カツセマサヒコのレビュー一覧

  • 明け方の若者たち

    Posted by ブクログ

    マジックアワー、確かに私にもありました。
    尚人と同じく年明けから転職し新天地を迎えます、私。
    BUMPとピロウズ、良い曲ですね。

    比喩が上手で街の空気、匂いが伝わってきてリアルに読む事が出来た。

    同年代の方には是非手に取って欲しい一冊。

    0
    2025年12月03日
  • 明け方の若者たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    社会人1年目になった自分と重なる部分が多くあった。大人になるってどういうことだろう。こんなもんだろうと妥協を重ねて、日々を紡いでいく。こんなんじゃなかったと原点を思い出しても、バッターボックスには立てない。でも立った友人に自分の姿を重ねて考えてしまう。フレーズの一つ一つが、共感でそっと心に留めたくなる。
    切なくて法的に認められないとわかっていても主人公の真心に背中を押したいと強く思った。
    そしてここまで人に惚れ込めるのは惚れ込む方も、惚れ込まれる方も幸せだろう。

    0
    2025年12月03日
  • 傷と雨傘

    Posted by ブクログ

    短編集。

    それぞれの登場者が、次の物語を繋いでゆく。 
    その短い物語のなかに それぞれの登場者に寄せる 含蓄深いことばが。心に突き刺さる。

    読者によって 突き刺さる言葉は 色々だろう。
    でも どの言葉も やさしくて温かい。

    その言葉は 自分だけの傷や 痛み 寂しさに
    “雨傘”になってくれる。

    0
    2025年11月27日
  • 明け方の若者たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々のエモ系小説。
    実は相手既婚者だったんかい!のような読んでてビックリ要素もあったのがよかった。

    高円寺に住みたくなるしもっと若い時に読んでたらなお浸れたんだろうな。
    今浸れない分大人になったかもな、とは思うけど、この本みたいな青春過ごしておきたかったなーという感情がでかい。
    映画も見てみたい

    0
    2025年11月25日
  • ブルーマリッジ

    Posted by ブクログ

    この作者さんが綴る言葉は、いつも心をグッと掴まれる!
    感情描写、情景描写が繊細かつ言葉選びが散逸で、
    読んでいると、本当にその人が、その物が、その景色が、実際に存在しているんじゃないか、その世界線が続いているのかなと思ってしまう。

    今回の話は、風刺っぽい鋭さを感じた。
    明日は我が身。もしかしたら自分も、気付いていないだけで誰かを傷つけていて、傷ついた人は今も心に深い傷が刻まれているのかもしれない。表面的な情報に触れて、考え方を変えたつもりになることは簡単だけど、根本的な人間性を変えることってきっと難しい、、。そもそも自分のことさえ100%理解できてない、まずはもっと自分と向き合ってみようかなと思えた一冊でした。

    0
    2025年11月20日
  • わたしたちは、海

    Posted by ブクログ

    完成していない浮遊感のある本
    なんとなく関係が繋がっているけど繋がりきらない

    小説はすべて内容が解決しがちだけど、この本は現実と似ている。理解できそうで理解できない、でもそれが良い

    0
    2025年11月11日
  • 明け方の若者たち

    Posted by ブクログ

    「大切な人は、いつも突然いなくなる。でも実は突然でもなんでもなくて、きっと行動や表情には見えない心の機微が積み重なって、突然のように見えているだけなんだ」の言葉、とても刺さりました。自分の経験した突然の別れが思い起こされ、その時の心のかすかな動きは、、、と想像しました。自分の経験と照らし合わせて、感情移入して最後まで読むことができました。

    0
    2025年11月02日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    面白かったです。母親も父親も等しく育児は一年生。母親目線は想像できるけど父親だとそうなるのかと。突拍子もなかったり的外れだったりにニヤリと笑ってしまう。真摯に取り組んでいるからこその笑いが漏れてしまった。どのパパさんたちも素敵でした。

    0
    2025年10月22日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    7人の作家さん、みんなパパ作家さんだったとは。
    皆さん、ちゃんと子育てされてきたのかなと思える作品ばかりだった。
    子育てがテーマの作品で父親目線のものは少ないけど、男親ってこんな風に感じていたのかと新鮮な気持ちで読んだ。
    帯にも書いてあるように、この作品は「令和パパの心の声」なんだそう。夫婦で一緒に子育てするのが前提で書かれているところが、令和っぽい。
    いい意味で時代が変わってきたなと嬉しくなった。

    0
    2025年10月19日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    行成さんのが読みたくて手に取ったけど、本当に面白かった…2年前に私も出産し、夫と育児をしているけど、うちの夫はきっとおっぱいでないこと嘆いたこともないし、出そうと思ったこともないだろうな笑。純粋な気持ちが可愛くて切なくて読んでよかったーってなった

    0
    2025年09月24日
  • わたしたちは、海

    Posted by ブクログ

    海の出てくる話を読みたくて買った本。
    はじめてのカツセマサヒコさんでした
    それぞれの話を読み終わると心温まり、毎回“はぁぁぁぁ(ジーン)”となっていた
    久しぶりに余韻に浸れる本に出会った


