カツセマサヒコのレビュー一覧

  • パパたちの肖像

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    7人の作家さん、みんなパパ作家さんだったとは。
    皆さん、ちゃんと子育てされてきたのかなと思える作品ばかりだった。
    子育てがテーマの作品で父親目線のものは少ないけど、男親ってこんな風に感じていたのかと新鮮な気持ちで読んだ。
    帯にも書いてあるように、この作品は「令和パパの心の声」なんだそう。夫婦で一緒に子育てするのが前提で書かれているところが、令和っぽい。
    いい意味で時代が変わってきたなと嬉しくなった。

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    2025年10月19日
  • パパたちの肖像

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    行成さんのが読みたくて手に取ったけど、本当に面白かった…2年前に私も出産し、夫と育児をしているけど、うちの夫はきっとおっぱいでないこと嘆いたこともないし、出そうと思ったこともないだろうな笑。純粋な気持ちが可愛くて切なくて読んでよかったーってなった

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    2025年09月24日
  • わたしたちは、海

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    海の出てくる話を読みたくて買った本。
    はじめてのカツセマサヒコさんでした
    それぞれの話を読み終わると心温まり、毎回“はぁぁぁぁ(ジーン)”となっていた
    久しぶりに余韻に浸れる本に出会った


    ・海の街の十二歳
    ・氷塊、溶けて流れる
    ・オーシャンズ
    ・鯨骨
    か特に好き

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    2025年09月14日
  • パパたちの肖像

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    ネタバレ

    子育てにも、家族の形にも、正解はない。そこに子供への愛情があれば十分だと思う。ただ、子育ては大変すぎて、実際にはそんな綺麗事でまとめられないだろう。夫婦ですれ違い、親子でもすれ違う。それでも、愛情を持って、誰にも何にも縛られず、自分たち家族の生活が続けられるよう必死に進んでいくしかないと改めて思った。

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    2025年08月27日
  • 傷と雨傘

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    いいですね。こういう系好きです。
    各章が数ページなのでとても読みやすいです。
    次々と物語の登場人物がリレー形式に繋がっていく面白さがあります。各章も誰しも共感得る内容だったりします。旦那と喧嘩した時もあったけど、本書の中の大抵の喧嘩は、先に謝った方が勝ちをタイムリーで読んでて、謝りました笑 心に染み渡る言葉がたくさんあります。
    夜に静かに読むのがいいかも

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    2025年08月10日
  • 傷と雨傘

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    効率的な社会。そんな中だからこそ無駄遣いに価値がある。P84
    全てを肯定するような言葉素敵です。

    幸せとは?を考えることもできる一冊P140

    とりあえず生きましょうP184
    おすすめです。

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    2025年07月06日
  • 傷と雨傘

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    カツセさんの短編集を初めて手に。
    誰もが人生の『主人公』のはずなのに「主人公にさせまい」と言わんばかりのそれぞれの傷がしっとりと誰にでもある日常のような感覚で言葉、文章として降りかかってくる作品だと感じました。

    題名と序文を読んで、この湿度の高さから、天気が悪い日に読もうと思っていたらだいぶ時間がかかってしまった作品。

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    2025年06月30日
  • 夜行秘密

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    みんな生きるのが下手っぴだなって
    自分を見てるみたいだなって思った
    もっと上手に涼しい顔して生きたいよねみんな
    幸せってなんなんだろって考えさせられる作品だった

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    2025年06月16日
  • わたしたちは、海

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    海辺の町を舞台にした、爽やかな連作短編集。心温まる話もあれば、切なさが残るような話もあり、短編ごとに読後感が異なっていて面白かった。カツセさんといえば「どうしようもなく恋愛に依存していく男女の物語」を書くイメージだったので、このような物語も書けるのか! と驚いた。

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    2025年05月27日
  • 傷と雨傘

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    ネタバレ

    初作家さん 
    6ページくらいの短い1話の中に ほんのひと時だけど
    人とのつながりがあって、自分の人生のワンカットが凝縮して映し出される。連作短編小説

    登場人物たちが ちょっとしたかかわりの中で
    少しだけ 自分だけが知っている傷口に手を当てる

    *ママの機嫌を伺いながら仕事をする人気子役
    学校の友達が教えてくれる「誰かの正解は、他の誰かの不正解の場合があって、みんな一緒に喜べる正解は 本当はあまりないんだって」私の正解は?

