カツセマサヒコのレビュー一覧

  • ブルーマリッジ

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    価値観とは怖いなーと思った。
    自分の価値観を人に押し付けるつもりはないけど、でもそれが自分を作るもので軸となるものだから、そこを責められたりすると途端に揺らぐ。
    守と土方の二人の男性の価値観に焦点をあてた本作。
    ブルーマリッジとはよく言ったものだな。
    本作では女性が男性の古い価値観を押し付けられるけど、逆もまた然り。
    日本の結婚の価値観がそもそもって話しだったんだなー

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    2025年08月10日
  • 傷と雨傘

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    効率的な社会。そんな中だからこそ無駄遣いに価値がある。P84
    全てを肯定するような言葉素敵です。

    幸せとは?を考えることもできる一冊P140

    とりあえず生きましょうP184
    おすすめです。

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    2025年07月06日
  • 明け方の若者たち

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    「明け方の若者たち」
    題名通りのお話でした。
    最初は恋愛メインなのかな、と思ってたけど、読んでいくうちにみるみる仕事になり。
    社会人三年目の私と照らし合わせるどころか、ほとんど今の自分と同じで。リアルすぎて驚きました。
    でも、私の抱える悩みや不安は、他の多くの若者も抱えていることを知り、勝手に勇気づけられました。

    同期と仕事中愚痴りあって、大将(王将かな?)に飲みに行く2人は、私と私の同期と全く重なってて、そこにも驚きつつも、安堵しました。

    カツセさんの文章はすごく情景が細かくて、例えがリアルで、読みやすくて想像しやすかった。どんな例えも痒いところに手が届くような描写で、読んでいて面白かっ

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    2025年07月04日
  • 傷と雨傘

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    カツセさんの短編集を初めて手に。
    誰もが人生の『主人公』のはずなのに「主人公にさせまい」と言わんばかりのそれぞれの傷がしっとりと誰にでもある日常のような感覚で言葉、文章として降りかかってくる作品だと感じました。

    題名と序文を読んで、この湿度の高さから、天気が悪い日に読もうと思っていたらだいぶ時間がかかってしまった作品。

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    2025年06月30日
  • 夜行秘密

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    みんな生きるのが下手っぴだなって
    自分を見てるみたいだなって思った
    もっと上手に涼しい顔して生きたいよねみんな
    幸せってなんなんだろって考えさせられる作品だった

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    2025年06月16日
  • わたしたちは、海

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    海辺の町を舞台にした、爽やかな連作短編集。心温まる話もあれば、切なさが残るような話もあり、短編ごとに読後感が異なっていて面白かった。カツセさんといえば「どうしようもなく恋愛に依存していく男女の物語」を書くイメージだったので、このような物語も書けるのか! と驚いた。

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    2025年05月27日
  • 傷と雨傘

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    ネタバレ

    初作家さん 
    6ページくらいの短い1話の中に ほんのひと時だけど
    人とのつながりがあって、自分の人生のワンカットが凝縮して映し出される。連作短編小説

    登場人物たちが ちょっとしたかかわりの中で
    少しだけ 自分だけが知っている傷口に手を当てる

    *ママの機嫌を伺いながら仕事をする人気子役
    学校の友達が教えてくれる「誰かの正解は、他の誰かの不正解の場合があって、みんな一緒に喜べる正解は 本当はあまりないんだって」私の正解は?

    *50代の独身の男 会社を経営をしているが忙しさと責任に疲弊する毎日 タクシーの運転手の「お疲れですか?時間が許すようなら少し遠回りしましょうか」
    息抜きの仕方を忘れたら

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    2025年04月30日
  • わたしたちは、海

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    爽やかだけど、なにか残るものがある、そんな切なさ満載の短編集。
    同じ街の中で起こるそれぞれのショートストーリーが描かれていて、恋人、友人、親子、名前のつけられない関係など、誰かとの思い出やすれ違い、そして心が届いたと感じる瞬間などが描かれている。

    私が今いる場所が海と近いので、潮風や波の音がリアルに感じられ、人と人とのままならなくも、でも愛おしいという繊細な気持ちに触れられたのがよかった。
    話としては、短編集の中でも多いほうだけど、どの話も読後感が似ていて、話としてはスッキリしきらないところはあるのに、とても爽やかな印象が残った。

    また、タイトルも素敵。
    わたしたち、という言葉だけで、孤独

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    2025年04月27日
  • 明け方の若者たち

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    何者かになりたかった。なれると思っていた。
    そんな葛藤や、人との出会い、別れがこの一冊に詰まっていて、胸が苦しかった。
    社会人になりたての頃の自分と重なった。

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    2025年04月26日
  • 傷と雨傘

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    悩みを抱えた34人それぞれの物語少しづつつながりながら進んでいく。傷はあれどみんなどうにか生きていく。それぞれの人生が続いていく。幸あれ。

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    2025年04月19日
  • わたしたちは、海

