宇佐見りんのレビュー一覧

  • 私の身体を生きる

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    このくらい、身体とは何かを強く感じ、自分自身の身体を感じる本が私にはひつようだった

    リレー形式ならでは、最後の方、「私の身体を生きる」ってなんやねんって議論が進展していくのが最高だった

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    2025年08月19日
  • かか

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    「推し、燃ゆ」で、芥川賞を受賞した作者の文芸賞&三島賞のW受賞した、
    デビュー作。
    19歳の浪人生うさぎ、通称うーちゃんは、大好きな母親=かか が、
    父親=とと の浮気により、精神を病み、酒を飲んで暴れたり、自傷行為を
    数量になる。かかを救いたい一心で、熊野へと旅立つ。

    かかの辛さが、うーちゃんも伝染する描写が、リアルに表現され、
    読む人に衝撃を与えてくる。
    作品通して、方言および、登場する母親の独特なかか弁ということで、
    どう読んでいけばよいか、
    そのまま読んでいくと、個人的に頭の中で音読しがちなため、
    読みにくく、出来るだけ標準語か自分の普段の言葉に置き換えて読むことで、
    スムーズに読め

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    2025年07月13日
  • かか

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    罰当たりという行為は深い信心がないと成り立たない。
    信じているからこそ、罰が当たってしまうと思ってしまう。
    最後、確かに「かか」は死んだ。
    うーちゃんの中の信仰はなくなったのだと思う。
    信じることは思考の放棄と映画で誰かが言っていた。
    『推し、燃ゆ』でも推しの死、推しが人間になってしまうことを描き、主人公さ人間をやめた終わり方だった気がする。

    この2作品はそういう「くくり」からの解放、いや解放という清々しさはない、脱け出して、染み出していくものが描かれている気がした。

    母や女性、かわいそうな女性、不幸、幸せ、社会の構造に当てはめられた「くくり」。
    ネットの文面だけで消化される不幸、かわいそ

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    2025年06月06日
  • 推し、燃ゆ

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    家庭環境とか本人のデキの悪さとか見てるとほんと生きづらい。
    “推し”という存在にのめり込むことで自分を守ってたのかな。
    まだ終わらない感じで終わった。

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    2026年04月10日
  • くるまの娘

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    鏡の中のアクトレスを思い出しながら読んだ。言われてみれば家族とは、同じ車に乗り込むということかもしれない。タイヤがパンクしたりガス欠を起こしたり空気が淀んだり、運転手が血迷ったり、いろんなアクシデントに見舞われても、走り出した車から簡単には降りられない。次の信号で絶対に降りてやると思ってても、ふとした瞬間に笑いあったりお菓子を分け合ったり綺麗な朝陽を見たりしてしまうから余計に。否応なくアクセルを踏まれて人生が始まってしまった私たちの背中を押してくれるというか、まあ仕方ないよ、とりあえず朝まで眠ろうよって肩を叩いてくれるような話だった。

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    2025年05月28日
  • かか

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    かか
    現実でも、虐待を受けてたりヤングケアラーだったりしても、子どもにとってはたった1人のお母さんであることに変わりなく、愛憎の間で苦しむ子どもがいると聞いたことがあり、そのあたりがリアルだと感じた。

    三十一日
    亡くなった犬が、池の浮きを蜜柑と間違えて池に飛び込むところがかわいくてかわいくて…。
    タイトルは、1日1日を大事にしてほしい、というところから来ているのだろうか。

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    2025年05月08日
  • かか

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    文章が難しくて読みづらかった。母親と娘、そして一緒に住んでいる身内、共感できるところは少なかったけれど読んでいてとても辛くなった。

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    2025年04月24日
  • 推し、燃ゆ

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    自分には、命を、生活を、捧げる推しはいない。これまで熱心に推しを追いかける友人の気持ちがあまり分からなかった。
    だけど、この本を読んで、少しだけ推す側の心情を分かった気がした。同時に推しが出来ることに怖さも感じてしまった。

    描写が非常に細やかであり、同時にぞっとした気持ち悪さも感じた。見えるものが、気になるものが多すぎる主人公の特性に映し出しているようだった。

    後半にかけてその主人公の生きづらさと、推しの存在がどのように彼女のことを救っていたのか、背景や想いが押し寄せてくる。
    最後のシーンの描写は非常に苦しい。彼女はこれからどう生きていくのだろうかと不安になる。

    依存先が集中するほど孤独

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    2026年04月11日
  • かか

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    天才か?
    初期衝動がそのまま本になったような作品なので、この先同じ熱量で書く作品がどれだけ生まれるのかが気になる

