宇佐見りんのレビュー一覧

  • 推し、燃ゆ

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    インザメガチャーチ読み終えて、もういえば前に話題になってたなと思い読みました。

    本気で夢中になれること、全力を注げること、こんな色んな物が多すぎる時代には必要なのかもと感じます。

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    2026年05月23日
  • 推し、燃ゆ

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    現代人が推しを持つ理由が、単に娯楽だけでなく、現代社会で感じる息苦しさを紛らわすための手段の一つであることを知れた。

    主人公のあかりが追い詰められていく様子がかわいそうで仕方がなかった。焦るお母さんの気持ちもわかるが、もう少し娘を理解してあげてほしかった。

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    2026年05月21日
  • 推し、燃ゆ

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    金原ひとみの解説も秀悦な、椎名林檎とかも連想させるギリギリさというか若い切実さが、私には良かった。忙しくてなかなか読書できない時期だけど、この薄さと小説がまた本の世界に戻してくれた気がする。推しの小説は、前読んだインザメガチャーチといい、推しを推す頼りなさというか不確実さの表現が自分には良い。

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    2026年05月13日
  • 推し、燃ゆ

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    面白かったぞ!
    生活をしていて、推しに没頭している人からは不安定な一面を感じることがあった。この作品はそんな人たちの脆そうな内面を描いていて良かった。興味深かった。

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    2026年05月11日
  • 推し、燃ゆ

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    細かい表現がきれい。どうしようもない自分でも、日常が劇的に好転することがなくても、苦しい毎日でも、しっかり地面に両足つけて生きていかなきゃなと思わされた。
    2025.1

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    2026年05月02日
  • 推し、燃ゆ

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    推しという言葉と、燃ゆという不穏なタイトルに惹かれ購入。

    実はずっと気になっていたのですが、本屋さんで見つからず、今回見つけて即買いしました。

    自分という存在が分からなくなっている主人公がたまたま幼少期に出会った推しとの話から始まるのですが、なにより、わたしは気持ちや伝えたい事を文字にするのが苦手なのですが、その出会った少年が自分の中で輝きだし、推しになって、自分の全てになる表現が分かりやすく、作家さんが20代という若さでこんな表現ができるのすごい…と作家さん皆さんそうなんですけど…笑

    推しは自分の全てで背骨と例えていた事がとても共感できて、尚且つ、主人公自身抱えている事があり、そこから

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    2026年04月29日
  • 推し、燃ゆ

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    この話は、濃密さと空洞な部分という両極端な力学が描かれていると感じました。
    ゆえに、そのバランスの不安定さがこちらに危うさからくる怖さを感じました。

    あかりににとって、推しは背骨であるというような表現が出ていました。その強さと同時にそれを失ったときの脆さのような二つのものが見え隠れしていだなと思ったりしました。

    推しといってもいろんな形があるのだと知りました。

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    2026年04月19日
  • かか

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    アダルトチルドレン。幼少期に大好きで神格化していた母親を次第に憎むようになっていく過程の心理描写が、私自身の経験とも重なった。けれど、私は目を背けて気付かないようにしていた感情だったので、この書籍で言語化されて向き合わざるを得なくて、読み進めていく中で辛かった。
    記憶の中の優しい母親が大好きなのに、現実に目の前にいる母親は自分より子供のように感じてしまって、その感情に見て見ぬふりをしていたけれど、うーちゃんが”憎い”と言ってくれた。私なんかよりずっとうーちゃんの方が、正直に生きている。

    会える時に、母親に会っておこうと思った。

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    2026年03月02日
  • かか

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    「推し、燃ゆ」のじわじわしみて来る文体に押されて、デビュー作を読んでみた。 10代で書かれたという驚異の新文学。
    世代の違いをまざまざと感じながら、それでもなにか身に迫ってくる娘(うーちゃん)と狂っていく母親(かか)との切り離せない愛情の物語と思えば、世代を超えた心情がよくわかってくる。
    「かか」の手術前日に家を出て熊野に詣でる旅に出る。冒頭近く
    かかはとある手術を翌日に控えていました。旅の出発日は入院日でもありました。それを放り出して旅を計画したうーちゃんをおまいは決してなじることはありませんでしたが、なんでそいなタイミングでうーちゃんがひとり旅立ってしまったかおまいにはよく把握できていなか

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    2026年02月05日
  • かか

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    この人やっぱり天才だよなぁ。
    描かれている苦悩はあまり自分に近くない環境で共感しづらいものだったけど、それでも文章の持つ力強さが凄くて、ぶん殴られてる感じがした。
    特にかかを「にんしんしたかった」わけが分かるときの、改行が一切入らない語りは圧倒された。
    個人的には最後SNSに絡めるところはいらなかったというか、かかの話で完結して欲しかったとは思ってしまう。

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    2026年02月02日
  • 私の身体を生きる

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    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

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    2026年01月11日
  • 私の身体を生きる

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    面白かった。
    言葉にできなかった違和感が処理されていくようなエッセイたち
    女性として生きるって、嫌なこと理不尽なことあるけど、悪くないよなあと思えました

    痴漢や性被害みたいなことだけでなく
    日常的なコミュニケーションの中で感じる不快さとか違和感とか、そういうのある〜わかる〜みたいなのたくさんあったな
    これは男の人が読んだらどう思うんやろう?

