カツセマサヒコのレビュー一覧

  • わたしたちは、海

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    どのお話にも海が出てくる短編集。どの話も面白くて1日で読み終わった。「海の街の十二歳」女子のタイムカプセルをこっそり開けて中身を見てしまった小学生の男子の話。見てはいけないものを見てしまった時の3人の反応が優しくて温かくて1番好きだった。カツセマサヒコさんの本はこれで3作目。好きだなぁ。

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    2025年04月08日
  • 明け方の若者たち

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    ネタバレ

    すごく共感、恋愛というよりも社会人になってからの心的描写の部分に。
    結局大きな期待を描いて社会人になるものの、その期待に沿った社会人生活を遅れる人なんてほんの一握り。お酒、恋愛、遊びそういうのでごまかして生きていくものなんだと。
    恋愛は…既婚者だとわかったら冷めてしまうと思う私には解せない部分も多かったけど、ほんとに理想の人と付き合って、それまで暗かった世界が明るくなっていく感じはわかる。主人公がこの先さらに素敵な人と出会えることを祈って。

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    2025年03月22日
  • 傷と雨傘

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    2025/03/20
    疲れてる心に響く言葉が散りばめられてた。
    「とりあえず生きましょう」が特に好き。

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    2025年03月20日
  • わたしたちは、海

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    やっぱり海っていいな
    本作にはたくさんの海が出てくる。
    包み込んでくれるような優しい顔をしたり、
    冷たい顔をしたり…
    それでも人間は海が好きだと思う。
    それは海が…

    「この星自体が流した涙が、流れ着いて集まった場所なのかもしれない。」

    から。この帯の言葉に誘われて思わず購入した海のお話は、人間味溢れ、さらに私の心に波音を響かせるような迫ってくる1冊だった。

    ★引っ越した海の街でたまたま再会した元カノに戸惑う主人公を描いた「徒波」。
    ★クラスメイトのタイムカプセルを掘り起こした男子たちが思わず知ってしまった手紙の事実とは…「海の街の十二歳」。
    ★岬と珊瑚は旅行帰り、迷子を助けることに…「岬

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    2025年03月20日
  • 明け方の若者たち

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    20代前半のなんとも言えない淡い時期をリアルに描いていて、懐かしい気持ちになった。
    人としても社会的にも固定されていない、純粋に恋愛できる期間は、貴重だと思う。30代が近づくと、否が応でも現実を意識することになるから。
    人生って年齢が上がるに従って、制約が増えて身動きが取れなくなるような気がする。子供の頃は、みんな個性があったのに、徐々に肩書きが増えていき、会社名がついて固定化されていく。
    だけど、実は社会人になっても肩書は捨てられるし、自由に生きることはできるのではないか、と思った。
    こういう気持ちをリアルに思い出させるのが小説の醍醐味で、すごく良い作品だった。

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    2025年03月10日
  • 夜行秘密

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    カツセマサヒコさん著「夜行秘密」
    タイトルに惹かれ購読してみることに。
    自分にとって初読みの作家さん。読む前に調べてみたらバンド「ゲスの極み乙女」の音楽アルバムを小説化した作品との事。
    企画としてなのか?なんか壮大なのか斬新なのかちょっと理解できなかったがこういう音楽と小説の融合的な類いの小説は30年以上前に尾崎豊さん本人がやっていたなと思い出す。尾崎豊作品を改めてまた読んでみたいと思った。

    物語は音楽の方を聞いていないため面白さが半減しているのかもしれないがそれでも面白かった。ジャンルとしてはラブストーリーに分類されるのかもしれないが自分には少し文学的な感覚も残った。
    愛する人の「死」が各

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    2025年02月27日
  • 傷と雨傘

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    登場人物みんなが主人公であり、誰かの人生の脇役になって物語が繋がっていくのが面白かった。何気ない日常の出来事でも心に残る言葉に出会って気持ちが少し軽くなって前に進んでいく。一つ一つの物語は短いけれど心に優しく響く言葉の力を感じた。

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    2025年02月26日
  • 傷と雨傘

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    この本で出会った優しい言葉、胸をすく言葉。心を手当てしてくれる言葉。
    この本は優しい。ぱらぱらぱら。言葉の雨が降る。雨傘となり守ってくれるより、もっと優しい温かい光の雨みたいだ。

    “どうか、どうか。
    あなただけの傷や痛み寂しさよ、誰かをまもる雨傘になれ”

    “視野が狭いと、周りの幸せとか、不幸とか、そういうの、見ている余裕がないから”

    “私は、子供。言い訳が下手で、不機嫌も隠せない子供。冷めたふりしているだけの子供。そう自覚した途端、なんだか少し、胸のつかえが取れて、息がしやすくなった気がした。ずっと苦しかったのだと、そこで初めて、私は気付いた。”

