【感想・ネタバレ】頭は「本の読み方」で磨かれる 見えてくるものが変わる70冊のレビュー

あらすじ

脳は「言葉」と向き合うときに、一番成長する!--茂木健一郎本の読み方ひとつで、人は大きく変わることができるのだ。最新テクノロジーから、文学、芸術、経済学にいたるまで、縦横無尽の知識と鋭い知性を持った脳科学者の「頭の中」を明らかにする、完全読書ガイド!◎頭のいい人は、何を、どう読んでいる?◎「話のネタ」にしたい本を選べ◎今の自分より「ワンランク上」と「ジャンル違い」を意識する◎1日たった10ページ!「同時進行で、複数読む」◎「積ん読」も、確実に脳の肥やしになる――その理由◎今、読んでいる本が、「あなたはどういう人間か」を物語る

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Posted by ブクログ

本を読むことで得られるメリットが色々な視点から書かれており面白かったです。
茂木健一郎氏が語りかけてくれているようで読みやすい本でした。

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2024年11月20日

Posted by ブクログ

読み進めれば読み進めるほど、もっとたくさんのジャンル、作者の本を読んで、見える世界の幅を広げたい意欲が掻き立てられる本。
茂木さんのわかりやすい文章がスっと入ってくるからこそ、もっと色んな表現に触れたい!出逢う言葉から自分は何を感じ、何を考えるんだろう、そしてどんな本を人に勧めたくなるんだろうと読書を経た未来の自分にも興味が湧くような本。

私は読書した後、あれ〜そういばこの本は何を言ってる本なんだっけ?と読んだ経験がそっくりなくなっちゃったようなもったいない感覚を持つことがある。
でも、読んだ!なんかこの本いい本だったな〜の感覚さえあれば、読書は無駄にならないんだな〜。そして私は「紙の本」が好きだな〜と改めて実感し、今までの自分をも肯定してくれるような本。

おすすめの本もぜひ読んでみたい。

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

読書へのモチベーションを上げてくれる本だと思います。最近忙しくて本を読めていない人や、読書を始めたいけど何から手を付けたらいいか分からない人にはおすすめの一冊です。

私自身、読書をするようになったのがここ1年以内の話なのですが、読んできた本の大体が自分の悩みを実生活な中でいかにしてよりよくするかといったものでした。

しかし本書であげられている読書のメリットとして、私が今後の本選びに参考にしたいと思ったのは、自分の視野を広げる目的で乱読をするということです。

これまでの私は完全にベクトルを自分に向けて本を選んでいましたが、これではいつまで経っても見える世界は狭いままだと気付かされました。

本書では著者のおすすめの本が70冊紹介されており、「世の中にはこんな本があるのか!」と興味が湧いた本が何冊もありました。
これを機に、これまで読んできたものとは違うジャンルの本にも挑戦してみたいと思います。

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2024年08月03日

Posted by ブクログ

重い腰を上げ、勇気を出して読んでみた一冊。
これから本を読んでいくにあたって必要な知識やそれによって得られる経験などがこの一冊に凝縮がされていた。

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2023年12月21日

Posted by ブクログ

読書について、やったら得られる効果、恩恵、思考の仕方、最後に著者が影響を受けた書籍について自身が得られた学び、気付きを含めて紹介している一冊。
読書について書かれた本の中でも、なるべく平易にかつ手を出しやすい内容で、入門書と言ってもよい本。

