宇佐見りんのレビュー一覧

  • かか

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    ネタバレ

    独特なかか弁でうーちゃんの視点から語られる、かかとうーちゃんの離れたくても離れられない一体化した関係性に苦しくなります。病んでしまったかかを産み直すことで元のかかに戻ってほしいと願ううーちゃんの願いの悲痛さに心が揺さぶられました。母娘という同じ性の親子だからこそ分かる気持ち、分からない気持ちの複雑さを感じました。

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    2026年06月29日
  • 推し、燃ゆ

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    推しというものがいないし、自分はこうはならんやろと思ってしまい、あまり感情移入はできなかった。
    ただ、日々の苦しさに耐えるためあるいは少しでも紛らわすための何かがあると、なんとかやっていけるというのはわかる。ここまで強烈なものでなくとも、支えが必要なんだろう。

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    2026年06月27日
  • 推し、燃ゆ

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    2026-06-26
    文体も相まって、なかなか心が痛い。結局のところ、すべてあかりの心の中で綴られた物語。その気持ちはよくわかるし、ここまで明確ではないにせよ誰にでも「拠り所」はあるはずで。
    人はひとりでは生きていけないが、何かがあれば孤独にも耐えられる。その何かを失う過程を追いかけた、普遍的な小説。

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    2026年06月26日
  • 推し、燃ゆ

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    なぜ芥川賞と謳われているのか不明。
    推しが燃えて、引退して、病んでいく人の話。
    そこまで誰かに夢中になれるって素敵だなと思う一方、主人公について書かれているのが、不幸そうで性格も陰気そうな女の子だったので、私はそうはならないんだろうなという安心感?
    でもいつそうなるかわからないので、自分の幸せは自分に委ねたいと思った

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    2026年06月26日
  • かか

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    んー
    かかを産みたいから修行の旅にでて…っていうのはわからなくもないのだが、唐突に始まって唐突に終わった感じ。かか弁の読みにくさ、所々の論理の破綻が、物語を客観的に見させられるというか。常にうーちゃんの立場では物事を見られない感じがした。それがいい風に働いている部分も、あまり好みでない部分もあったが、主人公の苦痛はしっかり伝わって来るような、そんな話だった。
    いつまでも弟のことが掴めないのがいい意味で気持ち悪かった。

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    2026年06月24日
  • 推し、燃ゆ

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    推しが流行ったと言われる著書。
    人は自分にない理想や幻想を抱き、希望を持つ。
    推しという存在が背骨のよう。と表現することに、
    主人公にとっての生命線のような存在であるような表現が印象的だった。
    自分にないものを魅力に感じつつも、想いが過ぎると妄想が先行し、勝手な解釈がされるのはSNSが浸透する今の世の中を表しているかのようだった。

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    2026年06月19日
  • 推し、燃ゆ

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    さすがです。推しについてのアプローチがかなり面白かった。推しのアイドルとの距離が全然縮まらないのに作品が展開する凄さ。そこがGOODっ!

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    2026年06月18日
  • 推し、燃ゆ

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    「推しが炎上」した話から始まる。
    ネットニュースなら数行、SNSなら数日で流れて忘れる内容。でも主人公にとっては違う

    決して「推しに恋をしている」わけではなく
    推しを観察し、記録し、支える行為そのものが彼女の生き甲斐で、推しを失うことは自分の生きる意味を失うことに近い。

    学校でうまくいかない。 仕事も続かない。 家庭でもモヤモヤを抱えている。
    推しだけが自分だけの居場所だった。

    推し文化に詳しくなくても共感できる部分があった

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    2026年07月01日
  • くるまの娘

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    1999年生まれで、2020年『かか』で三島由紀夫賞最年少受賞、2021年『推し燃ゆ』で芥川賞受賞。

    「くるまの娘」は、2022年第44回野間文芸新人賞候補、第39回織田作之助賞候補。

    年々歳をとり 読んでいる作家さんが軒並み歳下になっていく現実。そして、時折出現する最年少受賞者というフレーズ。迂闊にもその年齢に衝撃を受けたりする。
    宇佐美さんもそんなひとり。『推し燃ゆ』では、まだ少し疑ってました。早すぎないかしら、潰れないかしらと。

    けれど、その後の『くるまの娘』で思います。
    依存は推しへの依存から、家族への依存へと軸をずらし、さらに“共依存”の相貌へと。特殊な家庭を書いていそうで、そ

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    2026年06月14日
  • 推し、燃ゆ

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    推しが複数いるオタクしているが、こういった時に推しが複数いるといいのかもなと思った。
    自分の生活も犠牲にして1人を追い続けるのは、救いがないなって思う。

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    2026年06月14日
  • 推し、燃ゆ

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    インザメガチャーチと少し似てるなと思いました
    推しって怖い、、最後空っぽになってそれでも生きないと、、みたいな気持ちが伝わって来ました。

