茂木健一郎のレビュー一覧
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著者の別書で似たような事が書いてあったのでデジャヴ感があるが、この手の本は何度読んでも読書家にとってはモチベーションアップにも学び直しにも繋が繋がる内容なので、許容範囲である。読書の魅力、再発見本である。
― 学び続けると脳にさまざまな変化が起こりますが、そのひとつに脳は学び続けることでビッグデータを蓄積することがわかっています。私たちの脳の中にある制無状という領域には、「色の認識」「顔や身体の特徴の認識」「単語や数字の認知」「カテゴリー内の分類や認知」という機能があることがわかっています。私たちは学び続けることで「紡錘状回」へ情報を蓄え、脳にビッグデータを蓄積させることができるのです。たと -
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本を読むことで視座が上がるなど、読むメリットを人に伝えるときに使いたいと思う表現が知れた
読んだ本の数だけ高いところから、世界が見える
足の下に本が積み重なっていくイメージ
その足場は、読むジャンルが多ければ多いほど横幅となり、より安定する
自分の枠を広げる
自分の知らない情報、自分とは違う意見、それらに出会うことで感動したり違和感を覚えたりどういう意味なのだろうと考えたりする
本を読む=ジムで鍛える
メールやニュースの文章を読むのは、普通にフラフラと街の中を散歩しているような状態
脳の成長
文字を自分の頭の中から絞り出すと言う行為は、負荷がかかる上に非効率的であるかもしれないが、だか -
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明治維新後の日本史を紐解きながら、日本社会のさまざまな矛盾を指摘して、現代社会の「生きづらさ」の原因に迫る対談集。
天皇・戦争・憲法などのトピックは、学校の授業で「歴史はこういうものだ」と習って、機械的に「そういうものだ」と覚えたため、議論することも無ければ、問題にすら感じていなかった。そのため、私はいろいろな矛盾に気づくことができない。また、複雑に絡み合う事情に正面から向き合う知力が無いので、何となく「生きづらさ」だけを感じてしまうのだろうか。一方で、単純化して発信されるような情報に飛びつきやすい(イチイチ反応しやすい)のかも知れない。
教養があり、ウィットに富んでいる3人の対談がスピード感 -
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脳科学では、、、学習とはもっとも価値があり脳を喜ばせるための最大の快楽。 脳は喜べば喜ぶほど学習効果ぎ高まる→得手不得手は才能の問題ではない。強化学習のサイクルが回っているかどうか。
脳は褒められる事で自発性を発揮する。成功体験なしには脳は変わってくれない。叱るはやる気の軌道修正をするときだけ。
苦しさを乗り越えたとき大きな喜びを得るドーパミン大量放出。
神経細胞ニューロンをつなぐシナプス結合が変化→以前とは違う自分に生まれかわる
忙しさは脳を喜ばせるチャンス→忙しさく仕事をしている→忙しさく学習している→発想の転換で負荷を喜びにかえる
自ら取り組んでいるという感覚がないと脳は喜ばない。
才能 -
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ネタバレ◆手に取ったきっかけ
タイトルの通り、考える力をつけたかった。
茂木さんをはじめ9名のその道のトップランナー、人生の先輩たちと対話できるような書き出しに惹かれた。
◆気になった項目
レクチャー2 箭内さん
流されるから遠くへ行けるという考え方
・自分の個性が分からない。つい、他人に合わせてしまう性格、相手を喜ばせたい性格が個性なのでは?という文章は自分に当てはまると感じた。
相手の言うことを全部聞いて、それを何倍にも膨らまして返す。クリエイティブ合気道
※合気道は相手の力が大きければ大きいほど相手を遠くに投げ飛ばすことができる。→相手の力を利用する!
・関係はつくるのではなく、好きでつくる
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雑談力こそが人間の幸福度を決める
というデータもある
いい大学に入ることや、結婚、子どもを持つこと、お金持ちになることは、幸福感には関係がない
それらを求めれば幸せになると思い込み、
一つに固執して不幸になる
心の底から話せる親友よりも
ちょっとした雑談ができるゆるい関係がたくさんあることが大切
弱い繋がりからやってくる情報は、
有益で、満足感が高い
親友は、趣味や考え方も似ているので、真新しい情報にはあまり出会えない
いい本とは、人と話したくなる本
ジョブズは重要な決断をする時は4時間くらい散歩をして決めた
→会議室での話し合いがいかに非生産的か!!
チームメンバーと散歩したり -
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