砥上裕將のレビュー一覧

  • だから捨ててと言ったのに

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    簡単に読める短編集。
    この作品集の中で好みの作品は、
    無理解 潮谷験
    お守り代わり 真下このみ
    ミックス 河村拓哉
    累犯家族 五十嵐律人
    吊るし柿の家 高田崇史
    猟妻 谷絹茉優

    悪意を持った人間の行動を描いた物語が面白く読めた。

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    2026年01月11日
  • 線は、僕を描く

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    映画観てからの本読みました。
    短い予告編しか観ないで行ったので、水墨画の話なんだろうしか思っていませんでした。どんな話か分かっていくのもいいと思い今回はあえて知らないで観に行ったら、感動しました。泣きました。
    本は、映画を観て内容は知ってましたが、映画の時にこう感じたと思いながら読み進めました。
    水墨画を知らなくても、水墨画のことを教えてくれていたので、魅力的に感じました。
    1人1人ストーリーあったおかげでなんで?などの疑問に思わずに読み進められたので良かったです。

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    2026年01月11日
  • 龍の守る町

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    砥上裕將さんの新刊を楽しみにしていました!

    いつも真摯に仕事に打ち込む
    物語には心打たれます
    今回は大きな水害を経験した消防士の物語_



    災害にあわれた全ての人たちの
    鎮魂の作品だと感じました

    龍神様が見守る美しい地元の町も思い出も
    そして大切な人たちを全て飲みこんだ水害

    消防士として現場に駆けつけ
    助けたい人がいるのに
    できないもどかしさや絶望を味わい
    その水害で癒えない傷を抱えた
    消防士の再生の物語



    ラストは涙…涙…で文字が霞みながら読みました

    登場人物たちが
    お互いにほんの少し肩を預けることで
    強く生きている姿に感動しました!!

    今年初の1冊目にふさわしい作品

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    2026年01月11日
  • だから捨ててと言ったのに

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    作品紹介・あらすじ

    こんなことになるなんて!
    1行目は全員一緒、25編の「大騒ぎ」。

    早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
    ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。

    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第四弾。

    *****

    25編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第4弾とのこと。既に第3弾と第6弾は読み終えた。
    最初の一文

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    2026年01月09日
  • 龍の守る町

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    町の真ん中に河川が通る田舎町、瑞乃町で消防士として活躍していた秋月龍朗は指令室に異動となった。5年前のあることがトラウマとなり、現場を追われ、辿り着いた指令室。現場では隊長として隊員たちの先頭となり動いていたが、そこはパソコンと電話で命を繋ぐ場所。慣れない事務的作業をしながら人々の命を守り、龍朗はトラウマと向き合うことになる。

    お仕事系の作品を書いている砥上さん。今回は消防士の話。消防士は火事を消火するだけでなく、災害の救出も行う。消火の様子や水害の描写がとてもリアルで、自然災害の恐ろしさを痛感し、改めて消防士の活躍に敬意を感じた。

    砥上さんの描く主人公は、毎回、愚直な性格の男性な気がする

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    2026年01月07日
  • 一線の湖

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    「線は、僕を描く」の続編。
    湖山賞をかけた前巻から2年後、進むべき道に悩む主人公。
    様々な人と出会い、たどり着く先は。。
    やはりこのシリーズを読むと水墨画を鑑賞したくなります。

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    2025年12月30日
  • 龍の守る町

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    5年前に水害に遭い多くの被害者が出た街。当時は消防士として働き、今は司令補として慣れない職場で四苦八苦している男性。5年前の水害によるトラウマ。過酷な現場。丁寧に描かれている。

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    2025年12月27日
  • 一線の湖

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    水墨画の世界も全く知らないし、芸術家の心の動きもわからない。しかし、主人公が何に苦しみ、何に気付いたのかが、とてもわかりやすく描かれているおかげで、水墨画の世界や主人公の成長を感じることができた。

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    2025年12月27日
  • 龍の守る町

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    水害のあった町の消防士。
    当然その日も任務に当たっていた。
    目の前で流される人達を助けられない忸怩たる思いが今も心を痛め付ける。
    現場から退き司令室へ移動となる。
    司令室のメンバーとの遣り取りや働きが興味深い。
    火災は勿論、水害の様な自然災害にも向き合う消防士達に感謝せねばの読後感。

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    2025年12月25日
  • 線は、僕を描く

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    「水墨とは森羅万象を描く絵画」「森羅万象=宇宙=現象=今のこの世界の現実」
    「現象とは外側でしか起こらないものなのか。心の内側に宇宙はないのか」
    自分の心にグサッとくる言葉です。読みやすくて面白かったです。水墨画とは何の縁もなかった大学生が水墨画にはまっていく話で、主人公は高校生の時に両親を交通事故で亡くして独りぼっちだったのに、よく水墨画のトップレベルまで来れたなって自分でもこの主人公のことを自然と応援してました。
    日本の伝統を極めたい後継者がいなくなっている現在のこの世の中で、この小説は改めて存在感を感じています。

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    2025年12月23日
  • 11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~

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    このレビューを読み始める前にお願いです

    これからレビューを読んでくださる方はサッと読んでください
    深く考えずにサッと読んでください
    お願いします

    それではレビューをご覧ください


       ↓↓↓





    あなたに未来を見せてくれるための大切な光
    その光はあなたの瞳の中にある

    自分の道は自分にしか見えない
    自分が見たいと思う景色を自分の目で見ればいい

    ただ、それは決して目の前に見えるものだけではない
    見えない部分があるからこそ、見えないことがあるからこそ、その代わり見えるようになるものがある

    そっと目を閉じてみようと
    小さな光が見えるかもしれない

    そっと覗いてみよう
    瞳の中にある光

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    2025年12月23日
  • 龍の守る町

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    消防士と言って思い浮かぶイメージは、、、

    多くの人が現場で火災に立ち向かう姿、人命救助をする姿を思い浮かべるのではないだろうか

    もちろん、それは立派な消防士です
    だけど、それだけが消防士ではありません


    想像してください
    もしあなたが119番通報をしたとすると、どこに繋がりますか?
    消防隊員のスマホに繋がりますか?

