宇佐見りんのレビュー一覧

  • かか

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    文章が難しくて読みづらかった。母親と娘、そして一緒に住んでいる身内、共感できるところは少なかったけれど読んでいてとても辛くなった。

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    2025年04月24日
  • 推し、燃ゆ

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    自分には、命を、生活を、捧げる推しはいない。これまで熱心に推しを追いかける友人の気持ちがあまり分からなかった。
    だけど、この本を読んで、少しだけ推す側の心情を分かった気がした。同時に推しが出来ることに怖さも感じてしまった。

    描写が非常に細やかであり、同時にぞっとした気持ち悪さも感じた。見えるものが、気になるものが多すぎる主人公の特性に映し出しているようだった。

    後半にかけてその主人公の生きづらさと、推しの存在がどのように彼女のことを救っていたのか、背景や想いが押し寄せてくる。
    最後のシーンの描写は非常に苦しい。彼女はこれからどう生きていくのだろうかと不安になる。

    依存先が集中するほど孤独

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    2026年04月11日
  • かか

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    天才か?
    初期衝動がそのまま本になったような作品なので、この先同じ熱量で書く作品がどれだけ生まれるのかが気になる

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    2025年02月28日
  • くるまの娘

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    会話の噛み合わなさを客観的に見せてくれた。
    噛み合わないからそれぞれの中で感情や思考を煮詰めてるんだろうけど、思い出したようにわざわざ噛み合わせに行こうとするから辛いんだと思う。あの時こうだったじゃんみたいな。
    痛みを痛みとして扱ってくれたり、扱ったりするのは、ある程度その出来事から距離がある人にしかできないことなのかもと読んでいて感じた。

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    2024年12月09日
  • かか

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    衝撃でした。

    主人公のうーちゃんは、自身のかか(母)が心を病んでいる事で悩んでいる浪人生。
    かかは、とと(かかにとっての夫)が不倫をして別れてから心を病むようになり、暴れたり、泣いたりして家族を困らせる。

    うーちゃんがかかに対して抱いている感情はとても複雑。単行本にして100以上のページ数をもってしてようやく、うーちゃんの感情を描き切れる。

    言葉にすることで、この感情に名前をつけたくない。この作品を一言で言い表したくない。というかできない。

    けれど思い切って一言で。すごく誤解されそうな言い方をすることになるけど、「本当の愛ってこういうことだよな」って思った、かな。美しくて、見世物として

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    2024年11月23日
  • かか

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    すごいとは聞いていたけど
    確かにこの世界観に一気に引き込まれるくらいすごかった。
    文体はもちろん、テーマ、着眼点に圧倒。

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    2024年11月07日
  • かか

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    この文体がわたしにはとても刺さった。母親に愛されたい、愛した人に愛されたいという気持ちがあまりにも切実で、読んでいて苦しい。

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    2024年11月02日
  • くるまの娘

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    息がつまった。
    共依存。暴力の連鎖。ヤングケアラー。問題だらけの家族だった。
    母親の壊れっぷりや父親のなんとも言えない嫌な様子が、やたらとリアルだった。もしかして実体験なのかも、と思うほどだった。

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    2024年10月06日
  • 私の身体を生きる

    購入済み

    読むのに気力のいる本だった

    息子が中学にあがり、性教育を考えると男性視点の情報では難しいと思う事が多々ある
    SNSでこの本のことが流れてきて書評を見た時、長男の女性に対する理解に何かしら寄与するかと思い、つい反射的に購入した。

    男より女性の生き方はある意味で難しいが、性を持ち出すと安易に楽な選択を選ぶこともできる。
    でも、それを選ぶと多くの場合、後でツケがまわる。だから、安売りするな、という言葉を親の世代は言う。
    でも、若い世代が持て余す感情は大人の説教なんて聞き入れない。で、大人になって、同じように若い世代に言う。
    そこに使える武器があってもそれを使わないって難しいこと。男が腕力で相手を従わせる選択をなかなか選べない

    #タメになる

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    2024年08月04日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    金田一秀穂さんは
    日本語は緊急事態に向かないと言う

    緊急事態を宣言します、には
    本当に緊急事態なの?