・「本を読む」ということは「自分の経験を増やす」こと

・知性というのは「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということ

・どんなに時代が流れても、われわれ人間は絶対に「言葉を使い続ける」

・何歳になっても脳が成長するしくみは同じで、脳は「快楽」を基準に成長します。

・自分には無理だと思っていたことができたとき、起こらないと思っていたことが起きたときに、もっともドーパミンが出る

・読書というのは、頭の基礎体力をつけてくれるもの

・一冊の本というのは、たとえそのすべてを理解することができなかったとしても、十分に「今、世界で起こりつつあることの雰囲気」を伝えてくれる。

・ただ本に書かれているテクニックを模倣するだけではなく、「自分が人生の作り手になるのだ」という意識で本を読んでみてください。

・時間はかかるかもしれませんが、古典を自分なりに現代に置き換えて読む面白さを発見できると、本の読み方が劇的に変わってくるはず。

・本をたくさん読むことは二つの意味で有効。1.共感能力が上がる。2.雑談力が上がる。

・どの本がどう役立つかということはわからないけれど、たくさn本を読むと、それが腐葉土のように発酵して脳の中にいい土壌ができる。

・著者が理科らをつくして書いた文章にできるだけ多く接し、自分の中に新しい何かを育てていくこと。それが読み手側が実践すべき「学び」だと思う。

・文字を自分の中から絞り出すという行為は、負荷がかかってへとへとになるし、効率も悪いかもしれないけれど、だからこそやり遂げたときに脳は本当に喜び、成長する。

・1.「もくじ」を見て全体を俯瞰する。2.「これはちょっとおもしろそう」という見出しがあれば、その項目は重点的に読む。3.全体をパラパラめくって「だいたいこんなことが書かれている」というポイントを把握する。

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

わかりやすい。

なんか読んだことあるなー別の本でも似たようなこと言ってたのかなと思ったがこれは確実に去年読んだ。でもまた読みたくて読むべきと思ってメモしてたのだろうな。

色々な本が読みたくなる。本の価値やその唯一無二の特性などを知り、やっぱり紙の本がいいですよね〜と言いたくなったり、題名や文庫裏のあらすじでは読む気にもならなかった有名どころの本に興味を持ったり、そんなこと言うなら読んでみたくなるじゃん、ということが多くて楽しい。

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2022年06月12日

Posted by ブクログ

印象深かったポイントは以下です。
・知性は「どれだけたくさんよ人の立場で考えられるか」
・本ほど何人もの知恵が凝縮され、練り上げられた文章はない
・時間を経て「古典」と呼ばれるようになった本は、文章表現の中でも最高峰
・人工知能に勝つためには本を読む。共感能力、知性が育つ
・本の雑食をする

本はインターネットでは得られない最上級の文章の宝庫だとも言える。
この本を読んで、感情や文章力にさらに磨きをかけ、人生を豊かにしていきたいと思えた。

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2022年02月26日

Posted by ブクログ

読書の面白さを思い出させてくれるような本だった。文章もとても読みやすく、一気に読めた。
紹介されている本も読んでみたい。
「これが好き」と人が語っているのを聞く(読む)のはとても面白いと感じた。
終わり方も潔くて良い。
題名と内容はちょっと違うなあとは思った。

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2024年09月05日

Posted by ブクログ

どの本がどう役に立つかということはわからないけれど、たくさん本を読むと、それが腐葉土のように発酵して脳の中に良い土壌ができる。
ー茂木健一郎, 本書, p158

・本が、フワフワの脳みそ作る

この本、タイトルは「脳を磨く」だけど、蓋を開けてみれば脳をフワッフワで養分たっぷりの、アイディアや思考が実る土壌にしようぜって話。

本書が引用していた奇跡のリンゴの話で、土から上の部分でできることは全部やり尽くしても全然実らなかった無農薬リンゴが、草が生い茂るフワフワの土を育てたら実るようになったらしい。本当に大事なことは目に見えないは、リンゴにも当てはまるし、脳にも当てはまる。

あと、スティーブ・ジョブズが意思決定の時は散歩して無意識に任せてたって話は有名だけど、やっぱ土壌がいい自信があれば、それを信じて任せることできるだろうね。

本を読むことで、フワフワの柔軟性がある頭になって、いろんな立場からモノを考えられる多様性を身につけることができれば、それが賢さということなのだろうなと、実感させてくれた一冊になった。


・読みたい本が、沢山できた。

茂木健一郎氏、とても書評が上手い。まさに脳がフワフワなんだろうなと思わせてくれる選書の幅広さと、難解そうな本でも「こう読めば絶対面白いじゃん!」という視点を与えてくれている。

特に小林秀雄の書評が秀逸で、
「これがどう育つかわからない」生命そのものが表減されたような書ーやはり小林秀雄は芸術家だ、と思うのです。〜それは、「言葉で語りすぎない」という芸術です。」という風な感じ。
アートとしての文章という視点が得られて、たまらなく小林秀雄の文章を読んで見たくなった。

