砥上裕將のレビュー一覧
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新しい!
色んなジャンルの漫画を見てきたけど水墨画!
何て新しいんだろう。
絵が綺麗に描けてあるからこその作品ですね。
1巻だけ見た感想なのでアレなんですが
主人公の謎成分が解明されて、どう展開するのか楽しみです。面白いと思います! -
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教えてくれること
美しい絵が描けるのはそれが美しいとわかるから。
美しいもの素晴らしいもの有難いもの、それがわかる心が美しく素晴らしく有難いんだろうと思う。
そしてそこに向かうまでに自分自身や周囲と向き合う必要があるんだろう。
それを教えてくれる作品だった。 -
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本と違う魅力
人それぞれのとらえ方
違うんですね。
この本も魅力的です。
具体的に墨絵を目にして
分かり易いなあ
そして
元の本も読み返します。
何度目だろう? -
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素晴らしかった
原作小説も素晴らしいが、漫画版も引けを取らない。
巻数も絶妙でいいリズムで読める。
水墨画をテーマにした作品は珍しいけど人を選ばすたのしめると思います。 -
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一気に読んでしまった
楽しいと思えることは物事の本質の1つだと思う。その楽しさ、美しさをわかりやすく表現して読者が共感を得る作品。
ただ少し残念なのは、小説が元になっているからこそ次巻で完結すること。もう少し話が膨らんで長く続くともっと良いのに…と思ってしまう。 -
購入済み
美
禅の精神と結びついた中国伝来の日本文化の1つ。室町時代に可翁や如拙、周文、雪舟、明兆と多くの水墨画家が出て全盛期を迎えた。桃山期の長谷川等伯等へと連なっていく。
高校日本史で触れる情報は多くない。書道や茶道と比べて現在の露出も多くはない。
でもこの作品はそんな水墨の面白さ、奥の深さを伝えている。何よりわかりやすく引き込まれる。 -
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ネタバレ11ミリの小さな二つの星とは、お互いの瞳の光を受けて輝くそれぞれの瞳のことである。
喫茶店ブルーバードは、緑内障を患っている患者2人が働く店である。北見眼科医院で働く野宮と、その仲間である同僚、そして患者たちがブルーバードに集まり、繋がっていく。目の病気に受け入れることができない人がたくさんいるが、野宮やその周りの人々の真っ直ぐさに影響されて、よい方向へと進んでいく。緑内障や白内障、内斜視や外斜視、 糖尿病網膜症、網膜色素変性症、動脈閉塞など、様々な病と向き合う野宮がますます逞しくなっていく。その成長を最も支えているのは、灯ちゃんという女の子ではないか。最後に、剛田さん、彼女できてよかったね。 -
Posted by ブクログ
水墨の技法など結構知らない言葉が多かったけど、全体的に読みやすかった。
学祭とか同い年のライバルとかコンクールとか、王道でわかりやすい要素が多かったからだと思う(あとがきに書かれてたからそう思ったのかも)。
ひとの作品とかそこら辺の草木から人間性とか生命力とか感じ取ってて、主人公の感受性の高さ(?)に驚いた。
読み終わった日にちょうど紅葉を見に行ったので普段より注意して見てみたが、本当に感じ取れるものがほぼ無かった。
自分じゃわからない感覚を言葉で知ることが出来た良い機会だった。
せっかくなので富山に水墨画の美術館があるらしいので行ってみたい。
重たいテーマも少しあったけど、若者の可能性、周り -
Posted by ブクログ
北見眼科の視能訓練士として仕事に励む2年目の物語。前作「7.5グラムの奇跡」はお気に入りの1冊で、続編も楽しみにしていました。斜視の女の子を中心に、対応に迷いながらも真摯に向き合う主人公にまた会えて嬉しかった。
『何か駄目でもね、それでもいいんだ。駄目って悪いことばっかりじゃないよ。ゆっくりでも頑張って、まっすぐに進んでいるようなものがいいと思うんだよ。急がなくてもいいと思ってね。皆が急ぐから私はゆっくり行こうと思って。だから車も速くないのが好きなんだ。-第2話 礁湖を泳ぐ-』
相変わらず優しい人が多くて、言葉も身にしみる。しかし、こんなホイホイ目の具合が悪い人に出会うことあるんだろうか…