カツセマサヒコのレビュー一覧

  • 明け方の若者たち

    リアル

    入社して新人の自分には共感できる所がたくさんあったり、コロナ禍では出来ない同僚と仕事の愚痴を言う為に居酒屋行くの憧れました。
    また沼のように誰かを愛してみたい!!
  • 猫はわかっている
    世界を取り戻す 村山由佳/女か猫か 有栖川有栖/
    50万の猫と7センチ 阿部智里/双胎の爪 長岡弘樹/
    名前がありすぎる カツセマサヒコ/
    猫とビデオテープ 嶋津輝/幸せなシモベ 望月麻衣

    ねこ ネコ 猫 猫だらけ キャーー!
    みんな可愛い奴らですハイ
  • 夜行秘密
    心がザラつく物語でした。
    歪んでいく思い、執着に、しんどい気持ちになります。その分安らげる場所を見つけられるとようやく息ができる感じ。
    悲しいというのが感想ですが、読後感は嫌いじゃないです。
  • 明け方の若者たち
    「いくら好きでも、相手が・・・」の件のとこから一気に引き込まれた。

    読み終わった後のなんとも言えない感じ、「あぁ俺も10年20年前あんな感情抱えて生きてたな・・・」
    昔の自分と重ねて読んでしまいました
  • 終電間際オンライン 小説集
    春茶が好きで購入。
    結構有名な作家さん達の短編小説集。
    いぬじゅんのやつ悲しかったなぁ。笑
    あー、わかる。って共感できるような私たちの年代の共感ゾーンが多かった気がする。
    一緒に歌を聞いてなごむ。
  • 明け方の若者たち

    僕はイチローではなかった

    だけど彼女がいた時僕はイチローだったし本田圭佑だったし他のどんな傑物にも何者にもなれる輝かしい自分であった。全能感。ただ彼女がいるというそれだけで。

    それを失うという事。

    ただのモブに戻る瞬間。

    その痛みは計り知れない。

    愛する人を失うというだけでなく、
    彼は彼自身の希望や未来もすべて失った...続きを読む
  • 明け方の若者たち

    久々に読書する人におすすめ!

    わかりづらい表現や語彙がなく、地の文と会話文の割合も6:4くらいで飽きずにするすると最後まで読めました。

    以下面白かったところ↓

    視覚(細かい情景描写、人物の描写)、味覚(料理、ビールの描写、彼女の味)、嗅覚(彼女の匂い)など五感が刺激される描写が多いため、読んでいてリアルな色味や質感、...続きを読む
  • 夜行秘密
    刹那的な雰囲気。登場人物の人となりや心理が細かく描写されているわけではないけど、その人の印象的な面は伝わってくる。
    視点が男性的な感じがした。
  • 明け方の若者たち
    読んでいて恥ずかしくなる邦ロックの歌詞のような「エモ」で溢れていた。しかしやはり「エモ」に寄るとファンタジー感が強いというか、実際に存在する所謂センス系ショップ名が多く登場するが逆に陳腐でセンスを感じないという人もいそう。全体のストーリーというより人物中心。沼と言われても理解出来ないっていうのが実際...続きを読む
  • 明け方の若者たち
    どんなときも美しい時間は
    後になって輪郭を持つもの

    だからこそ
    「正直に、全部を全力で」
    このモットーを引き続き掲げていこうと思います
  • 明け方の若者たち
    まさかの不倫。

    就活終わりの彼女との出会いから始まる、恋愛と友情の葛藤。映画は知らなかったが、主人公の男性の女性への感情が赤裸々に描かれており映画版も見てみたかったと思った。

    何度忘れようとしても、不意に思い出してしまう経験があるからこそ涙腺が緩んだ。

    心情を書いているのが多く深く読み入れれば...続きを読む
  • 明け方の若者たち
     これは神作品! 映画も何度も観たし、再読もしました。色んな人におすすめをしています。痛い恋愛、ここに極まれり。痛い、切ないでも心に沁みる一冊と言っても過言ではないです。 映画上映時に観に行けばよかったなぁ。 '229/11 '2311/19
  • 明け方の若者たち
    主人公が彼女の好きなところをたくさん挙げていて、こんな風に人の好きなところいっぱい見つけられるようになりたいと思った。

    ただ女が酷すぎて胸糞悪い…
    人生のマジックアワーという単語が気に入った。
  • 明け方の若者たち
    人生のマジックアワーを生きる尚人の話。仕事に恋愛にと悩む尚人が若くて青く感じる。そこまでのめり込む恋愛もしてないので新鮮に思えた。振り返れば全てが美しく感じるような青春の日々を「人生のマジックアワー」って表現するのめちゃくちゃ良いな。
  • 夜行秘密
    人は、変わる。

    人生には選択する場面がある。時には間違った選択をして後から後悔することを私は何度も経験した。この物語を読んで負の連鎖を断ち切るためにも過去の選択した自分を認める努力も必要だなと思った。
    色んな人物にそれぞれスポットが当てられて飽きずに一気に読めた。
  • 明け方の若者たち

    新卒から社会人になって揉まれながら仕事と恋愛に迷走するマジックアワーな青くて苦いお話。
    仲間とわいわいやったり仕事も迷走して
    下北やら高円寺やらサブカル要素たんまりで懐かしい空気に酔いつつ、
    20代の苦い思い出も楽しかったかな〜〜って
    黄昏れた〜〜
    振り返れば全てが美しい淡くてほろ苦いの青春
  • 猫はわかっている
    「世界を取り戻す」雑誌編集者の九美が取材で行った動物病院で出会ったのは。
    「50万の猫と7センチ」野良猫ニャアとのドタバタ生活。
    この2つが一番好き。

    「猫とビデオテープ」十年ぶりに見た旧友の名に思い出がよみがえって。
    権田が「私」に渡したかった中身に笑ったー。美しいよし子こさん見てみたい。

    ...続きを読む
  • 夜行秘密
    indigo la Endの夜行秘密が元々好きで気になって読んでみました。曲を聞いて私が想像していた物語とはだいぶ違ってこんな解釈もできるんだなぁと思いました。
    物語の内容は最初はちょっと微妙かなって思いましたが、途中からどんどん面白くなって一気読みしてしまいました。でも、みんな自ら不幸になりに行っ...続きを読む
  • 夜行秘密
    前作の「明け方の若者たち」に続いて一気読み。
    カツセさんの作品は、読み始めたら止まらない。止まらないというか、止まらずに読んだ方が楽しめる作品だと思う。後味という点で、個人的には前作の方が好きだけど。
  • 猫はわかっている
    いろんな作家さんが描く猫のアンソロジー。
    猫はわかっている。
    ・・・多分(笑)
    基本的に人間は猫に振り回されるし、それを存外悪くないと思ってるよね(笑)