茂木健一郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
◆2 心を整理する練習
・マイナスの道路の横にプラスの道路を作る
ネガティブな経験をするとネガティブな回路ができ消えることはない
ネガティブな回路の横にプラスの回路を作るしかない
◆3 今ここを楽しむコツ
・いい加減な人ほどトラブルに強い
筋の通ったいい加減
・今ここを生きるために一貫性はいらない
いい意味でいい加減な生き方の方が今この瞬間を生きることになる
・マッスルコンフュージョン理論で腕立て伏せをする
マッスルコンフュージョンは筋トレに有効だが思考法に応用すれば脳のエクササイズになる
慣れきった発想法ではなくとっさに予期せぬことを考える訓練
人生は予期せぬことが起こると脳に慣れしておくべき
◆5 脳のリセット法
・一日5分 単純作業で悩みを忘れる
一日5分、シャワー、掃除など体を動かす単純な作業を行うことで同時に頭の切り替えを行ってしまう
ひとつのことでくよくよ悩んでいる状態は今ここではなく記憶というシステムに乗っ取られてしまう
・疲れたときは自分の涙を流す
マイナス感情は放出したが自分自身がとらわれなくなる
涙をながすことで感情を放出
落ち込みのリセット法としてセレモニーがある
自分自身の区切り
残業で疲れたときはケーキを買ってお疲れ様会をやったりメリハリ
**
1 行動して記憶の整理
・一日5分、今日経験したことの意味をみつける
2 心を整理する練習
3 今ここを楽しむコツ
・いい加減な人ほどトラブルに強い
4 忘れるとは整理されているということ
5 脳のリセット法
・疲れたときは自分の涙を流す -
Posted by ブクログ
あらゆる分野での研究が日々進んでいて科学で説明できないことなんてないんじゃないかと思わせられる現代。
でも、いくら科学その他の学術研究が進歩したとはいえ、人間の思考や感情が完全に解明されたとは言えない。時間や空間や個人のバックボーンといった条件をどれだけ揃えても、一人ひとりの人間の感じることや思考の内容は同一にはならない。
これだけ科学で説明できることが多い世界で、説明のつかない人間の思考の曖昧さは、自明のものではなくむしろ驚くべきものだと茂木氏は言う。
そこから様々な思考的アプローチで人間の本質を説こうとし、しかし結局はどのアプローチをしても曖昧なところに着地する印象を受けた。
自分の理解力が著しく及んでいないこともあるが、氏はおそらく「あーでもないこーでもないと思考すること論ずることが人にとっての至上の贅沢」ということを本書を使って読者に示しているのではないだろうか。
気に入った箇所引用。
"哲学、思想、社会学、経済学、数学。あらゆる知のディシプリンにおいて、不用意に淫すると堕してしまう罠は至る所にある。ここで言う「罠」とは、つまり、世界の多様性を正しく見ることができなくなるということである。とりわけ、「普遍性」の概念を不用意に立ててしまつことの中に、人間を怠惰にするトラップが仕掛けられている。"
=====
個人的な話。
社会の法則を知るために、具体的な人間の行動を抽象度を上げることで一般化しようとしてきた自分にとって、抽象化・一般化された数式から人間を理解しようとする本書のアプローチは新鮮で面白く、それでも解明できない人の思考というものはやはりたまらなく魅力的だと感じた。
社会学的アプローチと数学的アプローチの違い、のようなイメージ。 -
Posted by ブクログ
脳科学者の茂木健一郎氏が「すぐやる脳」の作り方と重要性について書いた一冊。
できないという抑制を外すこと、一番大事なことに集中すること、無理をしないことなど脳科学の見地から著者が提唱する「すぐやる脳」について様々なことが書かれていました。
人間が飽きっぽい性格であることや脳に期限などの負荷をかけることの重要性など科学者として
また、人工知能と人との共存について書かれているところは自分たちの未来を考えていくうえで非常に印象に残り参考になりました。
様々な経営者や著名人などの考えや行動から「すぐやる脳」について書かれていることも理解を深めてくれました。
また自身の講演などでのエピソードも踏まえて脳の働きについて書かれていることも印象に残りました。
著者の研究テーマである脳を通して多くのことを学び、本書で提唱されている「すぐやる脳」で様々なことにチャレンジしていきたいと感じた一冊でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人間はつい保守的になり新しいことを避ける傾向にありますが、人工知能が発達している現代でそのままラクをして過ごしてしまうと仕事がなくなる危機だってあります。
この本では5年後・10年後に後悔することのないよう、すぐやる脳=新しいことを抵抗なく始められる脳 のつくり方を紹介しています。
タイトルにもある「すぐやる」ということはハードルの高いことですが、思いついたらすぐやってみるということを意識して生活することで「すぐやる」ことが習慣化されてきます。
この習慣化するというのもキーで、習慣化されるまでは新しく何かを始めるということは脳のエネルギーを大きく使うため疲れてしまいますが、習慣化することでエネルギーを使うことなく行動出来るのです。
また、面倒なこと・やりたくないこともゲーム化することで集中が増すという紹介がありました。
