カツセマサヒコのレビュー一覧

  • パパたちの肖像

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    7人の作家さん、みんなパパ作家さんだったとは。
    皆さん、ちゃんと子育てされてきたのかなと思える作品ばかりだった。
    子育てがテーマの作品で父親目線のものは少ないけど、男親ってこんな風に感じていたのかと新鮮な気持ちで読んだ。
    帯にも書いてあるように、この作品は「令和パパの心の声」なんだそう。夫婦で一緒に子育てするのが前提で書かれているところが、令和っぽい。
    いい意味で時代が変わってきたなと嬉しくなった。

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    2025年10月19日
  • ブルーマリッジ

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    プロポーズをして結婚しようとしている雨宮守と
    妻から離婚を言い渡されている土方剛。
    この2人は部署は異なるが同じ会社で働いている。

    守の婚約者である翠さんの言葉がとても刺さった。
    昔の傷ついた経験はずっと残るし、
    自分の言動をしっかりと見直してみようと思った。
    気付かぬうちに他人を傷つけているかもしれないと思うと怖くなった。

    セクハラ、モラハラ、パワハラについて
    書かれていることもあり
    とても現実味のあるお話で一気読みでした!
    誰しも加害者になりうる。

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    2025年10月09日
  • パパたちの肖像

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    行成さんのが読みたくて手に取ったけど、本当に面白かった…2年前に私も出産し、夫と育児をしているけど、うちの夫はきっとおっぱいでないこと嘆いたこともないし、出そうと思ったこともないだろうな笑。純粋な気持ちが可愛くて切なくて読んでよかったーってなった

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    2025年09月24日
  • ブルーマリッジ

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    ネタバレ

    1年前に購入した本。
    仕事に疲弊してた当時はページが進まなかったがふと気になって再開したら止まらず嬉しい気持ちになりました。(本ってやっぱり自分のメンタリティが整ってないとちゃんと楽しめない)

    離婚と結婚のコントラストを付けつつもどこか共通点のある土方課長と守。
    人って被害された印象は強く残るのに、加害に対しては無頓着だなって改めて気付かされた。
    今まで自分がしてきた加害は被害されたことと同じくらい心に留めないといけないと思った。

    最後の翠の言葉。
    結婚や離婚は幸せになるための選択肢。
    はっきり物事を言って自分の言葉を正当化しがちな自分が翠と重なって少し憂鬱になりました、、

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    2025年09月23日
  • わたしたちは、海

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    海の出てくる話を読みたくて買った本。
    はじめてのカツセマサヒコさんでした
    それぞれの話を読み終わると心温まり、毎回“はぁぁぁぁ(ジーン)”となっていた
    久しぶりに余韻に浸れる本に出会った


    ・海の街の十二歳
    ・氷塊、溶けて流れる
    ・オーシャンズ
    ・鯨骨
    か特に好き

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    2025年09月14日
  • パパたちの肖像

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    ネタバレ

    子育てにも、家族の形にも、正解はない。そこに子供への愛情があれば十分だと思う。ただ、子育ては大変すぎて、実際にはそんな綺麗事でまとめられないだろう。夫婦ですれ違い、親子でもすれ違う。それでも、愛情を持って、誰にも何にも縛られず、自分たち家族の生活が続けられるよう必死に進んでいくしかないと改めて思った。

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    2025年08月27日
  • ブルーマリッジ

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    小説はあまり読まないから、ずっと積読してたけど、読み始めたらこの本の世界観に戻ってきたくて、どんどん読み進めてた!
    無意識って怖い。分からない間はどれだけほのめかされても分からない。でも人間ってそんなものなのかも。許されない、信じてみたい、積み重ねが人間関係なんだろうと思った。離れられない場合、信じれなくなって一緒にいるのはつらいな。
    立ち止まって考えることを大事にしたい。

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    2025年08月19日
  • 傷と雨傘

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    いいですね。こういう系好きです。
    各章が数ページなのでとても読みやすいです。
    次々と物語の登場人物がリレー形式に繋がっていく面白さがあります。各章も誰しも共感得る内容だったりします。旦那と喧嘩した時もあったけど、本書の中の大抵の喧嘩は、先に謝った方が勝ちをタイムリーで読んでて、謝りました笑 心に染み渡る言葉がたくさんあります。
    夜に静かに読むのがいいかも

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    2025年08月10日
  • ブルーマリッジ

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    価値観とは怖いなーと思った。
    自分の価値観を人に押し付けるつもりはないけど、でもそれが自分を作るもので軸となるものだから、そこを責められたりすると途端に揺らぐ。
    守と土方の二人の男性の価値観に焦点をあてた本作。
    ブルーマリッジとはよく言ったものだな。
    本作では女性が男性の古い価値観を押し付けられるけど、逆もまた然り。
    日本の結婚の価値観がそもそもって話しだったんだなー

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    2025年08月10日
  • 傷と雨傘

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    効率的な社会。そんな中だからこそ無駄遣いに価値がある。P84
    全てを肯定するような言葉素敵です。

