茂木健一郎のレビュー一覧

  • 日本の歪み
    この辺りの『知』に触れると、過去に学んだ日本史や日常見るニュースは、いかに表層だけしか見ていないかがわかる。


    明治維新と第二次世界大戦で、2度価値観を変えねばならなかった日本。
    うまく新陳代謝したわけでは無く、それもまたやむなしと受け入れたものの歪みの上に構築さ、矛盾に満ち成熟せずに時間だけがた...続きを読む
  • 日本の歪み
    この本の題名は『日本の歪み』ですが、もう少し丁寧に言うと「戦後日本の歪み」です。東さんが戦後論を提示して、養老先生に意見を聞くという内容になっています。茂木さんはときどきTwitterと同じ人とは思えないくらい、養老先生の話に上手に補助線を引いています。
    この「戦後日本の歪み」を簡潔に表現するなら、...続きを読む
  • 脳を活かす勉強法
    今までいろいろなことに挑戦してこれたのは、自分にとっての安全基地があったから。両親や友人など、自分の心の支えになってた人たちの存在がありがたいと思えた。

    脳の報酬系を利用すれば、自然と身体が動くようになる。その領域に達するまで何かを続けることは大変なことだけど、それだけ夢中になれることがあることは...続きを読む
  • 日本の歪み
    さまざまなテーマでの対談は、とても刺激的で興味深かったです。私には難しい部分が多かったですが、勉強になりました。
  • ひらめき脳
    ひらめきは無から生まれることはなく、必ずなにか理由がある。安全地帯≒十分な記憶のアーカイブを持っておくことが大切。
  • 挑戦する脳
    よかった。
    脳がどのように「挑戦」していくのか、そのことを論理的に示していて、納得感と説得感があったように感じる。
  • 意思決定が9割よくなる 無意識の鍛え方
    「無意識」とは何か?ということを脳科学や行動心理学を中心に解説している本です。そのうえで、自分の意思決定をよりよくするための考え方や習慣について触れています。
    「へーそうなんだ」とさくっと楽しく読みました。

    ・モテる顔は『平均顔』。なぜ脳は平均顔に好感を抱くのか。それは、平均的な顔立ちであればある...続きを読む
  • 頭は「本の読み方」で磨かれる 見えてくるものが変わる70冊
    【言葉には経済価値がある。
    いい文章はありとあらゆるスキルと比べても、
    圧倒的なお金を生む力がある。】
    とても印象的な文言でした。
    読書から学びの視野が増えました。
    また違う目線で読書が出来るし、地頭を良くする為にも新しいジャンルにもTRYしてみようと思いました。
    私にとってこの本はまさに「見えてく...続きを読む
  • 脳を活かす勉強法
    ◯鶴の恩返し勉強法
    速さ、作業スピードを極限まで早くする
    分量、圧倒的作業量
    没入感、周囲の雑音が入らないほど夢中になる

    ⭐︎特に速さの中のタイムプレッシャーは大事だと思う。キッチンタイマーを用いて時間を意識しながら勉強することで必然と分量と没入感が確保されると思った。

    ◯少し難しい内容の本を読...続きを読む
  • これからの未来を生きる君たちへ
    感動できる能力、つまり自分という楽器をどれだけ大きく鳴らせるかで人間の器の大きさが決まる

    目標設定は全力でやっとできることが最適

    偶有性とは半分は決まっているけれど、もう半分は偶然に左右されるということ。
    他者と関わることで、知らないもの、わからないものに出会える。
    自分をこういうものと決めつけ...続きを読む
  • 日本の歪み
    養老孟司、茂木健一郎、東浩紀による鼎談。3人の議論は噛み合っているようで噛み合ってないような。東さんだけが何とか議論を前に進めようとしている感じだけど、養老さんは超然としていて受け流す感じ。自然のように捉える姿勢が徹底していて人為的なものに対する価値が著しく低いのだろう。
    このあたり、いまの新自由主...続きを読む
  • 挑戦する脳
    脳が本来的に持っている挑戦する、という性質の重要性と、その挑戦する能力を必ずしも後押ししない日本社会の問題が理解できた。
    「自由」「新しい風景」の中に身を置き続けることで、生命自体が更新される。心掛けたい。
  • 日本の歪み
    東大卒3人による対談。時々小難しいことを言う笑。
    養老さんみたいに、あいつなら何言っても許される。その域に達したいもんです。
    だって日本に大地震がきて、復興するには中国の属国になるしかないなんて言ったら「炎上」間違いなし。
  • 日本の歪み
    日本で生きるなかで「これって違うんじゃない?」と思うような違和感や歪みが、指摘・言語化されてるから読んでいてスッキリする。
    3者それぞれの思想や主張も強いが、客観的に見た意見もしっかり入ってるからバランスが良く読み易い。そして読み応えもある。
    議論の余地がある話題が多いからこそ、読みながら自分の意見...続きを読む
  • 強運脳
    モギケンの『生存戦略』と「行くべき所にいられる力」興味深い!!

    人付き合いについての心掛けも素晴らしく見習いたい。

    今年のVoicyフェス'23での2対談もナチュラルでありながら核心を付くものでした。
  • 日本の歪み
    歪みについての考察。さくさく議論が進むので読みやすかったです。

    西郷隆盛が日本の歪みを背負い、最期を迎えたという見方を興味深く読みました。

    また、「何歳の時に何を経験したかという心の地層としての世代論」という整理がおもしろく、これからの自分のものの見方に活用していこうと思いました。
  • 感動する脳
    脳の中にある約1千億の神経細胞は活動し続けている! 「感動する」ということが大切で、感動体験を積み重ねると、脳は活発になるんだと嬉しくなってしまいました。 年齢を重ねても生きている限り脳は育つ。 新しいことに感動し、意欲を持って過ごしていきたい。
  • ピンチに勝てる脳
    ピンチがチャンスになる
    これは自分でも経験しているので、実感

    ピンチの時こそ、パニックにならずに冷静でいたい

    偶有性について常に頭にifを持つというのを身につけたいと思う

    英語の大切さもさらに実感!!子供には英語をもっと好きになってもらう工夫をしたいと思った

    茂木健一郎さんの本はとにかく読み...続きを読む
  • 意思決定が9割よくなる 無意識の鍛え方
    無意識をこれまでなんだと思って来たのか、そんな自分との向き合うきっかけになりました。

    ジェンダーだったり国だったり、様々な枠組みの中で固定されたものがいくつもある。
    それが今の自分だから、リラックスするマインドフルネスを実行するには、今の固定されたものを確認する必要があると感じる。

    羽生善治さん...続きを読む
  • 最高の結果を引き出す質問力 その問い方が、脳を変える!
    質問をする行為に対する苦手意識が以前よりあったので何かヒントになればと思い軽く手に取ってみたら、やはり茂木さんだけあって「質問すること」自体の捉え方や意義など一見分かりのいい言葉で書かれつつも抽象性が高く、読むタイミングによって印象が変わりそうな本だなぁと思った。