砥上裕將のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
砥上裕將さんの新刊を楽しみにしていました!
いつも真摯に仕事に打ち込む
物語には心打たれます
今回は大きな水害を経験した消防士の物語_
災害にあわれた全ての人たちの
鎮魂の作品だと感じました
龍神様が見守る美しい地元の町も思い出も
そして大切な人たちを全て飲みこんだ水害
消防士として現場に駆けつけ
助けたい人がいるのに
できないもどかしさや絶望を味わい
その水害で癒えない傷を抱えた
消防士の再生の物語
ラストは涙…涙…で文字が霞みながら読みました
登場人物たちが
お互いにほんの少し肩を預けることで
強く生きている姿に感動しました!!
今年初の1冊目にふさわしい作品 -
Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
こんなことになるなんて!
1行目は全員一緒、25編の「大騒ぎ」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第四弾。
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25編からなるショートショート集。
Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第4弾とのこと。既に第3弾と第6弾は読み終えた。
最初の一文 -
Posted by ブクログ
町の真ん中に河川が通る田舎町、瑞乃町で消防士として活躍していた秋月龍朗は指令室に異動となった。5年前のあることがトラウマとなり、現場を追われ、辿り着いた指令室。現場では隊長として隊員たちの先頭となり動いていたが、そこはパソコンと電話で命を繋ぐ場所。慣れない事務的作業をしながら人々の命を守り、龍朗はトラウマと向き合うことになる。
お仕事系の作品を書いている砥上さん。今回は消防士の話。消防士は火事を消火するだけでなく、災害の救出も行う。消火の様子や水害の描写がとてもリアルで、自然災害の恐ろしさを痛感し、改めて消防士の活躍に敬意を感じた。
砥上さんの描く主人公は、毎回、愚直な性格の男性な気がする -
Posted by ブクログ
このレビューを読み始める前にお願いです
これからレビューを読んでくださる方はサッと読んでください
深く考えずにサッと読んでください
お願いします
それではレビューをご覧ください
↓↓↓
あなたに未来を見せてくれるための大切な光
その光はあなたの瞳の中にある
自分の道は自分にしか見えない
自分が見たいと思う景色を自分の目で見ればいい
ただ、それは決して目の前に見えるものだけではない
見えない部分があるからこそ、見えないことがあるからこそ、その代わり見えるようになるものがある
そっと目を閉じてみようと
小さな光が見えるかもしれない
そっと覗いてみよう
瞳の中にある光 -
Posted by ブクログ
消防士と言って思い浮かぶイメージは、、、
多くの人が現場で火災に立ち向かう姿、人命救助をする姿を思い浮かべるのではないだろうか
もちろん、それは立派な消防士です
だけど、それだけが消防士ではありません
想像してください
もしあなたが119番通報をしたとすると、どこに繋がりますか?
消防隊員のスマホに繋がりますか?
んなわけないですよね
繋がるのは司令室
市民からの通報の電話を取り、聴取し、車両を出動させる部署です
今、「なーんだ電話をとるだけの場所か…」って思った人がいたら手をあげてください
先生怒らないから素直に手をあげてください
先生怒らないけど、一言だけ言わせて!
そー思 -
Posted by ブクログ
ネタバレ11ミリの小さな二つの星とは、お互いの瞳の光を受けて輝くそれぞれの瞳のことである。
喫茶店ブルーバードは、緑内障を患っている患者2人が働く店である。北見眼科医院で働く野宮と、その仲間である同僚、そして患者たちがブルーバードに集まり、繋がっていく。目の病気に受け入れることができない人がたくさんいるが、野宮やその周りの人々の真っ直ぐさに影響されて、よい方向へと進んでいく。緑内障や白内障、内斜視や外斜視、 糖尿病網膜症、網膜色素変性症、動脈閉塞など、様々な病と向き合う野宮がますます逞しくなっていく。その成長を最も支えているのは、灯ちゃんという女の子ではないか。最後に、剛田さん、彼女できてよかったね。 -
Posted by ブクログ
水墨の技法など結構知らない言葉が多かったけど、全体的に読みやすかった。
学祭とか同い年のライバルとかコンクールとか、王道でわかりやすい要素が多かったからだと思う(あとがきに書かれてたからそう思ったのかも)。
ひとの作品とかそこら辺の草木から人間性とか生命力とか感じ取ってて、主人公の感受性の高さ(?)に驚いた。
読み終わった日にちょうど紅葉を見に行ったので普段より注意して見てみたが、本当に感じ取れるものがほぼ無かった。
自分じゃわからない感覚を言葉で知ることが出来た良い機会だった。
せっかくなので富山に水墨画の美術館があるらしいので行ってみたい。
重たいテーマも少しあったけど、若者の可能性、周り -
Posted by ブクログ
北見眼科の視能訓練士として仕事に励む2年目の物語。前作「7.5グラムの奇跡」はお気に入りの1冊で、続編も楽しみにしていました。斜視の女の子を中心に、対応に迷いながらも真摯に向き合う主人公にまた会えて嬉しかった。
『何か駄目でもね、それでもいいんだ。駄目って悪いことばっかりじゃないよ。ゆっくりでも頑張って、まっすぐに進んでいるようなものがいいと思うんだよ。急がなくてもいいと思ってね。皆が急ぐから私はゆっくり行こうと思って。だから車も速くないのが好きなんだ。-第2話 礁湖を泳ぐ-』
相変わらず優しい人が多くて、言葉も身にしみる。しかし、こんなホイホイ目の具合が悪い人に出会うことあるんだろうか…