カツセマサヒコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ全てに自覚を持つことなんて不可能なわけで誰にでも無自覚な行動は存在するものだと思う。
土方は部下を育てるために自分が教わってきたこと、当たり前にやってきたことを継承したかっただけなのだろう。守の両親は結婚や男女のあり方に対する価値観の押し付けをしているのではなく、彼らの中の常識を口にしていただけなのだろう。
無自覚は誰かに指摘されるまで気づきもしないで、自分の中の当然として刻まれている。そこが恐ろしいと思った。そして周りに注意してくれる人がいることがどれだけありがたいことか再認識した。
自分は間違っていないとすべてを正当化するのではなく、自分だけが被害者なんだではなく、自分も誰かを傷つけてい -
Posted by ブクログ
ネタバレ就活。初めての恋人。夢と現実の距離。打ち解け合える親友。いつまでも消えないあの人との美しい思い出。20代のすべてが詰まった青春譚であった。
少し共感性を感じてしまい辛い。正直、小説を読み進めて最初の辺りで、引っ張る彼女と受け身気味な僕との関係は、僕にとっての「理想」が過ぎて、なんとなくいつか終わるだろうなと思っていた。そして彼女もずるい。なんで僕が忘れられないくらいそばにいたのだろう。別れのタイミングなんて、なんとなくわかっていいるはずだった。
最後の解説でも少しあったが、忘れるはずだった若い頃の記憶は、失いたくない記憶になる、という言葉には救われた。私にもいつかそんなタイミングがあるとい -
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