茂木健一郎のレビュー一覧
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これまでとこれからと
私は昔、勉強が出来る子だった。
しかし、いつしか勉強が嫌いな子になっていた。
過去の栄光だと思っていたが、実は大人になるにつれて周囲からの同調圧力により私の変人らしさが損なわれていった結果だったのだとこの本を通じてわかった。
ならばやることはただ1つ。
かつての変人に戻ること。ただそれだけである。
子供時代、他者から嗤われ除け者にされることが怖かったからこそ私は普通になった。
でも、大人になって幾年。
多くの人との関わりを経て『自分らしさ』を手に入れつつある。
今の私ならきっと心から学ぶことが出来るのではないだろうか。 -
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図解 脳の話
要約
①大脳基底核の神経回路
大脳皮質→綿状体→淡蒼球→視床→大脳皮質
この神経回路は運動の開始、停止、などを学習させる機能があり、大脳皮質からの
指令に基づいて正しい動きができると、報酬として黒質からドーパミンがでる。
この積み重ねによって動作が洗練される
②記憶の種類・場所
記憶回路は大脳皮質に保存されるため、記憶を引き出す時は、その回路に電気信号を送る
長い間思い出されないと記憶は消去される
・エピソード記憶(経験):前頭葉
・意味記憶(知識):側頭葉
・感情に関わる記憶:扁桃体
・手続き記憶(スキル・技能):綿条体・小脳
③脳内ホルモン=神経伝達物質について
神経伝達物質の質と量で心の状態が決まる
→脳の中には何種類も神経細胞があるが、それぞれが出す神経伝達物質は1種類だけで、
本来、脳の興奮の程度は、神経伝達物質によってバランスが保てるようにコントロールされている
↓
強いストレスが原因で神経伝達物質の量が過不足になり、心の病になる
↑
DMNや瞑想によって、脳内を整理整頓し神経伝達物質の過不足を整え、心の健康
を取り戻す必要がある
主な神経伝達物質
・ドーパミン:快感・精神活動を活発化
・ノンアドレナリン:注意・不安
・アセチルコリン:神経の興奮・睡眠
・セロトニン:調整・過剰な覚醒を抑える
・GABA:精神安定・血圧低下
・βエンドルフィン:鎮痛・脳内麻薬
・オキシトシン:愛情・信頼
④dmnやマインドフルネス
人間は1日6万回思考しているが、ほとんどは自動思考なため、放っておく思考や感情が自動操縦になってしまう
ex)未来に対して不安に思い、過去を思い出しで後悔する時間が増える
↑
マインドフルネスを実践し、①現在に集中し、②判断や評価をせずに観察することが重要
→dmn(デフォルト・モード・ネットワーク)のスイッチが入り、脳のメンテナンスが行われ、気づきが得られたり
ストレスが解消する
⑤気づき=ひらめき
脳が0から新しいものを生み出す仕組み
前頭葉→リクエスト(こういうものが欲しい)→側頭葉連合野が受け取る→記憶情報を組み合わせて編集して、イメージに
近いものを前頭葉に届ける→送られたもののなかから、見つけて創造する
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Posted by ブクログ
人間性とは何で、私たちは何をもって人間とするべきで、将来的に私たちの手元に残るものは何なのか。
茂木健一郎先生の著書を読む際は、いつもそういう根源的なことを考えさせられる、それがとても心地いい時間だと感じる。
やはり私が読んでも内容の一割も理解できなかったと思うけど、それでもすごく面白かった。
これから生活に人工知能が馴染んでいく様子を想像すると恐ろしくもあり、けれども何がどう変わるのだろうという単純な好奇心も湧く。
茂木先生はよく「日本語の情報だけでなく、英語の情報もインプットして」ということを言っているように思う、本当にそれが大切なのだと思う…結局私はまだ英語には着手してないけど。
この人の知的好奇心を見習いたい。 -
Posted by ブクログ
「なぜ、あのオレンジ色の街頭が、オレンジ色とわかるのだろう」
「「知る」とこよりも、「感じる」ことのほうが大切なのではないか」
「素晴らしすぎるからといって、それが本当でないとということはない」
深い、洞察を感じる一冊でした。
著書が出た当時、今の自分より若い歳で、こんなにも情緒豊かな生き方をしてる。
人は、考えることで、ここまで知性豊かになれるんだなー。
「この世界は、死んでいった可能性で満ち溢れている。」
今あるもの、より、選ばれなかったもの、に光を。
深い深い、愛と哀を感じました。
最後に、
「あれだけ私を悩ませながら、本人はけろりと忘れている。」
こうやって本書は締めくくられる。
近くで見ると悲劇、遠くから見ると喜劇。
ほんとうにユーモアに溢れ、いい時間になりました!