カツセマサヒコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アンソロジーなので評価は付けにくかったけど、総合で★5。世間のお父さん、お母さんの苦労というか哀愁を感じられた。親になれなかった自分には分からないものが伝わる。
子育ての大変さとその成長の喜びの経験ができなかったのを自分の選択とは言え後悔がないとは言えない。やはり良いものなんだろう、と言ってしまうと世間様から簡単に言ってくれるなと非難を浴びるんだろうな。
それでもこの作品達からはそう羨ましく思わされるものがあった。
髪を結ぶ、そういう家族がそこにある、この2作品が特に良かった。その分少し落ち込むかな。
でも良いアンソロジーでした。初読みの作家さんにも出会えたしね。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ【感情旅行】一穂ミチ
片思いしていた男性が病死。男性の息子は既に17歳。自身は社会で上手く通用しない現実。上手くいっていない恋愛。理想と現実が人生のやさしさと厳しさを感じさせてくれる。
【独身の女王】麻生競馬場
独身のカリスマと呼ばれていた女性の結婚。
カリスマ女性のような存在に憧れ、
自身も独身を貫いていたが、
周囲の変化が自身に葛藤をもたらしてくる。
独身も悪くないと思わせる。
【オレンジシャドウの憂鬱】砂村かいり
33歳のバリキャリOLが
恋愛による自身の市場価値と
他者との評価で揺れ動く。
【さみしがりやの恐竜たち】こざわたまこ
ピュアそうに見えてドロドロ。
欲に流されている不思 -
Posted by ブクログ
ネタバレ婚約し、結婚を控えている青年・雨宮と離婚を言い渡された中年男性・土方が主軸の物語で、2人の視点で話が交互に進んでいきます。
先が気になり、スラスラと読むことができました。
大きなテーマはハラスメント。そこに結婚と日々の生活も付随しています。
自然と出てしまった言動が相手にとってはハラスメントと受け取れてしまい、発言側は思い出すのも難しいことがある。
それは自分の価値観を世間で言う当たり前だと思い込んでしまい、相手にもその価値観を押し付けてしまったが故の言動であることが多い。
自覚をしないで相手を傷つけていること…自分にもあるだろうなと思い、ドキッとしました。
誰かを無意識のうちに傷つける -
Posted by ブクログ
えーっと、自分で言うのもなんですが、私は良いパパだったと思います
だったと思います…
だったと思い…
だったと…
思いたいです!
昔は…
今は、だめパパです
そこは、認めます_| ̄|○
だって、今は子どもたちが相手にしてくれないんだもん。゚(゚´Д`゚)゚。
パパは必要とされてないだもん。゚(゚´Д`゚)゚。
なんかあったらママ、ママ、ママですから
必要とされるのは雨の日の学校への送迎だけ
これだけは唯一パパが輝ける瞬間です
(๑•̀ㅂ•́)و✧
ま、寂しいですがパパが必要なくなってきたのは子どもが成長したということだと思いたいです
(下の子は単に反抗期なのかもしれま -
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「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」
なんてドキッとさせられる言葉だろう。
一瞬だけ、一瞬だけ息を止めていた自分がいた。
飲み会で知り合った彼女との、
青春らしい青春の恋愛。
彼女との日々はキラキラしていた。
彼女の好きなものは全部好きになった。
好きになりたかった。
彼女の全てが好きだった。
横顔も、後ろ姿も、仕草も匂いも。
連絡が来るだけで嬉しかった。
一緒に過ごしていた日々が楽しかった。
しかし、中盤で彼女の秘密が。
あぁ、″彼女″って私かな。
″僕″ってあの人かな。
重なる部分が多すぎて、辛くなった。
でもあの時、お互いがお互いを必要としていた。
あの人はあの時どう思っていたの