砥上裕將のレビュー一覧

  • 『線は、僕を描く』を良く知るために

    購入済み

    今まで水墨画にあまり興味がなかったのですが、水墨画に興味を持つようになりました。はまったあまりに漫画版も購入して読みました。

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    2020年09月30日
  • 線は、僕を描く(1)

    購入済み

    新しい!

    色んなジャンルの漫画を見てきたけど水墨画!
    何て新しいんだろう。
    絵が綺麗に描けてあるからこその作品ですね。

    1巻だけ見た感想なのでアレなんですが
    主人公の謎成分が解明されて、どう展開するのか楽しみです。面白いと思います!

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    2020年09月12日
  • 線は、僕を描く(4)

    ネタバレ 購入済み

    教えてくれること

    美しい絵が描けるのはそれが美しいとわかるから。

    美しいもの素晴らしいもの有難いもの、それがわかる心が美しく素晴らしく有難いんだろうと思う。
    そしてそこに向かうまでに自分自身や周囲と向き合う必要があるんだろう。
    それを教えてくれる作品だった。

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    2020年03月20日
  • 線は、僕を描く(2)

    購入済み

    本と違う魅力

    人それぞれのとらえ方
    違うんですね。
    この本も魅力的です。
    具体的に墨絵を目にして
    分かり易いなあ
    そして
    元の本も読み返します。
    何度目だろう?

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    2020年03月20日
  • 線は、僕を描く(4)

    購入済み

    素晴らしかった

    原作小説も素晴らしいが、漫画版も引けを取らない。
    巻数も絶妙でいいリズムで読める。
    水墨画をテーマにした作品は珍しいけど人を選ばすたのしめると思います。

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    2020年03月18日
  • 線は、僕を描く(1)

    購入済み

    ラッキー

    元々、水墨画に憧れていたので 何気なく読んだ漫画が水墨画の話なんてラッキー!

    地元で水墨画の先生を見つけて教室に申し込んだ途端、コロナウイルスのせいで中止になってしまいガッカリでしたが、この漫画に会えて良かったです!

    主人公の事情も色々気になりますね。

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    2020年03月17日
  • 線は、僕を描く(1)

    Ray

    購入済み

    全く知らなかった水墨画の世界を知ることができてなかなか面白かった。西濱さんの絵も気になるところ。続きが楽しみ。

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    2020年03月15日
  • 線は、僕を描く(3)

    ネタバレ 購入済み

    一気に読んでしまった

    楽しいと思えることは物事の本質の1つだと思う。その楽しさ、美しさをわかりやすく表現して読者が共感を得る作品。
    ただ少し残念なのは、小説が元になっているからこそ次巻で完結すること。もう少し話が膨らんで長く続くともっと良いのに…と思ってしまう。

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    2020年01月19日
  • 線は、僕を描く(2)

    購入済み

    水墨

    ハッキリ言って、絵の芸術性についてはわからないし、知識も無い。
    でも、読んでいると、あぁそうか、と思うことがある。

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    2019年12月15日
  • 線は、僕を描く(1)

    購入済み

    禅の精神と結びついた中国伝来の日本文化の1つ。室町時代に可翁や如拙、周文、雪舟、明兆と多くの水墨画家が出て全盛期を迎えた。桃山期の長谷川等伯等へと連なっていく。
    高校日本史で触れる情報は多くない。書道や茶道と比べて現在の露出も多くはない。
    でもこの作品はそんな水墨の面白さ、奥の深さを伝えている。何よりわかりやすく引き込まれる。

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    2019年12月15日
  • 龍の守る町

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    消防士カッコイイ!!!!と、何度も心のなかで叫びました。臨場感あふれる小説の、登場人物たちの救命の場面を読んで、今一度きちんと心肺蘇生法を覚えようと誓いました。あ〜消防士カッコイイ!!!

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    2025年12月01日
  • 線は、僕を描く

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    読み終えたあと、題名がストンと落ちた。「僕は」ではなく、「線は」なのだと。表現するとは、自分の思いの表出であると思う。そして、それは、表現するもの(ここでは、水墨画)と何度も対話をしていくことで、自分の痛みや願いがわかり、自分の納得のいく表現ができるような気がする。
    だから、表現の手段に自分を委ね託していくことで、自分の心の自然な表出となり、自分が救われていくのだと思う。
    日本の水墨画の世界にもたっぷり浸れた。墨の深い香り、筆を動かす人の気配だけが響く静寂、そこから生まれる黒と白の水墨画の世界は、新しい世界観だった。

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    2025年11月30日
  • 11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~

