あらすじ
半径5m。言葉がもたらす小さな奇跡の連鎖。
カツセマサヒコが贈る、極上ショートストーリー
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「しんどい人生の中にある『捨てたもんじゃない』と思える瞬間」
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あなたの人生を振り返ったとき「人生捨てたもんじゃないなぁ」と感じた瞬間は、
いつ、誰に、どんな言葉をかけられたとき?
何気なく耳を傾けていたラジオから、そんな呼びかけがあったとしたら……
本書は、まるでラジオに投稿された十人十色のエピソードを紹介するように、
ありふれた日常に起こる小さな奇跡の瞬間を切り取り、
家族、友人、パートナー、同僚、コンビニ店員、タクシードライバー、SNS投稿者……
心が沈んだあの瞬間を救い出してくれた誰かの「言葉」を主役にした
全34編、全員が主人公の連鎖する物語。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この手の「見ず知らずの人と、今日もどこかですれ違い影響し合っている」系の短編集が大好き!
お守りとして末永く持ち歩きたい言葉が沢山でした
誰かに傘をさしてあげたとき、私だって雨に打たれていることに気づいて欲しい。という自分のエゴを発見してしまった一冊でもあったな。
Posted by ブクログ
いろんな人のストーリーの連鎖。
人それぞれ悩みや思いがある。
誰しも逃げ出したい時はある。
人生山あり谷ありであることを理解して、
受け入れながら生きて行く。
気晴らしもしながら、自分に素直を生きて行くことを大切さ、抱えながら生きて行く中で少しの幸せを感じれたらいいのかなと思いました。
Posted by ブクログ
「誰かの傷や感じた痛み、寂しさよ、他の人の守る雨傘となれ」
人生に迷った時、悩んだ時にそっと背中を押してくれるような言葉がたくさん詰まってる34の短編ストーリー。
私たちはそれぞれちっぽけな存在で、社会の歯車のように思ってしまうけど、誰もが特別な存在、勘違いでもいいからそう思いたい。
個人的には
隣の芝生が青く見えたら人生よそ見している証拠
っていう言葉が好き
Posted by ブクログ
序文だけでも素敵な言葉の詰め合わせで、全部読み終えてから、もう一度じっくり読んで噛み締めた。
誰もが抱える小さな傷を誰かの言葉が優しく包む。
いろいろあるけど、生きるってそう悪くないんじゃないかと思わせてくれる素敵な物語だった。
どこかが繋がった34ものショートストーリーで、出てくる34人の中に、自分と同じだ、と思える人がいるのがまた共感出来て良かった。
一部抜粋
「傷ついてるのも、悲しんでいるのも、自分だけではないと知る。しかし、それは、だからといって『お前も頑張れ』って意味じゃないこともわかる。みんな傷ついていたら、その傷に、それぞれの傘があればいい。そういうことな気がする。」
Posted by ブクログ
はじめてのカツセマサヒコさん。
『anan』で掲載された34篇の短編をまとめた物語。
誰しもがある悩みや苦しみ、傷をつけ、傷ついてる本人は周りが見えなくなる。
ネガティブ要素がぐるぐると駆け巡る…。
そんな時に家族や友人知人・恋人の言葉にハッとさせられ、自分を客観的に振り返られる。
それを物語る言葉「しんどい人生の中にある『捨てたもんじゃない』と思える瞬間」
誰しもがリアルで経験したことが、この本には描かれているような、いや…自分に置き換わっていた不思議な感覚。
彼らのような経験を一つでもあった時、心についた傷を少しでも埋めたいなと思った時、ぱらぱらとページを捲って好きな物語を読む…その時の感情次第で読むと、心が温まるような…そんな本に出会いました。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
あなたの人生を振り返ったとき「人生捨てたもんじゃないなぁ」と感じた瞬間は、
いつ、誰に、どんな言葉をかけられたとき?