他にも、『宇宙からの帰還』や『イワン・デニーソヴィチの1日』等々の出会いがあり、読書欲がぬっと頭をもたげる良い書評を味わえる一冊でもあった。

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2024年08月18日

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【言葉には経済価値がある。
いい文章はありとあらゆるスキルと比べても、
圧倒的なお金を生む力がある。】
とても印象的な文言でした。
読書から学びの視野が増えました。
また違う目線で読書が出来るし、地頭を良くする為にも新しいジャンルにもTRYしてみようと思いました。
私にとってこの本はまさに「見えてくるものが変わる」内容でした。
脳科学者の茂木健一郎さんの本はどれも興味深く脳の仕組みがわかるとセルフコントロールもしやすそうです。

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2024年02月07日

Posted by ブクログ

読書のメリット、著者のおすすめ本と感想がかいてあるので、読書が苦手でもまず読んでみようという気持ちになる一冊

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2023年04月09日

Posted by ブクログ

純粋に、あぁ本が読みたい!もっともっとたくさんの本に出会いたい!という気持ちが膨らんだ。
夏目漱石、じっくり読み返したい。
オススメの本、全部読みたいー!
少しずつ読んで、自身の血肉となるのを楽しんでいきたい。

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2023年03月12日

Posted by ブクログ

茂木さんの読書への熱い思いが書かれた本。古典を読むことの大切さを説きながらも「積読でもいい」「見せかけでもいい」「知ったかぶりで読んだことになっているのでもいい」というのは、読書のハードルを下げてくれて共感できる。個が優先される今の時代だからこそ、他の人の立場は想像しないとわからない。読書は想像力鍛錬の機会になるだろう。文中で紹介された本に、まだ読んでいない本も沢山含まれていたので、読んでみたい。

#2023年1月に読み終わった本

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2023年02月06日

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 最後の『「一生使える財産」としての厳選10冊』の章だけでも読む価値があります。
 勿論、そんな本だからこそ……全編通してとても面白かった!

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2022年12月05日

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著者が状況に応じてお薦めする本を70冊紹介している本。単に紹介するのではなく、何がお薦めポイントなのか、一冊ずつ解説が書かれている。

カノンと言う概念について、紹介した一節が印象に残った。

自分の中で軸となる作品のことを「カノン」と呼ぶそうなのだが、言い換えると、座右の本と言ったところだろうか。もともとは教会の言葉で、「教典」「動かせない柱」という意味らしい。

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2022年03月31日

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自分の読書観(?)や、読書の方法などを肯定してもらった気がした。茂木氏のお勧めの本がわかるだけでも読む価値あり。

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2022年02月19日

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ネタバレ

率直に言ってとても面白い。これほどわかりやすく読書の意義を説明されるとこれからもっとたくさんの本を読みたいと思ってしまう。おそらくこの本を読んでもっと本を読みたいと思わない人はほぼいないはずだ。今まで自分の中で、人生とは何か、勉強とは何か、と考えることも多々あったがその答えを見いだすためのヒントがいくつも見つかった気がする。共感できる意見がかなりたくさんあり自分が考え大切にしてきたことは間違いではなかったと実感できたことは素直に嬉しい。
〜気づきポイント〜
・色々な本を読むことでいろいろな立場から物事を見れるようになる。世界が広がる。
・自分の感情を正確に把握し表現することは言葉の精度が高くないとできない。
・自分が無知だということを読書で気づける
・賢い人の1万時間の経験が一冊に凝縮されている
・たくさん考え苦しみ悩み抜いた人にしか書けない文章がある
・知性とは、こうあるべきという固定観念から解放させるもの
・本から「人生に向き合う態度亅を学ぶ

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2021年12月22日

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本を通して、作者の『経験』を追体験して『自分の経験』にする。

