茂木健一郎のレビュー一覧

  • 人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答―

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    [ 内容 ]
    我々はどこから来たのか、そしてどこへ行くのか-。
    人類誕生以来、問われ続けてきたアポリア(難問題)に、脳科学者と禅僧が挑む。
    死はすべての者に平等に訪れる。
    けれど誰もが望んでこの世に生れてくることはできない。
    つまり、「私」に根拠はないのだ。
    だからこその苦、だからこその人生。
    それでも、その苦しみを引き受け、より良く生きるための方法はある。
    無常の闇に射す一筋の光明を探すため、存在を賭けた脳と仏教の真剣勝負。

    [ 目次 ]
    星の友情(茂木健一郎)
    1 無記の智慧(坐禅とクオリア 説明不足の仏教 悟りが最終目的ではない ほか)
    2 脳の快楽、仏教の苦(裸になれる場所 恐山の日

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    2011年05月22日
  • ひらめき脳

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    [ 内容 ]
    ひらめきは一部の天才の脳だけに起こるものではない。
    すべての人間の脳にその種は確実に存在している。
    突如「Aha!」とやって来て脳に認識の嵐を巻き起こす、ひらめきの不思議な正体に、最新の脳科学の知見を用いて迫る。
    ひらめきの脳内メカニズム、ひらめきを生み易い環境、「ど忘れ」とひらめきの類似、感情や学習との関係は?
    創造の瞬間を生かすも殺すもあなた次第。
    不確実性に満ちた世界をより豊かに生きるために、ひらめきをこの手でつかみ取ろう。

    [ 目次 ]
    1 ひらめきの時代
    2 ひらめきを生む環境
    3 ひらめきの正体
    4 脳とひらめき
    5 ひらめきと学習
    6 記憶の不思議
    7 不確実性を

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    2011年05月21日
  • 国がダメでも「脳」がある

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    この本では



    自分の個人的な生き方と世の中とを「ディカップル(decouple)」する、



    ことを推奨している。



    とても面白い発想だ、



    ありていな言葉で言えば「自分らしく」「自分のペース」で生きるという



    ことか、つまり世の中に連動せず、関連性を切り離して生きる、考える。



    ということのようです。



    たとえ世の中が不景気でも、自分の脳の成長まで停滞




    させることはない。学ぶことは、誰にも邪魔できません。




    社会の動きには関係なく、




    学びの高度成長を続け、脳を鍛えよ!!



    茂木さんが、こう叱咤激励してくれます。



    常に人と違ってもそれは

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    2011年04月16日
  • あなたにもわかる相対性理論

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    相対性理論についてというより、アインシュタインの偉大さがよくわかる本。
    科学でなく、読み物としてみたらなかなかいい一冊です!

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    2011年04月08日
  • 脳を活かす生活術

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    「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」と
     いう言葉があった。まさに、雷に打たれたような。
     脳は、予測不可能なことがあると、喜ぶという。
     まさに、読書も予測不可能な言葉があると、脳に大いなる
     刺激を与えるのだろう。

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    2011年03月27日
  • すべては脳からはじまる

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    お笑いブームから憲法、ウニの味からIT社会まで。
    世界に満ち溢れる多様な“クオリア”を愛でつつ、すべてを脳から見つめ、真の様相を明らかにする。
    ダイナミックな思考の光が漲る一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 脳の中の「私」は宇宙よりも広い(笑いを支える安全基地 低俗にして高尚な「私」 ほか)
    第2章 他者と関わることではじめて得る自由と不自由(見える才能と見えない才能 脳にとっての「最大の報酬」 ほか)
    第3章 「日本」というシステムは思考の糧となるのか?(「脳化社会」の思わぬ弊害 数字過信の恐ろしさ ほか)
    第4章 そこに、多様性の海が開けている(正義の味方は、なぜ男なのか 「紫の

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    2011年03月26日
  • 脳を活かす生活術

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    新しい生活習慣について知りたくて読書。

    バブルという表現が面白い。バブルの後には必ず学びがあると。

    日記をつけること。過去の自分の経験を思い出すことで成長する。自分を
    もっと知ることの重要性を知る。

    読書時間:約45分

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    2011年03月23日
  • 感動する脳

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    ・人生のドライバーズシートに座らなくてはいけない。助手席では意思決定はできない
    ・セレンディピティは自分以外のところにある
    ・負のスパイラルに巻き込まれないためには、くよくよすることを習慣化させないこと。嫌なことがあったその日に忘れるための努力をすること。
    良い人生を歩むためにどのように脳を使っていったらよいか書いてある。これもBookOffで100円で転がっているなんてと思うような良本でした。

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    2011年03月14日
  • 脳がヨロコブ生き方

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    「化粧する脳」よりは著者自身の色が出ていて面白いと思う。しかし、ブログを纏め上げたものであり、いかんせん分厚いので呼んでいる途中でペースダウンしてしまう可能性もある。しかしながら、そこそこ楽しめたと思う。

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    2011年03月10日
  • 「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法

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    赤毛のアン好きなので…
    茂木さんが好きだとは知らなかった。