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    2025年02月28日
  • くるまの娘

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    会話の噛み合わなさを客観的に見せてくれた。
    噛み合わないからそれぞれの中で感情や思考を煮詰めてるんだろうけど、思い出したようにわざわざ噛み合わせに行こうとするから辛いんだと思う。あの時こうだったじゃんみたいな。
    痛みを痛みとして扱ってくれたり、扱ったりするのは、ある程度その出来事から距離がある人にしかできないことなのかもと読んでいて感じた。

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    2024年12月09日
  • かか

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    衝撃でした。

    主人公のうーちゃんは、自身のかか(母)が心を病んでいる事で悩んでいる浪人生。
    かかは、とと(かかにとっての夫)が不倫をして別れてから心を病むようになり、暴れたり、泣いたりして家族を困らせる。

    うーちゃんがかかに対して抱いている感情はとても複雑。単行本にして100以上のページ数をもってしてようやく、うーちゃんの感情を描き切れる。

    言葉にすることで、この感情に名前をつけたくない。この作品を一言で言い表したくない。というかできない。

    けれど思い切って一言で。すごく誤解されそうな言い方をすることになるけど、「本当の愛ってこういうことだよな」って思った、かな。美しくて、見世物として

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    2024年11月23日
  • かか

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    すごいとは聞いていたけど
    確かにこの世界観に一気に引き込まれるくらいすごかった。
    文体はもちろん、テーマ、着眼点に圧倒。

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    2024年11月07日
  • くるまの娘

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    息がつまった。
    共依存。暴力の連鎖。ヤングケアラー。問題だらけの家族だった。
    母親の壊れっぷりや父親のなんとも言えない嫌な様子が、やたらとリアルだった。もしかして実体験なのかも、と思うほどだった。

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    2024年10月06日
  • 私の身体を生きる

    購入済み

    読むのに気力のいる本だった

    息子が中学にあがり、性教育を考えると男性視点の情報では難しいと思う事が多々ある
    SNSでこの本のことが流れてきて書評を見た時、長男の女性に対する理解に何かしら寄与するかと思い、つい反射的に購入した。

    男より女性の生き方はある意味で難しいが、性を持ち出すと安易に楽な選択を選ぶこともできる。
    でも、それを選ぶと多くの場合、後でツケがまわる。だから、安売りするな、という言葉を親の世代は言う。
    でも、若い世代が持て余す感情は大人の説教なんて聞き入れない。で、大人になって、同じように若い世代に言う。
    そこに使える武器があってもそれを使わないって難しいこと。男が腕力で相手を従わせる選択をなかなか選べない

    #タメになる

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    2024年08月04日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    金田一秀穂さんは
    日本語は緊急事態に向かないと言う

    緊急事態を宣言します、には
    本当に緊急事態なの?

    緊急事態宣言を発出します、だと
    ああそうですかとどこか他人事

    日本語の得意は落とし所を探す事

    ロックダウンより20時閉店
    和を持って貴しとなす、それでいい

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    2023年06月27日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    コロナ後の日本社会はどのように変化してゆくのか。変化した社会にどう生きるか。桐野夏生さんの「不寛容な時代、自由な小説から力を得て欲しい」の言葉に、不安の塊がふうっと軽くなりました。

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    2022年04月04日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    20人によるエッセイ。
    共感できる話が一つや二つはあるのではないでしょうか。
    私は瀬戸内寂聴さんでした。

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    2021年09月27日
  • くるまの娘

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    1999年生まれで、2020年『かか』で三島由紀夫賞最年少受賞、2021年『推し燃ゆ』で芥川賞受賞。

    「くるまの娘」は、2022年第44回野間文芸新人賞候補、第39回織田作之助賞候補。

    年々歳をとり 読んでいる作家さんが軒並み歳下になっていく現実。そして、時折出現する最年少受賞者というフレーズ。迂闊にもその年齢に衝撃を受けたりする。
    宇佐美さんもそんなひとり。『推し燃ゆ』では、まだ少し疑ってました。早すぎないかしら、潰れないかしらと。

    けれど、その後の『くるまの娘』で思います。
    依存は推しへの依存から、家族への依存へと軸をずらし、さらに“共依存”の相貌へと。特殊な家庭を書いていそうで、そ

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    2026年06月14日
  • 推し、燃ゆ

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    推しが複数いるオタクしているが、こういった時に推しが複数いるといいのかもなと思った。
    自分の生活も犠牲にして1人を追い続けるのは、救いがないなって思う。

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    2026年06月14日
  • 推し、燃ゆ

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    インザメガチャーチと少し似てるなと思いました
    推しって怖い、、最後空っぽになってそれでも生きないと、、みたいな気持ちが伝わって来ました。

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    2026年05月28日