例えば「昨日の売り上げが○○円だったから今日は□□円まで頑張ろう」、「この資料を●枚仕上げたら休憩しよう」等、些細なことですがゲーム化することで楽しみを見出すことが出来ます。
余談ですが、仕事スピードは早いと自負のある私です。この方法は私自身無意識に実践していることでした。
後輩が仕事のスピードが上がらないと悩んでいたのでこの方法を紹介しようと思います。
人間はどうしたって人工知能より速いスピードで知識を得ることは出来ません。人工知能とは別の次元で闘っていくためにはクリエイティブな考え方が必要になってきます。クリエイティブな考えと言っても、0からアイディアを作り出すことはどんなアーティストでも出来ないと言って過言ではないでしょう。既存のアイディアとアイディアを組み合わせることで十分クリエイティブな発想と言えるのです。
人工知能は数あるデータから〇〇風のものを作り上げるのは得意ですが新たなものを作り出すことは出来ないと考えられています。人口知能と、こういったクリエイティブな力、どちらも上手く利用することでより社会は発展していくのではないでしょうか。
〆切を作る、やったことのないことをやってみる等、様々な方法でプレッシャーをかけることで脳は成長していきます。この本では他にも多くの脳の成長の方法が紹介されていました。脳をより効果的に使うことで、5年後・10年後も活躍出来る人材でありたいものです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ快感だと思うことが能力を最大限に引き出す。無意識状態がアイデアを生む(風呂場など)。1意欲×2体験→ひらめき、3睡眠→記憶の整理整頓と歪み補正、4居場所→安全基地、この4つがチャレンジを生む。行動し、出会い、気づき、受け入れることで成長する。
仕事には、依頼者の都合だけでなく、「自分の思い」をのせる。なりたい職業よりやりたいことを大事に。
フェルミ推定は、結論から全体から単純にの問題解決縮図。地頭力(効率)と対人感性力(目の前の人を大切に)をバランスよく使う。
事例を知ることはメガネをかけかえること。忙しい時こそ身の回りの整理を。 -
Posted by ブクログ
あっという間に読み終えた。
読みやすく、分量も少なめで、気分転換のために最適な良書。
新たな発見も数多くあった。
特に幸福感を得る一つの要因として、他者との比較が大きいという点は、大いに納得させられた。他人の不幸をほくそ笑む、そんなことは今までない、、、なんて言い切れないわけなんですね。
幸福は他者評価のみから得られるものではない、というか、他者の評価など虚構であって、大切なのは今ここにいる自分の気分。その気分がニュートラルな状態であること。
そして幸福に依存してはいけない。
最近、心がざわつくことが多いからか、心が軽くなる一冊でした。 -
Posted by ブクログ
赤塚先生生誕80年記念「バカ田大学」講義録。
泉麻人氏の「シェー論」を皮切りに赤塚ワールドにどっぷり浸ろうかと思ったのだがなにか雲行きが怪しい…みうらじゅん氏は孤高のマニアックネタ全開で畳み掛けて来るし坂田明氏に至ってはミジンコを壮大に語り出す始末!そう、この講義のお題は作品論ではなく赤塚イズムの根源にある「バカについて」だったのだ。
で気を取り直して各氏の講義に耳を傾ければやはりみなさん一芸に秀でたバカばかりで読めば納得の充実感。
このスピリッツを受け継いで行かねばこの国は亡びるぞ、灰色のシャム猫は言った「悪バカは良バカを駆逐する」と…これでいいのだ -
Posted by ブクログ
ネタバレサイエンスライター竹内薫によるルネッサンス人のすすめ的な4章に加え、竹内と茂木健一郎との対談2コマ。
最終的には、世間の常識や価値観を知りつつも、それに流されることなく自分の基準をもって興味の持てることに邁進すればよいという合意が踏まえられているのだが、竹内のいう「境界人」(ルネッサンス期の人々のように様々なものに興味を抱いて生きるクロスオーバー型の人間)も、自覚の仕方によってはメインストリームを流される人と変わりがないといった茂木による主張の反転の対談がセットになって、深みが与えられているように感じた。
ニュースはくだらない、繰り返し読み返す愛読書をもつなどが個人的にツボにきた。
16-182 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が選んだ感覚が必要。突き抜ける感覚を体験する。不確実で苦しい状態を抜けたときに喜びを感じる。忙しいときに、やらなければならない、をいろいろ学べるチャンスだ、にしてみる。
作業のスピードを極限まで速くする、圧倒的な作業量をこなす、周囲の雑音が入らないほど夢中になることで集中力を作る。確実に、少しづつスピードを上げていく。一息つく間もとらずに次次と進めて作業をこなしていく。計画するより、始めてしまい、没入する。本読むみたいに。刻むみたいに。
記憶するために、短期記憶に入れる。見て、記憶して書き写す。
朝出力作業と自分にとって大事なことをやる。
判らないことはすぐに調べる。
課題をそのときに優しすぎず難しすぎない程度に調整してやる。
弱点を他の能力で補うという考えを捨てる。苦手を分析する。【集中できない。どうするか?】
安全なものと予想外の意外性の混合が必要。【会計においてできていることを探す】
これからの時代を乗り切るキーワードは猛勉強
何をしたらうまくいって、何をしたらうまくいかなかったか。