カツセマサヒコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1年前に購入した本。
仕事に疲弊してた当時はページが進まなかったがふと気になって再開したら止まらず嬉しい気持ちになりました。(本ってやっぱり自分のメンタリティが整ってないとちゃんと楽しめない)
離婚と結婚のコントラストを付けつつもどこか共通点のある土方課長と守。
人って被害された印象は強く残るのに、加害に対しては無頓着だなって改めて気付かされた。
今まで自分がしてきた加害は被害されたことと同じくらい心に留めないといけないと思った。
最後の翠の言葉。
結婚や離婚は幸せになるための選択肢。
はっきり物事を言って自分の言葉を正当化しがちな自分が翠と重なって少し憂鬱になりました、、 -
Posted by ブクログ
「明け方の若者たち」
題名通りのお話でした。
最初は恋愛メインなのかな、と思ってたけど、読んでいくうちにみるみる仕事になり。
社会人三年目の私と照らし合わせるどころか、ほとんど今の自分と同じで。リアルすぎて驚きました。
でも、私の抱える悩みや不安は、他の多くの若者も抱えていることを知り、勝手に勇気づけられました。
同期と仕事中愚痴りあって、大将(王将かな?)に飲みに行く2人は、私と私の同期と全く重なってて、そこにも驚きつつも、安堵しました。
カツセさんの文章はすごく情景が細かくて、例えがリアルで、読みやすくて想像しやすかった。どんな例えも痒いところに手が届くような描写で、読んでいて面白かっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ初作家さん
6ページくらいの短い1話の中に ほんのひと時だけど
人とのつながりがあって、自分の人生のワンカットが凝縮して映し出される。連作短編小説
登場人物たちが ちょっとしたかかわりの中で
少しだけ 自分だけが知っている傷口に手を当てる
*ママの機嫌を伺いながら仕事をする人気子役
学校の友達が教えてくれる「誰かの正解は、他の誰かの不正解の場合があって、みんな一緒に喜べる正解は 本当はあまりないんだって」私の正解は?
*50代の独身の男 会社を経営をしているが忙しさと責任に疲弊する毎日 タクシーの運転手の「お疲れですか?時間が許すようなら少し遠回りしましょうか」
息抜きの仕方を忘れたら -
Posted by ブクログ
爽やかだけど、なにか残るものがある、そんな切なさ満載の短編集。
同じ街の中で起こるそれぞれのショートストーリーが描かれていて、恋人、友人、親子、名前のつけられない関係など、誰かとの思い出やすれ違い、そして心が届いたと感じる瞬間などが描かれている。
私が今いる場所が海と近いので、潮風や波の音がリアルに感じられ、人と人とのままならなくも、でも愛おしいという繊細な気持ちに触れられたのがよかった。
話としては、短編集の中でも多いほうだけど、どの話も読後感が似ていて、話としてはスッキリしきらないところはあるのに、とても爽やかな印象が残った。
また、タイトルも素敵。
わたしたち、という言葉だけで、孤独