    幸せとは?を考えることもできる一冊P140

    とりあえず生きましょうP184
    おすすめです。

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    2025年07月06日
  • 明け方の若者たち

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    「明け方の若者たち」
    題名通りのお話でした。
    最初は恋愛メインなのかな、と思ってたけど、読んでいくうちにみるみる仕事になり。
    社会人三年目の私と照らし合わせるどころか、ほとんど今の自分と同じで。リアルすぎて驚きました。
    でも、私の抱える悩みや不安は、他の多くの若者も抱えていることを知り、勝手に勇気づけられました。

    同期と仕事中愚痴りあって、大将(王将かな?)に飲みに行く2人は、私と私の同期と全く重なってて、そこにも驚きつつも、安堵しました。

    カツセさんの文章はすごく情景が細かくて、例えがリアルで、読みやすくて想像しやすかった。どんな例えも痒いところに手が届くような描写で、読んでいて面白かっ

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    2025年07月04日
  • 傷と雨傘

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    カツセさんの短編集を初めて手に。
    誰もが人生の『主人公』のはずなのに「主人公にさせまい」と言わんばかりのそれぞれの傷がしっとりと誰にでもある日常のような感覚で言葉、文章として降りかかってくる作品だと感じました。

    題名と序文を読んで、この湿度の高さから、天気が悪い日に読もうと思っていたらだいぶ時間がかかってしまった作品。

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    2025年06月30日
  • 夜行秘密

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    みんな生きるのが下手っぴだなって
    自分を見てるみたいだなって思った
    もっと上手に涼しい顔して生きたいよねみんな
    幸せってなんなんだろって考えさせられる作品だった

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    2025年06月16日
  • ブルーマリッジ

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    自分の正しさを貫いて無自覚に人の心を萎縮させてしまうことって、誰にでもあるだろう。
    無自覚なのだから、自分では気づけないし誰かに言われないと分からない、傲慢なひとにはどれだけ他者から助言があれど変わろうとしない。
    少なくとも、誰かが上手に掬い取って対話できる相手がいるならば気づけるし変わろうとは試みる。
    対話ができる環境にあるって幸せなことだなとつくづく感じた。

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    2025年06月02日
  • わたしたちは、海

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    海辺の町を舞台にした、爽やかな連作短編集。心温まる話もあれば、切なさが残るような話もあり、短編ごとに読後感が異なっていて面白かった。カツセさんといえば「どうしようもなく恋愛に依存していく男女の物語」を書くイメージだったので、このような物語も書けるのか! と驚いた。

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    2025年05月27日
  • 傷と雨傘

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    ネタバレ

    初作家さん 
    6ページくらいの短い1話の中に ほんのひと時だけど
    人とのつながりがあって、自分の人生のワンカットが凝縮して映し出される。連作短編小説

    登場人物たちが ちょっとしたかかわりの中で
    少しだけ 自分だけが知っている傷口に手を当てる

    *ママの機嫌を伺いながら仕事をする人気子役
    学校の友達が教えてくれる「誰かの正解は、他の誰かの不正解の場合があって、みんな一緒に喜べる正解は 本当はあまりないんだって」私の正解は?

    *50代の独身の男 会社を経営をしているが忙しさと責任に疲弊する毎日 タクシーの運転手の「お疲れですか?時間が許すようなら少し遠回りしましょうか」
    息抜きの仕方を忘れたら

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    2025年04月30日
  • わたしたちは、海

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    爽やかだけど、なにか残るものがある、そんな切なさ満載の短編集。
    同じ街の中で起こるそれぞれのショートストーリーが描かれていて、恋人、友人、親子、名前のつけられない関係など、誰かとの思い出やすれ違い、そして心が届いたと感じる瞬間などが描かれている。

    私が今いる場所が海と近いので、潮風や波の音がリアルに感じられ、人と人とのままならなくも、でも愛おしいという繊細な気持ちに触れられたのがよかった。
    話としては、短編集の中でも多いほうだけど、どの話も読後感が似ていて、話としてはスッキリしきらないところはあるのに、とても爽やかな印象が残った。

    また、タイトルも素敵。
    わたしたち、という言葉だけで、孤独

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    2025年04月27日
  • 明け方の若者たち

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    何者かになりたかった。なれると思っていた。
    そんな葛藤や、人との出会い、別れがこの一冊に詰まっていて、胸が苦しかった。
    社会人になりたての頃の自分と重なった。

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    2025年04月26日
  • 傷と雨傘

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    悩みを抱えた34人それぞれの物語少しづつつながりながら進んでいく。傷はあれどみんなどうにか生きていく。それぞれの人生が続いていく。幸あれ。

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    2025年04月19日
  • 明け方の若者たち

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    自分はまだ社会人ではないが、"僕"の何者にもなれない葛藤がとても共感できた。
    何者にでもなれると期待をもつ若者は、まさに自分のように感じた。

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    2025年04月14日