茂木健一郎のレビュー一覧

  • あるとき脳は羽ばたく
    『あるとき脳は羽ばたく』(茂木健一郎、2009年、中公新書ラクレ)

    脳科学者・茂木健一郎さんのエッセイ集。「脳は羽ばたく」ということ、すなわち何かの気づきやひらめきについてのみ書かれているわけではない。言うならば、茂木さんの世界観。あるいは、箴言。

    電車の中など、どこでも気軽に読める。

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  • 俳句脳 ――発想、ひらめき、美意識
    俳句とは、言葉と脳のバトルでしょうか。
    季語や切れなどのルールに従うと共に、それにも囚われないこと。
    「月日」、「蛍狩」、「花冷え」、「遣らずの雨」、「わたくし雨」、「薄紅葉」...
    日本には素晴らしい言葉がたくさんあります。
  • あなたにもわかる相対性理論
    茂木さんの、アインシュタインに対する愛情がぎっしりつまった一冊。
    アインシュタインの人となりを通じて、世紀の偉業を成し遂げる要素をアインシュタイン力として複数紹介している。
    昨今の啓発本と一線を画しているのは、ただ茂木さんがアインシュタインのことを好きな部分を挙げてて、それを編集者の意向で○○力とし...続きを読む
  • 脳の中の人生
    [ 内容 ]
    脳と人生の結びつき―当然すぎるこの関係は、これまで不思議なほど論じられてこなかった。
    真に“合脳的な”人生術の数々を、世界の最前線で思考し続ける脳科学者がやさしく講義する。
    テレビでも人気沸騰!あの茂木先生が、人生の愛で方を特別授業。
    「アタマがいい=記憶力が良い」は本当?
    “脳を鍛え...続きを読む
  • 45分でわかる!脳を鍛える読書のしかた。
    この本になった講演会、実は聴講してきました。
    忘れていた感動を再び呼び戻すことに。
    当時、この講演が終わったあと、赤毛のアン、坊ちゃん、三四六を購入し、読み漁りました。
    これが、すばらしい文学なんだなんて、分かりもしないのに分かった感じがしていましたね。
    今回読んで、また赤毛のアン以下読みたくなりま...続きを読む
  • 「脳」整理法
    [ 内容 ]
    おびただしい量の情報やモノに囲まれ、脳が悲鳴をあげている。
    現代人が、より賢明に清々しく生きるためには、脳をどのように使いこなせばよいだろうか?
    その鍵は、森羅万象とのかかわりのなかで直面する不確実な体験を整理し、新しい知恵を生み出す脳の働きにある。
    本書では、最新の科学的知見をベース...続きを読む
  • クオリア入門 ――心が脳を感じるとき
    モデル論・・・モデル作りの意義や意味合いを感じることが出来る一冊です。
    内容としては、新たに実証されたことについてのものではなく、
    脳と心を考察する上でのモデルついて語られているって感じですっ
    因みに、純粋な実証系の自然科学の本だと思って読んじゃうと、がっかりすること間違いなし?
    現状の自然科学の枠...続きを読む
  • 脳はもっとあそんでくれる
    『脳はもっとあそんでくれる』(茂木健一郎、2008年、中公新書ラクレ)

    脳科学者・茂木健一郎氏によるエッセイ。
    取り上げられているテーマは、茂木氏の日常のことから、少年時代、あるいは最新の脳科学に基づく知見など、幅広い。
    茂木氏の本は、とてもおもしろく読めるから良い。

    (2010年4月22日 大...続きを読む
  • 脳を活かす生活術
    簡単なんだけど理詰めで書かれています。
    納得のいく事も多々ありますが、頭に入りきるかどうか・・・。
  • 疾走する精神 「今、ここ」から始まる思想
    「絶対」という言葉の意味を、この本で初めて知った。

    「絶対」といってしまうと、人によって違うから「絶対」なんてない、という反論が必ずだされる。しかし、たとえば、音楽を追求するのならば、自分にとっての「絶対的音楽基準」はあるわけで、<「絶対」とは、一個人にこそふさわしい概念>に深くうなづいた。

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  • スルメを見てイカがわかるか!
    解剖学者である養老氏が、あるときいわれたのが題名のことば。
    生きているものを分解して理解することはできるのだろうか?

    茂木氏との最強コンビによる対談はサイダーのようにはじけまくって、飛びまくります。
  • 脳を活かす生活術
    世評やレッテルに頼らず、自分だけの価値観に従う。それは非情に孤独な作業。しかしそれが、生きる情熱の源になる。自分の内なる声に従い、自らの行動を生きる情熱に変えていく。「これは違う」「ここにあった」この2つの原理に寄り添うだけで、求めているものに出合える。つまり自分が惹かれるかどうか、それが基準になる...続きを読む
  • 感動する脳
    科学臭さのない脳科学本。こういう感じが逆に科学を突き抜けているような気がしました。茂木先生は某スピリチュアルのE氏と別の本で対談されていたり、科学に執着しすぎない部分がみられました。普通に参考になることが多い本だと思います。
  • すべては音楽から生まれる
    茂木健一郎さんの脳科学の本です。
    茂木さんが大好きなクラシック音楽を通して「クオリア」
    を研究するようになったきっかけや脳が音楽とどのように
    密接に結びついているか、それが自分の人生にどのように
    影響を与えてくれるかなどが書かれています。

    クラシック音楽は嫌いではないのですが、ほとんど聴...続きを読む
  • あなたにもわかる相対性理論
    自然の事象や節理を数式で表現する。
    それも、とてもシンプルな数式で。

    ずっと前から一度は耳にしたことのある相対性理論。理論の中身をしらなくても、おとどけて舌をだすアインシュタインの写真は、20世紀を代表する一枚であろう。

    そんな知ってるようで知らない相対性理論を茂木氏が底知れぬ愛情と尊敬をもって...続きを読む
  • ひらめきの導火線
    本書にあるように、集団の知を寄せ集めることは確かに重要。
    会社であれば、能力に関係なく全員が知恵を出し合えばよい。
    個人レベルで考えるならば、付き合える数は限られるから、やはり有能な人と付き合いたいもの。
    そのためにはまず自分が有能な人にならなければ。


    最終章に書かれていた、日本の可能性を信じる...続きを読む
  • セレンディピティの時代 偶然の幸運に出会う方法
    『セレンディピィティ』よく耳にする言葉ですが正直どういう意味なのか知りませんでした。セレンディピィティとは偶然の幸運に出会う能力。「人生の99%は成り行き」「人生はコントロールできない」という言葉からもなるようにしかならない?とは言えぼーっと過ごすのではなくポジティブに何事も前向きに捉え「ベストを尽...続きを読む
  • 思考の補助線
    なんかこう・・・一人の人間のスケールに対して世界は果てしないなあ、と、思って途方にくれていたようなときに、少しヒントをもらえるような。
  • あるとき脳は羽ばたく
    ○28情報の整理術に卓越したければ、英語を勉強せよ
    ★情報の質、量の違いを認識しなさいって。結局は英語は必須になるんだよな。
    ○80「学べ、学べ、なおも学べ」「走れ、走れ、なおも走れ」
    ★文武両道、どちらにも程よい習慣作り。
    いつもどおり読みやすいがまとめて読むと内容の重複が多くなってくる。
  • セレンディピティの時代 偶然の幸運に出会う方法
    やる気がムクムクわく。
    そうかー、こんなにシンプルなことなのか。と思える。

    が、マンガチックな構成で、電車で読んでいると、少々恥ずかしい。