茂木健一郎のレビュー一覧
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「無意識」とは何か?ということを脳科学や行動心理学を中心に解説している本です。そのうえで、自分の意思決定をよりよくするための考え方や習慣について触れています。
「へーそうなんだ」とさくっと楽しく読みました。
・モテる顔は『平均顔』。なぜ脳は平均顔に好感を抱くのか。それは、平均的な顔立ちであればあるほど、脳内の情報処理が効率的に行われるため。自分の好きなものがなぜ魅力的なのか、改めて考えてみよう。
・人は思い通りにならない不都合の理由を他に求め、心をラクにしようとする習性がある。何か課題が発生したときには、まず、自分の行いを正当化していないかどうか自分自身を省みること。
・日本人特有のハイコン -
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◯鶴の恩返し勉強法
速さ、作業スピードを極限まで早くする
分量、圧倒的作業量
没入感、周囲の雑音が入らないほど夢中になる
⭐︎特に速さの中のタイムプレッシャーは大事だと思う。キッチンタイマーを用いて時間を意識しながら勉強することで必然と分量と没入感が確保されると思った。
◯少し難しい内容の本を読むことが脳に快楽を与える。
楽をすることは脳にとって嬉しく無い。
苦しいことに挑戦し、それを克服できた時の喜びそれこそが脳にとっていちばんの快楽。
⭐︎難しい小説を読んでいる時心が震えた、また内容を鮮明に覚えている。自分にとって少しストレスを与えるようなことを今後もしていきたい
◯自己完結した知 -
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感動できる能力、つまり自分という楽器をどれだけ大きく鳴らせるかで人間の器の大きさが決まる
目標設定は全力でやっとできることが最適
偶有性とは半分は決まっているけれど、もう半分は偶然に左右されるということ。
他者と関わることで、知らないもの、わからないものに出会える。
自分をこういうものと決めつけないで、偶有性を楽しむことが人生で大事なこと。
他人には自分には見えていない広大な陰の部分があるということをいかに考えるか。
生きるということは、必ず、悩みや悲しみや浮き沈みがある。それも含めて人生。
脳は決まっていることはダメ。
何かが、あるかも、ないかもというコントラストを楽しむ。
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「自分を知る」ことを教わった事がない全ての人へ
小さい頃から生きづらさを感じてきて、その正体を突き止めるために心理学の本を読み漁った。そして、心理を作り出す脳科学へとたどり着いた。
感情は脳のどこで作り出されて、どのようにコントロールされるのか。脳科学の基本的な知識から、さらに実際にメンタルを強くするための方法など科学的な観点から語られており、すぐに実践してみたい行動や考え方がたくさん散りばめられていた。
昨今、日本経済の衰退によって人々の生活も苦しくなったり、AIの登場により未来は誰も予想できない不透明な部分が大きく不安に思う事が増えていく中、自殺者が過去最高となってしまっている。
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人の行動の約9割は無意識。一日に下す決断は3万5000回。フロイトが無意識を発見し、ユングが集合的無意識という概念へ。生活において判断される事案のほとんどが斯様に省エネ化され無意識で処理されるから、体性感覚に染み込ませる事が重要なのだろう。その鍛え方についての本だ。
平均的な顔に近ければ近いほど、情報処理がスムーズに行われるため、対象への親近性が高まる。この親近性の高まりが好感を抱いたり、美しいと感じたりすることにつながる。単純接触効果と言う現象では、何度も会う人、何回も聞く音楽、繰り返し目にするキャラクターなど摂取すれば接するほど好感度が上がっていく。
シャーデンフロイデのような脳科学的 -
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今年はとりあえずアスリートばりの集中力を身につけるべく、前頭葉を強化する系の本を読み漁っています。
この本では、コロナ禍も相まって変化が著しく予期せぬ事態が起こりやすい現代を生き抜くために、「前頭葉」を鍛えて「メンタルモンスター」になろうという著者の主張のもと、前頭葉のトレーニングする方法をあれやこれやと提案してくれます。
メンタルモンスターになるための四箇条
其の一、前頭葉の強化
其の二、ネガティブ思考に負けない身体づくり
其の三、メンタル免疫力の強化
其の四、有事下のメンタルのメンテナンス
まえがきと「其の一、前頭葉の強化 」の章以外はなんとなく知っている話でした。
「扁 -
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・無意識、は同時にいくつものことをこなせる
・本を読むことで集中力をつけられる
・腸は第二の脳といわれる
・やる気が必要、と言ってる時点でやる気なし。
やる気よりも、週間、が大事。
・無意識は脳の9割をしめる
・行動力がある人に運が良いという人が多い
・マインドフルネスがひらめきを産む
・メシウマ思考、人の失敗を喜ぶ、のは皆起きてしまう
ただ、現代社会において、人の成功は自分にも良い効果をもたらすこと多い。
おこぼれを預かろうというプラス思考が大事
本の評価
・手元に置いて、あちこち印つけたい本
・いろいろな文学からの引用があり、
文学の興味もわく
・タイトルの内容も記