カツセマサヒコのレビュー一覧

  • 夜行秘密

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    みんな生きるのが下手っぴだなって
    自分を見てるみたいだなって思った
    もっと上手に涼しい顔して生きたいよねみんな
    幸せってなんなんだろって考えさせられる作品だった

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    2025年06月16日
  • ブルーマリッジ

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    自分の正しさを貫いて無自覚に人の心を萎縮させてしまうことって、誰にでもあるだろう。
    無自覚なのだから、自分では気づけないし誰かに言われないと分からない、傲慢なひとにはどれだけ他者から助言があれど変わろうとしない。
    少なくとも、誰かが上手に掬い取って対話できる相手がいるならば気づけるし変わろうとは試みる。
    対話ができる環境にあるって幸せなことだなとつくづく感じた。

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    2025年06月02日
  • わたしたちは、海

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    海辺の町を舞台にした、爽やかな連作短編集。心温まる話もあれば、切なさが残るような話もあり、短編ごとに読後感が異なっていて面白かった。カツセさんといえば「どうしようもなく恋愛に依存していく男女の物語」を書くイメージだったので、このような物語も書けるのか! と驚いた。

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    2025年05月27日
  • 傷と雨傘

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    ネタバレ

    初作家さん 
    6ページくらいの短い1話の中に ほんのひと時だけど
    人とのつながりがあって、自分の人生のワンカットが凝縮して映し出される。連作短編小説

    登場人物たちが ちょっとしたかかわりの中で
    少しだけ 自分だけが知っている傷口に手を当てる

    *ママの機嫌を伺いながら仕事をする人気子役
    学校の友達が教えてくれる「誰かの正解は、他の誰かの不正解の場合があって、みんな一緒に喜べる正解は 本当はあまりないんだって」私の正解は?

    *50代の独身の男 会社を経営をしているが忙しさと責任に疲弊する毎日 タクシーの運転手の「お疲れですか?時間が許すようなら少し遠回りしましょうか」
    息抜きの仕方を忘れたら

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    2025年04月30日
  • わたしたちは、海

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    爽やかだけど、なにか残るものがある、そんな切なさ満載の短編集。
    同じ街の中で起こるそれぞれのショートストーリーが描かれていて、恋人、友人、親子、名前のつけられない関係など、誰かとの思い出やすれ違い、そして心が届いたと感じる瞬間などが描かれている。

    私が今いる場所が海と近いので、潮風や波の音がリアルに感じられ、人と人とのままならなくも、でも愛おしいという繊細な気持ちに触れられたのがよかった。
    話としては、短編集の中でも多いほうだけど、どの話も読後感が似ていて、話としてはスッキリしきらないところはあるのに、とても爽やかな印象が残った。

    また、タイトルも素敵。
    わたしたち、という言葉だけで、孤独

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    2025年04月27日
  • 明け方の若者たち

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    何者かになりたかった。なれると思っていた。
    そんな葛藤や、人との出会い、別れがこの一冊に詰まっていて、胸が苦しかった。
    社会人になりたての頃の自分と重なった。

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    2025年04月26日
  • ブルーマリッジ

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    パワハラを主軸とした「加害性」をテーマにした本。
    明らかな加害。無意識な加害。
    ちょうど夫がパワハラ上司と戦った後だったので、他人事とは思えなかったなー。

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    2025年04月20日
  • 傷と雨傘

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    悩みを抱えた34人それぞれの物語少しづつつながりながら進んでいく。傷はあれどみんなどうにか生きていく。それぞれの人生が続いていく。幸あれ。

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    2025年04月19日
  • 明け方の若者たち

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    自分はまだ社会人ではないが、"僕"の何者にもなれない葛藤がとても共感できた。
    何者にでもなれると期待をもつ若者は、まさに自分のように感じた。

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    2025年04月14日
  • わたしたちは、海

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    どのお話にも海が出てくる短編集。どの話も面白くて1日で読み終わった。「海の街の十二歳」女子のタイムカプセルをこっそり開けて中身を見てしまった小学生の男子の話。見てはいけないものを見てしまった時の3人の反応が優しくて温かくて1番好きだった。カツセマサヒコさんの本はこれで3作目。好きだなぁ。

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    2025年04月08日
  • 明け方の若者たち

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    ネタバレ

    すごく共感、恋愛というよりも社会人になってからの心的描写の部分に。
    結局大きな期待を描いて社会人になるものの、その期待に沿った社会人生活を遅れる人なんてほんの一握り。お酒、恋愛、遊びそういうのでごまかして生きていくものなんだと。
    恋愛は…既婚者だとわかったら冷めてしまうと思う私には解せない部分も多かったけど、ほんとに理想の人と付き合って、それまで暗かった世界が明るくなっていく感じはわかる。主人公がこの先さらに素敵な人と出会えることを祈って。

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    2025年03月22日
  • 傷と雨傘

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    2025/03/20
    疲れてる心に響く言葉が散りばめられてた。
    「とりあえず生きましょう」が特に好き。

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    2025年03月20日
  • わたしたちは、海

