茂木健一郎のレビュー一覧
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自由で、権力に屈せず、ユーモアをもって生きた天才アインシュタイン。これまでは縁の遠い人だと思っていたのだけど、最近、科学哲学という分野の存在を知ってから、急に気になる存在になってきた。
本書は茂木健一郎さんが科学者を志すきっかけとなった敬愛するアインシュタインの人生、発想、そして相対性理論の概要をわかりやすく解説したもので、今の自分には格好の入門書になった。
常識にも過去にもとらわれず、真理を追究し、自由、体制に阿ることのない生き方は、茂木さんいわく、ロックンロール。なんとも格好いいではないですか。まさに混沌とした現代に求められるヒーロー像だと思います。
後半の、相対性理論の解説もわかりやすい。まだまだサワリだけですが、これからしばらくアインシュタインはマイブームになりそうな予感。 -
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ひらめきについて知りたくて読書。
最近の著者の本は日本を勇気づける、価値を再発見、評価するものが多いように思う。
確かに中国に住んでいると自分が日本人の代表のように感じることがある。同時に日本では意識しなかった日本人であること。歴史、文化、価値観、アジアの中の日本、外から見た日本などを考える機会がある。本書はそんな経験がある人には共感できるかもしれない。
無から創造したものはない(非常に少ない)。既存のアイディアを組み替えたり、組み合わせたりしたところから生まれた。日本人は創造性が乏しいといわれるのは、思い込みや自信の欠如も要因である。自己主張が苦手なことも原因かもしれない。
日本人が日本人自身の手で、自分たちの文化、伝統、持っている力を再評価し、もっと堂々と世界へ出ていける日は来るのであろうか。
みんなの知恵を結集して、より良いものを作る的なウェブb2.0は日本的な和の発想に近いと思う。協調し関わる人がみんな幸せなるそんな文化で世界へ貢献することができれば、日本は違う視点で再評価されるように思う。
財政の悪化から、3度目のデフォルトも近いといわれる日本。終章で著者の今後の日本へ導火線として「明るくさわやかに負ける」「一度徹底的に負ける」も新時代への導火線として必要なことかもしれないと感じる。
読書時間:約35分 -
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脳科学者の茂木健一郎氏が脳のパフォーマンスを最大限に発揮する方法を紹介。「仕事術」と書いてあるが、内容は仕事に限った話ではない。
特に同感出来たのは、感覚系と運動系の脳の使い方。
インプットとアウトプットのサイクルを意識した勉強法、仕事法を取り入れる事で、脳は更に元気になり、また効率も上がる。
その他にも普段の生活や仕事に取り入れようと思える気付きが沢山あって、付箋とメモだらけになってしまった。
私なりのメモ:
・インプット&アウトプットでインプットの強化。
・アウトプットする事で、客観的に評価できる。
→まずは形として出す事。
・自分なりの鏡を用意する。
→記録&意識
→これ、結構難しい。
・記憶に脳のキャパを使わない。
・脳→身体、身体→脳もしかり。特に無意識。
・一瞬で集中する練習を。
・just do it.
・リラックス→ひらめき
・無意識による並列処理をする仕組みを考える。
・感性をあげるにはどうすれば?
・否定は批判じゃない。形にする事で見えてくるものもある。
・全ての出来事を否定しない。受け止める。
・日常の個別から離れて存在する普遍など無い。
・根拠無き自信。
・客観→笑う。逆もしかり。笑う→客観。
・リアルに触れる。
・火星論と水成論。
→人生しかり。1年もしかり。全てのサイクル。
・「We are all in the gutter, but some of us are looking at the stars」
byオスカーワイルド
・脳の可塑性。 -
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ホリエモンと茂木健一郎氏との対談本。
250ページ以上のなかなか分厚い本なんだけど、
対談本ってこともあり、会話口調でサクサク読めた。
茂木さんは一時期テレビに引っ張りだこで、
脳科学者として、みんなから愛されるキャラクターと思っていたが、
彼もホリエモン的思考のいわゆる嫌われ者。
脳科学者界の中では、
歯に衣着せぬ物言いで、嫌われていたらしい。
茂木さんのtwitter のつぶやきからも身内である東大に対してだったり、大学教授へ対してだったり批判のツイートは多かったので、実は協調性よりも、内に秘めた固い信念があるんだな。とは思ったいた。
テレビでの発言は、大手メディア相手なので
尖ったことを言わないように、きちんと計算して発言していたとのこと。
この二人の対談本なんだもん。
検察をはじめ、日本の風土、国家に対して言いたい放題。
ちょっと気になった一文を抜粋してみる。
堀江
