葉真中顕のレビュー一覧

  • 凍てつく太陽

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    第七十二回日本推理作家協会賞。
    第二十一回大藪春彦賞。
    ダブル受賞作。

    Super8さんに葉真中顕さんならこの作品とお勧めしていただきました。
    8さんありがとうございます。
    とても面白かったです。


    昭和二十年、終戦間際の北海道・室蘭。逼迫した戦況を一変させるという陸軍の軍事機密をめぐり、軍需工場の関係者が次々と毒殺される。アイヌ出身の特高刑事日崎八尋は「拷問王」の異名を持つ先輩刑事の三影らとともに捜査に加わるが、事件の背後で暗躍する者たちに翻弄されていくー。真の「国賊」は誰なのか?かつてない「戦中」警察小説!

    ー以上文庫うらすじより引用



    太平洋戦争中の日本の北海道は室蘭であったア

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    2026年03月14日
  • 家族

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    はぁ~・・・・・
    読むのが辛かったー・・・・
    怖い、胸くそ、気持ち悪っ、・・・・・
    と、なりながら読み続けた。

    内容が内容なだけに、なかなか★5つはさすがに付けにくかったが・・・。
    ここまで嫌な思いをしながらも、何故か最後まで読ませられたし、結末を知りたくて読まずにいられなかった・・・・・ので。

    次も大きく期待したい。

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    2026年03月13日
  • Blue(ブルー)

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    抜群に面白い!ブルーを通して、様々な角度から平成の日本を見ることができた。ハマナカさんの小説は全て面白いが、その中でも1番面白い!ハマナカさん自体人に勧めたくなる作家さんだが、Blueは特にお勧めできる作品。

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    2026年03月04日
  • 灼熱(新潮文庫)

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    ブラジルへの移民についての話。移民に対する考え方が変わった。話自体もとても興味をそそられるもので、ページを捲る手が止まらなかった。

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    2026年03月04日
  • ロスト・ケア

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    こんなにも序章を読み返す本は初めてだった。
    登場人物に動きがある度に戻り考察した。
    介護企業・フォレストに務める佐久間、有料老人ホームへ入居した父をもつ検察官の大友、介護を職とする斬波、介護疲れに追い込まれた羽田、そして戦後史上最多の殺人を犯した〈彼〉。
    〈彼〉はもう逮捕され起訴され、法廷で判決を言い渡されるところから始まる。犯行の描写も第一章にて早々にある。今作のゴールはどこにあるのか、果たしてこの〈彼〉は誰か。
    しっかりミスリードされるので安心してください。
    これはミステリとしてかなり楽しめた。

    その一方で社会問題としても考えさせられる。
    少子高齢化問題は今や日本にとって深刻な問題のひと

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    2026年02月28日
  • 灼熱(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いやー、面白かった。

    今まで無知と言っていいほどだった、ブラジル日本移民の歴史を知ることもでき勉強になった。

    ブラジルに出稼ぎにいった移民たち。大金を手にし帰国することを夢みてブラジルに渡ったが、大金を稼ぐとはほど遠く、帰国船に乗ることもできず取り残されてしまった。

    そんな中、終戦を迎え、情報が乏しいなか、日本が勝利したと信じる勝ち組と、負けを認識している負け組との間で紛争が起こる。

    正義の反対は、正義なのかもしれない。
    そんな風に感じてしまった。

    勝利を信じるものは、愛国心はもちろんのこと、自分の中の核たる信念を真っ直ぐに貫いた故であり、その人にとってはそれが正義であったんだろうな

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    2026年02月25日
  • 絶叫

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    500ページを越える長編、「絶叫」という題名。
     この物語の底辺にある主人公の歩みは壮絶で悲壮。そこにはありとあらゆるこの世の社会的問題が詰め込まれている。貧困、ジェンダー、無縁社会、ブラック企業…。
     どうしても立場の弱い女性が、社会の枠の底辺を歩いていく様は読んでいて辛い部分も多かった。だけど、最後までページを捲る手は止まらない…。
     読み終わって、最後に読者が「絶叫」するというより、物語のそこかしこでいろいろな人が「絶叫」していた。時には大声で、時には息を飲み、時には心の中で… 。
     人間の本質は自由で、善悪優劣因果のすべては、その上に貼られたラベルにすぎないという。始まりがあるものには

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    2026年02月21日
  • ロスト・ケア

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    星★5!
    フォーカスしたい部分がありすぎて。。。

    ・ミステリー本として
    葉真中顕さんは一文一文が短くて読み易い。そして時々出てくる比喩や象徴的な表現が素晴らしい!今後の展開をそれとなく匂わせる使い方、ブラボー(*´꒳`*ノノ゙パチパチ
    今回もしっかりミスリード
    させられてました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ!