何気なく耳を傾けていたラジオから、そんな呼びかけがあったとしたら……
本書は、まるでラジオに投稿された十人十色のエピソードを紹介するように、
ありふれた日常に起こる小さな奇跡の瞬間を切り取り、
家族、友人、パートナー、同僚、コンビニ店員、タクシードライバー、SNS投稿者……
心が沈んだあの瞬間を救い出してくれた誰かの「言葉」を主役にした
全34編、全員が主人公の連鎖する物語。
・『あなたのため』とキツく言われたことの大半は、決して自分のためにならず、その言葉を使った人の利益のためでしかなかった。
修復不可能なくらい壊れないと、次の恋には進めないでしょ
・息抜きの仕方を忘れたら、無駄遣いをするのがいいですよ。お金か、時間か、体力か。効率的な社会だからこそ、無駄なものに価値があると、私は思います。
・失敗した人は、挑戦した人
・生活するために働いているのに、働いているせいで生活が疎かになる。
・日常なんて、ひたすらしんどい。逃げろって言っても、どこに、どうやって逃げるのか。言葉はどうにも無責任になりがちで、それでも僕らは、何かを伝えないといけない。
【個人的な感想】
全ての短編が繋がっていて面白かった。
しんどい人生の中にある『捨てたもんじゃない』と思える瞬間。を集めた短編集。
サクッと読めるので読書が苦手な方にもおすすめ。
Posted by ブクログ
あなたの人生はどうですか?
うまくいかない恋、日常の空虚感、人生の迷いなど、さまざまな事情で心を揺らしていませんか?
もし、そんな人生を送っているのなら読んでみませんか?
『傷と雨傘』を
ハッと気付かされる言葉が出てくる!
心に残る言葉がギュッと詰まっている!
あなたにも響く言葉が見つかるはず!
そんな言葉の贈り物を受け取ってみませんか?
きっとあなたの背中を押してくれる!
しんどい人生の中にある「捨てたもんじゃない」と思える瞬間が見つかるはず!
Posted by ブクログ
日常に溢れる何気ない一言が人にちょっとずつ希望を与えてくれる物語。雨が降っている時に差し出される傘のような一言が人を生かしてくれるんだなと思った。34人の繋がりをちょっとずつ感じられる描写がいい。
Posted by ブクログ
半径5m。「言葉」がもたらす小さな奇跡。
この帯のコピー通り、優しくて秀逸な言葉がいっぱい詰まったショートストーリー集。
これだけ心に染み入る物語を、たった数ページで作り上げる作者に感動。
Posted by ブクログ
34の連作短編集。あたりまえみたいでも、気にしてなかったこと忘れてることがたくさんある。見落としてる事を気づける、優しい気持ちになれる本。死にたくなった人に『とりあえず生きましょう』、頑張らなくても頑張れなくてもそれくらいならできるかも…そう思える。また読みたいな。
Posted by ブクログ
36人の語り部が、連鎖的に繋がって一冊の本になっている。
同じ出来事でも、前後の話で立場の違う主人公の視点で語られるから面白い。
こんなに多様な考え方があれば、そりゃ意見が合わないこともあるよね。自分は世界の中心ではない。
Posted by ブクログ
短編集。
それぞれの登場者が、次の物語を繋いでゆく。
その短い物語のなかに それぞれの登場者に寄せる 含蓄深いことばが。心に突き刺さる。
読者によって 突き刺さる言葉は 色々だろう。
でも どの言葉も やさしくて温かい。
その言葉は 自分だけの傷や 痛み 寂しさに
“雨傘”になってくれる。
Posted by ブクログ
いいですね。こういう系好きです。
各章が数ページなのでとても読みやすいです。
次々と物語の登場人物がリレー形式に繋がっていく面白さがあります。各章も誰しも共感得る内容だったりします。旦那と喧嘩した時もあったけど、本書の中の大抵の喧嘩は、先に謝った方が勝ちをタイムリーで読んでて、謝りました笑 心に染み渡る言葉がたくさんあります。
夜に静かに読むのがいいかも
Posted by ブクログ
効率的な社会。そんな中だからこそ無駄遣いに価値がある。P84
全てを肯定するような言葉素敵です。
幸せとは?を考えることもできる一冊P140
とりあえず生きましょうP184
おすすめです。
Posted by ブクログ
カツセさんの短編集を初めて手に。
誰もが人生の『主人公』のはずなのに「主人公にさせまい」と言わんばかりのそれぞれの傷がしっとりと誰にでもある日常のような感覚で言葉、文章として降りかかってくる作品だと感じました。
題名と序文を読んで、この湿度の高さから、天気が悪い日に読もうと思っていたらだいぶ時間がかかってしまった作品。
Posted by ブクログ
初作家さん
6ページくらいの短い1話の中に ほんのひと時だけど
人とのつながりがあって、自分の人生のワンカットが凝縮して映し出される。連作短編小説
登場人物たちが ちょっとしたかかわりの中で
少しだけ 自分だけが知っている傷口に手を当てる
*ママの機嫌を伺いながら仕事をする人気子役
学校の友達が教えてくれる「誰かの正解は、他の誰かの不正解の場合があって、みんな一緒に喜べる正解は 本当はあまりないんだって」私の正解は?
