カツセマサヒコのレビュー一覧

  • 猫はわかっている

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    ネタバレ

    猫にまつわる7編の短編。それぞれに猫の特徴をよく捉えている作品たち。

    阿部智里さんの『50万の猫と7センチ』は、タイトルからはどのような内容なのか全く想像できなかったが、一匹の茶トラとこの猫に関わりを持つようになった一家の物語は、これはもしかしてドキュメンタリーなのかと思えるほどにリアリティがあって、ほっこりしたりハラハラしたりして愉しめた。

    それにしても、「猫に九生あり」という諺は聞いたことがあったが、一生に一度だけ、人間の言葉を喋るとは知らなかった。そんな馬鹿なとは思えず、彼らならやりかねない!

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    2022年02月14日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    前から薄々感じてたけど、「街は生きてる」なと。
    都内で働くようになって知った駅もたくさんあるけど、その駅がある街でのストーリーを読むと、「街も人も生きてる」んじゃないかなと感じます。

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    2022年02月12日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    一言で【恋愛、結婚観について言語化】してくれた本でした。
    17個の短編エピソードがあってどのお話も、心が柔らかくなりました。

    エピソードを通して、こんな夫婦になりたいなあ、とか相手の好きなところを見つける彼だったり、男気ある旦那や、カツセさん含む御三方は、本当に優しい人間を描写するのが上手だなと思いました。

    他のレビュー者様の言うように、確かに内容はライトでしたが、しっかりとカツセさんの書いた文章を感じられてとても好きでした。

    特に書き下ろし短編集は、本当に天才的だと、カツセさんの虜に、さらになっちゃいました…
    男女のエロティックな文を、陳腐な言葉だけど、あんなにエモくかけるカツセさんの

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    2022年02月09日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    となりの独り
    カツセマサヒコを読んで

    マッチングアプリを通して人をジャッジする立場に立ってしまっていることの虚しさ、悪いことをしているような気持ち悪さについて納得した。

    30代になり、子供が産まれた友達ばかりで付き合いが変わってしまうということで孤独を感じる独身男性の気持ちが描かれていて結婚願望の強くない自分は結婚をしなくてもいいのか考えてしまった。
    →明確に子供を欲しいと思わないが結婚をすることに対しては前向きに考えたいと思った。
    先日、アプリの女性とは子供が欲しいという価値観の違いから交際するのではなく友達としての付き合いを続けることになったので、26歳になった今の恋愛では子供を作るこ

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    2026年03月01日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    前半のお話が特に面白かった。
    同じ30代独身として耳が痛い部分もあったし、叶わない切なさにぎゅっとなった。
    1話が短いからどのお話も読みやすかった。

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    2026年03月01日
  • #ハッシュタグストーリー

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    ちゃちゃっとライトに読める本と思っていたので、読後の刺さり方についてはそんなに期待していなかったのだが(ド失礼)、読んでみると思ったより深く、面白かった。SNSやハッシュタグにまつわる4つの短編が収録されているのだが、どの話にとってもSNSは良い意味で脇役、あくまでモチーフでしかなくて、主体はきちんと主人公に据えられているのが良かった。カツセマサヒコさんは相変わらず「理屈じゃないけどそういう気持ちになること確かにあるよね」という心情を見つけて、見つめて、言語化するのがめちゃくちゃ上手い。木爾チレンさんについてはこれを読んで初めて知った作家さんだったのだが、エモくて素敵な話を書くなあと思った。フ

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    2026年02月25日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    私は麻布競馬場が書く文章が好きです。特に、この部屋から東京タワーは永遠に見えない、が好きです。だから今回の小説を買いました。前半部分に面白いエピソードが固まっており、後半部分は私好みではなくなってきたなという印象です。

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    2026年02月21日
  • 明け方の若者たち

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    ネタバレ

    夫が海外赴任してる既婚者に恋をしてしまった主人公。自分は相手にとって1番にはなれないと分かっていても、1番を望んでしまう葛藤。別れは突然やってきて、夫が帰ってきてからは音信不通。少しでもまだ自分を愛してくれていることを願って、彼女を思い続ける主人公の人生を描いた物語。恋愛だけじゃなくて、親友との友情関係とか、人生における教訓とか、色んなものが表現されてた。
    映画も見よーって思った。

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    2026年02月20日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    恋愛はどの年代でも難しいが、中でも周囲のライフステージの変化が大きい30代に自分を見失う気持ちはとてもわかる。友人や家族との付き合いが変わると、どうしても自分の生き方も変わってしまう。正解はないと思うが、自分自身と向き合うことから逃げ続けていてはいけないなと感じさせられた。
    各短編、個性的で不器用な主人公ながらもリアルで共感する部分も多くてそれぞれ面白かった。

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    2026年02月17日
  • #ハッシュタグストーリー

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    タイトルとぶんちゃん( #柿原朋哉 さん)の作品が収められているということで購入!

