茂木健一郎のレビュー一覧
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これはと思ったベスト⑤
①成功とは
熱帯雨林のジャングルになる一つのフルーツ
土、菌類、動物、雨、光、昆虫、鳥、植物
様々な働きが積み重なり、一つのフルーツがなる。
目標達成も同じ。
一見関係なさそうな要素が複雑に繋がり合い、結果に出る。無駄ではない。
②やる気に頼ってはいけない
続けるのとやめるのと、未来にとってどちらがいいのだろう?と感情ではなく論理的に考える。
③フローに入る(没頭する状態)
スキルと難易度が釣り合っていること。
・最終的な目標が大きい場合
目の前の課題を自分にとって少しだけ挑戦的な目標に定め、フローに入り成功に向かう。
・課題が簡単過ぎる場合
タイムプレッシャー -
Posted by ブクログ
すごく落ち込んでいるときに手に取ったので、斜めから読んでしまった。「そんな簡単に行くなら人生楽だわなー。」みたいな。
でも、いくつかなるほどな〜と思うところも。
・人は誰でも成長ストーリーが好き!
人には経験の自己(今が楽しくて幸せを感じる)と記憶の自己(自分が生きてきたストーリーによって幸せを感じる)がある。人間にとってより大きな幸福を感じるのは後者。夢に向かって頑張って努力してきた、というその経験が幸福につながる。
・ホッとする能力を手に入れよう!
ストレス発散と称して気分転換ばかりを繰り返していては、前に進む気持ちが失われ、夢から目を背けてしまうことにもなる。そんな時は、成長ストー -
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たしかに、本を読んで、良質な情報を手に入れたなと自己満足しているけど、それを人にすすめようと思っても、全然説得力がない自分が悲しくなることがあります。もっとアウトプットする機会を増やそうってことで、おすすめのとおり、前日読んだ本の感想を一晩寝た後に書いています。
この本の中で、人が持っている「根拠なき自信」ってのが面白かった。例えば、ミュージシャンで成功した人は、絶対にうまく行く保証はどこにもないけど、未来を楽観的に見る、この何とはなしの自信を持って、この世界に飛び込んでいる。なるほど、あんまりネガディブな事ばかり気にしてたら、何も始められませんよね。
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Posted by ブクログ
脳科学者の茂木健一郎さんが書いた本。脳の専門家が書くから小難しいのかなと思いきや、自己啓発本のような要素が多めで、脳科学の観点はあまりなかったけど、わかりやすくて元気が出る本だった。
私はめんどくさがりやで物事を後回しにしてしまいがちになる。そして後回し後回しがたまってやる気が失せていくタイプだ。少しずつ生活に生かしていきたい。
メモ↓
人間の脳には、すぐやる脳とぐずぐず脳がしっかり共存していて、すぐやる脳の活性化は、脳の抑制を外せるかどうか。→脳の脱抑制
深く考えない方がうまくいく。
無駄をそぎ落とす。
すぐやる脳をつくる3つの法則。
習慣化する。
雑談の時間をつくる。
ベストエフォート方式 -
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みんなにどう思われるかではなく、
自分が何をやりたいかで行動する。
何もしないよりは、
失敗しても挑戦したほうがいい――。
(by 茂木健一郎)
* * *
人からの評価や
他人の感情が中心になると
認められたくて
愛されたくて
何重にも殻をかぶって
いくつもの顔をもって
どれが本当の自分だか
わからなくなっていく
大切なのは
自分が夢中になること
しあわせを感じる時間
それは外からではなく
内側から湧きあがるものだから
表現することを怖がらずに
自由なわたしでいよう
* * *
最も捨てなければいけないものとは
「優等生になろうとしている自分」なのです。
(by -
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◆1 朝こそ脳が喜ぶことをやりなさい
2 目覚めから3時間は脳活のゴールデンタイム
ビジネスで成功を収めている人はこのゴールデンタイムをうまく活用している。
4 快適な朝にする快感報酬システム
脳に快感を与える習慣を積極的に取り入れる
→常に好奇心旺盛にすること
→ドーパミンが分泌
7 快楽というご褒美を毎朝用意
うれしい、おいしい、楽しい、面白いは脳をフレキシブルに活動させる
8 朝一番に太陽の光を浴びて脳を覚醒
太陽の光を朝一番に浴びることで脳を覚醒させるホルモン「セロトニン」の分泌が活性化され心身のバランスが鍛えられる。
12 普段とは違うアウェイに身を置いてみる
居心地のいいホ -
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◆2 心を整理する練習
・マイナスの道路の横にプラスの道路を作る
ネガティブな経験をするとネガティブな回路ができ消えることはない
ネガティブな回路の横にプラスの回路を作るしかない
◆3 今ここを楽しむコツ
・いい加減な人ほどトラブルに強い
筋の通ったいい加減
・今ここを生きるために一貫性はいらない
いい意味でいい加減な生き方の方が今この瞬間を生きることになる
・マッスルコンフュージョン理論で腕立て伏せをする
マッスルコンフュージョンは筋トレに有効だが思考法に応用すれば脳のエクササイズになる
慣れきった発想法ではなくとっさに予期せぬことを考える訓練
人生は予期せぬことが起こると脳に慣れ -
Posted by ブクログ
あらゆる分野での研究が日々進んでいて科学で説明できないことなんてないんじゃないかと思わせられる現代。
でも、いくら科学その他の学術研究が進歩したとはいえ、人間の思考や感情が完全に解明されたとは言えない。時間や空間や個人のバックボーンといった条件をどれだけ揃えても、一人ひとりの人間の感じることや思考の内容は同一にはならない。
これだけ科学で説明できることが多い世界で、説明のつかない人間の思考の曖昧さは、自明のものではなくむしろ驚くべきものだと茂木氏は言う。
そこから様々な思考的アプローチで人間の本質を説こうとし、しかし結局はどのアプローチをしても曖昧なところに着地する印象を受けた。
自分の理解