葉真中顕のレビュー一覧

  • Jミステリー2025~FALL~

    Posted by ブクログ

    今年ももう1か月半足らずで終わってしまいます。
    1年間に読める冊数が少ないので色々な作家さんの作品に触れたい時にはいいですね。
    6人の作家の書き下ろしです。
    葉真中 顕さんの「21グラム」最後ちょっとぞっとする感じで面白かったです。
    五十嵐 律人さんの「万藤の灯火」も良かったです。

    0
    2025年11月19日
  • Blue(ブルー)

    Posted by ブクログ

    平成を舞台とした話なので、懐かしいワードがたくさん出てきた。いろいろ考えさせられるミステリーだった。

    0
    2025年11月19日
  • 凍てつく太陽

    Posted by ブクログ

    長編だが一気に読めるほど面白い。
    解説にあるようにエンターテイメントを詰め込んでいる。
    ただ作者の価値観の解説風が出てくるのはちょっと場違いな印象だ。
    特高と憲兵の実態が少しわかった。

    0
    2025年11月14日
  • ロング・アフタヌーン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「犬を飼う」のインパクトが強烈で、一気に引き込まれました。
    その後は、物語が入れ子構造になって進んでいき、現実と物語の境界がいよいよ曖昧に…といったところで、最後の「あなた、ユニークね」でやられた!

    0
    2025年11月12日
  • ロング・アフタヌーン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    誰でもこの先は絶対に幸せな気分にはなれないよなぁと思いながら、iPhoneの画面をタップしてインターネットの沼に沈むときがあるのだろうか。



    結末は解説を読んで腑に落ちた感じがする。

    彼女は誰かにとってのアリサの役割も引き継いでいたのか。

    0
    2025年10月01日
  • もの語る一手

    Posted by ブクログ

    祖父に誘われても覚えきれなかった将棋。そんな私でもすごく楽しむことができた。青山さんと貴志さんのものは特に楽しめました。アマチュア(将棋教室)から的中屋、女流棋士と将棋1つを取ってもいろんな話が出来上がるのはすごい!しかも皆さん超有名な作家さん。1冊で得できました。

    0
    2025年09月29日
  • コクーン

    Posted by ブクログ

    最終章にて全ての伏線が回収されるが、それまで時系列と語り手が目まぐるしく変化するため一気読みがおすすめ。「Blue」「絶叫」と比較すると少々評価が下がってしまうことは否めないが、バタフライエフェクトについて深く考えるきっかけとなった作品。

    0
    2025年09月06日
  • Blue(ブルー)

    Posted by ブクログ

    平成15年に起こった『青梅一家惨殺事件』。
    最有力容疑者・次女・篠原夏希は薬物の過剰摂取により事件後に浴室で死亡。
    共犯者の存在が疑われたものの、事件は被疑者死亡で解決…
    平成31年に起こった『多摩ニュータウン男女殺害事件』。
    2つの事件にはつながりが…

    死亡した夏希には『ブルー』と呼ばれる無戸籍の息子が。
    『ブルー』の足取りを追うことで、無戸籍児童、児童虐待、格差社会、貧困家庭、外国人労働者… 社会問題が明らかになってくる…

    平成の始まりに生まれ、平成の終わりに生命を落とした『ブルー』。彼の人生は壮絶だった。
    親の都合で無戸籍に…
    親の愛情に飢え、夏希に愛されたいと思うばかりに、言いなりに…
    まだ幼かった従兄弟・優斗を殺害してしまったことに…

    結局、格差社会から貧困家庭、無戸籍児童、児童虐待…繋がっていく。
    連鎖から抜け出せなくなる…
    養子縁組ができた翼や渚はまだいいほうで。

    ひとつ、ボタンをかけ間違えると、負の連鎖が起こる。
    本当に親の責任は大きい。

    安倍政権が産み出した格差社会。
    格差社会が産み出した問題の真相がこんなにも根深いとは…
    家族でホームレスなんて…

    0
    2025年08月23日
  • もの語る一手

    Posted by ブクログ

    「将棋」をテーマにしたアンソロジー。

    大好きな伊奈めぐみさんの装画が可愛すぎるし。

    大好きな青山美智子さんから始まるのだけど、初っ端から泣きそうになった。

    「授かり物」

    天才棋士と偶然同じ生年月日の息子が、唐突に漫画家になると言い出すお話。

    普通の人生って何なんだろう。
    分からないのに、「才能」みたいなものを必要とされる職業に就くことに、不安を感じる。

    将棋は、「王」を取るゲームではなく、「玉」を取るゲームだったかもしれない、という解釈も、ストーリーに合っていて良い。

    他にも、ちょっと怖い話や、奨励会員をめぐるキリキリする話など、豊かで面白かった。
    将棋に関する小説が増えてきたような気がする。

    0
    2025年08月05日
  • もの語る一手

    Posted by ブクログ

    将棋をテーマに書いた作家さんのアンソロジー。
    それぞれ違ったタイプの世界観に入り込めてよかったです。貴志祐介さんの作品は謎解きみたいで好きでした。

    0
    2025年07月12日
  • もの語る一手

    Posted by ブクログ

    将棋をテーマにしたアンソロジーです。
    地味な表紙に反して、作者陣は華やかです‼️
    ガッツリ将棋の作品もあれば、エッセンスとして取り入れているものもあり、作風もバラバラ。なかなか贅沢な1冊です。
    橋本長道「なれなかった人」
    綾崎隼「女の戦い」
    が好きです。好みの作品も別れそう…。

