茂木健一郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「自分を知る」ことを教わった事がない全ての人へ
小さい頃から生きづらさを感じてきて、その正体を突き止めるために心理学の本を読み漁った。そして、心理を作り出す脳科学へとたどり着いた。
感情は脳のどこで作り出されて、どのようにコントロールされるのか。脳科学の基本的な知識から、さらに実際にメンタルを強くするための方法など科学的な観点から語られており、すぐに実践してみたい行動や考え方がたくさん散りばめられていた。
昨今、日本経済の衰退によって人々の生活も苦しくなったり、AIの登場により未来は誰も予想できない不透明な部分が大きく不安に思う事が増えていく中、自殺者が過去最高となってしまっている。
大きな原因の一つとして、日本の教育では学校で道徳の時間に「人に優しくしましょう」は学ぶのに「自分を知る」こと「自分を愛する」ことを教えてもらわないからだと私は思う。
「自分を知る」ことを教わったことのない全ての方に見てもらいたい。
脳科学や心理学を通して、自分の脳の構造を俯瞰して見ることこそが、嫌な事が起きても動じない精神への近道だと思う。
全ての感情は、自分の考え方次第、つまり自分の脳の使い方次第だから。 -
Posted by ブクログ
今年はとりあえずアスリートばりの集中力を身につけるべく、前頭葉を強化する系の本を読み漁っています。
この本では、コロナ禍も相まって変化が著しく予期せぬ事態が起こりやすい現代を生き抜くために、「前頭葉」を鍛えて「メンタルモンスター」になろうという著者の主張のもと、前頭葉のトレーニングする方法をあれやこれやと提案してくれます。
メンタルモンスターになるための四箇条
其の一、前頭葉の強化
其の二、ネガティブ思考に負けない身体づくり
其の三、メンタル免疫力の強化
其の四、有事下のメンタルのメンテナンス
まえがきと「其の一、前頭葉の強化 」の章以外はなんとなく知っている話でした。
「扁桃体」と「前頭葉」の関係と役割についてはこの本で整理できました。
感情を生み出すのが「扁桃体」。感情をコントロールしたり高度な情報処理をするのが「前頭葉」。認知症の症状として前頭葉が萎縮し、感情がコントロールできずに怒りっぽくなったりすることがあるようです。
そんでもってそんな前頭葉は、二十五歳くらいになるまで完成しない。若者がキレやすいのは、前頭葉の未発達がその理由、というのも色々納得がいきました。
「高齢になっても前頭葉は成長し続けていく」のは嬉しいですね。あと昔流行った「脳トレ」は前頭葉とは関係ない。
日常生活でちょっと負荷が高いことに挑戦することを意識したいと思います。 -
Posted by ブクログ
・無意識、は同時にいくつものことをこなせる
・本を読むことで集中力をつけられる
・腸は第二の脳といわれる
・やる気が必要、と言ってる時点でやる気なし。
やる気よりも、週間、が大事。
・無意識は脳の9割をしめる
・行動力がある人に運が良いという人が多い
・マインドフルネスがひらめきを産む
・メシウマ思考、人の失敗を喜ぶ、のは皆起きてしまう
ただ、現代社会において、人の成功は自分にも良い効果をもたらすこと多い。
おこぼれを預かろうというプラス思考が大事
本の評価
・手元に置いて、あちこち印つけたい本
・いろいろな文学からの引用があり、
文学の興味もわく
・タイトルの内容も記載してるが、
鍛え方の本、というより、無意識とは、という本と言った方が近い
・怒りを鎮めるには、鳥の視点
自分をいろんな角度から見て、恥ずかしい、と思う
・怒りを感じたら、座ること、食べること、は意外と大事
・悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいというメカニズムもある
・感情のタグづけ
心が動いた瞬間にフォーカスする
・全体を柔らかく俯瞰する視点
・人は分かり合えないものということの理解も必要
次に読みたい本
→スマホ脳
→茂木さんの他の本 -
Posted by ブクログ
意識とは何なのかということと
命とは何なのかということは
ずっとずっと解決できないでいる気がかりなこと
意識という現象を読み解いたものであるとか
(脳のここがこういう物理的な反応をしているときに意識ではこういう知覚ないし感情が起きているとか、そういう意識と物質の対応関係みたいなもの)、
命という現象を読み解いたものはあるけれど、
意識とはそもそも何なん?
命ってそもそも何なん?
ということについては皆目わからない。
それがわからないことには、
死んだらこのわたしの意識がどうなるか
全くわかれへんやん意味ないやん。
この辺の感覚はどうやら茂木さんと共通するらしく、ペンローズの『皇帝の新しい心』が至る所に顔を出す。この題名を見て若かったわたしは「わたしの知りたいことはきっとこの中に書いてある」と確信を持ちその重い本を買った。だけど、茂木さんのようにその本を読みこなせるだけの頭の出来がわたしにはなかったことから、この本は未だに本棚に死蔵されたままになっている。
余談だけど、本の中で話題になっていた小ネタでわたしが思ったことを幾つか書いておく。
☆AIが意識を持つのはいつなのか?意識を持つようになるのか?
処理する情報量が閾値を超えたら持つんじゃないか、とはわたしも思うが、なんつーか腑に落ちなさが半端ない。意識とはそういうものなのか?という疑念が払拭できない。
しかし一方で、人間に意識があるかどうかは実は外からはわからない(怖い)ということを示した本をつい最近読んだこともあって、機械に意識があるかどうかは実は外からわからないのでは?とも思う(怖い)。
☆脳をAIにコピーすることで永遠の命を得る、ということを考えている科学者がいるそうだが、茂木さんと同じく「それは全く違う!」と声を大にして言いたい。だってDNAが全く同じな一卵性の双子が同じように育たず双子はお互いに相手を別人だと思っているように、わたしの脳をコピーしたAIが出現したとしても、わたしと同じように同じことを考える別人が出現したとしか思えないだろう。それが「わたしという意識」の本質だろう。
☆そういう頭のいい茂木さんが、雑談的にではあるものの、神秘主義的な解決法を持ち出していたのには衝撃を受けた。頭よくても頭のあまりよくないわたしみたいに、そういう考え方をすることあるねんな〜。神秘主義いいよね〜。結局仏教の密教って神秘主義的な行為の行き着いた果を力業でもたらそうというものじゃないん?とわたしは思っている。 -
Posted by ブクログ
・ドーパミンを分泌する経験をさせることが大事
└新しい経験をする
└成功体験を増やす
・安心も大切、五感を鍛える
└日々のふれあいでOK
・アウトプットが重要
└歌を歌う、踊る、絵を描く等…
・アクティブ・ラーニング
└なぜ?どうして?を促す
└色々な角度から疑問を持ち、その答えを追い求めながら探究する
└公園で葉っぱとか収集するのも良い
・なんでも自分で決めさせる
・自然で遊ばせる、おもちゃも新しい遊び方を考えたりする
└囲碁や将棋も良い
・自ら環境を変えられる人に
└自由度の高い遊びの発見
・英語読み聞かせ
・年上の子と遊ぶ、外国語ネイティブと遊ぶ
・親は子の学ぶ力を邪魔しない環境づくりしかできない