カツセマサヒコのレビュー一覧

  • ブルーマリッジ

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    なんともリアル。

    心にずしっ、とくる感じ。
    ブルーマリッジになるには理由がある。ただそれを主人公は全く気づいていない。同じ職場のおっさんをキッカケに気づいていくのだが、、
    その場面がびくっとする。もしかしたらこれって自分も知らずのうちにやってんじゃないか、、

    キラキラキャピキャピの話ではない。等身大のお話。非常に感情を揺さぶってくる。
    文章も描写も綺麗だと思いました。

    あと余談ですが、この本の半透けカバーも素敵。

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    2025年12月24日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    40話収録のエッセイ集。

    キンモクセイの香りがあまり好きではなく、他人の吸う煙草の匂いが好きで、雨男のカツセマサヒコさん。

    私はキンモクセイの香りが好きで煙草の匂いは受け付けない。
    そして友人が驚く程の晴れ女。

    つまり自分とは真逆なタイプのカツセさんだが透明感のある文章に心惹かれるものがある。

    まず気になる表題作。
    まさかのオチにズッコケる。

    今まで読んで来た著者の小説から勝手に都会的でスマートな人をイメージしていた。
    そこからのギャップ半端ない。

    不器用さにシンパシーを感じ嬉しくなる。

    なんて事のない日常。
    でもなんかいい。

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    2025年12月24日
  • 傷と雨傘

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    素敵な装丁に惹かれて買った本。夜寝る前に読むのにちょうど良かった。人と人との繋がりが描かれていて、温かい気持ちになった。

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    2025年12月13日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    短いエッセイ40個収録。
    「あなたに笑ってもらえるなら」と序文に入っていましたが、個人的にはどこか切なくなるようなほっとするような気持ちになりました。
    ホラーやミステリーを読みすぎてしまった後、ちょっと優しい気持ちの作品を読みたくなった人におすすめです。

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    2025年12月13日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    カツセマサヒコさんは好きな作家さんのひとりです

    初読みの作品は『明け方の若者たち』です
    それ以来、新刊が出るたびに読んでいます

    で、本作はカツセマサヒコさんの初エッセイです
    小説もいいですけど、エッセイもなかなか良いですね

    ま、好きな作家さんのエッセイですから面白いはずですよね

    そもそも、どーでもいい作家さんのエッセイは読まないですよね

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    2025年12月12日
  • 傷と雨傘

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    登場人物たちのちょっと負けてる感のある心情が、自分と重なる部分もあって、妙に心にしっくりくる作品だった。

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    2025年12月12日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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     自分が感じてきた恥ずかしい思いだったり、俯瞰してみると思い出したくないような日々を著者は、一緒に笑ってくれる感じがした。すごい温かい感情になった。

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    2025年12月11日
  • 明け方の若者たち

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    マジックアワー、確かに私にもありました。
    尚人と同じく年明けから転職し新天地を迎えます、私。
    BUMPとピロウズ、良い曲ですね。

    比喩が上手で街の空気、匂いが伝わってきてリアルに読む事が出来た。

    同年代の方には是非手に取って欲しい一冊。

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    2025年12月03日
  • 明け方の若者たち

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    ネタバレ

    社会人1年目になった自分と重なる部分が多くあった。大人になるってどういうことだろう。こんなもんだろうと妥協を重ねて、日々を紡いでいく。こんなんじゃなかったと原点を思い出しても、バッターボックスには立てない。でも立った友人に自分の姿を重ねて考えてしまう。フレーズの一つ一つが、共感でそっと心に留めたくなる。
    切なくて法的に認められないとわかっていても主人公の真心に背中を押したいと強く思った。
    そしてここまで人に惚れ込めるのは惚れ込む方も、惚れ込まれる方も幸せだろう。

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    2025年12月03日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    在宅で仕事をしているとき、集中力が切れるたびにポツポツと読み進めた。

    そんな今日もポツポツ読んでて、いかんいかん、と思いながらもその手は会社のPCに向かうではなくスマホに手がのび、なんとなく開いたThreadsで目についた投稿が「雪のように原稿が真っ白」といったカツセさんのものだったので、カツセさんの仕事が進んでないなら僕もいっか!とふたたび本書に戻った。

