茂木健一郎のレビュー一覧

  • 「助けて」と言える国へ――人と社会をつなぐ

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    まだ5月ですが、この本は今年読んだ本の中でベスト3に入るはず。勉強になっていろんなことに気付かされて、人として深く、厚くなれた気にさせてくれます。
    脳科学者の茂木さんと対談しているのは、NPO法人「北九州ホームレス支援機構」の理事長・奥田知志さん。この対談は本当に読み応えがあります。ホームレスを支援することについて奥田さんは、それは強い者が弱い者を助けている、という構図ではなく、支援する側も弱い人間で、弱い者同士が支え合っていると捉えることが大事だと話します。
    元ホームレスのおじさんが小学校の講座で語った話がとてもよかった。「自分で頑張るしかないと思って生きてきたんだけれど、この世には助けてく

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    2014年05月17日
  • 脳科学者・茂木健一郎の人生相談

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    読み始めました。

    茂木先生のおっしゃるように、
    「まずは奮闘に感謝」ですね。
    (2014年4月21日)

    科学的であることのすばらしさを、
    この本は教えてくれます。
    (2014年4月23日)

    よくもまあ、こんなに回答しにくい設問を、
    ぶつけたな~、
    という編集部に喝采。

    それに回答した茂木先生も素晴らしい。

    なにより、質問した読者が素敵です。
    (2014年4月23日)

    芸術家は、自己愛でなく、他者への愛がなければ、
    というのは、深い言葉だなと思いました。
    自己愛だけの人が多すぎる。
    (2014年4月24日)

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    2014年04月24日
  • 脳を活かす仕事術

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    脳の仕組みを紐解いて 実際の仕事にどう活かすか のHow to 本ではありますが・・・ 熱い!理系の感情爆発のような内容でした。ワクワクしながら 熱く 仕事をしたいと思います。

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    2014年03月12日
  • 脳を活かす仕事術

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    脳科学の説明というより、仕事への向き合い方、うまく生きるための示唆を与えてくれる本。「根拠なき自信が不可欠」。創造性は「経験✕意欲+準備」で生まれる、など名言多数。

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    2014年02月16日
  • どうすれば頭がよくなりますか? 13歳からの進路脳

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    ネタバレ

    文句なしの一冊。
    タイトルに惹かれて借りましたが、それ以上のことを教えてくれました。

    いろんなことに興味がわいてきます!

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    2014年01月05日
  • 挑戦する脳

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    居心地がよく、安定したつまらない仕事をしている中で感じていた
    「何か違う、このままでは腐っていきそう」
    という気持ちは「挑戦していない」という状況に自分の脳が危険信号を出していたのだと思った。

    人間とは挑戦し続けることが存在理由である。

    いま日本の産業が衰退していく一つの理由として
    日本人が偶有性という不確実な状況の中に飛び込まないことがあげられる。
    加えてインターネットの登場で既存の組織や肩書、今まで成功と考えられていたことの価値が薄まってきたことにより、日本人の「挑戦しない」ということが他の国とくらべて如実に出てきているのだ。

    今までの価値観が崩れていくのがこれからの時代。
    そういっ

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    2013年12月05日
  • 感動する脳

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    良かった、感動する脳を育てなくては、励まされた。
    「今の私には心の余裕なんて持てない」と呟いている人がいたとしたら、早く気ずいてください。この本を読んでいること自体が、心に空白がある証拠だということを」

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    2013年11月17日
  • 「助けて」と言える国へ――人と社会をつなぐ

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     「Ministry」第10号の対談「3・11後の宗教界を斬る」で文化人類学者の上田紀行さんと対談したホームレス支援機構の奥田さん。今回の対談相手は、NHK「プロフェッショナル」以来の長いお付き合いとなっている脳科学者の茂木健一郎さん。

     「私自身はクリスチャンではないが、以前から、『自ら傷ついたものこそが叡智を得て、世界を救うことができる』というキリスト教の根本思想に、深い共感と関心を抱いてきた」という茂木さん。信仰に支えられた洞察に基づく奥田さんの支援活動に触れ、「何度も魂がふるえた。精神の美しい火花が散る思いがあった」と述懐している。読者も2人の対談を傍らで「聞き」ながら、牧師と脳科学

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    2013年11月14日
  • 脳を活かす仕事術

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    自分の体験も交えながら書いてあり頭に入りやすかった。まずは、動いてみようと思えた

    脳の出力と入力のサイクルを回す
    脳のコントロールは体を動かすのが一番
    「1時間脳セットアップ法」脳は、遠い目標より直近のスケジュールを優先させる傾向にある。1~2時間で終わる一つのもに集中する
    「瞬間集中法」やると決めたら1秒後には集中するということを繰り返す
    行き詰った時は手や口以外の部位、簡単な動作をしながら考える

    脳は「生きる」ために存在する
    「生きる」とは、仕事を含めて、自分の人生を通して「生命の輝き」を放つことという言葉に痺れた
    生命の輝きを放つための5つの行動
    1.クリエィティビティ(創造性)をも

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    2013年10月10日
  • 「助けて」と言える国へ――人と社会をつなぐ