『三権分立なんて小学校で習うことじゃないですか。みんな日本では三権分立は当たり前のことと思っている。でもそうじゃない。戦後の大日本帝国憲法下での判検一体化のままで、実は日本はずっといるんです。仲間同士で検挙して裁判をしているんなら、そりゃあ有罪率99%になりますよね。身内なんだから。』
もっとも、基本的な三権分立ですら、実は本質はそうじゃないらしい。
建前的に、三権は分裂していなきゃだめなのに、検事は元判事もやっていたり、「判検交流」という風習すらあるらしいし、まさに絵に描いた餅。
腐ってる。
次、ちょっと長いんだけど以下のやりとり。
というか茂木さんの意見。
茂木
『外っていえば、日本で暮らしている外国人のストレスもすごく溜まっているんだよね。まずそもそも「外人」って呼ばれ方をすること自体に腹が立つし、人種差別主義者の都知事が平気で再選されるし。』
堀江
『ああ。』
茂木
『これみんな、僕の英文ブログに来た反応なんだけど、こういうのもあった。昔『オレたちひょうきん族』で、最後にNGとか出したコメディアンが磔にされたキリストの前に引き出され「許しを乞うよう祈りなさい」ってギャグがあったじゃん、ダメだと上から水がばさーって降りかかってくるっていう。』
堀江
『あったあった。』
茂木
『あれも、クリスチャンからするととんでもない怒りの対象のギャグのようで、日本人である俺達からするとただの悪意のないギャグなんだけど、外から見ると大変な怒りの対象になる。これはBBCが広島の二重被爆者をコメディ番組で取り上げたことに対する日本人の怒りと同等なものなんだよね。
自分たちは何気なく発したものでも、「外」にはそのことで心を傷つける人がいる。これと同じく、日本の問題に見えても、正しく「外」を意識するっていうのは、これからますます重要になると思うんだ。もっと言うと、日本でなにかと闘いたい人は、日本をラスボスと見なして、外からの視線を外圧としてうまく利用するぐらいじゃないと闘えない。』
これを読んで思ったのが、
乙武洋匡「僕は、カタワです」のツイートを思い出した。
悪気のない発言でも、それによって傷つく人がいる。
しかし、周りが気にしすぎても、当の本人は傷つかなかったり。
それを国規模で見ると、日本内での主観を捨てて
世界規模での客観で捉えることが大切。ということですな。
得意の『ガラパゴス』と言う言葉で揶揄されないように。
なんとなく流れに乗って
思考停止で人生を歩いている人が日本人には多いと思うけど、
この二人の『狂気』を感じ、汚い部分でも本質を捉え考える事が大事なんだな。 -
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ネクタイはちょんまげ 弁髪 纏足=中国で、女性の足を大きくしないため、子供のときから親指を除く足指を裏側に曲げて布で固く縛り、発育をおさえた風習。唐末ごろに始まり、宋代から流行したが、清末に廃止運動が起こり、清滅亡後消滅した。
ウィキリークス【Wikileaks】匿名で投稿された内部告発情報をインターネット上で公開するウェブサイト。オーストラリアの元ハッカーが中心となって2007年に創設。非営利のメディア組織によって運営されている。重要なニュース・情報を一般公開することを活動の目的に掲げ、各国政府・企業などの内部情報を暴露。2009年にアムネスティインターナショナルの人権報道賞を受賞したが、2010年には米国務省の外交公電を公表して物議を醸した。
小沢一郎 海老蔵 ラスボス 革命の原因はセックスへの欲求不満 本当は浮かび上がってもいない シャーデンフロイデ リバイアサン=怪人 insane=狂気 パージ【purge】[名](スル)追放。特に、公職から追放すること。「旧政権の閣僚が―される」「レッド―」獄中記 Facebook -
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(ここがよかった)
・「瞬間集中法」仕事をやると決めたら一秒後には仕事に集中。
例、メール返事。
○ 何て書こうかな、、(感覚系、考える)
× 書き始める(運動系、行動)
・一時間でちょっと背伸び仕事
・目標達成には目の前の仕事に集中し、小さな成功や、実積を積み重ねるのが大切。
・「生命の輝き」を放つ
・理想の働き方は、
「社会と自分が相思相愛」
になる。
お互いがお互いを必要とすること。
・1.周りからの、自分の見え方、世間の期待に「まず」応えて、
2.「それから」自分のやりたいことをやる
(論語も同じこと言ってる)
この二つはやり方や工夫によって両立する。
・人と会う時は脳のシャットダウン機能を切って、ノイズを受け入れる。
・ミラーニューロンをいいように使う。
他人の悪いところを気にしているとうつってしまう。
いいところに注目。
・脳はリアルに触れると本気になる
・発作的な行動、これがやりたい(火)と、
ゆっくり力を養う時期(水)両方必要
・「自分の脳が喜ぶ仕事」を水先案内人に。
・自分の正体を簡単に決め付けるな。
自分は◯◯をする人間だ、と定義することは、
変わり続けることを否定してしまう -
