茂木健一郎のレビュー一覧
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何かを継続しようと思いつつも4日目にやらずに3日坊主になってしまったことがよくありますが、それでも5日目からまた再開するのも素晴らしい事なんだとわかり、ほっとしました。
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Posted by ブクログ
直前まで宮台真司の動画を見ていたので、偏差値教育の問題についてその動画と関連づけて考えさせられる内容だった。日本は先進国において、幸福度の低い民族である。これは、日本人の自己肯定感が低い事と関係する。自己肯定感が低いために、変革を起こそうと言う行動力が削がれ、雇用の流動性も上がらず、組合による労働者保護に依存する社会構造になる。そうすると生産性の低い会社の淘汰が進まず、労働生産性も上がらない。この元凶が、偏差値教育にあるのだと。具体的には、日本特有の高校受験の制度にあるという事だ。茂木健一郎は、高校受験が多くの学生に対し、生涯に渡る劣等感を与えるとしている。さらに、この偏差値制度により自分が行
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これまでとこれからと
私は昔、勉強が出来る子だった。
しかし、いつしか勉強が嫌いな子になっていた。
過去の栄光だと思っていたが、実は大人になるにつれて周囲からの同調圧力により私の変人らしさが損なわれていった結果だったのだとこの本を通じてわかった。
ならばやることはただ1つ。
かつての変人に戻ること。ただそれだけである。
子供時代、他者から嗤われ除け者にされることが怖かったからこそ私は普通になった。
でも、大人になって幾年。
多くの人との関わりを経て『自分らしさ』を手に入れつつある。
今の私ならきっと心から学ぶことが出来るのではないだろうか。 -
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図解 脳の話
要約
①大脳基底核の神経回路
大脳皮質→綿状体→淡蒼球→視床→大脳皮質
この神経回路は運動の開始、停止、などを学習させる機能があり、大脳皮質からの
指令に基づいて正しい動きができると、報酬として黒質からドーパミンがでる。
この積み重ねによって動作が洗練される
②記憶の種類・場所
記憶回路は大脳皮質に保存されるため、記憶を引き出す時は、その回路に電気信号を送る
長い間思い出されないと記憶は消去される
・エピソード記憶(経験):前頭葉
・意味記憶(知識):側頭葉
・感情に関わる記憶:扁桃体
・手続き記憶(スキル・技能):綿条体・小脳
③脳内ホルモン=神 -
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Posted by ブクログ
人間性とは何で、私たちは何をもって人間とするべきで、将来的に私たちの手元に残るものは何なのか。
茂木健一郎先生の著書を読む際は、いつもそういう根源的なことを考えさせられる、それがとても心地いい時間だと感じる。
やはり私が読んでも内容の一割も理解できなかったと思うけど、それでもすごく面白かった。
これから生活に人工知能が馴染んでいく様子を想像すると恐ろしくもあり、けれども何がどう変わるのだろうという単純な好奇心も湧く。
茂木先生はよく「日本語の情報だけでなく、英語の情報もインプットして」ということを言っているように思う、本当にそれが大切なのだと思う…結局私はまだ英語には着手してないけど。