。
    特に面白かったのは「不機嫌依存症」と「出会い」。「不機嫌依存症」は共感はできないけど、ちょっと自分にもこういうところがあったんじゃないかと不安になる話だった。失敗して失ってから初めて自分の過ちに気がつく感じ、フラれてからずっと自分の悪いところを探し続けていた自分にすごく刺さった。
    「出会い」はすごく純粋で切ない感じがよかった。好きな人に近いものを集めてみたりするのわかる。

    0
    2026年06月27日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

    Posted by ブクログ

    当たり前だけど、叶わない恋で終わるってやるせないものの方が多いなって思った。

    -人は、寂しさで繋がることができるのだと思った。
    -マッチングアプリでの出会いというのは、好きな人を探しているのか、嫌いじゃない人を探しているのかわからなくなる。

    この2つのフレーズが、今の私にはとても刺さった。

    0
    2026年06月24日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    『パパたちの肖像』は、父親を主人公にした短編集です。育児の喜びや苦労を描いた作品集ではありますが、読んでいて強く感じたのは、「家族の幸せの形は様々、一般論では語れない」ということでした。ノウハウでは語り尽くせない生々しさに心揺さぶられます。

    特に印象に残ったのは「息子の進学」です。

    父親は、豊かな暮らしや便利な都会での生活に価値を見出してきました。一方で息子は、収入や効率よりも、自分が本当にやりたい研究の道を選ぼうとします。どちらが正しいという話ではありません。むしろ、親子であっても見ている世界が違うこと、そして父親が息子の価値観を理解しようとする姿に心を動かされました。

    「髪を結ぶ」も

    0
    2026年06月13日
  • ブルーマリッジ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    違う人生を歩む2人の男性の話が交互に進む物語だった。
    新しく結婚生活が始まる人。結婚生活が終わる人。
    タイプも全く違う2人だけど、2人とも自分の自覚無く加害者になっていた。

    自分も実際に無自覚のまま、誰かを傷つけたり加害者になっているのではないかと振り返らされた。

    結婚をする人たちには、「この人と好きだから絶対結婚したい!幸せ!」みたいな人だけではなく、「この人の1番大事な時にそばにいてあげられない、そんなの絶対に嫌だなあ」とかこれからもずっとそばに居る為とかの方が意外と多いんじゃないかなと思った。

    0
    2026年06月11日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

    Posted by ブクログ

    《30代の恋愛は、人生と地続きだ》

    とびきり不幸でもないけれど、完璧な幸せでもない。そんな「30代」を切り取った、人気作家さんたちによる「うまくいかない恋」がテーマのアンソロジーということで…
    これはきっと30代は読みたくなるヤツ!
    まだ一応30代の私もまんまと気になって手に取ったσ(´˘` )

    ♥「感情旅行」一穂ミチさん
    葬儀って悲しみの場であると同時に、残された人の縁を繋ぎ直す場でもあるよな、と自分自身の経験も踏まえて改めて感じた。
    過去の記憶、懐かしさ、言えなかった気持ちー…旅を通じて、心もあの頃へ。
    そして、きっと旅をする前とは少し違う気持ちでいつもの日常に戻っていく。
    あぁ、余

    0
    2026年06月10日
  • ブルーマリッジ

    Posted by ブクログ

    結婚・恋愛のモヤモヤの話かと思ってたけど、ハラスメントよりのモヤモヤブルーな話だった。

    「無自覚に傷つけている」
    という言葉が印象的だった。
    一方で無自覚に傷ついていることもあるかもしれない。

    傷つけた側はそのつもり無くても、傷つけられた側には一生消えることのない傷が切り刻まれる。肝に免じなくては。

    幸せになるためには、
    結婚という選択肢
    離婚という選択肢
    がある。

    一概に離婚=不幸せ とは考えてはいけない。
    幸せになるために離婚する人もいる。

    わたしの結婚した理由ってなに?
    と改めて考えさせてくれた。

    日頃旦那がやってくれてることに、当たり前とは思わずに、感謝の気持ちを持ち伝えよ

    0
    2026年06月07日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

    Posted by ブクログ

     後悔した事 恥ずかしい話 学生時代や転職の話 
    独立した後の事など重たくも感傷的でもなく
    感情を客観視しつつ心に引っかかっていた思いを記憶の底から掬い取って等身大の自分自身を見せてくれています

