カツセマサヒコのレビュー一覧

  • 明け方の若者たち

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    思ったよりも、恋愛についての葛藤要素が強かったですが、主人公と友人(尚人)の、20代後半ならでは進路の悩み、先が見えない人生に対する不安感にとても共感しました。

    主人公の友人(尚人)の言葉
    「23,24歳あたりは、人生のマジックアワーだとおもうのよね」
    にはとても勇気づけられました。
    苦しい、もっとやりたい事をしたい、ここでいいのだろうか、といった私自身も感じる悩みは、
    自分が自由で、ある程度自由に使えるお金がある「マジックアワー」にいるからこそ生まれる悩みなんだと思い、とても勇気づけられました。

    「人生のマジックアワー」の言葉をお守りに、苦しくて悩むことがあっても、悩みすぎずに乗り越えて

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    2025年11月24日
  • パパたちの肖像

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    子育てに関するパパ(ママも)の苦悩の短編集。
    「俺の乳首からはおっぱいは出ない」がお気に入り。上手く子供をあやす事が出来ない。筋肉を鍛えておっぱいを出すチャレンジ。物凄い馬鹿馬鹿しいけど、妙なリアリティがある。
    他もほぼハッピーエンドだし、面白く読めた。

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    2025年11月20日
  • わたしたちは、海

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    海が散りばめられたような文章が多く、読み進めていく度、どこに海が出てくるか期待して読んでいた。
    海の見え方や楽しみ方は人それぞれの中、いろいろな目線の海を読む事ができる一冊。

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    2025年11月08日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    ネタバレ

    タイトルにもなっている「あのときマカロンさえ買わなければ」。あのときあんなことしなければ…!という経験したことある人、多いのではないでしょうか。羞恥心と共に襲ってくる、後悔だったり自分の卑屈さ。言葉にできない、んうぁぁぁぁぁって感情がめちゃめちゃ言語化されていてそうなんだよ…と驚きました。1発目から抉られた。
    「ただ笑った夜を覚えている」では大人になってから友達を作るのって難しいと語られている。
    本当にその通りで、職場で親しい人ができたとしても、同僚であり友達と言えるのか…?とわたしは疑問に思ってしまう。友達になろう!いいよ!で友達を作れる日々はもう終わってしまったのだなと少ししんみりする。し

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    2025年10月23日
  • パパたちの肖像

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「ダディトラック」 外山薫 
    「俺の乳首からおっぱいは出ない」 行成薫 
    「連絡帳の父」 岩井圭也 
    「世界で一番ありふれた消失」 似鳥鶏 
    「息子の進学」 石持浅海 
    「髪を結ぶ」 河邉徹 
    「そういう家族がそこにある」 カツセマサヒコ

    それこそ多様性を認め合うことが大切だと思わされる。自分の意識も更新しないといけない。
    家族の形に正解はない。
    今うまくいっていても将来的に良い関係が続いているとは限らないし、どんなに大切に育てたつもりでも思うとおりに子どもが育つわけではない。
    せめて、今自分ができる最善と思うことを誠実にするしかないのだろう。

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    2025年10月08日
  • パパたちの肖像

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    共働き育児経験者なら昔の自分達夫婦を思い出し、未経験者にはこんなものなのかと思わせる小説。
    物語はかなりデフォルメされているが、子育てにおいて父親は母親には絶対的に敵わないという事は、当然のように再認識させてくれた一冊だった。
    軽く読むにはちょうど良いと思う。

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    2025年09月21日
  • パパたちの肖像

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    ネタバレ

    2025/08/20予約2
    母親はお腹の赤ちゃんと十月十日一緒に過ごすからこそ、だんだん母になっていく。その姿を見ているだけでは父親になれないんだな。この7人の父親は、その家族にとってのあるべき姿というより、ありたい姿を試行錯誤しながら進んでいく、とても今どきの夫婦だと感じた。
    最後の「そういう家族がそこにある」、これは2人で考え専業主婦を選んだ家族の話で、主人公のパパにいい友人がいて救われる。誰にも外から見えない悩み葛藤があるよね。
    面白い視点の本だった。

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    2025年09月15日
  • ブルーマリッジ

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    去年の夏、病院に行ってる間に恋人が買ってくれた本。自分用と二冊。
    カツセさんが書く文章は読みやすいから、とオススメしたらすぐに読んでくれた。

    知らぬ間の加害っていうのは、ものすごく恐ろしいものなんだなと。なにせ自覚がないってのが怖い。
    僕も知らぬ間の加害してないだろうか。してそうで嫌かも。
    態度や言葉、された側・言われた側ってのはどうしようもなく覚えているもので、した側・言った側はどうしても忘れているもの。
    気をつけるって言ったってどう気をつけるのか分からないけれど、気をつけたい。

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    2025年09月10日
  • 明け方の若者たち

