茂木健一郎のレビュー一覧
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ネタバレ・いい人を我慢して続けても本当委の意味での信頼関係は得られない。
・成功者とは脳の抑制から自由に行動できる人
・他社から与えられた課題を自分で作った課題に翻訳することができれば、脳はそれを「これは自分自身に意味のある課題だ」ととらえる。
・人によっていうこと、やること、付き合い方を柔軟に変えることができるということは、相当に気配りができて頭がいいということの証明
・仕事をするということは文句を言われるということだ。
・この状況でどうすれば楽しめるのか どんなことでも自分の学びや成長の機会にする
・脳の神経回路は楽観的に物事をとらえることで活性化され、潜在能力が発揮されるという性質を持っている
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ネタバレこの本を読んで、私なりに感じたことは、
【常識を疑え。異端者と言われても、論理的に正しいことを貫け】
※2011年、東日本大震災後&ホリエモン実刑判決確定の収監前の対談で、当時の時事ネタが多く出てきます
・少数派・異端者こそが大きな波を作る
・ミスター世間「自分はガマンしているんだから、お前もガマンしろ」という圧力
・世の中の多くは八方美人。震災の自粛は、被災者を想ってではなく、周りに後ろ指さされないため
・嫌われ者の方が信用できる。性格の良い人ほど社会の抑圧に加担している
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情緒的な思考や、ルールに縛られすぎる思考は、グローバル化の足枷になっている。グローバル化とは、英語を公用語とする -
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ネタバレ記録的な巨大台風が日本列島を襲う最中この本を読み、少し前に出版された本ではあるが今ここに生きた思想であることを感じた。
個々人の人生のみならず社会は予測できない物事で混とんとしている。過去もそうであったのかもしれないけれど今の時代は地球規模での出来事に社会も個人も巻き込まれている。「待ったなしの暴風雨のような状況に、私たちは置かれてしまっている」。同じ文脈にとどまっていては対処しきれない。新しい文脈に自らを置き、直面する課題や苦境を自らの必然と受け止め、そこから新たな対処法を創造し続けなければならない。これが「挑戦する」ことであり、有限で不完全な生を備える私たちは、この「挑戦する」という行為を -
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ネタバレ「書く」ことによって脳は本気になる。書くことで人間は自分自身の人生を切り拓いてゆくことが出来る。
ドーパミンという神経伝達物質が「書く」だけで願望が実現するメカニズムに関与している。
「◯◯になる」と書いた時、人間は実際にそれを達成しているところを想像している。それを達成した時の気分を「今、ここ」で前倒しで噛みしめている。それによって報酬系物質であるドーパミンが放出され、人間は快楽を得る。その快楽をさらに得ようとして夢や目標を実現するための行動が強化されてゆく。それが継続されることによって実際に夢や願望が叶うこととなる。
夢や目標を書くことはドーパミンを放出する脳の回路を強化することであ -
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日本の不調の理由は「偶有性忌避症候群」にある、という箇所が印象的でした。ルールやコンプライアンスにがんじがらめにされ、誰もが同じスーツで新卒一括採用される日本。
本来何事にも挑戦できるはずの脳の可能性がどんどん狭められています。このマインドセットを根底から変えない限り日本の再生はない、とこの本は警鐘を鳴らしています。
不確実さが増す世の中、偶有性(「何が起こるかわからないという状況」とのこと)に対処できるようにすることが、いわゆるグローバル社会や、多様な人との共存社会、そしていつ来るかわからない自然災害を生き抜く上でのキーとなります。私達はもっと挑戦しなければならない、日本をもっと挑戦できる社 -
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ネタバレ限界を超えるためにやる気という特別な感情はいらない
確実な報酬源を「利用」すること、未知の不確実な報酬源を「探索」すること、この両輪のバランスをとることが大事
根拠のない自信を持とう
根拠のない自信には、それを裏付ける努力が伴わなければならないということ。これが安全基地になる、本物の根拠のない自信
待つ技術のポイント
1チャレンジするための環境をしっかり整える
2偉人や成功者の伝記を読んでみる
3ときには頑固になってみる(周りに流されずに自分で物事を決める)
アクター・クリティック法
自分のなかに行為者と批判者というふたつの役割を持って自己認識をすること
自己の棚卸し法
1好きなこと