あらすじ
旧態依然としたW県警で女性初の警視に登りつめた松永菜穂子。彼女が抱える秘密とは…。ネタバレ厳禁!前代未聞の警察小説!
=================ドラマ化され話題を呼んだ前代未聞の警察小説、待望の文庫化!=================
【あらすじ】
W県警の熊倉警部が遺体となって発見された。彼に極秘任務を与えていた監察官の松永菜穂子は動揺を隠せない。県警初の女性警視昇任はあくまで通過点。より上を目指し、この腐った組織を改革する。その矢先の出来事だったのだ。「極秘」部分が明るみに出ては県警を揺るがす一大事だ。事故として処理し事件を隠蔽できないものか。そんな菜穂子の前に警部の娘が現われ、父の思い出を語り始めた……。えっ!? えっっ!? えっっっ!?
各話に仕掛けられた仰天の仕掛けに、卒倒すること間違いなし! 前代未聞の警察小説、登場!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
短編集にしてはどの話もおもしろくて満足度高め。
県警初の女性警視は、具体的に活躍が描かれているわけではないので、1話くらいあってもいい気がした。
ゾワっとする話や、イヤミスもあり、飽きずに楽しめる。
Posted by ブクログ
W県警という、架空の田舎県の県警の裏側(あくまでノンフィクション)を
描き、女性検察官の女性による職場改革をも描いた連作短編小説。
事件の隠蔽や、取り調べの問題点など、県警の事件解決への在り方を
あまり硬くなりすぎないタッチで描かれていて、すごく読みやすい。
著者のロスト・ケアほどではないが、衝撃的な展開もあり、
社会派としての一面もあり、どこまでが事実にもあり得るのかと考えてしまう。
ネット社会のパスワード問題やYoutuberが出てくるところなど、
現代を反映させている点も本当にこんなことがあるのかと思ったり思わなかったり
な作品になっていた。
Posted by ブクログ
どんでん返しが効きまくったミステリーであり、警察内部の組織もうまく絡んだとても読みやすく面白い一冊だった。事件はそれぞれなのだが、警察内部の関係性がまとまってくるのもお見事だった。
Posted by ブクログ
架空のW県警で働く女性警察官たちが主人公の連作短編集。タイトルからもっと小粒な作品と思っていた上、短編集なのでそこまでのクオリティを期待していなかったが、どの話もしっかりしたどんでん返しが用意されており、意外にも楽しめた。生真面目刑事の娘の思考は理解不能だったが、各話を通して旧態依然とした男社会の警察組織に蔓延る悪が少しずつ成敗されていく様子が痛快。とは言え、最終的にもやもやする話がほとんど。こんな県には住みたくないが、では実際のわが居住地の警察はどうだろうか。