    ・主たる題材の介護について
    長らく介護現場の看護師をしております。在宅事業所における介護保険のグレーゾーンなんぞも中々にリアルを書かれていて見事です!どこまでどうやって調べて書くんだろうってくらい。
    そして“彼”の信念は痛い程よくわかる。もうね、わかりすぎるくらい。あたしが“彼”

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    2026年02月21日
  • ロスト・ケア

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    圧倒的な読みやすさの社会派ミステリ。
    介護をテーマにした10年以上前の作品だが、とても考えさせられる。

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    2026年02月14日
  • 凍てつく太陽

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    解説にある通り、まさに歴史小説であり警察小説でありミステリー小説であり・・と盛りだくさんの内容。脱獄までもあり、面白かった。アイヌのこと、日本で強制労働させられていた在日朝鮮人のことも含めて勉強にもなった。
    権力、戦争、保身、信念、と考えさせられることも多かった。

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    2026年02月13日
  • Jミステリー2025~FALL~

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    いろんな切り口のミステリーの集まりで、ボリューム薄めなので、サクッと読みやすい。
    誉田さんの『それはない』でスタートするのが良かった。こじれた話だけど、全体的に温かめのストーリー。
    葉真中さんの『21グラム』のオバケが見える設定、荻堂さんの『コンカフェ探偵ロゼ』のオクスリオッケーな設定、といった、事件内容は現実的だけど、基本設定が異常、が良かった。
    中山七里さんのミステリーを楽しみにしてたけど、私的にはミステリーというよりも、ヒューマンドラマを見ているような、このストーリーでは、脇役の善吉中心の温かいドラマにつながる“ゼロ”的な要素のストーリーな感じがして、とても良かった。この後佐知子さんと一

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    2026年02月11日
  • 絶叫

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    ネタバレ

    尾野真千子さんの主演で、WOWOW連続ドラマ化された作品の原作。

    社会派の作品だけあり、扱っているテーマは多岐にわたります。
    夫婦間の家庭内暴力、いじめ、発達障害、シングルマザー、キラキラネーム、ホスト、ネトウヨ、アニマルホーダー(多頭飼育崩壊)、保険金詐欺、戸籍の悪用、ブラック企業、セクハラ、パワハラ、窓際族の社員問題、闇金、リボ地獄、生活保護受給の水際作戦、枕営業、不妊、無縁社会、暴力団、前科者、ホームレス状態にある路上生活者、貧困ビジネス、毒親、離婚、児童虐待、蒸発、家族ごっこ、デリヘル狩り、地方と都会の格差、認知症、女性の就労、もっと他にもあると思うけどざっとあげるだけでこれだけの要

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    2026年02月10日
  • そして、海の泡になる

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    ハルは目の前の男性が思い描く女性を演じ続けた魔性の女。独占したくてハルの自由を奪ってしまいウミウシ様がやってくる、、、

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    2026年02月10日
  • ロスト・ケア

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    専門職であるはずの私が、家族の前で無力だった〜『ロスト・ケア』を読む〜

    介護保険制度が創設されてから、確かに改善されたことは多い。
    「介護の社会化」は進み、家族だけで抱え込まなくてよい仕組みが整った。
    少なくとも、そう教えられてきた。

    ただ、私は介護保険制度が始まった後に社会福祉士になった世代。
    制度ができる前と後の違いを、実感として知っているわけではない。
    養成課程で「昔より良くなった」と学び、どこかで「そういうものなのだろう」と受け止めてきたに過ぎない。

    では、今の日本は本当に安心して老後を迎えられる社会になっているのだろうか。
    家族の負担は、軽くなっているのだろうか。

    私と妻の祖

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    2026年01月29日
  • 絶叫

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。
    分厚い本だけど一気読み。後半グロイ

    以下ネタバレ









    陽子に対して「あなたは」と語る口調で物語は進む。
    陽子のことをこんなに知っている語り部は誰なのか???
    母親?と最初は思っていたが後半に分かる。

    陽子はすみれを殺して自分がすみれになる。
    だから語り部は旧陽子。
    そら、全部知ってるわな陽子の事。

    途中で出てくる陽子の実家がマンションに変わっていて
    その一階がカフェになってて
    その店員がミスバイオレット←なんとこいつが陽子であった!!
    最後の1ページでそれが分かった時、ぞわぞわ

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    2026年01月27日
  • 絶叫

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    抜群の読み易さ。主人公の陽子と追う刑事の二つの視点から追いかける。
    時代背景、社会情勢を反映した良作。
    作者の他の作品も読みたいと思える出来映え。

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    2026年01月23日
  • 鼓動

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    ネタバレ

    1/21
    鼓動。
    生きているって確かめたかったんだ。

    主人公と性別も年代も環境も状況も違うけど、
    自分と重ね合わせずにはいられなかった。

    孤独だよね。
    人は常に誰かに承認されたいんだよね。

    この世界の全部がそう言っているように感じでしまうことがあるから、
    こんなにも読み終わった後悲しくて心揺れる本に出会えてよかった。

    自分らしさ、男らしさ、女らしさ、そんなものがなくてもただ生きているだけでいいんだと思える。

    辛くてもどんなに孤独でも生きていようね。

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    2026年01月15日
  • 鼓動

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    秀郎の幼い頃から引きこもり、事件に至るまでが読んでいてとにかく段々苦しくなった。反面、刑事の事件解決の経過に次が気になりドキドキの展開だった。読後は題名の鼓動に納得でした。

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    2026年01月10日
  • Blue(ブルー)

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    懐かしき平成の時事を振り返りつつ進んでいく物語は懐古の情が沸き立って夢中になった。幼年期と青春時代を過ごした古き良き時代。

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    2026年01月09日
  • 絶叫

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    読み応えがあった。
    途中で白骨死体は実は母親ではと推理したが外れた。
    作者が女性の心理や体について、まるで女性の様に生々しく描いているのが不思議。
    他の作品も読んでみたい。

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    2026年01月07日