カツセマサヒコのレビュー一覧

  • 明け方の若者たち

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    何にでもなれる気がしたし、このままでいいのかと思い悩んだ夜もあったあのモラトリアムの時間が恋しくなった。

    恋愛は全てを作るし、全てを奪う。
    その残酷さを眩しく描いた作品だった。

    持つべきものは、親友。

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    2026年03月31日
  • 明け方の若者たち

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    ネタバレ

    就活。初めての恋人。夢と現実の距離。打ち解け合える親友。いつまでも消えないあの人との美しい思い出。20代のすべてが詰まった青春譚であった。

    少し共感性を感じてしまい辛い。正直、小説を読み進めて最初の辺りで、引っ張る彼女と受け身気味な僕との関係は、僕にとっての「理想」が過ぎて、なんとなくいつか終わるだろうなと思っていた。そして彼女もずるい。なんで僕が忘れられないくらいそばにいたのだろう。別れのタイミングなんて、なんとなくわかっていいるはずだった。

    最後の解説でも少しあったが、忘れるはずだった若い頃の記憶は、失いたくない記憶になる、という言葉には救われた。私にもいつかそんなタイミングがあるとい

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    2026年03月25日
  • ブルーマリッジ

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    結婚と離婚、そして社内でのハラスメントとかつての加害。考えさせられることが多く少し重さを感じた作でした。

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    2026年03月20日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    なんだか応援したくなる人だなあ
    共感できることが多くて安心して読めた

    電車で読むのにちょうどよすぎた

    「恥ずかしい日々は死ぬまで続く。」
    丁寧に感じたり感じなかったり、考えたり考えなかったりしながら、私も生きていくんだよな

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    2026年03月18日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    カワセさんの人の良さが溢れ出ているエッセイ。タイトルにもなっている「あのときマカロンさえ買わなければ」は同じような経験をしているので、共感しかない。他の表題も読んでいると自然とどんな作品書く人なんだろうと、作者自身に興味がわく。カワセさんの作品はブルーマリッジしか読んだ事がなく他の作品も読みたくなった。

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    2026年03月17日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    「感情旅行/一穂ミチ」
    「独身の女王/麻布競馬場」
    「オレンジシャドウの憂鬱/砂村かいり」
    「さみしがりやの恐竜たち/こざわたまこ」
    「不機嫌依存症/田中兆子」
    「出会い/朝比奈あすか」
    「振りかぶって、さよなら/千加野あい」
    「となりの独り/カツセマサヒコ」

    『うまくいかない恋』をテーマにした短編集。

    好きな作家さんが勢揃い。
    どの物語も切なくてほろ苦かった。

    登場人物達の弱さや迷い、その奥にある強さが繊細に描かれていて全編良かった。

    上手くいかない恋だからこそのリアルさに胸がギュッとして、読後は彼女達にエールを送りたくなる。

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    2026年03月14日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    以前から繊細だけと軽快なワードセンスが素晴らしく注目の作家さんでした。初エッセイですが、ワードセンスの良さが物語以上に出たかもしれない。

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    2026年03月13日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    田中兆子先生の「不機嫌症候群」、まさに私だなと思った。
    不機嫌って悟られたらだめなんだろうけど、みんなが優しくしてくれるからついやっちゃう。
    そんな不機嫌な人を今度は私が優しくしてあげれるようになりたい。

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    2026年03月12日
  • #ハッシュタグストーリー

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    チレンさんの作品が気になり購入。
    ハッシュタグに纏わる物語が4つあったのですが、どれも心がじんわりあたたかくなるお話でした。

    最近夜読書する事が多いんですが、そんな夜に読んで、ゆっくりしながら読める1冊でした。

    ふと過去に縋ってみたくなる時もあるけど、今の自分があるのは過去のお陰でもあるし、色んな別れもあったけど、良き思い出として捉えられるようになったのも今のおかげ。

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    2026年03月11日
  • 明け方の若者たち

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    二十代前半の恋と仕事に翻弄される主人公。主人公からの目線の彼女がとても魅力的な人だというのが伝わってくる。高円寺。くるり。RADWIMPS。本多劇場。ヴィレッジバンガードなど、固有名詞が多く、この小説を彩るスパイスになっていた。

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    2026年03月11日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    恋愛小説は、ほぼ読まない私
    三十代、うまくいかない恋に惹かれて読んでみた
    どれもおもしろかった
    どの作品も等身大の主人公に愛着がわいた
    他の作品も読んでみたくなりました

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    2026年03月10日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    30代のうまくいかない恋がテーマのアンソロジー。
    共感できるものもできないものもありましたが
    楽しく読めました。
    好みなのは一穂ミチさん、千加野あいさん。