    人として恥ずかしいと思う部分に
    共感できるところがたくさんあった

    その時には気がつかなくて
    思い出した時に何か身の置き所が無くなって
    わぁーって言いたくなっちゃう事がある

    エッセーの冒頭に
    「あなたに笑ってもらえるなら、私の悲劇ははじめて
    喜劇に生まれ変わるかもしれない」
    って語ってて

    誰かに話す勇気のない私は
    せめて自分で自分を笑い飛ばしてみよう

    全40話のエッセー
    ※で語られるおまけのコ

    0
    2026年06月04日
  • 明け方の若者たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大学時代に出会った彼女との出会いと別れのお話…だと思ってたら中盤話変わって来たぞ…??ってなって一気に読み終えた。
    純愛のような、違うような。映画も見てみたいなと思える素敵な作品だった。
    読み終わったあと、僕と彼女の名前を探したら無かった。
    読んでる時は気にならなかったのに、すごい作品だなあと感動した。

    0
    2026年06月03日
  • 明け方の若者たち

    Posted by ブクログ

    4.1
    大学生のチルい話かと思ってたら想像よりずっとよかった!
    私のマジックアワーはあの頃って間違いなく断言できる、絶対一生忘れない苦しかった大恋愛の大失恋を思い出した!まるで自分を見てるようだった!何年も経って思い返すとなんてことないように感じる、のに、執着して自分を苦しめてた。歳とったなあ。
    僕と彼女っていう人称もまた、共感しやすくなっちゃうよねえ!
    人生も四半世紀過ぎましたが、何者かになろうと思ったこともなく、今だって何者でもないけれど、愛を持って接してくれる人たちに囲まれているから今はと っても幸せな気がする!時間が解決してくれることって大きい。時間にしか解決できないことってある。

    0
    2026年05月29日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

    Posted by ブクログ

    もう どれもこれも 痛すぎる。
    痛いところ順番に押してくるアンソロジー。

    圧倒的安定感 我らが一穂ミチ「感傷旅行」

    そんな女子コミュニティ内部を覗かないで、
    麻布競馬場「独身の女王」

    カクヨム発 令和のOLも辛いわね、泣けそうだったわ、砂村かいり「オレンジシャドウの憂鬱」

    他者を食いつぶす寂しがりやはいかんね、
    こざわたまこ「さみしがりやの恐竜たち」

    昔は 仏の顔も三度までなんて言葉がありました、間に合うと良いね、田中兆子「不機嫌依存症」

    出会いは恋愛だけでなし 仕事も良いよ
    朝比奈あすか「出会い」

    そうそう 正しい判断ですね、
    千加野あい「振りかぶって、さよなら」

    そうそう 

    0
    2026年05月22日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれたのと、著書を数冊読んでる作者さんが多くて手に取った1冊。

    どの話もリアルにありそうな共感しやすいストーリーで一気に読み進めた。
    個人的1番の共感は「となりの独り」だった。
    歳を重ねるごとに、本当の本当に楽しく、気持ちのままに付き合える友達が減っていく、、
    恋愛じゃなくて同士のように付き合える友達が欲しい側の気持ちも、恋愛に発展したい側の気持ちもものすごくわかる! 大人になってからの本当の異性の友達って難しい…。

    0
    2026年05月19日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    一家の大黒柱でもありながら、夜帰ってきてからも子供の面倒を見るパパだって偉い。
    ママが子供の太陽なら、パパはママの太陽。
    子供だけでなくママとのお話も書かれていた、カツセさんと行成さんの話が特に好きだった。
    ケーキでも買って、お茶を飲みながらゆっくり話し合う時間をずっと忘れずにいたいな。

    0
    2026年05月16日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

    Posted by ブクログ

    表紙に一目惚れしたこちらの本
    書店で何度も手に取っては棚に置き、手に取っては棚に置き……を何度も繰り返しました

    こういったアンソロジーは初めて読みます

    恋なんて、うまくいくことばかりじゃない
    数えてみたらもしかしたら、うまくいってないことの方が多いかもしれない
    私の恋もうまくいかないことばかりです

    もう恋なんて!

    そう思ってもいつの間にか始まっているのが、恋
    結局、恋に救われたり、それで成長できたりするんですよね

    0
    2026年05月12日