カツセマサヒコのレビュー一覧

  • 夜行秘密

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    ヒリヒリと痛さを感じた。
    誰が幸せなのだろうか…と考えてしまうほど、誰も幸せではない気がした。

    脚本家を夢見て劇団に所属しながらバイトする岩崎凛とバンド・ブルーガールの音色がつきあいだしてから始まり、ライトな恋愛かと思っていたら…。

    映像作家の宮部あきらと彼のファンの富永早苗の恋愛感情のない関係が…。

    宮部あきらのマネージャーだったナツメと彼女と付き合うメイの関係。

    凛が、音色に振られ、宮部あきらが何もかもを失い寄り添うのは凛。

    やがて凛と居場所を失う高校生の松田英治の出会い。

    全く接点のなかった者たちが、出会ったとき…
    まるでこうなることを誰が予測してただろうか。
    人は、こんなに

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    2024年12月12日
  • わたしたちは、海

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    義従兄弟に薦められて読んだ。
    各話の扉に小さく英語タイトルが入っており、日本語を直訳したものでないのが面白かった。
    登場人物が少しずつリンクしており、読み進めるうちにある小さな海辺の街の人々の暮らしが立体的に感じられた。

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    2024年11月29日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    実在するお店がでてくるショートストーリー集。
    東京に住んでいたら、同じルートでデートしてみるのも楽しそう。
    大阪編も作ってほしいくらい。サクサク読めるし おもしろかった。

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    2024年11月11日
  • わたしたちは、海

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    「徒波」
    「海の街の十二歳」
    「岬と珊瑚」
    「氷塊、溶けて流れる」
    「オーシャンズ」
    「渦」
    「鯨骨」
    海辺の街を舞台にした7話収録の短編集。

    カツセさんの文章は心地いい。

    海辺の街が舞台だからと言うわけではなく、どの物語も波間にゆらゆらと揺られている感覚に陥る。

    時に人の弱さや愚かさも描かれているが、それすらも静かに包み込み、流れに身を委ね生を営んでいる彼等に安心感を覚える。

    波の音や子ども達の声、珈琲の香りまでが漂い五感を刺激する。
    透明感と静けさ、カツセさんの描く世界観が堪らなく好き。

    心が浄化される切なくて愛おしい作品集。

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    2024年11月06日
  • 夜行秘密

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    いくつもの後悔を抱えたまま、それでも前へ進んでいくしかない·····まさにその通りだと思った。あの時こうしていれば、人はそれぞれ色んな想いを抱え生きている·····苦しいなかにも小さな幸せが見い出せればいいけれど、誰もが、何とかもがきながら生きているんだなと。

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    2024年10月09日
  • 明け方の若者たち

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    今、24歳の自分が読んですごく響いた。
    18歳の自分が読んでてもまた違う感じ方だったろうな。また30歳頃に読み返したいと思う。

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    2025年05月09日
  • 猫はわかっている

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    読み終わり。まさかのホラー要素が出てきたのは少しびっくりしたけれどとても良かった、特に最後の話が好き。

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    2024年02月13日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    出てきたお店に行ってみたくなった!
    気軽に読めて、暇で、ちょっと気分転換したいって時にちょうどいい本かも

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    2022年06月17日
  • 猫はわかっている

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    猫に深く関わっている物語もあれば、ほんの一部分にかませて描かれているものもありますが、どれも面白かった。

    「世界を取り戻す」
    最近猫を亡くした身としては、共感できる部分が多々ありました。日常生活の中で描かれる猫と登場人物の絡みが泣ける。。第1弾もあるのかな?ぜひ読んでみたい

    「50万の猫と7センチ」
    作者の実家でかっているリアル猫のお話。家族として迎え入れるまでの経緯やとある事件にハラハラドキドキしつつ、最後はハッピーエンドというオチがお気に入り。

    「双胎の爪」
    猫からこんな風に話が転がるものなんだな、と驚きました。悲しい話の中で追い打ちをかけるストーリーが逸脱。

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    2022年03月08日
  • 猫はわかっている

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    猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い!
    ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。
    描かれた猫の魅力に一番のめりこんでしまったのは阿部智里「50万の猫と7センチ」。はらはらどきどき、笑いあり涙ありの一作。だけどそのようにさまざまな感情に振り回される人間たちをよそ目に、猫ときたらもう……! このオチには脱力せざるを得ませんでした。だけど猫ってこういうものだよね。猫の魅力ってこういうところなんだよね……と猫

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    2022年02月28日
  • 明け方の若者たち

    購入済み

    リアル

    入社して新人の自分には共感できる所がたくさんあったり、コロナ禍では出来ない同僚と仕事の愚痴を言う為に居酒屋行くの憧れました。
    また沼のように誰かを愛してみたい!!

