カツセマサヒコのレビュー一覧

  • わたしたちは、海

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    海が見える街で暮らす人たちのそれぞれ。
    7編の短編集。

    どれも少し切なさや哀しさ、儚さや脆さなど弱いところを感じさせる。
    生きているというのは楽しいばかりではなくて、営んでいくうちに積み上がっていく欠片を海に流してまた積み上げて…の繰り返しなのかもしれないと思えた。

    徒波〜都会を離れ逃げるように移り住んだ土地で、元恋人に会った…。

    海の街の十二歳〜クラスメイトのタイムカプセルを掘り起こしたら…。

    岬と珊瑚〜職場からの逃亡を企てる学校教師と保育士が、迷子を見つけて…。

    氷塊、溶けて流れる〜絶縁していた父に我が子と同じ歳の子どもがいたという…。

    オーシャンズ〜潰れた八百屋に隠されていた

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    2024年11月25日
  • 夜行秘密

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    途中まではどの登場人物も好きになれずあまり気持ちの良い話ではないな...と思っていたが、最後まで読んでどのストーリーも必要なもので最後に鳥肌のたつ作品だった。
    ただ誰も幸せになれない少し気持ちの塞ぐストーリーだった。

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    2024年11月23日
  • 猫はわかっている

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    猫を飼っている身として、しみじみ色々なことを考えさせられた作品。
    短編集なので、各々の作家さんの色が見れてよかった。
    ちょっと強引すぎない?という内容もあったものの、フィクションなので我慢。

    個人的には最後の話が好きでした。
    生まれた時から家に猫が絶えずいますが、今までそういう視点で猫を見たことがなかったので新しい気付きになりました。
    最後の話だけでも読んで欲しいなぁ

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    2024年10月31日
  • わたしたちは、海

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    全部のお話に海が出てくる。
    「海も涙も、しょっぱいじゃん。だからさ、実は海は、たくさんの生き物や、人間や、もしかするとこの星自体が流した涙が、流れ着いて集まった場所なのかもしれない。この星は涙でできていて、海は乾くことはない。だからみんな、海に泣きにいくのかもしれないな。」

    短編集だからサクッと読めていいけれど もっと読みたい、この話を詳しく読みたいって思える物語もいくつかあった。

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    2024年10月26日
  • 猫はわかっている

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    最後のお話が好きかな

    猫は媚びたりしない 自分のしたいようにしている

    自分だったら どんな猫ちゃんストーリーを考えるかな

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    2024年08月31日
  • ブルーマリッジ

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    一度読んでみたかったカツセマサヒコさん。
    あらすじを読んで好きそうだな、と思ったので新刊を手に取った。
    まず装丁がすごく素敵。半透明のカバーで、カバーをかけてても綺麗だし、カバーを外しても綺麗。是非書店で見てほしい。
    長年付き合っている恋人にプロポーズをした雨宮守。長年連れ添った妻に離婚を突き付けられた土方剛。同じ会社に勤める2人の人生、価値観がある事件をきっかけに変わっていく。
    無自覚な加害、価値観の押しつけ、について考えさせられる話だった。
    身につまされるような思いで読み終えた。
    生きてきた中で私も無自覚な加害はしたことがあると思うし、されたこともあると思う。
    それに気付いたところで、過去

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    2026年04月25日
  • 猫はわかっている

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    「世界を取り戻す」雑誌編集者の九美が取材で行った動物病院で出会ったのは。
    「50万の猫と7センチ」野良猫ニャアとのドタバタ生活。
    この2つが一番好き。

    「猫とビデオテープ」十年ぶりに見た旧友の名に思い出がよみがえって。
    権田が「私」に渡したかった中身に笑ったー。美しいよし子こさん見てみたい。

    「幸せなシモベ」妊娠した姉から「王子様」ミャオを預かることに。
    人見知りで不愛想なのといじけて愛想がないのは別、という言葉にハっとなった。確かにそうだ。自分を偽らずに自分でいる。猫からの教え。

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    2023年03月30日
  • 猫はわかっている

