砥上裕將のレビュー一覧
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購入済み
しみじみと感動する物語
映画化されたことで興味を持ち読んでみました。
初めは映像を頭の中に描いて
中盤からは私の想像力を超え 文字の中に墨絵を思い浮かべ ゆっくりと物語の中に沈んでゆく感じでした。
素敵なお話です。 -
Posted by ブクログ
【『7.5グラムの奇跡』と、薄汚れちまった
私の老眼】
宝石のような綺麗な表紙とレビューも高い評価だったので手に取った作品。✨
何だけど!
ちょっと自分のなかで期待値をあげすきていたかも……。 (∩´∀`)∩アゲアゲ
温かくて優しい物語だけど、薄汚れちまった私にはなんだか今ひとつ心に響かなかった。
病名を当てるミステリー的なところも眼科というのもあって、『ドクターホワイト』のような、あのハラハラ感やカタルシスも感じられず、主人公の感情の起伏も薄く周囲を取り囲む人々も驚くほど理解のある「良い人」ばかりで綺麗すぎるんだよね。✨
「水清ければ魚棲まず」ということわざがあるけど、表紙が綺麗だからこそ、中身もその綺麗さを出すギャップを期待していたのかも!♪♫
だけど2章のカラコンのエピソードにはヒヤリとさせられた。そう言えば、私の娘もカラコンをしていたはずだ。急に恐ろしくなり、同時に、たまに目に違和感を覚える自分自身も「もしかして緑内障だったら?」と思わずスマホで症状を検索してしまっていた。(たぶん老眼と眼精疲労) 。・゚・(ノД・`)ショボーン
まだまだ娘たちの成長をこの目で見届けたい。これから先も、旅行に行ってたくさんの美しい景色を見てみたい。何より本をもっと読みたい!✨
結果的には目をもっと大切にしようと今更ながら思った。……あれ?心に響いてんじゃんねコレ!!笑
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Posted by ブクログ
瑞乃町は未曾有の大水害が起きた。川が氾濫し、堤防は決壊。
逃げ遅れた住民が多数いるなか瑞乃町は雨の中で孤立してしまったのだ。
その大水害から5年、消防隊隊長の秋月は司令補として指令室への異動を命じられた。
指令室は119番への緊急電話を受け、混乱した通報者から状況を適切に聞き取り、その後につなげるための判断を瞬時に行う必要がある。
これまでの現場とあまりに違う内容に焦り、自分にため息がもれる日々だった。
そんななか秋月が受けた電話の相手から「あんた水が怖くない?」といわれ息が止まるほどの衝撃を受けた。
それは秋月が5年前の大水害で受けたトラウマを引きずり出す言葉だったのだ。
最近、大雨が多く水害が全国で起きている。そんななかで救助に向かう人がいることは知っていても、分かっているとは言い難い。そんな人々がどう向き合い乗り越えていくのか。そんな人々に支えられているのだということを知っておきたいと思わせる小説だ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ両親が亡くなってから人生の色が薄くなってしまった大学生青山が水墨画と出会い、人間として再生していく物語。
映画を先に観ていたので、水墨画のイメージができていたのはよかった。映画の方がより起伏がある物語になってて、小説は素朴な展開だった。小説から映画観てたら無駄にドラマチック要素付け加えられたな……と思ってたろうなと思う。
師匠の国宝爺さんが倒れたやつもそうでもなかったし。
最終的に菊の花が上手く描けるかという点に話が行き着く。形を描くのはそれなりにできるが、心を描くことに挑戦をする。
かなり心情描写と水墨画の描写量が多かった。デビュー作と考えると悪くなかったのでないかなと思う。