    *50代の独身の男 会社を経営をしているが忙しさと責任に疲弊する毎日 タクシーの運転手の「お疲れですか?時間が許すようなら少し遠回りしましょうか」
    息抜きの仕方を忘れたら、無駄使いをするのがいいですよ。お金か、時間か、体力か。効率的な社会だからこそ 無駄な物に価値がある。

    *仲のいい同僚の医者に尋ねる内科医
    「患者に『死にたい』って言われたら どうこたえるのが正解?」「そんなの 『生きましょう』でいい」
    生きてりゃ必ず何かがある。いいことばかりじゃないけど 好きな食べ物に出会う・好きな歌手が新曲を出す・新たな趣味ができる。何か ポジティブに思える出来事が 生きてる限りは起こりえる。最低限の前向きな言葉。

    ちょっと短くて物足りなくもあるけれど 良い感じ。
    好きかも。
    軽い感じで 今日の占いで一喜一憂するように
    (あぁ こんな言葉もいいね)と楽しんでください。

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    2025年04月30日
  • わたしたちは、海

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    爽やかだけど、なにか残るものがある、そんな切なさ満載の短編集。
    同じ街の中で起こるそれぞれのショートストーリーが描かれていて、恋人、友人、親子、名前のつけられない関係など、誰かとの思い出やすれ違い、そして心が届いたと感じる瞬間などが描かれている。

    私が今いる場所が海と近いので、潮風や波の音がリアルに感じられ、人と人とのままならなくも、でも愛おしいという繊細な気持ちに触れられたのがよかった。
    話としては、短編集の中でも多いほうだけど、どの話も読後感が似ていて、話としてはスッキリしきらないところはあるのに、とても爽やかな印象が残った。

    また、タイトルも素敵。
    わたしたち、という言葉だけで、孤独な物語が多く語られた本書も、なんだか救われる。
    一人ひとり、寄せてはかえす波のような人生を過ごしている。だからこそ、豊かな経験をすることもできる。

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    2025年04月27日
  • 傷と雨傘

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    悩みを抱えた34人それぞれの物語少しづつつながりながら進んでいく。傷はあれどみんなどうにか生きていく。それぞれの人生が続いていく。幸あれ。

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    2025年04月19日
  • わたしたちは、海

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    どのお話にも海が出てくる短編集。どの話も面白くて1日で読み終わった。「海の街の十二歳」女子のタイムカプセルをこっそり開けて中身を見てしまった小学生の男子の話。見てはいけないものを見てしまった時の3人の反応が優しくて温かくて1番好きだった。カツセマサヒコさんの本はこれで3作目。好きだなぁ。

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    2025年04月08日
  • 傷と雨傘

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    2025/03/20
    疲れてる心に響く言葉が散りばめられてた。
    「とりあえず生きましょう」が特に好き。

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    2025年03月20日
  • わたしたちは、海

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    やっぱり海っていいな
    本作にはたくさんの海が出てくる。
    包み込んでくれるような優しい顔をしたり、
    冷たい顔をしたり…
    それでも人間は海が好きだと思う。
    それは海が…

    「この星自体が流した涙が、流れ着いて集まった場所なのかもしれない。」

    から。この帯の言葉に誘われて思わず購入した海のお話は、人間味溢れ、さらに私の心に波音を響かせるような迫ってくる1冊だった。

    ★引っ越した海の街でたまたま再会した元カノに戸惑う主人公を描いた「徒波」。
    ★クラスメイトのタイムカプセルを掘り起こした男子たちが思わず知ってしまった手紙の事実とは…「海の街の十二歳」。
    ★岬と珊瑚は旅行帰り、迷子を助けることに…「岬と珊瑚」。
    ★久々に再会した父親には、自分の子どもと同い年の子どもがいた…「氷塊、溶けて流れる」。
    ★雫がずっと働いていた八百屋さんが閉店する。しかし雫にそのことは伝えられておらず、さらに店主大きな秘密も抱えているようで…「オーシャンズ」
    ★夫の関係が破綻し、若い男を買い愛情の矛先を向ける妻を描く、「渦」。
    ★海に打ち上げられた鯨骨を一緒に見た高校の同級生が、久々に再会すると余命が幾ばくもなくなっていた…「鯨骨」。

