茂木健一郎のレビュー一覧
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赤毛のアンのファンだったとは!
小学校5年の時に読んで強い印象を受け、まわりの男の子には隠していたそう。
なぜそれほど魅力を感じるのかははっきりわからないまま、最近まで課題だったとか。
高校では原書を読破、海外留学したくて懸賞に応募した時にも赤毛のアンのことを書いた。
大学院の時にはプリンスエドワード島にも行ったそうです。
西洋に負けた、というようなショックで強い憧れを抱いたとか。
かって赤毛のアンが日本で紹介されたのは戦後の復興期、西洋を目指した時代でしたね。
けっこう変わり者の老人などが多く出てくるのも、親しみを感じさせた原因でしょうか。
海外ではむしろエミリーの方が人気があるそうで、その -
- カート
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試し読み
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茂木さんの主観によるものが多いかな。
特に宗教観に関して、少し気になるところはありましたが、全体の感想としては、良かったです。
そんなに好きだってカミングアウトするのに恥ずかしがらなくていいですよね(笑)。胸張っていいと思うけどなぁ・・・。
好きなポイントが似てたので、嬉しかったです。
金子みすずさんの詩をひきあいに出してくる辺り、すごく好みでした。どちらも世界への視線が暖かい。
あたりまえに存在するものに、自分を取り巻いているものに、感謝と感動を感じることさえできれば、人は誰でも幸せになれるのです。
太陽は、どんな人にも分け隔てなく降り注いでいるのですから。
私も、「赤毛のアン」はこれ一冊 -
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章の終りに「脳の道具箱」というまとめが記載されている
p76
生活習慣を脳の変化の手段として利用する
「なりたい自分」を習慣化すれば、間違いなく実現できる
p77
「新しいこと」は脳の大好物
p84
迷っているときほど、すぐやる
行動しないとセレンディピティは発揮できない
思わぬ幸運に偶然出会う能力を活かす
「行動」し、出会いに「気づき」、人生においてそれが意味することを「理解」し、それをありのまま「受容」する
p95
食事は、脳を活かす最たる習慣のひとつ
p96
どれだけ味わっているかというのが脳にとっては一番の重要事
食べる場所、食べる相手、食べているときの自分の気持ち
p144
予測不可 -
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クオリアという単語について知りたくて、この本を取ったんですが、どうやらそういう話はもっと以前に出ているようですね。ここではさらっとしか触れてなくて、当然の前提として話されてました。なんとなく分かったのはクオリアとは「感動体験のときに生まれる言葉にできない感覚質」のこと。正直ちょっとまだ合ってるか分かんないけど…。
現代人の必携(?)のwikipediaによると、
クオリア(英:複数形 Qualia、単数形 Quale クワーレ)とは、心的生活のうち、内観によって知られうる意識の現象的側面(現象的意識)のこと、またはそれを構成する個々の質感のこと。感覚質(かんかくしつ)とも訳される。
だそうで -
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日本人には創造性が無い。というマイナス自己暗示を解いてくれる一冊。
前進への意欲と継続さえあれば、誰だれにでも創造は可能だ!
脳科学とか、論理性とか…高度な内容及び文章を求める人にはかなり緩い内容だとは思います。大衆向けといった感じ。
私が読んでいても…「それは分かったけど、だからなんなんだ?」と例示と結論の間にかなりの飛躍が感じられるエピソードが多いと感じた。
なので、各章というかパラグラフ間の繋がりがイマイチなんだけど、各々のパーツで言っていることには概ね納得だし、面白かった。
さっくり読めるし、自分の可能性に悩む人にはとりあえずオススメ!
私も脳を発火させるぞ〜!