*50代の独身の男 会社を経営をしているが忙しさと責任に疲弊する毎日 タクシーの運転手の「お疲れですか?時間が許すようなら少し遠回りしましょうか」
息抜きの仕方を忘れたら、無駄使いをするのがいいですよ。お金か、時間か、体力か。効率的な社会だからこそ 無駄な物に価値がある。
*仲のいい同僚の医者に尋ねる内科医
「患者に『死にたい』って言われたら どうこたえるのが正解?」「そんなの 『生きましょう』でいい」
生きてりゃ必ず何かがある。いいことばかりじゃないけど 好きな食べ物に出会う・好きな歌手が新曲を出す・新たな趣味ができる。何か ポジティブに思える出来事が 生きてる限りは起こりえる。最低限の前向きな言葉。
ちょっと短くて物足りなくもあるけれど 良い感じ。
好きかも。
軽い感じで 今日の占いで一喜一憂するように
(あぁ こんな言葉もいいね)と楽しんでください。
Posted by ブクログ
登場人物みんなが主人公であり、誰かの人生の脇役になって物語が繋がっていくのが面白かった。何気ない日常の出来事でも心に残る言葉に出会って気持ちが少し軽くなって前に進んでいく。一つ一つの物語は短いけれど心に優しく響く言葉の力を感じた。
Posted by ブクログ
ほぼどんな人にも悩みや苦しみがあるし、
ほぼどんな人も一度は地獄を見たことがある。
当たり前のことなんだけど忘れがちで、私ばっかり苦しいと思いがち。
この本では、何かしらの繋がりがある34人の苦しみを少し軽くしてくれるような言葉が章ごとに出てくる、34篇の短編集。
私の心の中のいくつかある重石に直接当てはまるお話はなかったけど、それでも読み終わりは、雨の中で確かに私に差し出してもらった雨傘のようなものを感じました。
天気を晴れにすることは人にはできないけど、傘を差し出すことと、傘を受け取ることはできる。びしょ濡れにはならずに歩けるだけで、人は救われるよなぁ、と思いました。
そうやって改めて考えると、そういえば今朝も、私はある人から直接傘を差し出してもらったかもしれないです。
朝、最寄り駅からいつも一緒に出勤している職場の人(先輩ママ)に、姉妹喧嘩にほとほと疲れるという話を聞いてもらっていた時、「それは大きくなった時に喧嘩しないようになるための準備期間なんだよ」と言ってもらえ、本当に心が救われました。
今朝も喧嘩が始まりそうな予感があったので、いつものように彼女たちを夫に託し、さっさと家を出て出勤した私。仕事後が私のターンなので。
地味に、仕事に出ることがリフレッシュだと思えるほど、家の姉妹喧嘩がストレスなんです。(職場が超絶ホワイトなのももちろんありますが。)
職場の人が言っていたことは、当たっていないかもしれない。大きくなっても喧嘩ばっかりの姉妹かもしれない。
でもとりあえず、今の私が現状を乗り切るための助けになる言葉だったし、そう思えばしばらくは耐えれそう!!
こんな悩み、大したことないのかもしれないけど、私の日常のストレスファクターであることは確かだし、そこにそっと欲しい言葉をかけてくれた彼女には感謝しかない。
この本の根本になるけれど、
やはり人は、傷を、悩みを、苦しみを、ストレスを、誰かに吐き出さないといけない。
そうしないと雨傘は差し出されないと痛感しました。
Posted by ブクログ
物語だけど、人の傷や悲しみは胸が苦しくなります。恋愛も家庭も仕事もアクシデントさえ、自分が行動して(結婚する、仕事する、付き合うなど)気持ちの動きがあるから、傷ついたりする。何もしなければ傷つきもしないかもしれないが、成長成熟もないかもしれない。人生の深さを勉強する為に傷があると思いたい。
Posted by ブクログ
この本には沢山の主人公が各章ごとに出てきます。
全員関係ない人なのかなと思えば、繋がっていて、当たり前ですが、あぁそれぞれの人生があるんだなとしみじみしてました。
この人もここに来るまでに何かがあってここにいるんだろうなとか考えるとなんだか不思議に感じます。
Posted by ブクログ
生きづらかったり悩んだり人生に疲れた人たちの群像劇。バトンを渡しながら緩やかに繋がっていく34篇のショートショート。アドバイス的なセリフがスパイスとなってます。