茂木健一郎のレビュー一覧
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質問の持つ力の凄さを改めて実感させられる一冊だった
質問とは、行動を起こし、未来を変える為に必要なもの。
実際に自分に問いをたてて、それに基づいてアクションを起こすことで、人生を一歩前にすすめることができる
この一連のプロセスの重要性をよく理解できた。
ま特に印象に残っているのは[メタ認知]についてだ。
ありのままを受け入れることで、最適な質問がうまれ、前に進むことができる。
一方で、メタ認知ができていないと、自分自身を正しく理解できず、本質的な解決に至らない。
自分の過去を振り返っても、物事を正当化するために、[認知的不協和]を起こし、本質的な解決を避けていたことに気付かされた
こ -
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ここ数日通勤のお供に読んでいた本
この本で1番の学びは
何を言い、何を言わないか峻別する
おばさんとはどういう存在か。年齢、顔の問題ではない。
おばさんとは、無意識の垂れ流しです
この一文に納得しました
年齢を重ねても美しく、尊敬される人とそうではな人の違いはここだと
思ったことの中で何を言うか、真剣に吟味して、言うことと言わないことを峻別する
そう言う人は何歳になってもおじさん、おばさんではない
私は頭で思ったことをつい口から出してしまうから、本当に気をつけようと思いました
他にも感動すること、脳の働き、様々な人がいることの大切さを知れました
再読したいと思います
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Posted by ブクログ
ネタバレ釈迦の無記とは、肝心なことは敢えて言わないこと。本当に強い人は、簡単に刃を見せない。墓場まで無記を貫く。
偶有性、感動すること、無記、自己批評などをキーワードに、人は変われる。
後悔は単に振り返って悔しがるだけではなく、現実に自分がとった行動Aと、こうすればうまく行ったのにという想像Bとの比較が行われている。
そして、そのときの自分の選択に反映されていた価値観や世界観を反省して、これまでの考え方を変えるきっかけにもなる。
つまり、後悔は未来を変えるために起こっている。
教養とは、人の心がわかることである。
ー養老孟司
学問の究極の目的は、人格の陶冶。
子供達に一番影響を与え最終的に子供 -
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読み進めれば読み進めるほど、もっとたくさんのジャンル、作者の本を読んで、見える世界の幅を広げたい意欲が掻き立てられる本。
茂木さんのわかりやすい文章がスっと入ってくるからこそ、もっと色んな表現に触れたい!出逢う言葉から自分は何を感じ、何を考えるんだろう、そしてどんな本を人に勧めたくなるんだろうと読書を経た未来の自分にも興味が湧くような本。
私は読書した後、あれ〜そういばこの本は何を言ってる本なんだっけ?と読んだ経験がそっくりなくなっちゃったようなもったいない感覚を持つことがある。
でも、読んだ!なんかこの本いい本だったな〜の感覚さえあれば、読書は無駄にならないんだな〜。そして私は「紙の本」が -
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読書へのモチベーションを上げてくれる本だと思います。最近忙しくて本を読めていない人や、読書を始めたいけど何から手を付けたらいいか分からない人にはおすすめの一冊です。
私自身、読書をするようになったのがここ1年以内の話なのですが、読んできた本の大体が自分の悩みを実生活な中でいかにしてよりよくするかといったものでした。
しかし本書であげられている読書のメリットとして、私が今後の本選びに参考にしたいと思ったのは、自分の視野を広げる目的で乱読をするということです。
これまでの私は完全にベクトルを自分に向けて本を選んでいましたが、これではいつまで経っても見える世界は狭いままだと気付かされました。
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Posted by ブクログ
普通は敢えて考えないようにしている難しい問題。歪んでいても日常生活は支障ない(もしくは支障ないものとして打ち捨てておける)。
自分自身で考えられない私のような人間は、このような本を読むとなるほどなぁと大いに感心し、勉強になる。
立派な先生方のおっしゃることをある程度は理解したり共感したりすることで、自分は我が国の抱える問題について無関心ではない、どちらかというと意識高い系の人間であるかのように思ってそれだけで満足感を得ている部分もあるが。
歪みを持ってるのは日本だけじゃないと思うし、歪みについて偉い先生方が鼎談したところで解決するものでもないだろう。しかし、ちょっと立ち止まって考えるのは意味が