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    2026年05月28日
  • 推し、燃ゆ

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    ポップな表紙とタイトルだと思って読んだら、正反対で驚いた。かなりヘビーな内容に思えた。この本は、推しであったが、誰にでも同じような存在はあるのではないかと考える。要は人間は一人では生きていけないのだ。対象は、推しでなくても、人でもモノでも、何かしら必要だなと思う。背骨のような存在が。人は無意識に、背骨を探して、生きているのではないかなと思う。

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    2026年05月25日
  • 推し、燃ゆ

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    推しと言う存在を盲目視しすぎて、その存在でしか自分を説明できない。中世の宗教観と似ている。
    最後はハッピーエンドだと思うね。
    推しに対しての自語りが多すぎて、刺さる人には共感する作風なんだろうなと遠いところから見ている感覚だった。

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    2026年05月21日
  • かか

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    ネタバレ

    文体が独特なので読んでて気持ち悪さを感じ、この作者やっぱり合わないな、と思いながら半ば嫌々読んでたけど、途中からグッと引き込まれて、気付いたら泣きながら読んでた。
    老いた母親を見たくないとか、にくいけど母親を誰よりも愛してる、母を産んであげたかったとかうーちゃんの語り口じゃなければ伝わらなかったと思う
    でもSNSに母が死んだと嘘の投稿するのは本当によくないよ

    あとなぜこういうメンヘラ女はDV男を選んでぽんぽん子ども産むかが本っっ当に謎 やめろ

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    2026年03月08日
  • 私の身体を生きる

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    ネタバレ

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    アンソロジー、あまり読んだことがなかったので読めるか少し心配でしたが、

    いろいろと、それぞれに、自分の身体に関する記憶や経験が書かれていて、

    無事読めました。

    ワンテーマを通して、こんなに豊かなアンソロジーができるんだなーと、やっぱ一流の作家さんたちだからかと思いますが、読者としても自分自身の経験について振り返る機会になったり、他者について少し想像する機会になる、とても良い本だったと思います。

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    2026年02月18日
  • 私の身体を生きる

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    リレーエッセイ方式で17人の書き手が
    『私の身体を生きる』という性をテーマに綴った作品。

    想像していた感じと、かなり違っていた。
    同じテーマでも書き手によって随分とみえる世界が変わるものだ。編集者から依頼された形で綴っているためか、何となく及び腰に感じる作品も少なくない。

    女性しばりでリレーエッセイ集にした意味する所も、問いたいが、赤裸々告白をするものから、トラウマ的な内容を飄々と語ったものまで、多種多様・・・

    トップバッターの島本理生さんの作品だけは、眠っていたような共感が呼び起こされる様な感覚があった。
    恋愛ものがお得意な作家さんだけに、性の役割にも飄々と鋭い着眼点をお持ちだ。

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    2026年02月13日
  • 私の身体を生きる

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    「私の身体を生きる」というテーマのエッセイ集。
    びっくりした内容もあった。自分の性を語るのは難しい、

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    2026年02月01日
  • かか

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    最初の語り口調が独特なので好き嫌いというか読みづらさを感じるかも。途中までは読みづらかったですが最後にはこの口調じゃなかったら駄目なんだなと感じた。
    母と娘特有の繋がりや共依存を感じた。

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    2026年01月30日
  • 私の身体を生きる

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    藤原麻里菜さんのが印象的だった。
    知らずに読んでいたけど藤原麻里菜さんって、無駄づくりの彼女だったのか!
    それに気づいてからより面白く読めたし、女とか関係なしに能力を認められたい気持ちは、理系入試女子枠アンチのわたしの気持ちを代弁してくれた。
    男性に女としてのフィルターを通して見られたくない気持ちでありながら、女である自分(の身体)が好きだというまとめ方も好きだった。

    痴漢被害にあった人が多く驚いた。私は痴漢にあったことはない。こんな言い方だめなんだけど、共感、理解のために痴漢の経験があればよかったなとか思った。

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    2026年01月14日
  • かか

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    うーちゃんには昔から自分のなかにだけ通じる不文律があって、そいは法律や世間にある倫理観なんかとはぜんぜんべつの規則性をもって自分自身を支配しています。

    おまいもよおく把握していることでしょうが、かかがはっきょうし始めたかんです。ととの浮気を引きずり続けていたんか、そいとももっと別の要因か、はっきししたことは誰にも言えんけどとんかくかかは何か根深いものに苦しめられ壊れていったんです。

    はっきょうは「発狂」と書きますがあれは突然はじまるんではありません、壊れた船底に海水が広がり始めてごくゆっくりと沈んでいくように、壊れた心の底から昼寝から目覚めたときの薄ぐらい夕暮

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    2025年12月29日