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    どのお話にも海が出てくる短編集。どの話も面白くて1日で読み終わった。「海の街の十二歳」女子のタイムカプセルをこっそり開けて中身を見てしまった小学生の男子の話。見てはいけないものを見てしまった時の3人の反応が優しくて温かくて1番好きだった。カツセマサヒコさんの本はこれで3作目。好きだなぁ。

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    2025年04月08日
  • 傷と雨傘

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    2025/03/20
    疲れてる心に響く言葉が散りばめられてた。
    「とりあえず生きましょう」が特に好き。

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    2025年03月20日
  • わたしたちは、海

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    やっぱり海っていいな
    本作にはたくさんの海が出てくる。
    包み込んでくれるような優しい顔をしたり、
    冷たい顔をしたり…
    それでも人間は海が好きだと思う。
    それは海が…

    「この星自体が流した涙が、流れ着いて集まった場所なのかもしれない。」

    から。この帯の言葉に誘われて思わず購入した海のお話は、人間味溢れ、さらに私の心に波音を響かせるような迫ってくる1冊だった。

    ★引っ越した海の街でたまたま再会した元カノに戸惑う主人公を描いた「徒波」。
    ★クラスメイトのタイムカプセルを掘り起こした男子たちが思わず知ってしまった手紙の事実とは…「海の街の十二歳」。
    ★岬と珊瑚は旅行帰り、迷子を助けることに…「岬

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    2025年03月20日
  • 夜行秘密

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    カツセマサヒコさん著「夜行秘密」
    タイトルに惹かれ購読してみることに。
    自分にとって初読みの作家さん。読む前に調べてみたらバンド「ゲスの極み乙女」の音楽アルバムを小説化した作品との事。
    企画としてなのか?なんか壮大なのか斬新なのかちょっと理解できなかったがこういう音楽と小説の融合的な類いの小説は30年以上前に尾崎豊さん本人がやっていたなと思い出す。尾崎豊作品を改めてまた読んでみたいと思った。

    物語は音楽の方を聞いていないため面白さが半減しているのかもしれないがそれでも面白かった。ジャンルとしてはラブストーリーに分類されるのかもしれないが自分には少し文学的な感覚も残った。
    愛する人の「死」が各

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    2025年02月27日
  • 傷と雨傘

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    登場人物みんなが主人公であり、誰かの人生の脇役になって物語が繋がっていくのが面白かった。何気ない日常の出来事でも心に残る言葉に出会って気持ちが少し軽くなって前に進んでいく。一つ一つの物語は短いけれど心に優しく響く言葉の力を感じた。

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    2025年02月26日
  • 傷と雨傘

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    この本で出会った優しい言葉、胸をすく言葉。心を手当てしてくれる言葉。
    この本は優しい。ぱらぱらぱら。言葉の雨が降る。雨傘となり守ってくれるより、もっと優しい温かい光の雨みたいだ。

    “どうか、どうか。
    あなただけの傷や痛み寂しさよ、誰かをまもる雨傘になれ”

    “視野が狭いと、周りの幸せとか、不幸とか、そういうの、見ている余裕がないから”

    “私は、子供。言い訳が下手で、不機嫌も隠せない子供。冷めたふりしているだけの子供。そう自覚した途端、なんだか少し、胸のつかえが取れて、息がしやすくなった気がした。ずっと苦しかったのだと、そこで初めて、私は気付いた。”

    “でも、子供の頃に生きるのが辛かった人

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    2025年02月17日
  • 夜行秘密

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    人物の視点が頻繁に変わるので、だんだんと人物たちのつながりや関係性が見えてきて面白かった。
    最後のたたみかけた展開がとても良かった。『夜行秘密』というアルバムとリンクしているらしく、その楽曲も含めてまた読み返したい。

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    2025年01月11日
  • 夜行秘密

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    ヒリヒリと痛さを感じた。
    誰が幸せなのだろうか…と考えてしまうほど、誰も幸せではない気がした。

    脚本家を夢見て劇団に所属しながらバイトする岩崎凛とバンド・ブルーガールの音色がつきあいだしてから始まり、ライトな恋愛かと思っていたら…。

    映像作家の宮部あきらと彼のファンの富永早苗の恋愛感情のない関係が…。

    宮部あきらのマネージャーだったナツメと彼女と付き合うメイの関係。

    凛が、音色に振られ、宮部あきらが何もかもを失い寄り添うのは凛。

    やがて凛と居場所を失う高校生の松田英治の出会い。

    全く接点のなかった者たちが、出会ったとき…
    まるでこうなることを誰が予測してただろうか。
    人は、こんなに

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    2024年12月12日
  • わたしたちは、海

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    義従兄弟に薦められて読んだ。
    各話の扉に小さく英語タイトルが入っており、日本語を直訳したものでないのが面白かった。
    登場人物が少しずつリンクしており、読み進めるうちにある小さな海辺の街の人々の暮らしが立体的に感じられた。

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    2024年11月29日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    実在するお店がでてくるショートストーリー集。
    東京に住んでいたら、同じルートでデートしてみるのも楽しそう。
    大阪編も作ってほしいくらい。サクサク読めるし おもしろかった。

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    2024年11月11日