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    ネタバレ


    大手の印刷会社に内定。会社員。総務部。

    彼女
    「勝ち組飲み」で出会う。僕と別のキャンパスに通う大学院生。春から、途上国の素材でバッグなどを作る小さなアパレルブランドで働くことが決まっている。

    石田
    「勝ち組飲み」の企画者。僕とは語学の授業が四年間同じだった。口臭がひどい。ブラックな噂がたったメーカーに内定。

    吉井

    尚人
    内定式で初めて会った。数少ない気を許せる会社の同僚。

    桐谷
    僕の一つ下に入って来た後輩。

    足立

    ミカ
    風俗嬢。

    黒澤
    尚人の同僚。夜の営業部長。

    狭山
    天才的な営業力を持った曲者ワンマンプレイヤー。

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    2025年09月03日
  • ブルーマリッジ

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    確かに知らぬ知らぬうちに加害者になってるかもしれない。被害妄想が激しいから、被害者ヅラしてしまってるかもしれない。でもみんなも困惑して傷付いてるかもしれない。

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    2025年08月12日
  • ブルーマリッジ

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    おすすめ度 ★★★☆☆

    男性側の恋愛価値観が描かれてるのは珍しいと思った。
    パワハラ上司には腹が立つけど
    最後はいい人になってほしい、ただ男性ってずるい
    過去が悪いくせにいい人なって美化されるなんておかしい

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    2025年08月11日
  • ブルーマリッジ

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    ネタバレ

    男性同士が心の傷をケアすることについて書かれていると聞いて手に取った。確かにこういう関係性は、いわゆる男の友情的なものと異なると感じた。
    ただテーマの中心は「加害」について。人は知らないうちに加害をしていて、それに気づいた時にどう生きていくべきなのかを問われる。

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    2025年08月07日
  • 明け方の若者たち

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    コッテコテの恋愛小説かと思えば、そんなことなくて予想外に引き込まれた。尚人の仕事に対する考え方が好きだった。

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    2025年08月07日
  • 明け方の若者たち

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    ネタバレ

    現代の恋愛小説って感じだった。若々しい恋愛で思わず胸が熱くなった。
    主人公があまりにも一途で、心が苦しいぐらい共感出来た。。。
    ただまさかの彼女が既婚者と分かった後から読むのがとても複雑だった。
    それぞれ出てくる登場人物が現実味を感じた。
    最後の終わり方も人によっては気に入らない人もいるかもしれないが、私的には色々と想像が出来るからいい終わり方だったかなと思う。

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    2025年08月05日
  • 明け方の若者たち

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    大学生から社会人にかけての、淡い恋愛の物語。
    というのは間違いないんだけれど、
    そんな綺麗なばかりの話でもなく
    主人公の不器用な素直さが痛々しくて
    目を逸らしてしまいそうだった。
    そこも含めて美しい作品だと思う。

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    2025年07月12日
  • 明け方の若者たち

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    世の中の20代はこんなかんじなのだろうか。
    普通から脱線せずに生きていた20代はこんなかんじなのだろうか。
    私は10代前半から脱線し続けた人生なので、羨ましさもありつつ苛立ちも覚える物語だった。
    ただ、その苛立ちもこの小説を読む上でほどよいスパイスになっていたように思う。
    多分、この小説に共感したり「エモい」と言える人は幸せな人だ。

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    2025年07月09日
  • 傷と雨傘

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    この本には沢山の主人公が各章ごとに出てきます。
    全員関係ない人なのかなと思えば、繋がっていて、当たり前ですが、あぁそれぞれの人生があるんだなとしみじみしてました。

    この人もここに来るまでに何かがあってここにいるんだろうなとか考えるとなんだか不思議に感じます。

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    2025年07月08日
  • ブルーマリッジ

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    カツセさん初読。さくさく読めた。
    パワハラ上司にはムカつきすぎて気持ち悪かったけど、こうなるまで気付けなくて可哀想な人だね。でもちゃんと頼れる人が居てよかったよ。
    無自覚の加害がテーマなんだと思うけど、カップルの方は特に、ちょっと取ってつけた感を感じてしまったな…。

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    2025年06月29日
  • ブルーマリッジ

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    結婚生活の話かと思って手に取ったら、ハラスメントについて多くを割いていた。
    パワハラ、モラハラ、セクハラが主だった。世代間の意識の違い、男女間の意識の違い、そして、された側とする側の印象の違いなどなど…。

    婚約者の彼女に、過去の言動をきつく戒められた主人公の男性は、自分が半ば無意識に相手を深く傷つけていたことに唖然とする。そして、彼女とのこれからの関係に悩み始める。

    この二人がこの先結婚してもうまくいきっこないのになぁ…

    仕事場でのハラスメントより、私は家庭内でのハラスメントが怖い。家族は距離も近いし、なかなか縁を切ることができないから。職場でのパワハラはこちらの立ち居振る舞いで、ある程

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    2025年06月18日
  • わたしたちは、海

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    海に近いところでのお話7篇。
    初めのお話があまり好みではなく、読みにくいな〜と思ったけどそのあとはそうでもなかった。

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    2025年05月18日