    特に印象的なのは「オーシャンズ」と「鯨骨」。
    救済話は「海の街の十二歳」と「岬と珊瑚」。
    本作は読む人によって、みえてくる海の風景が変わってくると思うし、感じ方も様々だと思う!
    ぜひ多くの人に読んでほしい作品だ。

    p.260 海(鯨骨)
    「海も涙も、しょっぱいじゃん。だからさ、実は海は、たくさんの生き物や、人間や、もしかするとこの星自体が流した涙が、流れ着いて集まった場所なのかもしれない。この星は涙でできていて、海は乾くことはない。だからみんな、海に泣きに行くのかもしれないな。」

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    2025年03月20日
  • 夜行秘密

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    カツセマサヒコさん著「夜行秘密」
    タイトルに惹かれ購読してみることに。
    自分にとって初読みの作家さん。読む前に調べてみたらバンド「ゲスの極み乙女」の音楽アルバムを小説化した作品との事。
    企画としてなのか?なんか壮大なのか斬新なのかちょっと理解できなかったがこういう音楽と小説の融合的な類いの小説は30年以上前に尾崎豊さん本人がやっていたなと思い出す。尾崎豊作品を改めてまた読んでみたいと思った。

    物語は音楽の方を聞いていないため面白さが半減しているのかもしれないがそれでも面白かった。ジャンルとしてはラブストーリーに分類されるのかもしれないが自分には少し文学的な感覚も残った。
    愛する人の「死」が各所各所でポイントになっており物語が構成されている。登場人物達のその「死」の噛み砕き方が絶妙。
    ターニングポイントとして何人かの「死」を絡ませてその後の未来を描くその描き方が面白かった。結末もやはり「死」によってもたらされ、「愛」に対して「死」を対にするような作風で終始描かれておりかなり文学的なニュアンスを強く感じた。

    この小説のおおもとの「ゲスの極み乙女」の楽曲を聞いた事のある方はどういう読後感があるのだろうか?
    とても興味深いのでこの後調べてみたい。

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    2025年02月27日
  • 夜行秘密

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    人物の視点が頻繁に変わるので、だんだんと人物たちのつながりや関係性が見えてきて面白かった。
    最後のたたみかけた展開がとても良かった。『夜行秘密』というアルバムとリンクしているらしく、その楽曲も含めてまた読み返したい。

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    2025年01月11日
  • 夜行秘密

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    ヒリヒリと痛さを感じた。
    誰が幸せなのだろうか…と考えてしまうほど、誰も幸せではない気がした。

    脚本家を夢見て劇団に所属しながらバイトする岩崎凛とバンド・ブルーガールの音色がつきあいだしてから始まり、ライトな恋愛かと思っていたら…。

    映像作家の宮部あきらと彼のファンの富永早苗の恋愛感情のない関係が…。

    宮部あきらのマネージャーだったナツメと彼女と付き合うメイの関係。

    凛が、音色に振られ、宮部あきらが何もかもを失い寄り添うのは凛。

    やがて凛と居場所を失う高校生の松田英治の出会い。

    全く接点のなかった者たちが、出会ったとき…
    まるでこうなることを誰が予測してただろうか。
    人は、こんなにも呆気なく死んでしまうのか…
    こんなにも傷つけあって何が残ったのか…
    思いが重いになる。







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    2024年12月12日
  • わたしたちは、海

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    義従兄弟に薦められて読んだ。
    各話の扉に小さく英語タイトルが入っており、日本語を直訳したものでないのが面白かった。
    登場人物が少しずつリンクしており、読み進めるうちにある小さな海辺の街の人々の暮らしが立体的に感じられた。

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    2024年11月29日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    実在するお店がでてくるショートストーリー集。
    東京に住んでいたら、同じルートでデートしてみるのも楽しそう。
    大阪編も作ってほしいくらい。サクサク読めるし おもしろかった。

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    2024年11月11日