    “でも、子供の頃に生きるのが辛かった人

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    2025年02月17日
  • 夜行秘密

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    人物の視点が頻繁に変わるので、だんだんと人物たちのつながりや関係性が見えてきて面白かった。
    最後のたたみかけた展開がとても良かった。『夜行秘密』というアルバムとリンクしているらしく、その楽曲も含めてまた読み返したい。

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    2025年01月11日
  • 夜行秘密

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    ヒリヒリと痛さを感じた。
    誰が幸せなのだろうか…と考えてしまうほど、誰も幸せではない気がした。

    脚本家を夢見て劇団に所属しながらバイトする岩崎凛とバンド・ブルーガールの音色がつきあいだしてから始まり、ライトな恋愛かと思っていたら…。

    映像作家の宮部あきらと彼のファンの富永早苗の恋愛感情のない関係が…。

    宮部あきらのマネージャーだったナツメと彼女と付き合うメイの関係。

    凛が、音色に振られ、宮部あきらが何もかもを失い寄り添うのは凛。

    やがて凛と居場所を失う高校生の松田英治の出会い。

    全く接点のなかった者たちが、出会ったとき…
    まるでこうなることを誰が予測してただろうか。
    人は、こんなに

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    2024年12月12日
  • わたしたちは、海

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    義従兄弟に薦められて読んだ。
    各話の扉に小さく英語タイトルが入っており、日本語を直訳したものでないのが面白かった。
    登場人物が少しずつリンクしており、読み進めるうちにある小さな海辺の街の人々の暮らしが立体的に感じられた。

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    2024年11月29日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    実在するお店がでてくるショートストーリー集。
    東京に住んでいたら、同じルートでデートしてみるのも楽しそう。
    大阪編も作ってほしいくらい。サクサク読めるし おもしろかった。

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    2024年11月11日
  • わたしたちは、海

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    「徒波」
    「海の街の十二歳」
    「岬と珊瑚」
    「氷塊、溶けて流れる」
    「オーシャンズ」
    「渦」
    「鯨骨」
    海辺の街を舞台にした7話収録の短編集。

    カツセさんの文章は心地いい。

    海辺の街が舞台だからと言うわけではなく、どの物語も波間にゆらゆらと揺られている感覚に陥る。

    時に人の弱さや愚かさも描かれているが、それすらも静かに包み込み、流れに身を委ね生を営んでいる彼等に安心感を覚える。

    波の音や子ども達の声、珈琲の香りまでが漂い五感を刺激する。
    透明感と静けさ、カツセさんの描く世界観が堪らなく好き。

    心が浄化される切なくて愛おしい作品集。

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    2024年11月06日
  • 夜行秘密

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    いくつもの後悔を抱えたまま、それでも前へ進んでいくしかない·····まさにその通りだと思った。あの時こうしていれば、人はそれぞれ色んな想いを抱え生きている·····苦しいなかにも小さな幸せが見い出せればいいけれど、誰もが、何とかもがきながら生きているんだなと。

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    2024年10月09日
  • 明け方の若者たち

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    今、24歳の自分が読んですごく響いた。
    18歳の自分が読んでてもまた違う感じ方だったろうな。また30歳頃に読み返したいと思う。

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    2025年05月09日
  • 猫はわかっている

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    読み終わり。まさかのホラー要素が出てきたのは少しびっくりしたけれどとても良かった、特に最後の話が好き。

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    2024年02月13日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    出てきたお店に行ってみたくなった!
    気軽に読めて、暇で、ちょっと気分転換したいって時にちょうどいい本かも

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    2022年06月17日
  • 猫はわかっている

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    猫に深く関わっている物語もあれば、ほんの一部分にかませて描かれているものもありますが、どれも面白かった。

    「世界を取り戻す」
    最近猫を亡くした身としては、共感できる部分が多々ありました。日常生活の中で描かれる猫と登場人物の絡みが泣ける。。第1弾もあるのかな?ぜひ読んでみたい

    「50万の猫と7センチ」
    作者の実家でかっているリアル猫のお話。家族として迎え入れるまでの経緯やとある事件にハラハラドキドキしつつ、最後はハッピーエンドというオチがお気に入り。

    「双胎の爪」
    猫からこんな風に話が転がるものなんだな、と驚きました。悲しい話の中で追い打ちをかけるストーリーが逸脱。

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    2022年03月08日
  • 猫はわかっている

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    猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い!
    ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。
    描かれた猫の魅力に一番のめりこんでしまったのは阿部智里「50万の猫と7センチ」。はらはらどきどき、笑いあり涙ありの一作。だけどそのようにさまざまな感情に振り回される人間たちをよそ目に、猫ときたらもう……! このオチには脱力せざるを得ませんでした。だけど猫ってこういうものだよね。猫の魅力ってこういうところなんだよね……と猫

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    2022年02月28日
  • 明け方の若者たち

    購入済み

    リアル

    入社して新人の自分には共感できる所がたくさんあったり、コロナ禍では出来ない同僚と仕事の愚痴を言う為に居酒屋行くの憧れました。
    また沼のように誰かを愛してみたい!!

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    2022年01月25日