茂木健一郎のレビュー一覧

  • 思考の補助線

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    最近、やたらと「脳科学」の本を出しまくっておられますが、この本は一般向けのわかりやすい脳科学本とはちょっと違う、哲学的な傾向の本です。予想していた内容に反して、意外と面白く、思考の肥やしになりそうな本でした。

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    2009年12月23日
  • 45分でわかる!脳を鍛える読書のしかた。

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    第16回東京国際ブックフェア読書推進セミナー「茂木流『読書のすすめ』」をもとに書きおこした一冊。
    薄いので期待していなかったが、日本と日本語のすばらしさを説くと同時にそれを英語で発信することの重要性にも触れており、感銘を受けた。
    タイトルは茂木さん曰く「著者には決められないもの(出版社に決定権)」だし、外装も今時ショッキングピンクでちょっと軽薄だけれど、内容は深い。

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    2009年11月28日
  • 疾走する精神 「今、ここ」から始まる思想

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    『疾走する精神――「今、ここ」から始まる精神』(茂木健一郎、2009年、中公新書)

    20のトピックに関する茂木さんの詩であり、語り。
    たんたんとつづられているが、美しい。
    それでいて本質をつくようなするどい洞察。

    茂木さんの教養の深さと膨大な読書量が伝わってくる。
    けっしてひけらかしではないのはなぜだろう?不思議と嫌味ではない。

    読み物としてもおもしろいし、
    考え方を学ぶ書としての良いと思う。

    (2009年9月16日)
    (2010年4月6日 大学院生)

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    2010年04月06日
  • セレンディピティの時代 偶然の幸運に出会う方法

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    この本、マシュマロのようにふわーっと食べられてしまいます。そうです。星新一のショートショートのようなんです。
    それでいて、しっかり人生のあるときに思い返す、、。そんな深い本だと実感しています。
    私の偶然の紹介で偶然の幸福と出会いましょう。

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    2009年10月04日
  • ひらめき脳

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    茂木健一郎って人の本は何冊か持っているんだけど書いてる内容が少しむずかしい
    読んでると本当に頭が良いなあと思うし、少しぶっ飛んでる感もある

    この人の本に共通してるのは一方的に受け取らせるような感じじゃなくて読んでる方にも色々考えさせるような感じが強いような気がする

    今日読み終わったので3周目だったけど、ある意味ニート向けに感じる
    今の俺がそうだからそう感じるんだと思うけど


    ひらめきやすい環境はリラックスできる環境であってリラックスできる環境とは表現を変えると退屈な時間、退屈な場所と説明してる
    まさにニート
    俺は思った、ニートという24時間を自分の事に使える環境だからこそ自分の人生をより

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    2009年10月04日
  • 生きて死ぬ私

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    脳科学者茂木さんが33歳のときのエッセイ。あとがきによると本当は臨死体験についての考察になるはずだったそうですが、書いている間に茂木さんのこの世界に持っている興味、人が自分、他人、世の中などこの世のすべてを認識する<窓>である脳に興味をもったのがそもそもどういうところから出発しているのか、興味の方向性がどうしてこういう切り口なのか、その原体験みたいなものが垣間見れてとても面白かったです。読んでいて、例えるならば毛穴から文章の意味がするするっと入ってくるような、そんなような気持の良い感じで読みました。

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    2009年10月07日
  • 人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答―

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    ここ最近読んだ新書の中で一番のヒット。
    mixiにもレビューを載せかけたけれど、題名が題名なので削除してしまった。
    なので後ほどここに載せよう。

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    2009年10月07日
  • 脳と創造性

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    茂木健一郎が、脳科学の視点から「創造性」について考察。そもそも「創造性」とは何なのかという問いから始まり、人間の脳とコンピュータのアーキテクチャーの成り立ちの違いを指摘しながら、創造性の本質に迫る。「クオリアは、あくまでも私秘的な(プライベートな)体験である。その私秘的な体験が、逆説的ではあるが、個別を超えた普遍性を支える」…芸術を解釈する上での視点が広がったのは勿論、生きるということそのものがクリエイティブであるということに対し、もっと自覚的になろうと思えました。数ある茂木健一郎の著書の中でも、私の一押しの1冊です。

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    2009年11月30日
  • 脳はもっとあそんでくれる

