茂木健一郎のレビュー一覧
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英語は勉強?でも赤ちゃんでもしゃべっているし、みんな、お国なまりの
英語をどうどうと話している。日本人にとっては、ほんとうに楽しくない科目である。
ではどうするか。。。
「いやー楽しめばいいんだよ」
「そんなこと言ったって。。。」
「好きな本とかないの?」
「あるよ」
「その英訳本を読めばいいんだよ。赤毛のアンもおもしろいよ」
「映画は?」
「聞きとれないよ」
「聞きとれなくても、楽しければいいじゃん」
「You Tubeはみないの?」
「見るよ」
「いっぱい。イギリスのおもしろいコメデイーあるよ」
どうしたら、日本人が英語に本気になるか。。
イギリスのコメデイアンは、マーケットが英語だから、世界中に売れる。
だから、年に数本とるだけでも儲けられる。
日本はマーケットが小さいから、毎日仕事。
世界のマーケットに発信しないと。。。
TEDという世界最先端の人たちが、アメリカで集まる催し物があるようですが
日本人はひとりも出てないようです。。おいてけぼりです。
モギケンは、10年内に、英語で日本のいっぱいいいところを発信できるように
日々努力をしているようです。 -
Posted by ブクログ
タイトルだけを見ると、啓蒙的臭いも漂うが、著者が誰かをみればそんな本でないのは分かるはず。とにかく、スゴ本。
脳科学者の言葉と俳人の感性が交歓し、奈良の路に広がる雄大な自然と悠久の記憶の中を、おおらかに駆け巡る。
「言葉は身の丈」
「思いつきというのはひらめきですから、言葉が生きている」
「流通しない言葉は言葉ではない」
「生命と言葉のあわい」
次々に飛び出す深層水のごとき言の葉に心奪われ、茂木氏の言葉を使わせていただく。
「意識の中に万葉時代が広がりました。その瞬間、確かに僕の中で時空概念の革命が起きました。」
融通無碍の日本文化に深淵に触れて、あらためて日本人である誇りをもつと同時に、現代人としてあまりにもお粗末な自分を内省することしきりでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の考え方ががらりと変わった。もっと早く読んでいれば(もっと早く出ていれば)と思った。「読書力」の用例に書いてあった一つが自分にとって初めていかされた本でもある。自分の考えが不安で、しっかりしていないからと親に流されたけど俺は間違っていなかったんだ!どこの学校に行ったから就職先がどうこうってのは関係ないんだ!これからの時代は特に。真向に親に言い返せる自信をもらった。自分の中にあったもやもやとした考えが形になった感じ。茂木さんから力をもらった。何か肩の荷が軽くなったような、アウェーに飛び出していこうと思った。すごくフットワークが軽くなった!
何度も何度も困難に陥った時、くじけそうになった時お世話になりそうな本になりそうです。
本書に一貫して貫かれている主旨はアウェーに飛び出せということ。特にこれからの世界(グローバル化)においては現状のままのガラパゴス化している日本では取り残されてしまう。学歴や肩書が評価基準となっているままでは。そこから「グーグル時価総額」という基準で実質的価値を重きに置くことに日本人は移行していかなければならない。突然ホームが崩れ去った時、狭いホームで部分最適しかしていなかった人々は自分を成長させていないため困難に陥ってしまうからだ。
日本を出ると学歴も肩書も何の意味ももたらさない。ならなぜ高名な大学を目指すのか?それは施設、環境が整っているからだと自分の中で結論づけることにした。ただ、学歴の恩恵という過保護なフィルターに覆われたまま生きていくことはしない。それは非常に大きなリスクでもあるのだから。
坂本龍馬の座右の銘「世に生を得るは事を成すにあり」この気概を持つことが大事。今の日本ではこうすれば社会で認められる、成功するというホームの文脈を上手に適応できる人がエリートと呼ばれている。昨日鑑賞した映画ジーンワルツでも「体制の中から変えるのは時間がかかる」だのと言っていたが、それそのものである。
アウェーに飛び出すことは非常に不安で怖い苦痛である。ましてや今の日本の人々にとっては手厚く過保護されてきたのだからなおさら。でもアウェーに出ることで自分の限界を広げられる。そのアウェーを乗り越えた時に得られるものは大きい。逆にホームに居すわり続けることは成長の機会を失っていることに他ならない。
アウェーにいれば必ず苦痛(失敗)を強いられる。だからこそそういう時は思い切り失敗して傷ついた方がよい。その幅の分だけ成長の度合いは大きくなる。アウェーに臨む時の姿勢として一番望ましいのはリラックスしながら集中すること。居つく状態からフロー状態という理想の形に持っていくため(アウェーの緊張を乗り越える)には、アウェー戦をたくさん経験すること。失敗というのが何度もするうちにその刺激が弱まるように。
も一つ心に響いたのが直感で動け!2秒で決断しろ!ということ。世の中はぐ偶有性に満ちているのだから深く考えてもそんなすぐには結論は出ない。そして結果として失敗になったとしても反省時間に費やすのではなく、止まらず前へ前へ進め!決して立ち止まってはならない! -
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私の仕事には「ホーム」がない!
そのことを認識してから、心が揺らぎ出してしまい、時々どうしようもなく苦しくなって、涙も出てきて…というタイミングで出会った本。
出会えてよかったです。
アウェーのよさ。苦しさ。苦しさの意味。
ホームの考え方。ホームの持ち方。
それらのことが、すとん!と私の中に降りてきました。
研修もサポートもなく、突然入った現場。
自分の周囲は全てクライエント、という環境。
完全にアウェー。
そういう環境は、嫌いではありません。
けれども、時々とても苦しくなる。
私のホームはどこだろうと、ありもしない場所を、探してしまっていました。
そんな時、この本から「ホームは自分のなかにある」ことを示されて、それが自分でも確認できて、すごく楽になりました。
心の底から好きなものが、私を支えてくれる。
私の中に「ホーム」はある。
だからどこに行っても大丈夫!