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    ネタバレ

    11ミリの小さな二つの星とは、お互いの瞳の光を受けて輝くそれぞれの瞳のことである。
    喫茶店ブルーバードは、緑内障を患っている患者2人が働く店である。北見眼科医院で働く野宮と、その仲間である同僚、そして患者たちがブルーバードに集まり、繋がっていく。目の病気に受け入れることができない人がたくさんいるが、野宮やその周りの人々の真っ直ぐさに影響されて、よい方向へと進んでいく。緑内障や白内障、内斜視や外斜視、 糖尿病網膜症、網膜色素変性症、動脈閉塞など、様々な病と向き合う野宮がますます逞しくなっていく。その成長を最も支えているのは、灯ちゃんという女の子ではないか。最後に、剛田さん、彼女できてよかったね。

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    2025年11月30日
  • 線は、僕を描く

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    水墨の技法など結構知らない言葉が多かったけど、全体的に読みやすかった。
    学祭とか同い年のライバルとかコンクールとか、王道でわかりやすい要素が多かったからだと思う(あとがきに書かれてたからそう思ったのかも)。
    ひとの作品とかそこら辺の草木から人間性とか生命力とか感じ取ってて、主人公の感受性の高さ(?)に驚いた。
    読み終わった日にちょうど紅葉を見に行ったので普段より注意して見てみたが、本当に感じ取れるものがほぼ無かった。
    自分じゃわからない感覚を言葉で知ることが出来た良い機会だった。
    せっかくなので富山に水墨画の美術館があるらしいので行ってみたい。
    重たいテーマも少しあったけど、若者の可能性、周り

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    2025年11月27日
  • 線は、僕を描く

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     『日日是好日』を読んだ時のような清々しさと静けさに包まれる、気持ちの良い時間を過ごせた。自分としっかり向き合う時間を捻出するのは忙しい現代人にはなかなか難しいが、わずかでも設けたい。綺麗すぎるストーリーに反発を覚える人も少なくないと思うが、そこは二の次でただただ未知の水墨画の世界とその世界観に浸ることが心地良い。霜介のように没頭できることに出逢えることが奇跡だが、気軽に何かを始めるフットワークの軽さを持たねば。映画も観てみたい。

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    2025年10月13日
  • 龍の守る町

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    読み終わりスーパーヒーローの登場、その名は消防士秋月龍朗、そして現場での活躍が終わり指令室勤務に変わってしまい、またそこでの苦労が痛々しく感じまた現場に戻りたいと思いつつ指令室での奮闘に清々しく感じました。過去の水害での痛々し話や命の尊さを感じる体験など読んでいて感動しっぱなしでした。消防士のことを深く考えさせられるほどの感動作でした。あなたも読んで消防士のすごさを感じて下さい。

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    2025年10月08日
  • 11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~

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    北見眼科の視能訓練士として仕事に励む2年目の物語。前作「7.5グラムの奇跡」はお気に入りの1冊で、続編も楽しみにしていました。斜視の女の子を中心に、対応に迷いながらも真摯に向き合う主人公にまた会えて嬉しかった。

    『何か駄目でもね、それでもいいんだ。駄目って悪いことばっかりじゃないよ。ゆっくりでも頑張って、まっすぐに進んでいるようなものがいいと思うんだよ。急がなくてもいいと思ってね。皆が急ぐから私はゆっくり行こうと思って。だから車も速くないのが好きなんだ。-第2話 礁湖を泳ぐ-』

    相変わらず優しい人が多くて、言葉も身にしみる。しかし、こんなホイホイ目の具合が悪い人に出会うことあるんだろうか…

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    2025年08月31日
  • 線は、僕を描く

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    砥上裕將さんの作品を初めて読みました。これまで私とは全く接点のなかった水墨画が題材になっています。
    水墨の世界に入っていくきっかけに少し無理があるようにも感じましたが、美しい文章でその場面を想像しながら読み進めました。
    とにかくやってみる、観察して、真似をして、繰り返し練習する、いろいろなことに通じるなと思いました。
    自分の全く知らなかった水墨画という新しい世界を少しだけ知ることができました。技術技巧だけでなく命を描く、シンプルなだけに逆に奥が深いのだろうと感じました。

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    2025年07月27日
  • 11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~

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    続編ということで楽しみにしていた一冊。目の大切さを改めて実感。灯ちゃん親子の頑張りに胸打たれた。

    恭一はまじめすぎるからこそ、進みは遅いのだと思う。普通ならある程度、妥協しながら仕事をこなしていくところ、真っ正面から問題に向き合う姿勢は良い。

    何より深みにハマってしまう前に、周囲のメンバーが助けてくれるからこそ、辞めずにゆっくり成長し続けていけるんだよな。

    恭一の更なる成長がみたい。続編を期待したい。

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    2025年07月24日
  • 線は、僕を描く

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    水墨画を全く知らなくても何故か見える…そこにどんなものが描かれているか何となく見える…気がする。
    毒のないストーリーが読みやすい全員推せる。

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    2025年07月19日