    現代を生きるちょうど20代くらいには頷ける話ばかり!
    こんなことあったよな〜とか今もたまに懐かしく思うこととか、いっぱい描かれていたなって思いました。

    最終エピソードの中の一文、「昨日のわたしは恋のはじめ方すら知らなかったのに、今は恋の全てを知っていた。」が良かったなぁ…
    熱を帯びる感じとか、恋し始める時ってこんなだよね…!とわくわくした。
    今の中高生というよりはアラサー前後にはどストライクな一冊。

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    2026年02月15日
  • ブルーマリッジ

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    先が気になって一気読みした!物事の大きさに反比例して、人々の動きは静かで、でも静かなる力がこもるお話だった。淡々とという意味ではなく、静かに自省をさせられている感じ、というか。だんだん上手くなっている気がするな、カツセさん。今まで読んだ中で1番好きだった。最初からは予想がつかない展開だったが、タイトルにつながる部分は多くあって、とても洗練されたお話だった。

    p.82 でも、得意先もいて、会話の流れもあったし、こっちもさらっと受け流せたからそんなに不快でもないというか」
    「あ、長谷川さん」
    入谷さんが挙手するように軽く右手を持ち上げて、声を少し、尖らせた。
    「傷ついた事実は、嘘にしなくていい

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    2026年02月12日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    タイトルに惹かれて手に取った一冊。
    短編のエッセイ仕立てになっています。
    早速1つ目のお話で、タイトルの意味が分かり思わずクスッと笑ってしまった。
    日常の少し悲観的なことさえも、言葉の紡ぎ方で明るく捉えられるなんて面白いと思った。
    カツセさんの魅力を感じました。

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    2026年02月09日
  • ブルーマリッジ

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    ・続きが気になって読みたくなる作品だった。
    ・なんで予約したかは覚えていない。
    ・自分の行動を振り返るきっかけとなった。
    ・無自覚のハラスメントは誰しもが、起こす可能性がある。防ぐためには、固定観念や常識にとらわれず、何が正しいかという軸をしっかり持つことが大切だと思った。
    ・チや路傍のフジイと似たような感覚があった。
    (評価)4.4

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    2026年02月09日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    サイン本を手に入れた。
    帯にちょっとだけ蛍光ピンクが付いててかわいい。
    マカロンのピンクなのかなとか思っちゃったり。

    #32に出てきた下北沢の「まちなか」
    すぐGoogle Mapsの行ってみたいリストに登録した。

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    2026年01月29日
  • わたしたちは、海

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    この間、カツセマサヒコさんの「あのときマカロンさえ買わなければ」を読んで、小説も読んでみたくなり、海が好きだから、読むことにした。

    よかった!7つの章で構成されていて、それぞれ違う主人公。少しずつ人につながりがあったりする。
    みんな、海の近くに住んでる。それもいい。
    海関連の名前を持っていたりするのもいい!
    海が出てくる本好きになること多い。

    「岬と珊瑚礁」って章が一番好きだった
    特にこの部分
    『大丈夫、だと思う。なぎとくんの昔一番好きだった色が水色で、今日のTシャツの色も、それだし。』
    こういう感じの好き

    あと、ここも苦しいくらい感情が分かった
    『高校時代、部活の後輩と同じ電車に乗るこ

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    2026年01月29日
  • 明け方の若者たち

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    たまたま読んだマンガの推薦文をこの本の作者が書いてたから読んでみた。映画を先に観てたのでネタバレは分かっていながら読んだ。なんとも青臭い恋だし、ガキが何も考えずに会社に入って退屈とか言ってるのも、大企業辞めて小さい会社行くのは危ないのでは?とかいうクソ偏見も、見ててなんだこりゃって思いながら読んでた。ただ、感情を交わす瞬間の描写には光る点がある。時代を移す小道具たちも少し年上の俺には小賢しく映るけど、まあそれは俺が老害に近づいてるってことなんだろうな。

    彼女と連絡が取れなくなってからの主人公の描写には身悶えするほど全部に共感できる。全ての女々しい男たち、って名前にした方がいいなと思いながら、

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    2026年01月26日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    クスッと笑えて、わかるーと共感できるエッセイだった。
    エッセイを読むと、よくこんな面白い出来事が日常に起こってすごいなぁと感じるが、自分にも実は起こってるんじゃないかとも思う。
    小さな出来事を見逃さず、面白く言語化できるかできないかの話なのではないかと。
    もっと日常の小さな出来事に目を向けていこう。そうしたら、生きることがますます楽しくなりそう。

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    2026年01月18日
  • パパたちの肖像

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    「ダディトラック/外山薫」
    「俺の乳首からおっぱいは出ない/行成薫」
    「連絡帳の父/岩井圭也」
    「世界で一番ありふれた消失/似鳥鶏」
    「息子の進学/石持浅海」
    「髪を結ぶ/河邉徹」
    「そういう家族がそこにある/カツセマサヒコ」
    7人のパパ作家が令和の家族の形を描いた短編集。

    どの物語もパパの切なる想いが感じられてとても良かった。

    家族の形は千差万別で同じ家族は一つとして存在しない。

    相手はこども。
    思う様に行かず自分の不甲斐なさに落ち込んだりするパパもいるだろう。

    子育てに正解なんてない。
    そこに愛があればみんな違ってみんないい。

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    2026年01月07日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    2026 1冊目!
    エッセイ集
    40個のストーリーあるけど、どれも楽しく読めた!

    #5の肉食獣のアパレル店員ってページで、ユニクロの店員さんのことを、『そのそっけなさが心地よい。愛の対義語は無関心だとか言うけれど、人は愛のある無関心を欲することもある。』ってとこが印象に残った。どのお店のことも否定することなく、日々過ごしててなんとなく思ったことのあることをうまく引き出して文章にしていてすごいなと思った。
    ここで引用するのか!と引用力と発想力におどろいた。

    著者は、意外と若い人だった。

    #38のジブリみたいな老人も表現がおもしろかった。雨の日のバス停で、傘を持ってるカツセマサヒコさんと

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    2026年01月04日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    サイン本があったので買った。とても良いエッセイだったと思う。生活に根付いていて、その上でクスッと笑えるし考えさせられるような深い話もあり。等身大なのに読む充実感もあって素敵なエッセイだった。もちろん売らずにまた読み直そう。

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    2025年12月26日