    なんだか読み終わったさわさわする感じです。

    自分の中身と、今持ってるものと、葛藤と
    少しずつ見せられるような感覚になりました。


    読みやすいし、丁寧に分析されています。とても親切。

    自分の中を整理してまた読みたい。

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    2011年05月21日
  • ひらめき脳

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    口頭記述を文章化したものということでかなり簡易で読みやすくサクっと読めた。
    内容についてはドーパミンによる学習仮説やセレンピディティなど、茂木先生の一連の本の中で語られているものと重複しているところが多かったが
    ・感情と理性は一体であること
    ・スランプに陥っているときはちょっと視点を変えて物を見てみること
    など、なかなか示唆に富んだ意見もあり興味深く読むことができた。

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    2011年02月27日
  • 生きて死ぬ私

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    世界は広大だけれど、全ては頭蓋骨の中の脳で起こってることなのよねぇ。。。

    いま読んでいるところです。

    おもしろいです。

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    2011年02月23日
  • 生きて死ぬ私

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    既読。
    タイトルに惹かれた。茂木先生の若き日のエッセイ。初々しい筆致にて、茂木先生の出発点が記されている。

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    2011年02月12日
  • 意識とはなにか ――〈私〉を生成する脳

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    脳科学から哲学的な領域に入った茂木さんの意識論。やはりクオリアに関する記述も多く、理解しにくいきらいもあるが子供の「ふり」に関する考察や痛くて泣くという行為は母(他者)にみられることで意味を持ち、見られていなければ意味を持たないといったことから導かれる「自己という同一性とは他者との関係性によって生み出されるもの」という考え方は、面白い話だと思います
    これは、仏教で言うところの縁起の思想そのものだと思われ、最新の脳研究の知見を考察した茂木さんからも2500年まえの釈迦の思想が導かれる不思議が面白い。

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    2011年02月06日
  • 脳と即興性 不確実性をいかに楽しむか

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    即興の知とは? 予め決められたことをそのままやるのではなく、即興でからだを動かし、おもしろいことを容赦なく追求することで、生まれる知…

    おもしろいことを追求するというのは、最高の価値である。
    自ら動いてみないと何も見つかるものではない。いろいろとぶつかったり、失敗したり、心が動き感動し、涙がながれたり、様々な経験をしているうちに、自然と自分の人生を前に進めてくれる何ものかに出会う。そんな生き方が出来れば、行き詰まることはない。


    創造性は、勇気の量に比例する。
    人は、甘えが許されない環境だったり、何かを打破しなければいけない状況に追い込まれたときに、本来の強みを発揮する。

    子供の発達にお

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    2011年01月22日
  • 「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法

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    赤毛のアンが読みたくなる一冊(笑)
    セレンディピティ、偶有性など、普段から茂木先生が話されている内容が盛り沢山でとても素敵な考え方が提唱されてます。
    まずは等身大の自分を受け入れる所から…でもそれが意外に難しいんだよな^^;

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    2011年01月22日
  • 脳と即興性 不確実性をいかに楽しむか

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    帯に「人生は譜面通り弾くな!」とある。元々譜面なんぞ無かったあるいはあっても読めない人(自分かとw)でも同じリズムとコードの繰り返しになってしまうことがあります。そんなときガツンとくる一冊。「これからは変拍子と転調の連続、ついでに肘打ちだぁ!」と燃えること請け合いです。

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    2011年01月22日
  • 45分でわかる!脳を鍛える読書のしかた。

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    夏目漱石の『三四郎』、モンゴメリの『赤毛のアン』、内田百閒の『阿呆列車』といった文学的名作から、読書の素晴らしさ、楽しさを学ぶことができる。茂木さんの解説は確かに上手くて、短い紹介ではあるが各作品にとても惹かれるものなっていた。その他にも、読む力をつけるために「書く」ことや、日本語の力を身につけるための外国語学習、日本文化の素晴らしさなど、読書だけでなく読書から派生した生涯学習的な話にまで及んでいて、文章はとても短く簡単に読み切れる本ながら内容はとても濃いものとなっている。

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    2011年02月02日
  • 自分の頭で考えるということ

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    羽生さんはメディアで情報が得られる中で、最高の天才。
    色々な分野の才能と交わり、天才の中身を開示している。
    脳科学者との対談は魅力あるものであった。
    認知科学、人工知能、IT、文学、対談で羽生さんがどんどん成長している。

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    2011年01月09日
  • ひらめき脳

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    セレンディピティについて知りたくて読書。

    対人コミュニケーションが脳にとってはもっとも鍛錬となる。
    予想外の不確実性が、実は重要な要素であること。

    セレンディピティを活かすには、
    1.行動。2.気づき。3.観察。4.受容。5.理解。実現。の6つだとしている。

    セレンディピティという存在を認識していないと、気づくことなくスルーしてしまう。

    戦後の日本は、直感などの非科学的なものをGHQにより否定された影響を残したまま今日を迎えている印象がある。しかし、日本は歴史的に、ひらめきや直感などを生活の知恵としてきた土壌があると思う(迷信などもその中に含まれるかもしれないが。)。

    セレンディピテ

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    2011年01月05日