本を読むことはメリットしかない!と思いました。

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

本を読むことで視座が上がるなど、読むメリットを人に伝えるときに使いたいと思う表現が知れた

読んだ本の数だけ高いところから、世界が見える
足の下に本が積み重なっていくイメージ
その足場は、読むジャンルが多ければ多いほど横幅となり、より安定する

自分の枠を広げる
自分の知らない情報、自分とは違う意見、それらに出会うことで感動したり違和感を覚えたりどういう意味なのだろうと考えたりする

本を読む=ジムで鍛える
メールやニュースの文章を読むのは、普通にフラフラと街の中を散歩しているような状態

脳の成長
文字を自分の頭の中から絞り出すと言う行為は、負荷がかかる上に非効率的であるかもしれないが、だからこそやり遂げたときに、脳は本当に喜び成長する

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

雑談力こそが人間の幸福度を決める
というデータもある

いい大学に入ることや、結婚、子どもを持つこと、お金持ちになることは、幸福感には関係がない

それらを求めれば幸せになると思い込み、
一つに固執して不幸になる

心の底から話せる親友よりも
ちょっとした雑談ができるゆるい関係がたくさんあることが大

弱い繋がりからやってくる情報は、
有益で、満足感が高い

親友は、趣味や考え方も似ているので、真新しい情報にはあまり出会えない

いい本とは、人と話したくなる本

ジョブズは重要な決断をする時は4時間くらい散歩をして決めた
→会議室での話し合いがいかに非生産的か!!
チームメンバーと散歩したり、ヨガしたり、温泉行ったりすることで良い案が浮かぶと思う!

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2024年10月24日

Posted by ブクログ

また一歩、天才に近づけました。
夏目漱石がよく出てきた印象です。
背伸びしてカッコつけて、、、カタチはどうであれとにかく本を読むぞと動機づけられた次第です。

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2023年11月29日

Posted by ブクログ

漱石やら、古典読もうってなった。
立花隆さん気になる。小林秀雄さんは学生のころ苦手だったの思い出した。

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2023年06月02日

Posted by ブクログ

沢山面白そうな本を紹介してくださってありがとうございます。

あまりにも読みやすかったのでするっと頭に入ってきて、さらっと出ていきそうです。
基本的には自分のやっている事に「間違い」は無かったことがわかったので、これからも沢山、色んなジャンルの本を読みたいと思いました。

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2023年04月14日

Posted by ブクログ

他の読書本と比べて特に良い点はなかった。
古典の名著のおすすめ本が何冊も紹介されていたので普段読んでいない文学などのジャンルを読みたいなと思った時に役立てたいと思う。

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2022年10月22日

Posted by ブクログ

改めて本の読み方を知りたくて読んでみた。

久々の茂木さんの本だけど、面白かった。

読書術といよりは、本の素晴らしさや本から得られるもの的な話が多かったかな。

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2022年06月23日

Posted by ブクログ

知性というのは「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということ。本を読むと経験になる。土台になる。高みからものも判断できる。それは巨人の肩に乗るかのように。

オススメ目の本を次回、読む!

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2022年05月15日

Posted by ブクログ

茂木先生はテレビでの話も面白くて好きなので、どんな読書の読み方をしているのか、科学的なこと、おすすめの本が知りたくて手に取りました。
おすすめされている本は正直私にはハードルが高くて、まだまだチャレンジできなそうな本が多くありましたが、読書は世界を広げてくれる・人生を豊かにするということが茂木先生の言葉で書かれており、これから少しずつ色んなジャンルを読んでみようと思うことができました!

・本を読むときに自分が語ることを意識する
・自分の中で軸となる1冊。「カノン」を見つける
・気が乗らない本はサッと読み飛ばして次へ

など、読書に取り入れられそうなことも学べました!

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2022年02月18日

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ネタバレ

茂木さん自身の読書歴から、多くの本を紹介してくださる一冊。
また、様々なジャンルを乱読することなどの読書法を提案されるため、今後も読書を続けていきたいと思えました。

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2022年01月05日

Posted by ブクログ

茂木さんから読書の重要性を伝えてもらい、今後より一層読書に励もうと思う一冊だ。
夏目漱石にもそこそこ興味出た
今後、いろいろ読んでく。
本を読むか読まないか この違いは決定的
★2回目
夏目漱石の良さが少しだけわかったかもしれない今日この頃、文章の筋力も鍛えていきたい

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2021年08月19日

Posted by ブクログ

脳科学者による読書を奨励する本。単に仕事などで実用的な本でなくても、人を成長させる上で本は有用なものであることを、具体的に70冊を上げて紹介する。
やはり色々頭が賢く、物事を突き進んでいる人は、間違いなく読書をしているのだなあと再認識させられた。
本としては、一日で読み終えるように文字も大きく、読むやすい体裁を整え、本嫌いにならないようにも配慮しているのかもしれない。
それにしても大胆にも読んだつもりになったものや、積ん読状態、挙げ句の果てにはその本に精通した人と仲良くなるをも良しとしているのには、つい本読みのサドルを下げさせてくれているのかなあと思った。
機会があれば、70冊のうちのどれかは読んでみたい。

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2022年09月24日

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