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    ネタバレ

    フォトリ24冊目。「傷み」、「傷つく」ことから世界を読み解く。傷つくことを極端に恐れふみこまない、スルーする感覚が今の日本のベース。「負け組」はその犠牲者。でも、人に手を差し伸べることができるのは「傷み」知るもの。期待すべきは高スペックな人材ではなく、「傷ついたひと」達かも。
    奥田牧師のキリストや処女降誕、宗教の意義についての考え方もとても面白い。不登校についての解釈も当事者の立場にたち、ハッとさせられました。

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    2013年09月11日
  • 「助けて」と言える国へ――人と社会をつなぐ

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    タイトルはいいものの、新書ということでそこまで期待してなかったのだけど、いい本に出会えました。やさしい対談でした。
    奥田知志さんをこの作品ではじめて知ったのですが、おもしろい考え方をしていて、めちゃくちゃ共感した。
    ここまでひととのかかわり方において共感したひとははじめてかもしれない。
    出会うことは、そのひとを自分の中に住まわせること。そのひとのもたらす責任とか面倒を引き受ける覚悟をすること。
    このひとの本を読んで、自分の考えを深めていきたいと思った。

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    2013年09月10日
  • 脳を活かす勉強法

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    脳の性質を利用した、脳に快感を与える勉強のコツを図・具体例を挙げて分かりやすく説明している。
    勉強が苦手、特に自分なりに色々と試しているがうまくいっていないと感じている人にオススメの一冊。

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    2013年08月07日
  • 人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答―

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    「無記」という言葉に出会えただけでも、自分にとっては価値があった。この境地というか「悟り」ははるか彼方の感覚なんであろうけれど、問い続けていった先に、これ以上先は問わないとできる気持ちの持ちようって何なんだろう。この本を入口に、仏教について学びたいと純粋に思った。常に目の届く範囲においておこうと思う。

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    2013年07月12日
  • 「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法

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    まず、冒頭から「赤毛のアン」をまた読みたくなった。そして、読んでいくうちに、一番好きな本である理由が、どんどんわかっていった。確かに、アン・シャーリーの生き方に感動し夢心地になり、まるで一緒に生きている気分になる。そして、アンのように、自分で気づかないと幸福感は味わえない。そんな風に読み上げられるのは、大人になってからなのかもしれない。今が読み時かもしれない。この本を読んでいる間に、来春3月31日からNHK連続テレビ小説で「花子とアン」というタイトルのドラマが始まる。内容は、「赤毛のアン」最初の翻訳者である村岡花子さんの波乱な半生とのこと。「アンのゆりかご」(村岡花子さんの娘である村岡理恵さん

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    2013年06月29日
  • 疾走する精神 「今、ここ」から始まる思想

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    世の中の多様性の大切さを脳科学に基づいて説明している。自然科学と社会科学の接点が脳の研究のなかにある。一度読んでも理解できるところは一部なので、そのうちまた読み直してみようと思う。

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    2013年06月02日
  • 「赤毛のアン」が教えてくれた大切なこと

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    今夏、カナダへ行こうと計画しているので、『赤毛のアン』の読みどころを知りたいと思い手にしました。児童小説かと思いきや、人物考察が面白く、茂木先生と読書会をしているような気分に( ^ω^ )
    小学生以来、読んでなかったので、講談社文庫から出ているものを読んでみようと思います(o^^o)

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    2013年05月31日
  • 脳を活かす勉強法

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    チクセントミハイのいう「フロー体験」を通じ、自主性という皿を知的好奇心の獲物で山盛りにしようというもの。いわゆる学校でのお勉強言わずもがな、組織知のストックについても言及されており、大変刺激的な一冊でした。

    子供に「◯◯しているね」という声を掛けて上げることが非常に有効との情報を得て本書に臨みましたが、学習にはセキュアな環境と、意外性を与えてくれる環境の両面が必要で、そのうち親が与えるべきは、セキュアな環境、すなわち見ていてくれることを実感できる環境だという記述が大変腹に落ちました。

    グーグル先生にお伺いすりゃ何でも一定の回答が得られる時代、ユニークさや個々の知を育み、体系を与えることの重

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    2013年05月14日
  • 幸福になる「脳の使い方」

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    オススメの良書。幸福とは何かについて考えるのに大変いい。自分の考え方が、物事の受け取り方がキーになるが、説得力のある内容でいい。

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    2013年05月12日
  • 脳を最高に活かせる人の朝時間

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    朝の散歩を10分でも、というフレーズが気に入った。なんか一時間かけて毎日ってイメージだったから目から鱗。

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    2013年04月29日
  • 意識とはなにか ――〈私〉を生成する脳

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    人間はしょせんDNAから生成されているのでプログラミングで突き詰めていけば、人工知能は再現できるのではないか?と考えていたが、この本で、そんなに単純なことではないということが学べ、めちゃくちゃ参考になった。でも、弟と議論すると、それじゃできない理由としては弱いのでは?と納得させられなかったのが非常に悔しい。
    脳がプログラムで再現できない理由は以下である。
    ①ただの物質である脳から、どうして自意識が生まれるのか、については解明できていない。また、それは機能主義的なアプローチでは生まれない。
    ②優しい問題(青があおだということ)と難しい問題(あなたが感じている青と私が感じている青とは本当に同じなの

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    2013年04月16日