茂木健一郎のレビュー一覧
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もじゃもじゃ先生の赤毛のアンの解説本だなぁと思って、赤毛のアンを知る良い機会だなと思って読んだ。アンの話もしっかりあったが、どちらかというとこの本は茂木先生の自伝的な人生論の本であった。
人間は本の高さだけ成長できると言う言葉は読書好きのものにとっての素晴らしい贈り物だと思った。
以下、注目点
・人間は読んだ本の高さだけ成長できる。
・土地の精霊出会うには、様々な本を読み、知識を蓄え、文学的感性を高めていなければならない。
・想像力には社会の秩序をも揺るがし得る力があるという危険性。
・自分自身が安全基地になるしかない。
・コンブレックスはあくまで主観的なもの。
・文学とはさまざまな不幸 -
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ネタバレ季節を感じる。
さまざまな人生経験を通し、余白を見る。
日常のささいなこと。
脳科学者である茂木健一郎氏と俳人である黛まどか氏。
各々の俳句論と、対談が載せられた一冊。
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以下3点、自身の中で留めておこうと思った。
①日常のささいなことを大切に。
日常から生じた言葉というひらめき。
繊細な言葉を育んできた民族である日本人だからこそ
「花冷え」:単に寒いでなく桜が咲くころの冷え。
「花筵(はなみしろ)」「花衣」「花の客」「花の雨」桜:日本人にとって特別
「遣らずの雨」
:訪ねてきた人を帰らせないために降る雨 帰ってほしくないと大切な人
「桜狩」「紅葉狩」「蛍狩」「虎が涙雨 -
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・ちょっと難しめ、にチャレンジする
少し難しい本、ややこしい課題にチャレンジ、ノイズのあるところで読書などの課題に取り組むなど。
・結果にこだわらずアウトプットする
・自らにプレッシャーをかける
・小さな習慣を身につける
・自分で裁量する、選んだコントロールしてると考える
「目的」達成のための「手段」が目的化してはいないか。
ゼロが一になった瞬間、メンタルが鍛えられる。たとえ身に付かなかったとしても、勉強・行動・取り組んだこと・始めることが、閾値(境界線となる値)を超えさせ、脳の回路を変える。「挑戦モード」を優先させ実際に行動に出ること。全くやらなかったことと比べれば雲泥の差の差。学び始 -
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前半はそれ程ではなかったが、後半にかけて茂木さんの説得力が増していき、最後は脳が元気になった気がしました^^
茂木さんの思考の根底にあるのがニーチェの言葉である事、ニーチェの『舞踏』と言う概念、良いですね。今やっている事の意味がわからなければ、深く考えずにとにかく踊る、何か行動する。
脳は疲れない、活動を我慢することの方が脳にとってのストレスである、と。
井上陽水の『探し物は何ですか〜』『一緒に踊りませんか』はニーチェの歌と勝手に思っていると仰るのはちょっとおちゃめで面白い。
また、ラテン語の『メメントモリ』(死を思え)には、ちょっとはっとさせられた。死から逆算して考えれば立ち止まってはいられ -
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「脳」整理法、というタイトルを見て、その意味すあるところは知識をどう整理して記憶するか、について書かれた本? と思い、実をいうとときめいた。だって、脳の研究者が書いた本なら、すごいことが書いてありそう。でも、こちらのハウツー本的興味は、軽く裏切られて、科学的普遍的知識をさす「世界知」と、人が生活していく上で日常的な偶有性を帯びた出来事にいかに対応していくかという「生活知」がどのような関係にあってその人らしさをかたちつくるのか、というテーマのもとに、どうその人らしい脳ができあがるのだろうか、と、話題はうつっていきます。意識的な整理法とは違って、自然に脳のなかでできあがる対応能力を脳の能力と考える
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著者の作品が好きでよく読む。
言葉を大切にする文章と優しい語り口が何回読んでも、くどさを感じない。
現実的に取り組めそうなことが、まず目次で目に入り、わかりやすく書かれている。
主なポイント
①瞑想…呼吸に意識を集中させる
②歩く…1日40分
③「今、ここで」やるべきことに集中する。
「瞑想」も「歩行」も失われた海馬の容積が平均2%増えるとのこと。
マインドフルネスで脳を整理することは今、ここを楽しむことに繋がる。
ポジティブシンキングは続かない、やる気があろうが、なかろうが、とにかく続けること。
同じようなことを書いてある本は多くあるが、意識付けに役に立つ。
何かに不安を感じたり、コップ -
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感情と論理は別個ではない。
感情と論理の橋渡しが大事。
なんか嫌だな→なんで?→ルールを守らない人がいるから
など必ず密接に関係している
感情をないがしろにしてはいけない
感情→メタ認知→論理
曖昧な部分を「言語化」すると良い
自分と他者は違うことを理解すると世界が広がる。
「この人はなぜこんな行動をとるのか?」を冷静に問う。この積み重ねが他者への思いやり優しさになる。
他者への思いやりはいずれ自分に返ってくる
マインドフルネス
良い悪いは考えない!
気づきだけに留める。どんなことがあっても受け流せる。メタ認知が鍛えられる。
デフォルトモードネットワーク
リラックスしてるときのほうが働く -
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1番印象に残ったことは、
「なりたい職業」より「やりたいこと」を重視した方がいい。「なりたい職業」だけを考えると、なること自体が最終目標になってしまう。
何かの「立場」を目指すんじゃなくて「やりたいこと」を優先する。そうすると、仕事の幅が出てくる。やりたいことを実現するための仕事は、何種類もある。
です。とても素晴らしい考え方だと思いました。、
偉くなりたい、昇進したい、と思っている人にも是非考えてほしいです、何故偉くなりたいのか??
外見的な地位や役職手当以外のことであれば、偉くならなくても本当にやりたいことは、できるのでなないか、と思います。 -
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数年前にNHKテレビ番組「100分 de 名著」で脳科学者として有名な茂木健一郎さんが『赤毛のアン』の解説をされていて、その意外性と番組の面白さからその後コツコツ『赤毛のアン』を読み進めている私、茂木さんは私とアンを結ぶきっかけとなって下さった方といっても過言ではありません。
その茂木さんが赤毛のアンについて、自分にとっての『赤毛のアン』から始まり、幸福につながる人としての生き方についてを語っています。脳科学者ではある著者が児童文学のフィールドに留まらず、歴史や民族、脳科学的な考え方まで広くカバーしながらアンを語っているところが大変新鮮でした。
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アウェイでのインプットとアウトプットが脳の柔軟性を高める。
東大理学部、法学部卒、ケンブリッジ大留学。
誰が見ても日本のエリートの著者が、自身の人生中でアウェイに挑戦しなかったことを後悔している部分が印象的。もっと早く海外に留学しておけばよかったと。
誰しもが自分の心地よいエリアから出たがらない。しかし、そこでは何も成長の種は得られない。アウェイに出てこそ、足掻いて順応しようと脳が働き新たな神経回路が作られる。最初は不快かもしれないが、しばらくすると徐々に慣れる。
アウェー体験が豊富だと、スイッチの切り替えだけでなく、「汎化( generalization )」もスムーズにできるようにな