    んなわけないですよね

    繋がるのは司令室
    市民からの通報の電話を取り、聴取し、車両を出動させる部署です

    今、「なーんだ電話をとるだけの場所か…」って思った人がいたら手をあげてください
    先生怒らないから素直に手をあげてください

    先生怒らないけど、一言だけ言わせて!
    そー思

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    2025年12月21日
  • 11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~

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    ネタバレ

    11ミリの小さな二つの星とは、お互いの瞳の光を受けて輝くそれぞれの瞳のことである。
    喫茶店ブルーバードは、緑内障を患っている患者2人が働く店である。北見眼科医院で働く野宮と、その仲間である同僚、そして患者たちがブルーバードに集まり、繋がっていく。目の病気に受け入れることができない人がたくさんいるが、野宮やその周りの人々の真っ直ぐさに影響されて、よい方向へと進んでいく。緑内障や白内障、内斜視や外斜視、 糖尿病網膜症、網膜色素変性症、動脈閉塞など、様々な病と向き合う野宮がますます逞しくなっていく。その成長を最も支えているのは、灯ちゃんという女の子ではないか。最後に、剛田さん、彼女できてよかったね。

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    2025年11月30日
  • 線は、僕を描く

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    水墨の技法など結構知らない言葉が多かったけど、全体的に読みやすかった。
    学祭とか同い年のライバルとかコンクールとか、王道でわかりやすい要素が多かったからだと思う(あとがきに書かれてたからそう思ったのかも)。
    ひとの作品とかそこら辺の草木から人間性とか生命力とか感じ取ってて、主人公の感受性の高さ(?)に驚いた。
    読み終わった日にちょうど紅葉を見に行ったので普段より注意して見てみたが、本当に感じ取れるものがほぼ無かった。
    自分じゃわからない感覚を言葉で知ることが出来た良い機会だった。
    せっかくなので富山に水墨画の美術館があるらしいので行ってみたい。
    重たいテーマも少しあったけど、若者の可能性、周り

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    2025年11月27日
  • 線は、僕を描く

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     『日日是好日』を読んだ時のような清々しさと静けさに包まれる、気持ちの良い時間を過ごせた。自分としっかり向き合う時間を捻出するのは忙しい現代人にはなかなか難しいが、わずかでも設けたい。綺麗すぎるストーリーに反発を覚える人も少なくないと思うが、そこは二の次でただただ未知の水墨画の世界とその世界観に浸ることが心地良い。霜介のように没頭できることに出逢えることが奇跡だが、気軽に何かを始めるフットワークの軽さを持たねば。映画も観てみたい。

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    2025年10月13日
  • 11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~

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    北見眼科の視能訓練士として仕事に励む2年目の物語。前作「7.5グラムの奇跡」はお気に入りの1冊で、続編も楽しみにしていました。斜視の女の子を中心に、対応に迷いながらも真摯に向き合う主人公にまた会えて嬉しかった。

    『何か駄目でもね、それでもいいんだ。駄目って悪いことばっかりじゃないよ。ゆっくりでも頑張って、まっすぐに進んでいるようなものがいいと思うんだよ。急がなくてもいいと思ってね。皆が急ぐから私はゆっくり行こうと思って。だから車も速くないのが好きなんだ。-第2話 礁湖を泳ぐ-』

    相変わらず優しい人が多くて、言葉も身にしみる。しかし、こんなホイホイ目の具合が悪い人に出会うことあるんだろうか…

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    2025年08月31日
  • 線は、僕を描く

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    砥上裕將さんの作品を初めて読みました。これまで私とは全く接点のなかった水墨画が題材になっています。
    水墨の世界に入っていくきっかけに少し無理があるようにも感じましたが、美しい文章でその場面を想像しながら読み進めました。
    とにかくやってみる、観察して、真似をして、繰り返し練習する、いろいろなことに通じるなと思いました。
    自分の全く知らなかった水墨画という新しい世界を少しだけ知ることができました。技術技巧だけでなく命を描く、シンプルなだけに逆に奥が深いのだろうと感じました。

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    2025年07月27日
  • 11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~

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    続編ということで楽しみにしていた一冊。目の大切さを改めて実感。灯ちゃん親子の頑張りに胸打たれた。

    恭一はまじめすぎるからこそ、進みは遅いのだと思う。普通ならある程度、妥協しながら仕事をこなしていくところ、真っ正面から問題に向き合う姿勢は良い。

    何より深みにハマってしまう前に、周囲のメンバーが助けてくれるからこそ、辞めずにゆっくり成長し続けていけるんだよな。

    恭一の更なる成長がみたい。続編を期待したい。

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    2025年07月24日
  • 線は、僕を描く

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    水墨画を全く知らなくても何故か見える…そこにどんなものが描かれているか何となく見える…気がする。
    毒のないストーリーが読みやすい全員推せる。

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    2025年07月19日
  • 線は、僕を描く

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    絵を描くことが好きなので、初めて知る水墨画の世界に魅了されました。

    白黒の濃淡の世界に見出す「生命の美しさ」

    水墨画に没頭し、人と関わる中で自分の中の喪失感に折り合いをつけていく主人公。

    見出してくれた先生との、病院でのシーンはとても良かった。

    どんな菊を描いたのか、とても見たくなりました。

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    2025年07月16日