    数年後にまた読み返したい作品。

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    2025年12月02日
  • 傷と雨傘

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    短編集。

    それぞれの登場者が、次の物語を繋いでゆく。 
    その短い物語のなかに それぞれの登場者に寄せる 含蓄深いことばが。心に突き刺さる。

    読者によって 突き刺さる言葉は 色々だろう。
    でも どの言葉も やさしくて温かい。

    その言葉は 自分だけの傷や 痛み 寂しさに
    “雨傘”になってくれる。

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    2025年11月27日
  • 明け方の若者たち

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    ネタバレ

    久々のエモ系小説。
    実は相手既婚者だったんかい!のような読んでてビックリ要素もあったのがよかった。

    高円寺に住みたくなるしもっと若い時に読んでたらなお浸れたんだろうな。
    今浸れない分大人になったかもな、とは思うけど、この本みたいな青春過ごしておきたかったなーという感情がでかい。
    映画も見てみたい

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    2025年11月25日
  • ブルーマリッジ

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    この作者さんが綴る言葉は、いつも心をグッと掴まれる!
    感情描写、情景描写が繊細かつ言葉選びが散逸で、
    読んでいると、本当にその人が、その物が、その景色が、実際に存在しているんじゃないか、その世界線が続いているのかなと思ってしまう。

    今回の話は、風刺っぽい鋭さを感じた。
    明日は我が身。もしかしたら自分も、気付いていないだけで誰かを傷つけていて、傷ついた人は今も心に深い傷が刻まれているのかもしれない。表面的な情報に触れて、考え方を変えたつもりになることは簡単だけど、根本的な人間性を変えることってきっと難しい、、。そもそも自分のことさえ100%理解できてない、まずはもっと自分と向き合ってみようかな

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    2025年11月20日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    日常生活の素直な感想が表現されていて、楽しく読んだ。作者の繊細な人柄が伝わってくる。ほっこりあたたかい気持ちになれる。
    「海の街に越す」新居に移り住んだときの気持ちに大いに共感した。
    「ジプリみたいな老人と私」笑いました!すごい好きです。

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    2025年11月16日
  • わたしたちは、海

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    完成していない浮遊感のある本
    なんとなく関係が繋がっているけど繋がりきらない

    小説はすべて内容が解決しがちだけど、この本は現実と似ている。理解できそうで理解できない、でもそれが良い

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    2025年11月11日
  • 明け方の若者たち

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    「大切な人は、いつも突然いなくなる。でも実は突然でもなんでもなくて、きっと行動や表情には見えない心の機微が積み重なって、突然のように見えているだけなんだ」の言葉、とても刺さりました。自分の経験した突然の別れが思い起こされ、その時の心のかすかな動きは、、、と想像しました。自分の経験と照らし合わせて、感情移入して最後まで読むことができました。

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    2025年11月02日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    エッセイを初めてちゃんと読めた。なんかこう、人の日記って感じがしてあんまり読むのが得意じゃなかったんだけど、やっぱりカツセさんの紡ぐ文章は体にスッと入ってくる。あーあ、またやっちゃったよ、みたいなことの連続で毎日は続くけど、その中で気付けたり気付かなくて良かったりすることってたくさんあると思った。

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    2025年10月29日
  • ブルーマリッジ

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    ネタバレ

    土方課長が全てを失って三条に助けを求められたあたりのシーンがよかった。
    全てを失ってボロボロになって、自分は誰かに認められたかったのだと、その手段が仕事だったのだと気づいて、無自覚な加害に気づき始めて、少し人として変化した(成長した)場面が特に。

    “男は外で働いて女は家庭を守る”今日では時代錯誤な考えだとされ始めている中で、でもまだその考えが蔓延っているこの時代で、生活を楽しむのって簡単じゃ無いよなー。

    「人間というのは他者との関係性の中で成長していく生き物」
    「エプロンはつけたほうが服も汚れないし、便利ですけど、何より気合が入る。そのための装備です。」
    「日々の買い出しも、義務感ではなく

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    2025年10月25日
  • パパたちの肖像

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    面白かったです。母親も父親も等しく育児は一年生。母親目線は想像できるけど父親だとそうなるのかと。突拍子もなかったり的外れだったりにニヤリと笑ってしまう。真摯に取り組んでいるからこその笑いが漏れてしまった。どのパパさんたちも素敵でした。

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    2025年10月22日
  • ブルーマリッジ

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    ネタバレ

    気付かぬうちに自分が加害者になってるのかもしれないって考えを巡らせながら読んだ。逆に、向こうは無意識なんだろうな悪気ないんだろうなって思うけど、私はすごく傷つくこともたくさんあったなぁと。関わりって難しいな。

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    2025年10月21日