砥上裕將のレビュー一覧

  • 線は、僕を描く

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    しみじみと感動する物語

    映画化されたことで興味を持ち読んでみました。
    初めは映像を頭の中に描いて
    中盤からは私の想像力を超え 文字の中に墨絵を思い浮かべ ゆっくりと物語の中に沈んでゆく感じでした。
    素敵なお話です。

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    2023年01月16日
  • 線は、僕を描く(1)

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    原作通りの順序で物語は進んでいます。
    水墨画がテーマなので、文字だけでは自分の想像が及ばなかったところを絵が助けてくれます。

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    2022年06月11日
  • 線は、僕を描く

    sky

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    静かで力強い物語

    芸術に触れたくなるような話だった。

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    2021年11月28日
  • 線は、僕を描く

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    言葉で話し始めれば、その瞬間に語りたいことから遠ざかっていく感情をどうやって伝えたらいいのだろう。自分自身について語ることがときに、強い苦痛を伴うことを、千瑛にどうやって説明すればいいのだろう?

    ・美術についての小説を読むのは初めてだったけれど、白黒の水墨画は想像しやすくて読みやすかった。

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    2026年08月30日
  • 線は、僕を描く

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    ネタバレ

    両親が亡くなってから人生の色が薄くなってしまった大学生青山が水墨画と出会い、人間として再生していく物語。
    映画を先に観ていたので、水墨画のイメージができていたのはよかった。映画の方がより起伏がある物語になってて、小説は素朴な展開だった。小説から映画観てたら無駄にドラマチック要素付け加えられたな……と思ってたろうなと思う。
    師匠の国宝爺さんが倒れたやつもそうでもなかったし。
    最終的に菊の花が上手く描けるかという点に話が行き着く。形を描くのはそれなりにできるが、心を描くことに挑戦をする。
    かなり心情描写と水墨画の描写量が多かった。デビュー作と考えると悪くなかったのでないかなと思う。

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    2026年08月28日
  • ミサゴの守る町

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    朝、テレビつけたら石川、富山に大雨の特別警報。昨日は台風に、酷暑日10日で過去最多記録。「誰しもその時にならないと自分が被災するとは思わないもの」だけど、こう異常気象続くと、いつ被災しても不思議じゃない。今回は山火事に水害と災害もスケールアップし、家族に友人、上司まで被災。ダイハード並みの活躍だけど、ちょっとてんこ盛りすぎて現実感、薄れる。助けた猫を逃がす。「大人の仕事には責任が生まれる」だから逃がす。「想像力は知性と経験と想いが生み出すもの」咄嗟にそこまで…。

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    2026年08月27日
  • ミサゴの守る町

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    6冊目の砥上裕將さんは『龍の守る町』の続編です。

    5年前に未曾有の大水害に見舞われ、いまだに町のあちこちにその爪痕が残されている瑞乃町。この町で生まれ育った消防士の秋月龍朗は、20年を超える現場を引退し司令室勤務となった前作。

    司令室とは、119番に電話をかけて繋がる場所で、迅速に状況を判断して救急車や消防車を出動させる重要な部署です。

    秋月本人もトラウマを抱えながら、町を守るために奮闘します。

    すごく良かったんですが…ただ、う〜ん、うまく言えないんですが、エンタメ感というかフィクション感というか、がちょっと強かった気がします。

    でも災害の描写は非常に臨場感があって、とてもハラハラし

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    2026年08月13日
  • 龍の守る町

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    ネタバレ

    過去の水害の記憶に苦しみながらも、今生きる人の命を救う消防士と、その地域に生きる人たちのお話。

    たくさんのキーワードが盛り込まれている。
    亡くなった人が今を生きる人たちの命に繋がっている。
    自然は強くて恐ろしい。
    水害は苦しく悲しい記憶だけど、ずっとそこに固執しすぎてもよくない。

    メインのテーマはそのあたりだったけど、悲しい記憶を抱えている人たちが、その記憶と向き合い、前を向いて生きようとする姿が描かれている。

    災害を経験した人に向けて書かれた小説なのかなと思った。
    そういう災害で生き残ってしまった人が罪悪感を覚えたり、あの時ああしていたらと後悔を抱え続けるという話はよく聞く。
    そういっ

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    2026年08月08日
  • ミサゴの守る町

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    水害だなんて読んでいるだけで息が詰まりそう。日頃からの備えやご近所さんとに繋がりが重要ということね。ほんと、少しずつでも備えて考えておかないと。

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    2026年08月07日
  • 線は、僕を描く

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    ネタバレ

    最後まで飽きることなく読めたが
    主人公の内面の表現が多く、美しい表現と感じる人もいると思うが回りくどく感じて結構流して読んだ。
    それにしても水墨画の話はどこまでが本当なのだろうか。

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    2026年07月01日
  • 7.5グラムの奇跡

