砥上裕將のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ視能訓練士の野宮が、斜視をもつ4歳の少女(灯)を主として、いろんな目の障害をもつ人々と交流し、患者とどう向き合っていくかを描いた作品。
灯がつらい訓練に向き合う姿がメインになっており、ほかにも糖尿病網膜症や網膜剥離のように聞き覚えのあるものから、スマホ内斜視のような現代病まで出てくる。
視能訓練士とは検査をしたり、その名のとおり視機能の訓練を行う仕事。しかし実際には訓練をしているのは一握りで、ほとんどの視能訓練士は検査のみを担当していることが多いという。
作中では4歳の灯のために、野宮が悪戦苦闘している様子が描かれている。最初はつらい訓練を嫌がっていた灯も、野宮やまわりの人たちに助けられ、し -
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購入済み
しみじみと感動する物語
映画化されたことで興味を持ち読んでみました。
初めは映像を頭の中に描いて
中盤からは私の想像力を超え 文字の中に墨絵を思い浮かべ ゆっくりと物語の中に沈んでゆく感じでした。
素敵なお話です。 -
Posted by ブクログ
6冊目の砥上裕將さんは『龍の守る町』の続編です。
5年前に未曾有の大水害に見舞われ、いまだに町のあちこちにその爪痕が残されている瑞乃町。この町で生まれ育った消防士の秋月龍朗は、20年を超える現場を引退し司令室勤務となった前作。
司令室とは、119番に電話をかけて繋がる場所で、迅速に状況を判断して救急車や消防車を出動させる重要な部署です。
秋月本人もトラウマを抱えながら、町を守るために奮闘します。
すごく良かったんですが…ただ、う〜ん、うまく言えないんですが、エンタメ感というかフィクション感というか、がちょっと強かった気がします。
でも災害の描写は非常に臨場感があって、とてもハラハラし -
Posted by ブクログ
ネタバレ過去の水害の記憶に苦しみながらも、今生きる人の命を救う消防士と、その地域に生きる人たちのお話。
たくさんのキーワードが盛り込まれている。
亡くなった人が今を生きる人たちの命に繋がっている。
自然は強くて恐ろしい。
水害は苦しく悲しい記憶だけど、ずっとそこに固執しすぎてもよくない。
メインのテーマはそのあたりだったけど、悲しい記憶を抱えている人たちが、その記憶と向き合い、前を向いて生きようとする姿が描かれている。
災害を経験した人に向けて書かれた小説なのかなと思った。
そういう災害で生き残ってしまった人が罪悪感を覚えたり、あの時ああしていたらと後悔を抱え続けるという話はよく聞く。
そういっ