茂木健一郎のレビュー一覧
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各ジャンルの著名人がいいトコどりで、オムニバス形式で
要所を解説してくれる お得な作品。
イラストも入っていたりするのでとても読みやすい。
印象に残っているのはやはり、タワレコの「NO MUSIC,NO LIFE」を
創りあげた箭内道彦の章だ。
特にあの、矢沢栄吉とのやりとりは興奮を覚える。
「箭内さん、矢沢の船に乗ってくださいますか。」
「箭内さんが、乗ってくれるのなら、ボイラー室で汗かきます。」
矢沢栄吉だからこそ、この言葉の凄味がありありと感じられる。
【ココメモポイント】
・経験や知識がたくさんあるだけでは、創造性は生まれません。
また逆に、意欲がないところに創造性は生まれませ -
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脳整理法というより、脳取り扱い説明書という感じですね。
情報が洪水のように押し寄せる時代となり、
脳がそれを受けとめきれない状況である。
そういう中で、脳はどう整理して、受け止めるのか。
科学を中心とする世界知と一人称として生きる生活知がある。
生活知から、世界知は分離されることで科学的な精神が宿る。
生活知に、世界知をダイレクトに適応させることはできない。
確実さとランダムさの間に 偶有性が存在する。
自分でコントロールできるものとできないものがある。
占いはなぜ流行り、なぜ当たっていると思えるのか?
私という存在が、偶有性そのものだ。
偶然と必然をどう受け止め、セレンディピティを呼び寄せ -
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人のつながり、人の多様性について考えさせられた一冊。
タイトルが違えば、あるいはサブタイトルがあれば、もっと広くいろんな方に手に取っていただけるのではないかと思いました。
マーク・グラノヴェッターの「弱いつながりの強み」、有益な新しい情報は「弱いつながり」の人たちから得られるケースの方が多い、という考え方が興味深かったです。
貧困に陥る方の多くは孤立していて、人とのつながりがほとんどなく、ゆえに有益な情報を得る機会も乏しい、とのこと。
なるほど、でした。
また、パーソナル・サポートのような「福祉」の「枠」にとらわれない支援のあり方についても、共感できる部分が多かったです。
運営資金を -
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堀江さん早く出てこないかなあ~
堀江さんに対する印象が変わったのは震災の時、
一般人のツイートをフォロワーの多い堀江さんがひたすらリツイートしているのを知ったから。
それから堀江さんが好きで収監が決まった時も、
出る杭は徹底的に打ちのめさないと気が済まないんだなこの国は・・・と思った。あーくだらない。
堀江さんは理性と合理性の人。
情熱を持ったまっすぐな人だけど誤解されやすい不器用な人。
より堀江さんが好きになった。
なんで?怒
ムダじゃない?怒
これ意味なくない?怒
って常々いろーんなことに疑問を感じてしまう私が堀江さんを好きな理由がわかった。
しかし保守的な人にはこの人は嫌われる -
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茂木健一郎氏はいう
『私たちの生命は その始まりから音楽に包まれている』
ではじまる・・・
この本は 音楽とは何か を茂木氏の自己体験をつうじて、
わかりやすく 語られている。
茂木氏は
『私たちの脳の「内なるシンフォニー」は
「外から来るシンフォニー」とトキメキに満ちた出会いを果たす』
『音楽の本質を理解することは、
生命なるものの芯を見据えることと同じである。』
私の生活には 音楽という存在がなかったような気がする。
ときおり 妙に音楽がほしいときがある。
多分 心理的に落ち込んだときが多いのだと思う。
そういうときに、音楽はじっくりと こころ に染み渡る。
ラ・フォル・ジュルネを -
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『クオリア』という問題を考える上での 茂木氏の心構えというか
クオリアへの闘争宣言 序論 というべきものなのだろう。
コンペイトウのような ゴツゴツした ツノが生えていて
そのツノのぶつかっている 部分が おもしろい。
ツノのぶつかっているのは・・
知というものの軽薄化。
科学者の制約とルールの枠を飛び越えない旧態依然さ。
学問に突き進むべき情熱の希薄さ。
世界を引き受ける 勇気を持たない輩たち。
クオリア問題の 『天下統一』を 成し遂げていくための
受難(passion)と情熱(passion)がほとばしり・・・・
モギ的言葉の じゅうたん爆撃みたいで・・・心地よい。
『言葉』の 縦横無 -
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俳句というのは 季語 がとても大切なものだということが
今回読みながら 痛感した。
手紙を書いたりする時に 以前は時候の挨拶を書いていたが
いまは、メールがほとんどなので 季節の言葉など
あまり考えることもなくなったが・・・
季語という 季節の移ろいを 17音の中に
取り入れていくという 俳句の 厳しい規則と
その言葉が 自然の破壊のなかで
少しづつ消えていこうとしている ということが
ひたひたと・・・感じられる本だった。
その季語が ある意味では 1000年近くの連綿とした
歌詠みの世界が存在していて・・・
その言葉が たくさんの歌人 そして俳人によって
読み込まれることで よりくっき -
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仕事に関する本をこれまでに、おそらく10冊ほど読んだ。引っかかるフレーズや前書きがある本は端から端まで読んだ。
社会人になって三年。仕事面や人間関係でほぼ毎日、打ちひしがれていた。これまで人間関係で殆ど悩んだことがなかったので、世の中にはありえないほど折り合いの合わない人がいると知った時は、衝撃的だった。
私の考える人生には、仕事しかなかった。よって、仕事がうまくいく、それが私が幸せになる術である、としか頭になかった。とにかく私は、現状を打開したくてしかたなかった。その無理は、体調にも響いていた。
しかし、4年目を間近にした頃にふと気づく。ストレスは自分が、これは酷いストレスだ、と認識 -
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ネタバレクオリアとは「赤いトマトを見るかんじ」などそのような感覚のことである。
あなたや私はつねにいろいろな景色を見るが、その「見ている」ことや「何かを飲む」ことは神経や脳内伝達物質の作用に他ならないのであるが、私たちは心の話だの心理学テストだのあたかも「心」があるかのような話をする。ただ、「心」なんていうものは体のどこを探してもどこにもないのだ。
その後著者はだまし絵や絵画を用いて「脳の思い込み」を再現しようとする。顔を認識する脳、あるはずもない図形を幻視したり、脳の働きを垣間見ることができる。また感情を司る「ミラーニューロン」も把握することができる。難しいが、平易な表現も多い。 -
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日本の教育のあり方、新卒一括採用、停滞している日本経済等、これらを「脳」に注目して論じているのはとても面白いと思います。
決してそんなに単純な話ではない事だと承知していますが、「脳」の仕組みを理解してからこのような問題に取り組むと意外に最短で解決していけるのではないかと素人的には思ってしまいます。
本書の12章「アンチからオルタナティヴへ」の最後の文は心に響きます。
「自分の意思でどうにでもなると思いがちな人生さえ、革命を起こすことがいかに難しいか。社会という思い石が動き始めるのは、一人の生き方に革命が起こり、具体的な「オルタナティヴ」が示されてから、ずっと後のことなのだ。」
一人一人の生き方