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    2022年01月25日
  • 猫はわかっている

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    世界を取り戻す 村山由佳/女か猫か 有栖川有栖/
    50万の猫と7センチ 阿部智里/双胎の爪 長岡弘樹/
    名前がありすぎる カツセマサヒコ/
    猫とビデオテープ 嶋津輝/幸せなシモベ 望月麻衣

    ねこ ネコ 猫 猫だらけ キャーー!
    みんな可愛い奴らですハイ

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    2021年12月20日
  • 終電間際オンライン 小説集

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    春茶が好きで購入。
    結構有名な作家さん達の短編小説集。
    いぬじゅんのやつ悲しかったなぁ。笑
    あー、わかる。って共感できるような私たちの年代の共感ゾーンが多かった気がする。
    一緒に歌を聞いてなごむ。

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    2021年02月14日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    ネタバレ

    町田文学館で借りた本。
    かつて町田に住んでいた、という話がありおお、と思う。

    エッセイは読みながら、過去の自分の小さな思い出と急にリンクすることがあるから面白い。

    シングルライダーズ・ハイ
    ・相手と自分の温度感の差。一緒にディズニーに行って、別々に乗るという選択肢もあるのか
    *絶対的な笑顔、というものがこの世にはある。

    肉食獣のアパレル店員
    *ユニクロ感謝祭に全身ユニクロで入店した。

    ーーー

    *もしかしたら私たちは、ハンバーグでなく時間を食べているのかもしれない。

    ーーー
    *雨や雪のせいにして「会いたい」と言ったことがあった。

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    2026年05月17日
  • 明け方の若者たち

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    この小説は男に悪い 笑
    20代の青年期を過ごしている全ての男が、魅力的すぎる彼女に落ちると思います。
    届きそうでありながら、全然届かない距離感にもどかしさを感じる反面、まさに青春だなと思うところもあり、面白かったです。

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    2026年05月14日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    うまくいかない恋 アンソロジーなので
    どの短編も単純なハッピーエンドではない。
    けれど8人の作家さん其々に、30代ならではの主人公たちの個性的な恋模様が描かれていて面白かった。

    収録作は以下の8作品

    「感情旅行」・一穂ミチ
    「独身の女王」・麻布競馬場
    「オレンジシャドウの憂齢」・砂村かいり
    「さみしがりやの恐竜たち」・こざわたまこ
    「不機嫌依存症」・田中兆子
    「出会い」・朝比奈あすか
    「振りかぶって、さよなら」・千加野あい
    「となりの独り」・カツセマサヒコ

    私は「出会い」と「となりの独り」が好みだった。
    「出会い」は一歩踏み出せない片想いのお話。
    スタートすらしなかった恋もまた、生活に彩

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    2026年05月10日
  • ブルーマリッジ

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    カツセマサヒコさんの本は感情のまま言葉にしてることが多く、印象に残る本というイメージがある。
    今私が「結婚」についてよく考えているから、この物語の結婚観について気になり読み始めた。

    会社のパワハラ、離婚、結婚前の関係。
    私が未だ経験した事ない人の感情を感じることができた。
    無自覚の加害。無自覚の傷。
    人の言葉や行動ひとつで人は簡単に壊れてしまうし、関係も崩れてしまう。自覚して言葉を、行動を常に選択しなければいけないなと思った。

    結婚の前は絶対に不安がまとわりついて、離婚の前は感謝が絶えない。

    大きなロマンと義務を背負わせすぎたのものがこの国の結婚観だ。という言葉に本当にそうだと思った。

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    2026年05月08日
  • ブルーマリッジ

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    結婚前の憂鬱な話なのかなと思ったら違った。マリッジブルーじゃなくてブルーマリッジだものね。ハラスメントがテーマの小説だった。

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    2026年04月24日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    相手の真意を理解する。
    相手との性格の違いや、人生観の違いを許容する。
    そこにリスペクト出来ないのであれば、好きだのなんだのは、ただの戯言だと思う。
    相手の身勝手を頭ごなしに否定するのではなく、その前段階にどんなロジックがあるのか探し出すもの。
    無数の恋愛模様がある中で、相手を否定して自分を正当化する事がどれだけ無意味な事か。
    少なからずある失敗を元に、それでもまた誰かを好きになるという事が美しいと思える小説。

    「恋は中央線」という言葉があった。
    中央線は、阪急京都線のように河原町を出て梅田に到着する、ゴールのある線。
    でも僕は、環状線みたいなものだと思う。
    同じ駅に何回着いたとしても新鮮を

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    2026年04月23日
  • パパたちの肖像

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    仕事だけでも大変なのに、当たり前のように家事・育児との両立が求められる令和のパパ。大変でないはずがない。

    女性活躍の必要性が叫ばれるようになり、日本型雇用慣行のもとで、女性が育児と両立しながら働き続けることの難しさは、広く認識されるようになってきた。だからこそ、女性が働き続けるためには男性の育児参画が不可欠だという流れは、ある意味で自然なものだと思う。

    一方で、男性にとっては前例のない大きな負荷が課されているにもかかわらず、それが「当然のこと」として求められている側面もある。(かくいう私自身も、夫にそれを求めている一人だ。)
    こうした本を通じて、「パパも大変なんだ」「それでも頑張っているん

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    2026年04月19日