    ・海の街の十二歳
    ・氷塊、溶けて流れる
    ・オーシャンズ
    ・鯨骨
    か特に好き

    0
    2025年09月14日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子育てにも、家族の形にも、正解はない。そこに子供への愛情があれば十分だと思う。ただ、子育ては大変すぎて、実際にはそんな綺麗事でまとめられないだろう。夫婦ですれ違い、親子でもすれ違う。それでも、愛情を持って、誰にも何にも縛られず、自分たち家族の生活が続けられるよう必死に進んでいくしかないと改めて思った。

    0
    2025年08月27日
  • 傷と雨傘

    Posted by ブクログ

    いいですね。こういう系好きです。
    各章が数ページなのでとても読みやすいです。
    次々と物語の登場人物がリレー形式に繋がっていく面白さがあります。各章も誰しも共感得る内容だったりします。旦那と喧嘩した時もあったけど、本書の中の大抵の喧嘩は、先に謝った方が勝ちをタイムリーで読んでて、謝りました笑 心に染み渡る言葉がたくさんあります。
    夜に静かに読むのがいいかも

    0
    2025年08月10日
  • 傷と雨傘

    Posted by ブクログ

    効率的な社会。そんな中だからこそ無駄遣いに価値がある。P84
    全てを肯定するような言葉素敵です。

    幸せとは?を考えることもできる一冊P140

    とりあえず生きましょうP184
    おすすめです。

    0
    2025年07月06日
  • 傷と雨傘

    Posted by ブクログ

    カツセさんの短編集を初めて手に。
    誰もが人生の『主人公』のはずなのに「主人公にさせまい」と言わんばかりのそれぞれの傷がしっとりと誰にでもある日常のような感覚で言葉、文章として降りかかってくる作品だと感じました。

    題名と序文を読んで、この湿度の高さから、天気が悪い日に読もうと思っていたらだいぶ時間がかかってしまった作品。

    0
    2025年06月30日
  • 夜行秘密

    Posted by ブクログ

    みんな生きるのが下手っぴだなって
    自分を見てるみたいだなって思った
    もっと上手に涼しい顔して生きたいよねみんな
    幸せってなんなんだろって考えさせられる作品だった

    0
    2025年06月16日
  • わたしたちは、海

    Posted by ブクログ

    海辺の町を舞台にした、爽やかな連作短編集。心温まる話もあれば、切なさが残るような話もあり、短編ごとに読後感が異なっていて面白かった。カツセさんといえば「どうしようもなく恋愛に依存していく男女の物語」を書くイメージだったので、このような物語も書けるのか! と驚いた。

    0
    2025年05月27日
  • 傷と雨傘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初作家さん 
    6ページくらいの短い1話の中に ほんのひと時だけど
    人とのつながりがあって、自分の人生のワンカットが凝縮して映し出される。連作短編小説

    登場人物たちが ちょっとしたかかわりの中で
    少しだけ 自分だけが知っている傷口に手を当てる

    *ママの機嫌を伺いながら仕事をする人気子役
    学校の友達が教えてくれる「誰かの正解は、他の誰かの不正解の場合があって、みんな一緒に喜べる正解は 本当はあまりないんだって」私の正解は?

    *50代の独身の男 会社を経営をしているが忙しさと責任に疲弊する毎日 タクシーの運転手の「お疲れですか?時間が許すようなら少し遠回りしましょうか」
    息抜きの仕方を忘れたら、無駄使いをするのがいいですよ。お金か、時間か、体力か。効率的な社会だからこそ 無駄な物に価値がある。

    *仲のいい同僚の医者に尋ねる内科医
    「患者に『死にたい』って言われたら どうこたえるのが正解?」「そんなの 『生きましょう』でいい」
    生きてりゃ必ず何かがある。いいことばかりじゃないけど 好きな食べ物に出会う・好きな歌手が新曲を出す・新たな趣味ができる。何か ポジティブに思える出来事が 生きてる限りは起こりえる。最低限の前向きな言葉。

    ちょっと短くて物足りなくもあるけれど 良い感じ。
    好きかも。
    軽い感じで 今日の占いで一喜一憂するように
    (あぁ こんな言葉もいいね)と楽しんでください。

    0
    2025年04月30日
  • わたしたちは、海

    Posted by ブクログ

    爽やかだけど、なにか残るものがある、そんな切なさ満載の短編集。
    同じ街の中で起こるそれぞれのショートストーリーが描かれていて、恋人、友人、親子、名前のつけられない関係など、誰かとの思い出やすれ違い、そして心が届いたと感じる瞬間などが描かれている。

    私が今いる場所が海と近いので、潮風や波の音がリアルに感じられ、人と人とのままならなくも、でも愛おしいという繊細な気持ちに触れられたのがよかった。
    話としては、短編集の中でも多いほうだけど、どの話も読後感が似ていて、話としてはスッキリしきらないところはあるのに、とても爽やかな印象が残った。

    また、タイトルも素敵。
    わたしたち、という言葉だけで、孤独な物語が多く語られた本書も、なんだか救われる。
    一人ひとり、寄せてはかえす波のような人生を過ごしている。だからこそ、豊かな経験をすることもできる。

    0
    2025年04月27日
  • 傷と雨傘

    Posted by ブクログ

    悩みを抱えた34人それぞれの物語少しづつつながりながら進んでいく。傷はあれどみんなどうにか生きていく。それぞれの人生が続いていく。幸あれ。

    0
    2025年04月19日