茂木健一郎のレビュー一覧

  • 嫌われ者の流儀
    ホリエモンのことが気になってしかたない今日この頃。

    彼の著作「ゼロー何もない自分に小さなイチを足していく」を読んだことがきっかけで、マスコミで報道されてきた「カネの亡者=悪い奴」というイメージと、著作の中で本人が語っている内容や、そこから伝わってくる佇まいみたいなものとの間にものすごく大きなギャッ...続きを読む
  • 「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法
    脳科学者の茂木健一郎が長年にわたって考察した赤毛のアンの魅力。
    茂木さんは、アンの原文を読破し、カナダにも訪問したほどのファン。
    多くの人が好きなアンの生活風景…パッチワークや美味しそうな料理、お菓子づくり…だけにとどまるのではなく、さらに深くアンの魅力にせまる。

    それは大人になること。
    ピュアで...続きを読む
  • 「脳」整理法
    「脳」整理法と云うから脳内での記憶や何かの整理法かと思うと然に非ず、脳が世界の偶有性をどのように整理しているかと云う内容。「世界知」を絶対的なもの、「生活知」を偶有的で相対的なものと捉えて、その折り合いの付け方を語る。「脳化」「都市化」と云う言葉で現代社会の問題を語る養老孟司の著作と読み比べると面白...続きを読む
  • 貧困についてとことん考えてみた
    人格って、その人ひとりだけでできているわけじゃなくて、川の流れのようにたくさんの影響が集まってできている。だから、あなたという人は今まであなたが人生で出会ったすべての人の反映なんだということが、脳の研究の現場では、科学的にもわかってきたんですね。ということは、自分を高めたり、自分の命を輝かせるために...続きを読む
  • 「赤毛のアン」が教えてくれた大切なこと
    大人が読んでも面白い!
    想像力、行動力、自分の人生を楽しむ秘訣だと再認しました。一つの章が短く、あっという間に読めました。赤毛のアン、また読んでみたくなりました。オススメです。
  • 「助けて」と言える国へ――人と社会をつなぐ
    まだ5月ですが、この本は今年読んだ本の中でベスト3に入るはず。勉強になっていろんなことに気付かされて、人として深く、厚くなれた気にさせてくれます。
    脳科学者の茂木さんと対談しているのは、NPO法人「北九州ホームレス支援機構」の理事長・奥田知志さん。この対談は本当に読み応えがあります。ホームレスを支援...続きを読む
  • 脳科学者・茂木健一郎の人生相談
    読み始めました。

    茂木先生のおっしゃるように、
    「まずは奮闘に感謝」ですね。
    (2014年4月21日)

    科学的であることのすばらしさを、
    この本は教えてくれます。
    (2014年4月23日)

    よくもまあ、こんなに回答しにくい設問を、
    ぶつけたな~、
    という編集部に喝采。

    それに回答した茂木先生...続きを読む
  • 脳を活かす仕事術
    脳の仕組みを紐解いて 実際の仕事にどう活かすか のHow to 本ではありますが・・・ 熱い!理系の感情爆発のような内容でした。ワクワクしながら 熱く 仕事をしたいと思います。
  • 脳を活かす仕事術
    脳科学の説明というより、仕事への向き合い方、うまく生きるための示唆を与えてくれる本。「根拠なき自信が不可欠」。創造性は「経験✕意欲+準備」で生まれる、など名言多数。
  • どうすれば頭がよくなりますか? 13歳からの進路脳
    文句なしの一冊。
    タイトルに惹かれて借りましたが、それ以上のことを教えてくれました。

    いろんなことに興味がわいてきます!
  • 挑戦する脳
    居心地がよく、安定したつまらない仕事をしている中で感じていた
    「何か違う、このままでは腐っていきそう」
    という気持ちは「挑戦していない」という状況に自分の脳が危険信号を出していたのだと思った。

    人間とは挑戦し続けることが存在理由である。

    いま日本の産業が衰退していく一つの理由として
    日本人が偶有...続きを読む
  • 感動する脳
    良かった、感動する脳を育てなくては、励まされた。
    「今の私には心の余裕なんて持てない」と呟いている人がいたとしたら、早く気ずいてください。この本を読んでいること自体が、心に空白がある証拠だということを」
  • 「助けて」と言える国へ――人と社会をつなぐ
     「Ministry」第10号の対談「3・11後の宗教界を斬る」で文化人類学者の上田紀行さんと対談したホームレス支援機構の奥田さん。今回の対談相手は、NHK「プロフェッショナル」以来の長いお付き合いとなっている脳科学者の茂木健一郎さん。

     「私自身はクリスチャンではないが、以前から、『自ら傷ついた...続きを読む
  • 脳を活かす仕事術
    自分の体験も交えながら書いてあり頭に入りやすかった。まずは、動いてみようと思えた

    脳の出力と入力のサイクルを回す
    脳のコントロールは体を動かすのが一番
    「1時間脳セットアップ法」脳は、遠い目標より直近のスケジュールを優先させる傾向にある。1~2時間で終わる一つのもに集中する
    「瞬間集中法」やると決...続きを読む
  • 「助けて」と言える国へ――人と社会をつなぐ
    フォトリ24冊目。「傷み」、「傷つく」ことから世界を読み解く。傷つくことを極端に恐れふみこまない、スルーする感覚が今の日本のベース。「負け組」はその犠牲者。でも、人に手を差し伸べることができるのは「傷み」知るもの。期待すべきは高スペックな人材ではなく、「傷ついたひと」達かも。
    奥田牧師のキリストや処...続きを読む
  • 「助けて」と言える国へ――人と社会をつなぐ
    タイトルはいいものの、新書ということでそこまで期待してなかったのだけど、いい本に出会えました。やさしい対談でした。
    奥田知志さんをこの作品ではじめて知ったのですが、おもしろい考え方をしていて、めちゃくちゃ共感した。
    ここまでひととのかかわり方において共感したひとははじめてかもしれない。
    出会うことは...続きを読む
  • 脳を活かす勉強法
    脳の性質を利用した、脳に快感を与える勉強のコツを図・具体例を挙げて分かりやすく説明している。
    勉強が苦手、特に自分なりに色々と試しているがうまくいっていないと感じている人にオススメの一冊。
  • 人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答―
    「無記」という言葉に出会えただけでも、自分にとっては価値があった。この境地というか「悟り」ははるか彼方の感覚なんであろうけれど、問い続けていった先に、これ以上先は問わないとできる気持ちの持ちようって何なんだろう。この本を入口に、仏教について学びたいと純粋に思った。常に目の届く範囲においておこうと思う...続きを読む
  • 「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法
    まず、冒頭から「赤毛のアン」をまた読みたくなった。そして、読んでいくうちに、一番好きな本である理由が、どんどんわかっていった。確かに、アン・シャーリーの生き方に感動し夢心地になり、まるで一緒に生きている気分になる。そして、アンのように、自分で気づかないと幸福感は味わえない。そんな風に読み上げられるの...続きを読む
  • 疾走する精神 「今、ここ」から始まる思想
    世の中の多様性の大切さを脳科学に基づいて説明している。自然科学と社会科学の接点が脳の研究のなかにある。一度読んでも理解できるところは一部なので、そのうちまた読み直してみようと思う。