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    新人視能訓練士が入職から少し慣れてくるまでの話をさまざまな患者を通して。
    心因性視覚障害に始まり、終わる形。
    初めは検査もドジだけど、最後には自ら原因を想定して検査を組めるまでに成長!
    同僚も暖かいけど、どこかふわっとした話だったな。

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    2026年06月17日
  • 7.5グラムの奇跡

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    目が見えるという奇跡
    前口径約24ミリ重量約7.5グラム容積約6.5mlの
    瞳を通して世界が見えるというのは
    当たり前だと思っていたがそれは素晴らしい事で
    当たり前ではないという事に気付かされた
    仕事を通して成長していく野宮くんに影響されて
    自分も色々なものに興味を持ち
    仕事に勤しもうと思えた

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    2026年05月24日
  • 龍の守る町

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    「馬鹿みたいに優しくあれ」という言葉が心に残った。救急や消防の現場だけでなく、指令室の仕事の大切さも伝わってくる作品。災害時、自分や家族も被災者かもしれない中で、他人のために動いてくれる人たちに感謝しかない。

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    2026年05月04日
  • 龍の守る町

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    きっと大きな町の話ではないのでしょう。
    どこにでもある、特別なこともない地方の都市。
    そこで起きた水害。

    これだけ現実でも災害が頻発するなかで、自分のことのように思いを馳せるにはしんどい。

    それでもこの作品は秋月消防士の静かな感情を通して描くことで、優しく私たちに伝えようとしているのがわかる。
    良い本でした。

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    2026年04月23日
  • 龍の守る町

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    瑞乃町(みずのちょう)で消防士をしている秋月(あきづき)が、人を救い、もしくは救えない日々の中で、周囲の人に支えられて、瑞乃町での5年前の大規模災害を回想していく物語りだったと思います。私個人は登場人物がみんな良い人すぎるかもという印象もありましたが、リアリティのある面白い内容と思いました。星3つといたしました。

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    2026年04月20日
  • 龍の守る町

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    5年前のあの日、大雨の中、濁流が町を飲み込む

    消防士の彼は、あれ以来、、、
    水害と消防、戦いと涙に胸が詰まる…

    町は少しずつ少しずつ取り戻し始めたが、人々はそこから動けず、時間が止まっている…

    彼は、炎の中から命を救ってきたその手で、今は受話器を握る…

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    2026年04月12日
  • 線は、僕を描く

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    持たざる人を描いているようでいて、まったく逆の人を描いていたような気がする。

    主人公の青山霜介は家族を事故で亡くして以来、心が空っぽになってしまった青年だ。叔父に引き取られたけれど、何をする気にもなれないでいる彼は、大学に入学してから一人暮らしをすることになる。水墨画の展示会のパネル運びのバイトにきた彼は、そこで有名な水墨画の絵師・篠田湖山に見いだされ、内弟子として水墨画の世界に踏み出していくことになる。

    湖山の孫娘の千瑛(ちあき)と霜介が一年後に開かれる湖山賞で競い合うことが提案され、霜介はまったく自分が了承しないまま湖山の弟子として千瑛にロックオンされてしまう。高い技術を持つ美しい女性

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    2026年03月25日
  • 龍の守る町

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    素晴らしかった「線は、僕を描く」の著者さん。大水害を経た町の消防士達と住民達の姿が静かに描かれる。現場の壮絶さと癒えない傷。災害が多い昨今他人事とは思えず一気に読みました。たくさんの祈りが込められた作品。もうすぐ3.11、今読めて良かった。

    〈心に残った言葉〉
    "自然を憎むほど、人は大きくなれない。"

    "引き際を誤れば帰ることはできず、かといって向かわなければ誰も助けられない。"

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    2026年03月04日
  • だから捨ててと言ったのに

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    タイトルに惹かれて読んだ。
    同じフレーズで始まるけれど、全然違う話がたくさん。
    初めて読む作家さんも多くて面白かった。

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    2026年02月23日
  • だから捨ててと言ったのに

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    ネタバレ

    2026.01.22 (木)

    短編で手に取りやすく読んだことのない作家さんも多い中、読みやすかった。
    金子玲介目当てで購入したけど、いくつか気に入った作品があって嬉しかった。
    岡崎隼人 「パルス、またたき、脳挫傷」
    砥上裕將 「母の箪笥」
    五十嵐律人 「累犯家族」
    荒木あかね 「重政の電池」
    金子玲介 「恋文」
    背筋 「こわくてキモくてかわいい、それ」
    多崎礼 「海に還る」
    柾木政宗 「切れたミサンガ」
    夕木春央 「擲たれた手紙」
    麻耶雄嵩 「探偵ですから」

    この作品たちが好きだった。なかでも 「重政の電池」が1番良かったかも。余韻も好きだった。

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    2026年01月22日