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    いろんな作家さんが描く猫のアンソロジー。
    猫はわかっている。
    ・・・多分(笑)
    基本的に人間は猫に振り回されるし、それを存外悪くないと思ってるよね(笑)

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    2022年11月18日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    癖のないさっぱりした人たちのデート。
    実在するお店がしつこくない程度の描写で心地良く読めた。
    地方住みの為馴染みのない店ばかりだったけれど一緒にデートしている気分になれて楽しかった。

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    2022年10月18日
  • 猫はわかっている

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    猫ちゃんに纏わるお話7つ。有名な作家さんでも猫のことになるとメロメロになっちゃうのかなとか、よく耳にする生態も改めて文字にすると可愛さが倍増するのかなとか。とにかく猫愛が溢れてくるのが面白かった。長岡さんのミステリーもさすが怖いところをえぐってくる。本質はいかに。
    真実は知らない方が幸せということもあるらしい。箸休め的に色々なお話が読めてよかった。

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    2022年09月28日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    飾らない文章で読みやすかった。
    相手のことを好きな気持ちがわかりやすい書き方なのも良かった。
    ただ個人的にはかなり淡白に感じて物足りない気もした。

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    2022年08月21日
  • 猫はわかっている

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    借りた本。自分では絶対選ばなかった本。
    でも、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの話を読んで、ちょっと猫、おもしろい?と思った。
    今まで猫と全く接することがなかったけど、もう少し興味持ってみようかなと思うきっかけにはなったかな。

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    2022年02月15日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    ファンなので当然のごとく書いました。
    短編集なのは知っていたけど、よく言えばライトに、悪く言えば残らなかったなぁ

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    2022年02月07日
  • 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー

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    疲れた脳と心をとかしてくれる。
    書き下ろし作品の余韻がすき!
    読後感しあわせ。

    自分が見立てたおでかけプランで好きな人の良い表情みれたら最高ですよね

    個人的には浅草とか、帽子屋さんとか、クラフトビールとかそういうの。指輪作ったり、本棚眺めたり。いろんなデート要素が入っていて良い。関係性もさまざま。

    デートがしたくなります。

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    2022年01月26日
  • 猫はわかっている

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    猫はわかってる
    私も猫のたいていの事はわかってる

    今回読んで私はミステリーは好きじゃないってわかった

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    2022年01月26日
  • 猫はわかっている

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    ネタバレ

    【収録作品】村山由佳「世界を取り戻す」/有栖川有栖「女か猫か」…学生アリスと江神部長/阿部智里「50万の猫と7センチ」/長岡弘樹「双胎の爪」/カツセマサヒコ「名前がありすぎる」/嶋津輝「猫とビデオテープ」/望月麻衣「幸せなシモベ」
    猫好きの愛が溢れている短編集。読んでいるとかわいいのはわかる。

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    2022年01月17日
  • 猫はわかっている

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    猫モチーフのアンソロ。人と猫の繋がりみたいな話で、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの作品はああこれは猫経験が非常に豊富な作家さんだなと読んで解るが、別の作家の密室仕立ての話とガールズバーでブチ切れる話は猫を小道具に使い書いてみましただけ感が凄い。表題に近い「猫をわかってる」人選はもっとあったんじゃないだろうか。

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    2022年01月07日
  • 猫はわかっている

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    ――

     猫にもいろいろ居るように。


     アリス目当てで珍しく猫短編集など読んでみたけれど(『猫は見ていた』に収録のエア・キャットを他で読んで気に入ったのもある)、猫好きにもいろいろ居ますなぁ。


     にしても短編というのはどうにも、良いところも悪いところもはっきり出ちゃうよね。いまいちかなぁと思っていた作家さんのはやはりいまいちだし、反対に思わぬ出会いもあったりで、まぁほんとに肌が合うかどうかなんだけど…
     そうねぇ。結局のところキャラクタ、或いは物語そのものにさえ、生命性を感じてしまうタイプなのよね。極端に云うなら作家の仕事は、生まれてきた物語を伸びやかに世に放ってあげるブリーダー的なも

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    2021年10月10日