    0
    2025年07月06日
  • 凍てつく太陽

    Posted by ブクログ

    昭和20年、終戦間際の室蘭で起きた殺人事件。それを捜査すふ八尋に降りかかる災難。真相を突き止めんとす特高の拷問王 三影。最後までハラハラドキドキで面白かった。

    0
    2025年06月23日
  • Blue(ブルー)

    Posted by ブクログ

    「平成」という時代を舞台に、ブルーと呼ばれる人物が起こした事件を中心に、重い社会的問題を絡めて様々な人物の視点から語られる作品。分量も多く扱っているテーマは重いけど、スルスルと読み進められる葉真中さんの手腕に毎回すごいなと感心させられます。作中に出てくる、平成を象徴するようなワードも肌感覚でわかるものばかりで妙に懐かしさも感じてみたり。良かったです。

    0
    2025年06月23日
  • 夜更けのおつまみ

    Posted by ブクログ

    久々にアンソロジーを読んだ。お酒が好きな人も下戸の人にもおすすめ。居酒屋のおつまみや家飲みのおつまみが好きなので参考になるメニューがあった。自分で作るだけでなく、コンビニのおすすめおつまみなどで書いてる人もいて、それも面白かった。

    0
    2025年06月21日
  • もの語る一手

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    将棋ほとんど知らないけど惹き込まれる。将棋に魅せられた人たち。子どもの成長。賭け将棋。子どもの頃は天才。それて世界は厳しい。かーくん。千代倉。なれなかった人。なれなかった人はやっぱりなれなかった人。天才は天才。おまえレベルの話はしてない。やめ時。女。

    0
    2025年06月13日
  • もの語る一手

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    将棋がテーマのアンソロジー。

    お気に入りは青山さん「授かり物」

    有名な棋士と、同じ年で同じ誕生日の息子を持つ松原芳枝。シングルマザーとして息子を育てていたが、20歳になった歳に漫画家のアシスタントになると言い出し…

    ひょんなことから出会った将棋を指す老人と出会い、将棋の奥深さにハマっていく芳枝。これまでの人生と将棋を掛けた描写にじんわりきました。

    綾崎さんの「女の戰い」

    あくまで棋士を目指す朱莉。女流棋士とは違い狭き門で、保険で東大へ入学できるのも凄いです。
    ライバルだけど、友達以上恋人未満な関係の京介が心地よく、認めてくれる人がいるだけで強くなれる関係がまた更に朱莉を上へ連れてってくれる気がしました。

    0
    2025年06月09日
  • Blue(ブルー)

    Posted by ブクログ

    葉真中顕さん著「Blue」
    「絶叫」に続く奥貫綾乃シリーズの第2弾。
    前作「絶叫」が素晴らしかったので今作品も期待していた。その次の作品「鼓動」も既に購入済みで暫くはこのシリーズに没頭していきたい。

    平成の初日に生まれ平成最後の日に死んだブルー。彼の辛く短い人生が平成という時代の史実と共に描かれていく。

    今回のテーマは「愛」。ネグレクト、虐待、無戸籍、殺人教唆や殺人等を背景に作者特有の多視点から多角的に描かれている。
    正直、これ程まで「愛」に見放されてしまえば「生」の存在価値すら見いだせないのではないか?と思えてくる。彼がこの世に産声をあげた時点から全てが彼の人生にのしかかってくる宿命だったのかもと思えてくる。辛かった。

    今回凄いと思ったのが平行して描かれていく奥貫綾乃のパート。彼女もまた幼少期に両親に虐待された過去を持っていた。
    今回のブルーの一件と平行しながら彼女自身の物語の方も読み応えがあった。
    ブルーは結果として殺人という罪を重ねたが、彼女はそれを回避している。
    比較対象している様に描かれる両者の人生と節目の選択が奥深い結末をもたらしている。素晴らしかった。

    第3弾、「鼓動」。
    このまま読み進めていきたい。

    0
    2025年06月04日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

    Posted by ブクログ

    各短編とも充実した内容でした。個人的には鳴神氏と吉川英梨氏がフィットしました。他の作品も読んでみたいと思います!

    0
    2025年05月28日
  • W県警の悲劇

    Posted by ブクログ

    W県警という、架空の田舎県の県警の裏側(あくまでノンフィクション)を
    描き、女性検察官の女性による職場改革をも描いた連作短編小説。

    事件の隠蔽や、取り調べの問題点など、県警の事件解決への在り方を
    あまり硬くなりすぎないタッチで描かれていて、すごく読みやすい。
    著者のロスト・ケアほどではないが、衝撃的な展開もあり、
    社会派としての一面もあり、どこまでが事実にもあり得るのかと考えてしまう。

    ネット社会のパスワード問題やYoutuberが出てくるところなど、
    現代を反映させている点も本当にこんなことがあるのかと思ったり思わなかったり
    な作品になっていた。

    0
    2025年05月26日
  • もの語る一手

    Posted by ブクログ

     将棋に絡めた短編集。どれもこれもおもしろかった。ドキドキ、ハラハラ、おおっ、しみじみ、ほろり。いろんな感情を味わえました。1番のお気に入りは「なれなかった人」。棋士たろうとする凄みがすごかった。

    0
    2025年05月25日