    緊急事態宣言を発出します、だと
    ああそうですかとどこか他人事

    日本語の得意は落とし所を探す事

    ロックダウンより20時閉店
    和を持って貴しとなす、それでいい

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    2023年06月27日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    コロナ後の日本社会はどのように変化してゆくのか。変化した社会にどう生きるか。桐野夏生さんの「不寛容な時代、自由な小説から力を得て欲しい」の言葉に、不安の塊がふうっと軽くなりました。

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    2022年04月04日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    20人によるエッセイ。
    共感できる話が一つや二つはあるのではないでしょうか。
    私は瀬戸内寂聴さんでした。

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    2021年09月27日
  • 推し、燃ゆ

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    推し活というワードの裏側にある生活は、誰も目にすることは出来なくて、そこを丁寧に描いているなと思った。ただ、推し活が身近なせいかもうその年代ではないからなのか、あまり共感は出来なかった。

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    2026年04月13日
  • 推し、燃ゆ

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    主人公のド不器用さに大共感して苦しくなった笑
    無気力で何もやらない・出来ない事を1番恐れてるから、自分を追い詰めたりわざと不健康な生活を送ったりするという簡単かつ不健全な手段で満足感や達成感を得ようとしてしまうんだよね。

    全く皮肉ではなく、この作品に共感出来ない読者が心底羨ましい。

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    2026年04月12日
  • 推し、燃ゆ

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    とても読みやすい文学作品。
    自分の存在価値や生きる意味を何かに依存することは、大なり小なり、誰しもが思い当たることなのではないかと思う。
    推すこと自体は、けして悪いことはなく、生きるための強さを与えてくれる。社会の中で生きづらさを抱える主人公には、生きるために必要だったのだ。
    ただ、推しが外部から自分の人生を支えてくれるのだとしたら、同時に内部から支えるものも育てることが大切なのだと思う。また、推す先を分散しておくことも、安定した人生のためには必要なのかもしれない。

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    2026年03月28日
  • 推し、燃ゆ

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    推しがいる自分なら理解できるかなって思ったけど、自分よりももっともっと推しが中心だった主人公。
    他のものに縋りすぎても良くないな〜
    文庫版のあとがきを読んで、筆者がつたえたいことがなんとなく分かったかも。
    文章が個性的で、刺さる人ならささるのかな。

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    2026年03月24日
  • 推し、燃ゆ

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    ネタバレ

    推し活をして急に飽きた身で読むと(やめなよ……担降りしたら何も残らないよ……)と思いながらずっと読んでたけど推しが引退して終わってしまったのでため息しか出ない
    高校中退はやりすぎだし女子高生一人暮らしは危なすぎると思うんだよな

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    2026年03月24日
  • 推し、燃ゆ

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    推しの炎上から表舞台から姿を消す過程とともに、主人公は徐々に厳しい現実と対峙していかなくてはならなくなる。
    推し活というものは、現実逃避の手段なのかもしれないが、それをしなくてはならないような当人にとっては大きな理由もある。
    そして、その推し活に陶酔している描写の華やかさと現実に向き合う厳しさの対比が良かった。
    真逆のようだが結局いずれも日常の延長線上で繋がっているのだと思った。

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    2026年03月16日
  • 推し、燃ゆ

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    推しという推しがいないため、推しという存在自体に共感できることは少なかったが、現実の生きにくさに対抗するための存在として、依存しているという点は、多少共感できた。

    21歳でここまでの感情の言語化ができるのは素晴らしいと思う。

    #2026 #13

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    2026年03月14日
  • かか

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    「うーちゃんはね、かかを産みたかった。かかをにんしんしたかったんよ」
    19歳 女 うーちゃんは苦しみ傷ついていた。かかがはっきょうして自傷行為に走るたび、うーちゃんもまた同じ箇所に痛みを覚える。かかが変わったのは自らのせいだと考えるうーちゃんはかかを産み直すための旅に出る———

    「かか弁」溢れる、標準語とも異なった文体で描かれる本作は、私たちにどこか馴染みやすい雰囲気を感じさせる。都に出てきてからというもの、多少の言葉遣いの違いに引っかかりを覚えるようになったが、久々に帰ってきた地元ではなんの後ろめたさもなく、なすままに会話を楽しめる。そんな雰囲気。だけど、本書にはそんな柔らかい言葉遣いには

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    2026年03月11日