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    2026年03月10日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    となりの独り
    カツセマサヒコを読んで

    マッチングアプリを通して人をジャッジする立場に立ってしまっていることの虚しさ、悪いことをしているような気持ち悪さについて納得した。

    30代になり、子供が産まれた友達ばかりで付き合いが変わってしまうということで孤独を感じる独身男性の気持ちが描かれていて結婚願望の強くない自分は結婚をしなくてもいいのか考えてしまった。
    →明確に子供を欲しいと思わないが結婚をすることに対しては前向きに考えたいと思った。
    先日、アプリの女性とは子供が欲しいという価値観の違いから交際するのではなく友達としての付き合いを続けることになったので、26歳になった今の恋愛では子供を作るこ

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    2026年03月01日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    前半のお話が特に面白かった。
    同じ30代独身として耳が痛い部分もあったし、叶わない切なさにぎゅっとなった。
    1話が短いからどのお話も読みやすかった。

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    2026年03月01日
  • #ハッシュタグストーリー

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    ちゃちゃっとライトに読める本と思っていたので、読後の刺さり方についてはそんなに期待していなかったのだが(ド失礼)、読んでみると思ったより深く、面白かった。SNSやハッシュタグにまつわる4つの短編が収録されているのだが、どの話にとってもSNSは良い意味で脇役、あくまでモチーフでしかなくて、主体はきちんと主人公に据えられているのが良かった。カツセマサヒコさんは相変わらず「理屈じゃないけどそういう気持ちになること確かにあるよね」という心情を見つけて、見つめて、言語化するのがめちゃくちゃ上手い。木爾チレンさんについてはこれを読んで初めて知った作家さんだったのだが、エモくて素敵な話を書くなあと思った。フ

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    2026年02月25日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    私は麻布競馬場が書く文章が好きです。特に、この部屋から東京タワーは永遠に見えない、が好きです。だから今回の小説を買いました。前半部分に面白いエピソードが固まっており、後半部分は私好みではなくなってきたなという印象です。

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    2026年02月21日
  • 明け方の若者たち

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    ネタバレ

    夫が海外赴任してる既婚者に恋をしてしまった主人公。自分は相手にとって1番にはなれないと分かっていても、1番を望んでしまう葛藤。別れは突然やってきて、夫が帰ってきてからは音信不通。少しでもまだ自分を愛してくれていることを願って、彼女を思い続ける主人公の人生を描いた物語。恋愛だけじゃなくて、親友との友情関係とか、人生における教訓とか、色んなものが表現されてた。
    映画も見よーって思った。

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    2026年02月20日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    恋愛はどの年代でも難しいが、中でも周囲のライフステージの変化が大きい30代に自分を見失う気持ちはとてもわかる。友人や家族との付き合いが変わると、どうしても自分の生き方も変わってしまう。正解はないと思うが、自分自身と向き合うことから逃げ続けていてはいけないなと感じさせられた。
    各短編、個性的で不器用な主人公ながらもリアルで共感する部分も多くてそれぞれ面白かった。

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    2026年02月17日
  • #ハッシュタグストーリー

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    タイトルとぶんちゃん( #柿原朋哉 さん)の作品が収められているということで購入!

    現代を生きるちょうど20代くらいには頷ける話ばかり!
    こんなことあったよな〜とか今もたまに懐かしく思うこととか、いっぱい描かれていたなって思いました。

    最終エピソードの中の一文、「昨日のわたしは恋のはじめ方すら知らなかったのに、今は恋の全てを知っていた。」が良かったなぁ…
    熱を帯びる感じとか、恋し始める時ってこんなだよね…!とわくわくした。
    今の中高生というよりはアラサー前後にはどストライクな一冊。

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    2026年02月15日
  • ブルーマリッジ

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    先が気になって一気読みした!物事の大きさに反比例して、人々の動きは静かで、でも静かなる力がこもるお話だった。淡々とという意味ではなく、静かに自省をさせられている感じ、というか。だんだん上手くなっている気がするな、カツセさん。今まで読んだ中で1番好きだった。最初からは予想がつかない展開だったが、タイトルにつながる部分は多くあって、とても洗練されたお話だった。

    p.82 でも、得意先もいて、会話の流れもあったし、こっちもさらっと受け流せたからそんなに不快でもないというか」
    「あ、長谷川さん」
    入谷さんが挙手するように軽く右手を持ち上げて、声を少し、尖らせた。
    「傷ついた事実は、嘘にしなくていい

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    2026年02月12日