カツセマサヒコのレビュー一覧
-
タイトルから言って、若者の小説だろうと思っていたけど、どの作品も大好きでした。
ちょっとシュールで、明るくない主人公の話で。
思い出を大切にしようって思えました❤️Posted by ブクログ -
大学生の自分には心にスッと入ってくる話だった。
彼女とのやりとりで、
「日常」がいかに輝いているのかを感じられた。
言葉の言い方、物事の捉え方一つで変わる。
恋はタイミング、という言葉が似合う。Posted by ブクログ -
142.バターボックスから降りられない状況をつくって、バットを振り続ければ、いつか一本ぐらいホームランが出る。その時までひたすら三振し続ける日常を受け入れることを、〝覚悟〟って言うんじゃね
Posted by ブクログ -
鬱展開だけど、心が折れることなく読めたのは、文章がきれいだからだと思う。
今の自分ってマジックアワーなのかと思いつつ、実感わかないな。でも過去の恋人を好きじゃなくなっても、なぜか執着しちゃうことあるよね~Posted by ブクログ -
恋愛系半分、それ以外半分、といったところ。
全体的にいい。
歌詞+ナナカワさんのイラスト+小説
のメディアミックスが上手く機能している。
『終電間際≦オンライン。』は、『終電間際』という時間帯と、『駅』という場所を固定して、そこで紡がれるストーリーを共有するという意図を持つユニットなのだと思うが...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりになんだか心あったまる文章に囲まれた気がする!ほっこりする系って刺激なくて逆にたるくなっちゃうことあるけどいいテンポで短編になってて読みやすいしやはり流石のカツセって感じではある。私的にはかなり好み。同級生の話良かった。Posted by ブクログ
-
明け方の若者たち
余韻がすごすぎて
めっちゃ自問自答してる
答え出ない分からんけど
こふとこの先の人生考えて
こんなはずじゃなかったって言ってそうだなーと。
自分にとっての幸せって
なんなんだろ
深いな〜Posted by ブクログ -
何者でもない僕。何者にもなれない僕。
「こんなハズじゃなかった」と後悔する僕。
ただ、ずつと一緒にいたい思える人との出会いと別れ。
人生のマジックアワーか。Posted by ブクログ -
indigo la Endの音楽としての『夜行秘密』は全く知らずに、本の表紙絵に惹かれて読んだ。
誰かひとりの主人公がいる作品ではなくて、群像劇になっているミステリー。恋や愛の醜い部分の描き方がすごくリアルだった。次に何が起こるか予測できなくて、読んでいてとても面白かった。Posted by ブクログ -
ひとつのアルバムからここまで壮大なストーリーが生まれるのか…音楽同様に一曲一曲は独立しているのに同じ匂いを纏っているような統一感もよかった。
小説読む前にアルバムをリピしてたこともあって、48ページ開いた瞬間「フラれてみたんだよ」の文字を見てサビが脳内再生されたのは生まれて初めての体験でした!!Posted by ブクログ -
東京がもっとすきになる本!東京にいる間にいろんなところに行きたくなった!カツセさんが紡ぐストーリー、とても心に染み渡ってすき。やはり天才。ただ、コロナの打撃を一身に受けたんだなと思われる紹介されているお店の廃業っぷりに、心がいたんだ。
p.32 「あのね、歳下とか、気にしてるでしょ。そういうの、大...続きを読むPosted by ブクログ -
描きたいことを書いてるのか、若者をマーケティングして好まれるようなものを書いたのか。あざといくらいエモいけど、最後まで読ませる筆力を感じた。風呂のシーンがとても良かった。途中まで真相を書かないのは、信頼できない語り手のひとつなのかな。Posted by ブクログ