茂木健一郎のレビュー一覧

  • 貧困についてとことん考えてみた
    茂木はいつもの軽さだが、それが湯浅の発言を引き出し、引き立てていて、結構読みやすい。タイトルが内容をうまく言い表しているかどうかは疑問だが、北海道・大阪・沖縄のパーソナル・サポートセンターに2人で訪れて、現場の活動を具体的に見ながら対談を行うというスタイルは、内容を地に足がついたものにしており好感が...続きを読む
  • 挑戦する脳
    人間の脳は「オープンエンド」p13

    サヴァン p47
    Cf. キム・ピーク、『僕には風景が数字にみえる』

    「偶有性忌避症候群」(contingency avoidance syndrome)p111

    アンチからオルタナティブへ p121

    踊ることが、生きることの偶有性に対する、最も「強靭」な...続きを読む
  • 嫌われ者の流儀
    個性的な二人の会話からは個性的な発想の話が伺える。だが、こういう人こそが新たな社会の流れを創ってきてるんだなど、妙に納得させられる。自分なりの行動のきっかけになりそうだ。
  • 嫌われ者の流儀
    ホリエモンの本を初めて読んだ。
    茂木さんが様々な角度からホリエモンの言葉を引き出しているという印象を受けた。
    もともとホリエモンに対する私のイメージは良い方だが、この本を読んだますます良くなったというのが正直な感想。
  • 自分の頭で考えるということ
    「プロフェッショナルの流儀」での特集以来のツーショット。興味持たずにいられず、ついつい手にとってしまった。
  • 挑戦する脳
    医療現場で学生指導をしていてとにかく困るのが、答えをほしがる学生。テストの解答のように、インスタントに唯一の答えがあると信じて疑わない。千差万別の患者さんを目の前にして、あらゆる可能性を考えることが大事なのに。そのためのディスカッションの大切さも知らない。かつて自分もそんな学生だったのですが!

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  • 意識とはなにか ――〈私〉を生成する脳
    120924 冒頭より
     脳を理解するという人類の試みは、実際絶望的と言ってもよいほどの壁にぶつかっている。脳科学の発達により、私たちの意識は脳の中の1000億個の神経細胞(ニューロン)の活動によって生み出されることがじょじょに分かってきているが、なぜ、脳の中の神経活動によって、私たちの意識が生み出...続きを読む
  • 挑戦する脳
    脳を活性化させる、脳を錆びさせないためのエッセンスが学べました。難しい専門用語もあり、少しとっつきにくい点もあり。
  • あなたにもわかる相対性理論
    良かった。
    アインシュタインの人生についての本。
    天才は、才能ではなく、生き方。天才は、勇気に比例する。すべてのものから自立した生き方をした人だけが真の天才になることができる。
    特殊相対性理論。一般相対性理論。何となく解った。
  • 感動する脳
     脳科学者である茂木氏の、感動を大切にするべしという気分切り換えのための一冊。
     何も難しい事は無い。少しの心がけで気持ちを切り換えし、いかに日々の生活を充実したものにするかを説いてくれている。おおげさな、特別な事など一切載っていないが、ヒトの脳機能を踏まえた上でのアドバイスは説得力あり。
  • 人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答―
    攻めの姿勢の対談本だった。
    南さんが苦、ととらえるものを、茂木さんが快楽ととらえているところが面白い。そのように違った捉え方をしているかと思えば、方法論は同じだったり、またその逆があったり。
    二人ともが、真っ直ぐに自分の考えを開示し、真っ直ぐに相手へ質問をしているからこそ、内容の濃く、深い対談になっ...続きを読む
  • ひらめき脳
    生活科での気付きと、ひらめきが結びついた。院に入った時に、研究で使いたい本。茂木さんの脳科学の取っ掛かりとしてオススメの本。
  • 脳はもっとあそんでくれる
    これだけ有名になっているにもかかわらず、茂木さんの本を読んだのは初めてだった。
    脳と人生の醍醐味は大きく関わっている。
    生かすも生かさないも私達次第。
    自分の脳、自分の人生なのだから、私は精一杯、
    脳も心も喜ぶように生きていきたい。
  • 「すべてを引き受ける」という思想
     率直で、素直な感想になるが、やはり吉本隆明というのは巨人だったのだなと考えていることや、言葉のチョイスからびしびし伝わってきた。氏の『共同幻想論』を貪るように読んで感動を覚えた人も決して少なくないはずである。残念ながら、亡くなられてしまったが彼の思想自体は僕たち若い世代に受け継がれ生き続けるだろう...続きを読む
  • 「脳」整理法
    潤の本棚に入っていた

    別件で忙しくなり、途中で中断。
    偶有性など、おもしろそうだったので、また読みたい
  • 人生何が起こるか分かんない。 偶有性幸福論。
    偶有性について知りたくて読書。

    一億総評論家時代、人のふり見て我がふり直せが失われつつあることを危惧している。なんでも白黒つける、グレーが存在しない価値観。

    目に見えない存在へ感謝するなどの行為は日本人であれば当たり前に信じられるものであるが、現在は薄まっているとの指摘は納得できる。「お天道さま...続きを読む
  • 疾走する精神 「今、ここ」から始まる思想
     すこしむずかしいところがあったのですが電車の名なかでも集中して読んでいたら、ずーっと読んでいなきゃいけないといって前に座った学生さんは下りてゆきました。
     とてもいいほんです。
  • 脳を活かす生活術
     「脳を生かす」シリーズなのでよみました。
     なるほど納得しながら実践にうつれないのは学習が足りないのかまだできないのか・・・。もっと読み続けていきたいです。
     いいほんです。
  • すべては音楽から生まれる
    音楽と脳について知りたくて読書。

    シューベルトの交響曲「未完成」から紹介し始め、クラシック音楽が脳へ与える影響を述べている。

    著者のクラシック音楽への思いと知識が深さに驚かされる。

    もっと多くの名曲をCDではなく環境の整ったホールで一流の人たちの演奏を生で聞いてみたいと思わせてくれる内容。

    ...続きを読む
  • スルメを見てイカがわかるか!
     最初怒られているのかと思った。そうではなく、生きているいかを見ないとスルメは生きていないのでわからないという意味でしたのです。
     養老さんは解剖学の権威でいらっしゃるのでなおさら生きているのでないとわからないとお考えになられます。
     やがて論理は原理主義の怖さへと話が進みそうだなと思うようになりま...続きを読む