茂木健一郎のレビュー一覧
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ネタバレ毎日のちょっとしたことで脳は成長する。それも年齢は関係ない。脳は希望の道具箱。
【瞬読アウトプット58冊目毎分16800文字】
楽観力を身に着けるには?創造性を鍛える
①日記をつける→体験を応用
②はてな??で小さな改善を常に考える→無意識に楽しいことを考えられるようになる→【楽観力の強化】
能のアンチエイジング→新しいことにチェレンジ!好きなものに触れる。好きな音楽を聴く。会話も音楽。相手とのテンポを合わせる。
やる気がない時は待つのも行動。何が来るかと脳が期待し始める。
脳は鍛えれば育つ。出来たかできないかは関係ない。努力した分だけ鍛えられる。脳も身体と同じ。
偶有性・・脳が最も目覚める環 -
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Posted by ブクログ
「なぜ、あのオレンジ色の街頭が、オレンジ色とわかるのだろう」
「「知る」とこよりも、「感じる」ことのほうが大切なのではないか」
「素晴らしすぎるからといって、それが本当でないとということはない」
深い、洞察を感じる一冊でした。
著書が出た当時、今の自分より若い歳で、こんなにも情緒豊かな生き方をしてる。
人は、考えることで、ここまで知性豊かになれるんだなー。
「この世界は、死んでいった可能性で満ち溢れている。」
今あるもの、より、選ばれなかったもの、に光を。
深い深い、愛と哀を感じました。
最後に、
「あれだけ私を悩ませながら、本人はけろりと忘れている。」
こうやって本書は締めく -
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赤毛のアンを読むと何故か心が落ち着いてあたたかくなるのはなぜ?と以前から微かに感じていた疑問に茂木さんが科学的な見地から解説しており、より深く赤毛のアンの良さを知った。
解説本のようなところもあったが、それを踏まえて今もう一度読み直したい、できれば原書でそのままの赤毛のアンを知りたい!!と意欲が湧く。
話は変わり、自分の精神的な在り方から日本人全体のあるべき姿勢にも言及されている。日本がもつビジョンは何なのか?日本人であることを忘れずに世界に影響を与えられる存在になれるよう、アンのようなひたむきさを大切にすべきではないだろうか、
そんなメッセージを感じた本でした。 -
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静的な教養と、動的な教養を身につけ、生き抜く為の知識を得ることが大切だということ。
本書で言う静的教養とは、本を沢山読んで学んだ知識量であったり、勉強で良い点数を取ったり、お金を稼ぐ為に資格を取ったりする概念である。反対に動的教養は、あらゆる問題を解決し、より自由に生きるための知恵である。行動をしながら学ぶ概念で、著者は動的教養を以下の3つに分けている。
・広く知る
・深く知る
・常識を疑う
例えば、英語を学ぶより、翻訳アプリを使う、YouTube等使用してお金を稼ぐ、Twitterを使用し、情報収集する。そして情報は疑って自分なりに深く掘り下げる等である。これらは一例に過ぎないが、著者は -
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「心」の全ては、脳のニューロンの発火に伴って起きる「脳内現象」に過ぎない。これは、現在の神経生理学の立場からしては常識であるという。そう、デカルトの二元論はとうに捨てられたのだった。では、脳というこの臓器の中でどのようにして「心」が立ち上がってくるのか?これはいまだ解明されていない問題である。著者は、それを「クオリア」と「指向性」という考えで解き明かす土台を作ろうとしている。議論を見るとなかなか面白い。ニューロンの発火の「クラスター」がクオリアを作り出しているという。ここの発火ではなく、その時系列にそして広がりを持った発火の相互関係から作り出されるという。これを「マッハの原理」というらしい。な
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