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    脳科学とひらめき、出会いがたくさんつまった茂木さんの日常。
    プロフェッショナル・仕事の流儀という番組を通して知ったたくさんのできごと。
    イギリス留学で見た、貴重な変人たち。
    いまのわたしたちにもっともたいせつな、やる気と興味と情熱がつまったおもしろエッセイ風新書。
    各章ごとの挿絵もおもしろい。

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    2009年10月04日
  • ひらめきの導火線

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    ・あらゆる創造は「影響の連鎖」の中にある。

    ・ひらめきとは、前頭葉の意欲と、側頭葉の経験のかけ算である。

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    2009年10月04日
  • 脳と創造性

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    本当に小難しい内容を分かりやすく説明してくれる本です。創造性とは何か、そしてそれに関わる話が非常にコンパクトにまとめられている。創造性を神秘化し、遠ざけてしまうのではなく、具体例をあげて私たち一人一人がいかに日々創造性を発揮しているのかという事を気づかせてくれる。

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    2009年10月04日
  • 脳と創造性

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    クオリアってなんぞ?って思う人は是非。
    自分たちの思考の仕組みに疑問符を浮かべはじめたらもうこの本を読むと良いでしょう。
    新しい窓が開きます。

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    2009年10月04日
  • 感動する脳

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    茂木さんがもっともっと好きになりました!
    脳は人間が死ぬまで成長を続ける。成長段階で人間は先に死んでしまう。
    だから年をとったからと言って、脳が衰えるわけではない。いろんな事に感心がなくなるだけ。

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    2009年10月04日
  • 感動する脳

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    感動しないということは、
    もう自らの世界観や経験を広げる必要がないと、
    脳が判断していることに相当する。

    とにかく一度、素直に受け入れてみることが大切。(p116)


    創造性を高めるためには言葉と教養が欠かせない。(p133)

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    2009年10月04日
  • 脳の中の人生

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    日ごろふっと感じる感覚を
    脳科学の視点で
    教えてくれる。

    「そっか、脳ではそんなことが起こっていたのか!」って。

    そして、

    脳の機能をうまく使って
    楽に生きる方法がわかります。

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    2009年10月04日
  • 感動する脳

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    脳が感動した。
    すべての人にお勧めする。

    「人間関係にいつも悩んでいる人、自分は人付き合いが苦手だと思っている人、この両者には共通点があります。
    それは、他人のリアクションや反応を自分のせいにしてしまうという点です。」

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    2009年10月04日
  • 脳の中の人生

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    目と目が合うこと、すなわちアイコンタクトが、脳の活動に影響を与える最も重要な要素であることが分かった。女性がこちらを見ている写真に対してだけ、脳内において、好ましい事として認識するメカニズム「報酬」を表す部分が活動する事が明らかになった。
    アイコンタクトすること自体が、他者との関係において報酬(うれしいこと)になるという事は、人間のコミュニケーションを考える上で、大切なヒントを提供してくれる。
    フェルメールの真珠の耳飾の少女 → 平穏と情熱の心地よい温度差。

    内臓感覚の重要性
    ダマシオは、内臓から多くの情報を得ている中脳をはじめとする情動系の働きが、「これはいけそうだ」「これは駄目そうだ」と

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    2009年10月04日
  • 思考の補助線

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    読売新聞の日曜日の朝刊の読書欄に「ビジネス5分道場」と
    いうコーナーがある。そこで紹介されていた。紹介者は
    梅田望夫。『ウェブ進化論』『ウェブ時代をゆく』などの
    著書がある。

    以下の文を読んでこの本を知り、茂木健一郎のファンという
    こともあってさっそく買って読んでみた。この書評を読んだ
    時は、今後この本をたくさんの人が読み、オフィスでの会議
    などで対立意見が出たら

    「ちょっと待って、補助線を引いてみようじゃないか」などと
    なるのかと思っていた。

    【教訓】対立概念に補助線を引け

    「AかBか」と問われたときの大抵の正解は、脳科学の
    見地からいうと「AとBの両方」なのです。

    茂木健一郎は講

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    2009年10月04日
  • 思考の補助線

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    理系と文系を分けて考えること自体が前世紀的。
    全体を理解しつつ、知的な楽しみ=人間最大の喜びをフルに活用していこう!

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    2009年10月07日
  • 思考の補助線

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    世界の本質が絶えざるダイナミクスによる世界の発展にだけあるのであれば、世界は意識を必要としない。すべては無意識に進行していればよかったはずだから。
    それなのに意識は存在する不思議さ。
    うーん超クール♪

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    2009年10月04日