「アウェーで頼れる仲間は、問題意識を共有できる仲間」との指摘にも納得でした。
今までがまさにそうで、「仲間」と出会えたケースは、気持ちよく仕事ができ、それどころか、いくつもの幸運な偶然が重なり、状況が好転することが多々ありました。
あとは、もっともっと努力を重ねること!
私はまだまだ自分に甘えているな、と思いました。
「竜が見える」くらいに、もっともっと情熱をもって、本気で仕事に取り組んでいこうと思います。
年末に、こんな素敵な本と出会えて幸せです。
繰り返し、大切に読み返していこうと思う一冊です。 -
Posted by ブクログ
”考える”ということをテーマに棋士 羽生善治と脳科学者 茂木健一郎が対談した貴重な一冊。
この対談に棋士 羽生善治の対局の真髄が見えたような気がして、非常に興味深かった。
対談形式の本というのは話がはずむほど、各論良し、総論悪しになることが多い。本書においても茂木氏は自身の持ち味を発揮し、話を予期せぬ方向に拡散する。しかし、羽生氏は常にテーマに応じた的確なポイントに話をシンプルに打ち返してくる。まさに、水平に広げる茂木 VS 垂直に深める羽生という構図で対談が進んでいくのだ。
特長的なのは、羽生さんは将棋盤の上を逸脱する話は、一切しないということだ。それなのに、話はあらゆる方向に広がっていく。おそらく羽生氏は類まれぬコミュニケーション能力から、自分の将棋のどのような話材が他のジャンルの人に興味を持ってもらえるのかを良くわかっている。しかし、それを皆まで言わずに相手に考えさせる(させた気にする)ということが非常にうまいのだ。それはおそらく対局を通じて養われた彼の美意識によるものであろう。
本題の”自分の頭で考えるということ”について、彼は明確にそれを言語化して説明はしていない。ただ、それを鮮やかな景色として見せてくれる。これもまた彼特有の美意識か。
最後にもう一つ、まえがきで羽生氏が、あとがきで茂木氏が、それぞれ「対談中、相手がどこか遠くに行っている瞬間があった」と感じていることだ。一流同士にしかわかりえないこの感覚。ぜひ一度味わってみたいものだ。 -
Posted by ブクログ
忙しければ忙しいほど脱線しまくりで
別のことをしたくてしたくてたまらなくなる、って経験
ありません?
僕はついに本まで買って、読んでしまうわけだ。
「自分の頭で考えるということ」
(茂木健一郎×羽生善治著 大和書房)
昨日(9月9日)かな?
グーグルは検索語句を入力し終える前の、
最終的に検索をクリックしなくても、語句を入力していくと
的確な情報を予測し、表示するサービスを始めるとの
ニュース発表があったばかりだ。有料ながらアメリカから始め、
数ヵ月後にはヨーロッパでもこのサービスを開始するようだ。
ヤフージャパンもこの世界ではグーグルに委ね、
「全検索」の世界では一人勝ちの様相を呈してきた。
それは確かに
『役に立たない情報でも、それが莫大な量に達した時、
全然違うものに
転化するかもしれない、たぶん初めてのケース』(羽生談)
に違いないと、僕も思う。
『量が質に転化して成功したケース』だと。
以下、(茂木談)を引用すれば
『現代はそういう時代なのかもしれませんね。
この問題と関係するかも
しれないですが、あれだけ一人勝ちしているグーグルは、
やはり大きな変化の象徴と言えるのではないでしょうか?
というのは、脳のはたらきの中でも、直感とか創造性とい
うものは機会では再現できないというこ
とで、三十年をかけた人工知能の研究は失敗したともなさ
れていた。
そこには原理的な壁があると、九十年代に我々脳科学者は
思っていた。
ところが、グーグルがやったのは、身も蓋もない古典的な
人工知能の手法だった。それでもやれることが実はたくさ
んあって、グーグルはそれを愚直にやった。それが大成功
しちゃったんです。直感とか創造性に対してロマンティック
な信仰を持っていた人たちは、敗れつつある。
それが現代の潮流です。』
ということらしい。
「全検索」の中から最善手の一手を繰り出すのが
「コンピューターの思考」なら、
「直感とか創造性」を信じ、また勝敗とは全く関係のない
「美意識」をも考慮に入れながら次の一手を考える
「人間の思考」には、
ただ単に「勝つため」だけではない、人間だけが持つ思考回路
があり、それが「逸脱」なのだ。
『ガチガチに管理しようと思っても』そこから逸脱したくなるのが
人間の本質なのだという。
なるほど。
だから、忙しくなればなる程、本なんか買っちゃうわけなんだ?(笑) -
Posted by ブクログ
茂木さんも南さんも大変。色々考えることがありすぎる。もっと考えないようになれれば楽だろうに。ただ、二人ともその“楽さ”は求めてないんだろうな。でも、二人はほんと楽しそうにしてる。
この本は、テレビでもおなじみの脳科学者である茂木健一郎さんと、禅僧である南直哉(みなみじきさい)さんによる対談集。
2人の対談は、2004年から2008年までの間に、東京都の青末寺、青森県の恐山、東京都の新潮社で3回にわたって行われたものです。ですので、時間が進むに従って、お互いがお互いを深く理解し、自分の考えを深めてから、対談という形で自らの意見をぶつけ合うので、お互いに緊張感があり、さらに喜びがあるように感じられます。読んでいる自分もなぜか緊張してしまいました。