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    2025年12月29日
  • くるまの娘

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    ネタバレ

     表現豊か!!!!すごい。99年生まれの作者と知って驚愕したけど若いから表現が生き生きしてるのか?思い返すとそんな気がした
    主人公かんこの脳内葛藤をそのまま書き散らしたようでもある。なんか考え事してると自分でもよくわかってない境地に行ってたりするし

    兎に角かんこはつらい、ヤングケアラーの一つの形か。父も母もかんこがいなくなったらどうなってしまうんだろ。残されたかんこ。可哀想だけどかんこ自身は可哀想って思われたくもないんだろうね

    結局なあなあになってしまう怒りの矛先
    被害者と加害者の記憶のギャップ、被害者は延々と尾を引いて。やった側はそんなことあった?レベルなことも。

    自立している人が多数

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    2025年12月10日
  • くるまの娘

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    一度途中で読むのを挫折した。情景描写が細やかでたくさんの言葉が折り重なるように紡がれていて、場面展開も過去かと思えば現在へと移り変わり、それで挫折。
    2回目はじっくりと集中できる時に読みました。正直言って辛かった。世代をまたいで暴力や虐待ではと思えることは繋がっているということに、少し自分を重ねてしまったためです。一線を超えないゆるい暴力と虐待は普通にあるんだなと気づき、やるせない気持ちになりました。
    まだ20代の若さで書いた小説と思うとその才能に驚きました。

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    2025年11月26日
  • 私の身体を生きる

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    いろんな視点、テイストがあって面白かった。『てんでばらばら』がお気に入り。
    しかし性被害者の多さよ。加害者が多すぎるし許されすぎてる。やめてくれマジで。『女であることを喜びながらも、女であることによる気持ちの悪い経験を排除していきたい』。マジそれな。

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    2025年10月28日
  • 私の身体を生きる

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    女性作家の自身の身体にまつわるエッセイ集。特に30,40代の今人気の作家さんたちだけを集めたというのが面白い。自身の身長について書かれている方もいたが、自ずと性にまつわる話が多かった。

    個人的に感動したのは村田沙耶香さんと能町みね子さん。こちらの感想で、女性なのに自慰について書かれている方が多くて引いた、という感想が少なくないのは正直ちょっと残念だなと思った。村田沙耶香さんは幼少期から行っていた自慰について、いやらしいものという周囲との認識の差に未だに慣れない、ということを書かれていたのだが、子供の頃の自分の王国という表現でその感覚について本当に美しい描写をされており、涙が出そうなほど感動し

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    2025年10月20日
  • 私の身体を生きる

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    ラジオでも話題になっていて手に取る。著者たちの年齢がほぼ年下であるということに気づく。語ることのタブーがいろいろと無くなったけれど、文筆業である以上、読み手を引き付けるプロ意識が見え隠れしていて面白い。

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    2025年09月16日
  • かか

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    普段はあまり小説を読まないけれど、めっちゃ引き込まれてました。

    この本は基本的に主人公の19歳の女の子「うーちゃん」の語りで進み、独特の口調「かか弁」で語りかけられます。

    独特の口調だけでなく、ひらがなで表現される部分もあり、それが物語の不思議さ(不気味さ?)を増していて、一家の空気感を想像させられました。

    短い小説なので、内容を書くとネタバレになってしまうのでここまでに。すぐ読めるので、私と同じ小説初心者にオススメ。

    めっちゃくらった。

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    2025年09月07日
  • 私の身体を生きる

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    女性たちによる性のエッセイ集と聞き、女性あるあるやフェミニズム的な問題提起を想像したが予想外だった。
    冒頭の西加奈子はフェミニズムへのお誘いに近いニュアンスを感じたが、続く村田沙耶香で一気に個人の話となる。
    その後も個人的なテーマを書く人が多く女性同士だけど違うのは当然、そもそも理解不能だったりする。
    でも不思議だなと思いながら読む理解不能の中に、少しだけ自分の面影があると仲間を発見したような安心がある。
    私だけの大切な話を自分も整理して書いてみたくなったり、男性バージョンも読んでみたくなった。

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    2025年08月27日
  • 私の身体を生きる

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    出産入院中に読むか〜と購入。
    スカート履くのが嫌で泣いてた自分が出産か〜、、、という気持ちにマッチするエッセイがいくつか。

    自意識についてがテーマなので当然っちゃ当然なんだが、「こういう私、どう?」が何気ない振りして3日目の経血くらい滲んでる文章も結構あったなかで、(そのヤンキーという修飾語いるか?みたいな)藤原麻里奈、すごすぎる。
    女を捨ててるのに"女なのに"のリングの中で評価されることに気持ちよさを感じる、ってところ、こんな素直に自分の欲求捉えられるのすごすぎる。(2回目)
    自分も自分しか見ないような日記ですらすぐ滲ませちゃうので、ああいう文章を書けるようになりたい。

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    2025年08月20日