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茂木先生の同名著作のコミック版。
ペンギンが語るという形式もなかなかおもしろいが(個人的にペンギンが好きなので)、内容もしっかりしていると思う。
集中力の三要素、速さ・分量・没入感や瞬間集中法など
ただ、「いかに勉強を楽しくやるか」という点が一番大事だとこの本でも触れているが、その点が少し薄い感じがして残念…。
その点については、あわせて読んだ「頭がいい人が脳のために毎日していること」で
好奇心がいかに大切かと言う視点から述べられていて興味がそそられた。
特に不安感メーターは動かせないが、探求心メーターは動かせる。
不安感メーターに注意して見て見ぬふりをしたり、不安感を消す方法を考えるなら探求心メータがどうなっているかに注意を払うこと。
と言う指摘は単純な指摘ではあるが、実に示唆に富む。
頭の使い方というのは「誰でもついていて、普段使っている」ものだけにあまり気にしない。
だが、走り方だって、訓練された走り方をする人は訓練されていない人よりも速い。
空手をやっている人はやっていない人よりも身のこなしが良い。
使い方はとても大切なので、これからもいろいろな本を読んでいきたいと思う。 -
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ネタバレ「これから」をどう考えるか。3・11以降を生きる杖。
と、帯にあった通り、東日本大震災を経、これからをどう生きるかを9人が語っている。
養老孟:精神の復興需要が起きる
これを読みたくて買った一冊。いつもと違う養老センセ。スラスラとその思いのままに語り、面倒だから説明はヤメ、と突き放されるようないつもの文章よりも、ずっとずっと、静かでゆっくりとした口調で語られている。
「周りがうるさくなってくると静かにする。ブレーキをかける。そういう習性が身に付いているのです。」(本文より抜粋)という姿勢からきているのかもしれないが、意外なほどに、淡々と「これから」を語っていた。
「生きていれば、さまざまな悪いことが起こります。しかし、何かあったときには最終的にプラスになるように考えるしかないのです。」(本文より抜粋)
「自分の人生がよりいい作品になる。そう思えばいいのです。」
(本文より抜粋)
茂木健一郎:変化への希望
山内昌之:公欲のために私欲を捨てよう-「災後」の歴史認識
こういう事を声を大にして叫ぶのはキライなんだよな、と偏見に満ちたままに読んでみたが、至極真っ当な事を言っているだけで、不快感はなかった。なるほど、自分で主張するだけなら不快感はないわけで、私は全部に共感はしないものの、こう考える人がいること事態は喜ばしい事態なんじゃないかと思う。いろんな事を言う人がいていいわけだ。
南直哉(みなみじきさい):無力者の視線
自分の中にあるあれこれを言葉にしてくれたような文章で、普段私が考えていることを整理整頓した上に補強まで(笑)してくれたような、とても共感しやすい話だった。
大井玄:プロメテウスのように
橋本治:無用な不安はお捨てなさい
体力がないと余計な不安さえも持ち続けられない。と著者は言うが、ここのところ体調を崩していた私には至極その通り、と何度も首肯したくなった。
「私が神経を尖らせるのは、「全然大丈夫で安心できる状態ではないけれども、まだパニックを起こすような段階ではない」のまま推移しているものが、「やばい」の方向に振れるかどうかだけだ。」(本文より抜粋)
そういう事だと、再び首肯。
平易な、かつ、状況を突き放したような語り口ではあるけれど、示唆に富む内容だと思う。
ただ、私は何故かこれは寂聴さんの文章だと思いこんでいたので、「へえ、こんな事を言う人だったんだ。勘違いしていたなぁ」なんてカンチガイをしながら読んでいた(笑)。こんど、橋本治さんの著作も読んでみよう。
瀬戸内寂聴:無常-どん底は続かない
曽野綾子:「いきてるといいね」
つくづく作家なんだなぁと思った。この人の作品を読んだことはないのだけれど。
「ままへ。いきているといいね お元気ですか。」(本文より抜粋)
は思わず、だらだらと泣いてしまいました。
阿川弘之:「大丈夫、必ず復興しますよ」
阿川佐和子さんのお父さんね、という認識しかない物知らずな私。年輩の方の言葉というのは、無駄が少なくて直裁に届くようです。 -
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[ 内容 ]
俳句と脳。
日本人のひらめきの原点は俳句にあり。
[ 目次 ]
第1部 俳句脳の可能性(茂木健一郎)(言葉を持たない感覚 言語の不思議な営み 「五・七・五」という余韻 ほか)
第2部 ひらめきと美意識-俳句脳対談(茂木健一郎 黛まどか)(俳句がひらめくときと脳 「はまる」メカニズム 俳句は革新の歴史 ほか)
第3部 俳句脳-ひらめきと余白(黛まどか)(俳句の魅力 暮らしに俳句があった頃 日本人らしい日本人に ほか)
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[ 参考となる書評 ]