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    やっぱり海っていいな
    本作にはたくさんの海が出てくる。
    包み込んでくれるような優しい顔をしたり、
    冷たい顔をしたり…
    それでも人間は海が好きだと思う。
    それは海が…

    「この星自体が流した涙が、流れ着いて集まった場所なのかもしれない。」

    から。この帯の言葉に誘われて思わず購入した海のお話は、人間味溢れ、さらに私の心に波音を響かせるような迫ってくる1冊だった。

    ★引っ越した海の街でたまたま再会した元カノに戸惑う主人公を描いた「徒波」。
    ★クラスメイトのタイムカプセルを掘り起こした男子たちが思わず知ってしまった手紙の事実とは…「海の街の十二歳」。
    ★岬と珊瑚は旅行帰り、迷子を助けることに…「岬

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    2025年03月20日
  • 明け方の若者たち

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    20代前半のなんとも言えない淡い時期をリアルに描いていて、懐かしい気持ちになった。
    人としても社会的にも固定されていない、純粋に恋愛できる期間は、貴重だと思う。30代が近づくと、否が応でも現実を意識することになるから。
    人生って年齢が上がるに従って、制約が増えて身動きが取れなくなるような気がする。子供の頃は、みんな個性があったのに、徐々に肩書きが増えていき、会社名がついて固定化されていく。
    だけど、実は社会人になっても肩書は捨てられるし、自由に生きることはできるのではないか、と思った。
    こういう気持ちをリアルに思い出させるのが小説の醍醐味で、すごく良い作品だった。

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    2025年03月10日
  • 夜行秘密

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    カツセマサヒコさん著「夜行秘密」
    タイトルに惹かれ購読してみることに。
    自分にとって初読みの作家さん。読む前に調べてみたらバンド「ゲスの極み乙女」の音楽アルバムを小説化した作品との事。
    企画としてなのか?なんか壮大なのか斬新なのかちょっと理解できなかったがこういう音楽と小説の融合的な類いの小説は30年以上前に尾崎豊さん本人がやっていたなと思い出す。尾崎豊作品を改めてまた読んでみたいと思った。

    物語は音楽の方を聞いていないため面白さが半減しているのかもしれないがそれでも面白かった。ジャンルとしてはラブストーリーに分類されるのかもしれないが自分には少し文学的な感覚も残った。
    愛する人の「死」が各

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    2025年02月27日
  • 傷と雨傘

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    登場人物みんなが主人公であり、誰かの人生の脇役になって物語が繋がっていくのが面白かった。何気ない日常の出来事でも心に残る言葉に出会って気持ちが少し軽くなって前に進んでいく。一つ一つの物語は短いけれど心に優しく響く言葉の力を感じた。

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    2025年02月26日
  • 傷と雨傘

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    この本で出会った優しい言葉、胸をすく言葉。心を手当てしてくれる言葉。
    この本は優しい。ぱらぱらぱら。言葉の雨が降る。雨傘となり守ってくれるより、もっと優しい温かい光の雨みたいだ。

    “どうか、どうか。
    あなただけの傷や痛み寂しさよ、誰かをまもる雨傘になれ”

    “視野が狭いと、周りの幸せとか、不幸とか、そういうの、見ている余裕がないから”

    “私は、子供。言い訳が下手で、不機嫌も隠せない子供。冷めたふりしているだけの子供。そう自覚した途端、なんだか少し、胸のつかえが取れて、息がしやすくなった気がした。ずっと苦しかったのだと、そこで初めて、私は気付いた。”

    “でも、子供の頃に生きるのが辛かった人

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    2025年02月17日
  • 夜行秘密

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    人物の視点が頻繁に変わるので、だんだんと人物たちのつながりや関係性が見えてきて面白かった。
    最後のたたみかけた展開がとても良かった。『夜行秘密』というアルバムとリンクしているらしく、その楽曲も含めてまた読み返したい。

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    2025年01月11日
  • 夜行秘密

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    ヒリヒリと痛さを感じた。
    誰が幸せなのだろうか…と考えてしまうほど、誰も幸せではない気がした。

    脚本家を夢見て劇団に所属しながらバイトする岩崎凛とバンド・ブルーガールの音色がつきあいだしてから始まり、ライトな恋愛かと思っていたら…。

    映像作家の宮部あきらと彼のファンの富永早苗の恋愛感情のない関係が…。

    宮部あきらのマネージャーだったナツメと彼女と付き合うメイの関係。

    凛が、音色に振られ、宮部あきらが何もかもを失い寄り添うのは凛。

    やがて凛と居場所を失う高校生の松田英治の出会い。

    全く接点のなかった者たちが、出会ったとき…
    まるでこうなることを誰が予測してただろうか。
    人は、こんなに

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    2024年12月12日
  • わたしたちは、海

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    義従兄弟に薦められて読んだ。
    各話の扉に小さく英語タイトルが入っており、日本語を直訳したものでないのが面白かった。
    登場人物が少しずつリンクしており、読み進めるうちにある小さな海辺の街の人々の暮らしが立体的に感じられた。

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    2024年11月29日